禁じられた恋は知っている

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1:RARA◆SE:2017/08/09(水) 08:31 ID:YEU

はじめまして
RARAです
今回は、あるスレで書いていた
「禁じられた恋は知っている」
専用のスレとして作りました
なお、ここに“小説を”書くのは私だけですので、そこはご了承ください
皆様は感想などを書き込んでいただけると嬉しいです

アテンション
1、荒しNG。
2、ところどころ誤字があることがあります。
3、初めて書き込むときに敬語入りません。タメでOKです。
4、人物以外はオリジナルの作品です。

以上4つを守ってください
ちなみに返信もタメでいきます。
それではスタート!!

2:夢華:2017/08/09(水) 08:47 ID:C96

RARA、頑張ってね♪
更新、楽しみにしてるよ(*^^*)

3:RARA◆SE:2017/08/09(水) 09:03 ID:YEU

*〜人物紹介〜*

< アヤ >
秀架王国の第一王女
琴や舞などの稽古が嫌で逃げ出すことが多い
幼馴染みが6人いる
鈍感
16歳

< カズオミ >
秀架王国の将軍
目立ちたがり屋で戦ではいつも最前線を突っ走る
幼馴染みのアヤのことが好き
16歳

< カズノリ >
宮廷医師見習い
冷静沈着
カズオミが怪我をして帰ってくるたびにからかう
幼馴染みのアヤのことが好き
16歳

< カズヒコ >
秀架王国第一王女アヤの側近
優しく、アヤの話し相手にときどきなる
幼馴染みのアヤのことが好き
16歳

< タカカズ >
黒架王国の第一王子
女性に優しい
知り合いが多い
幼馴染みのアヤのことが好き
16歳

< タスク >
黒架王国第一王子タカカズの側近
ときどきお忍びで城下に遊びにいくタカカズについていく
幼馴染みのアヤのことが好き
16歳

< カケル >
秀架王国の将軍
城にいるときはアヤの専属護衛として動く
幼馴染みのアヤのことが好き
16歳




忍はでて来ませんが、出せそうなときは出します
結構変えてる
では次に王国の紹介を




< 秀架王国 >シュウカ
王族の住む城を中心として城下が広がり円状にでき高い壁に囲われた王国
回りには森が広がり南にある裏門をしばらくいけば海に出る
黒架王国と同盟を結んでいる

< 黒架王国 >コッカ
秀架王国の同盟国
回りを海で囲まれていてで他の国にいくときは船で陸まで行くしかない


主に秀架王国が舞台になっていて黒架王国は名前だけかな?

4:RARA◆SE:2017/08/09(水) 09:04 ID:YEU

夢華ありがとう!頑張るね!

5:凛花◆wA:2017/08/09(水) 10:11 ID:Bkk

私もこのスレ来ました!
感想とか書き込みたいと思ってます。
小説、頑張ってね!

6:RARA◆SE:2017/08/09(水) 11:13 ID:Wdc

凛花いらっしゃい!
頑張るよ!!

7:RARA◆SE:2017/08/09(水) 11:21 ID:Wdc

*〜プロローグ〜*

秀架王国
そこは鮮やかな森林に囲まれた豊かな国
その国はある一人の王が治めており、王には王妃と二人の王女がいました
そして上の、齡16の王女様には6人の幼馴染みがおりました
それぞれ成長した6人のうち二人は秀架の将軍に、一人は宮廷医師見習いに、一人は王女の側近に、残りの二人は秀架の同盟国黒架の王子と王子の側近になられました
これは一人の王女と幼馴染みたちの

     ーー恋の物語ーー

8:檸檬:2017/08/09(水) 11:58 ID:KIc

わぁぁあああああああ(発狂)
久しぶりのRARAの小説だー!!
「禁じられた恋は知っている」大っっっ好き!!
頑張って〜!!

9:RARA◆SE:2017/08/09(水) 12:32 ID:Wdc

>>8
頑張るよ!めっちゃ頑張るよ!
つうことでお昼食べにいってくる
帰ってきたらあと2、3話は投稿するね!

10:RARA◆SE:2017/08/09(水) 16:39 ID:.po

*〜1、王女アヤ〜* byアヤ

ガサガサガサ
ハアッハアッ
(あ、あそこに隠れよう!)
「姫様ー!どーこでーすかー?」
男の子が私を探している
「フフッ」
ガサッ
コケッ
「うわっ!!っ…いたたたた……。」
ザッ
転んだ私の上に影が落ちる
「姫様、見つけましたよ。」
ちょうど見つかってしまったようだ
「アハハハハ…見つかっちゃった〜。」

私はアヤ
この秀架王国の第一王女
今はいろいろあって庭に隠れていたんだけど…私の側近に見つかっちゃったんだ

「はあ。見つかっちゃった〜じゃないですよ!」

この男の子が私の側近のカズヒコ
優しくて、ときどき話し相手になってくれるの

「まったく貴女って人は……。」
カズヒコが呆れたようにため息をついた
「ごめん……ねえ、もう普通にしていいんじゃない?回りに誰もいないんだし。みんなはもう完璧に分けてるよ。」

私には6人幼馴染みがいて、みんなっていうのはその人たちのこと
カズヒコも幼馴染みの一人

「わかりました。…アヤ、早く戻ろう。」
カズヒコは私に手を差し出した
「うん……。」
私はカズヒコの手を取り、手を引かれながら隠れていたところから出た
すると
「おっ、アヤ、また逃げ出したのか。」
知ってる顔が回廊から私たちに声をかけた
「そうなんだよ。探しに来る僕も大変。」
「むーだからごめんって……。」
「へーこりないなww」
「カズオミには関係無いでしょ!」

この人は秀架の将軍のカズオミ
彼も私の幼馴染みなんだ
目立つのが大好きで戦の時なんかは一人で突っ走っていくんだって
だけどそのぶん人より多く怪我するんだよね……
はあ

「お前もこりないよな。」
「うわっカズノリか!ビックリした…てかお前もってなんだよ!」
「だって怪我して帰ってくるたび俺に手当てされて痛い思いしてもう来るもんか!て言うのに毎回のように来るんだから。」

この眼鏡をかけている人は宮廷医師見習いのカズノリ
この人も私の幼馴染みだよ
カズオミとの喧嘩が多いんだけど仲いいんだよね

「あれ、カケルは?カズオミ一緒じゃないの?」
「あいつなんかどうでもいいんだよ!」
「何で?」
「あいつは俺のこi…ライバルだからな。」

カケルはカズオミと同じく秀架の将軍で城にいるときは私の専属護衛なんだ
もちろん彼も幼馴染みだよ

「あ、そういえば。今日タカカズたちがくるんだよね。」
「「「え!?」」」



_.・*・._.・*・._.・*・._.・*・._
いや…結構かえたな…

もう一話いくよ!

11:RARA◆SE:2017/08/09(水) 16:53 ID:.po

*〜2、黒架からの訪問者について〜*            byカズヒコ

「「「え!?」」」
僕が言ったらみんな驚いた顔をした
「どっ、どうしたの?」
「本当にあいつが来るのか?」
カズオミが聞いてきた
「うん。予定ではね。あと一時間くらいでつくんじゃないかな。でもアヤとカズノリはしょうがないとしてカズオミは知らなかったの?」
「おう。あ、でも朝の会議でそんなこといってたような……?多分俺そんときねてた。」
「はあカズオミらしいというかなんというか。」
そう呟きあらためてみんなを見るとカズオミとカズノリは嬉しいような嬉しくないような複雑な表情をしていた
アヤはというと思いっきり嬉しそうにしていた

そうだよね。三年ぶりだもん

でもそんなアヤの顔を見ていると胸がいたくなる

やっぱり僕、アヤに……


















恋してるんだな




_.・*・._.・*・._.・*・._.・*・._
いやー久しぶりに書いたから懐かしいしおかしくねって言うところもいっぱいあった
はやくエピローグかきてー
↑気が早いww

12:檸檬:2017/08/10(木) 10:51 ID:KIc

>>9
頑張れー‼|応援隊|*'v`)ノ*'v`)ノ*'v`)ノ ガンバレェ!
そして1話も2話も安定の神作...!
続きかもーん‼カモ━━━━щ(゚Д゚щ)━━━━ン

13:RARA◆SE:2017/08/11(金) 16:30 ID:5po

*〜3、思いはずっと〜* byカズオミ

「じゃあ早く準備しなくっちゃ!」
そういってアヤは駆け出そうとする
「待った!アヤ、その前にお稽古。」
「え…あ、そーだったぁ。(-д-)=зはぁ…。」
悔しがるアヤ
「プゥッッ」
それが面白くて吹き出してしまった
「むー何笑ってんのよカズオミ!」
「あはっwwいやっwふふっwwそっその顔がw面白くてwwフフフッ。」
「むぅぅぅ」
「wさあ、行きますよ姫様。」
「はーい。」
そしてアヤはカズヒコにつれられて去っていった
「じゃ、俺もいくわ。寝るんじゃねーぞ。」
「分かってる!!」
カズノリもそういって行ってしまった

しかしアヤ、タカカズが戻ってくるって分かったときすげー嬉しそうにしてたな

そう思うと胸がチクッとした

あー俺、やっぱりアヤのこと



















好きなんだ




_.・*・._.・*・._.・*・._.・*・._
檸檬、お待たせだぜ(-ω-)Ь☆

じゃんじゃんいくぜ!

宣伝してくれると嬉しいな
(бωб)ψψ*

14:RARA◆SE:2017/08/11(金) 16:37 ID:5po

*〜4、自問自答 思いの意味〜*
            byカズノリ

「はぁ……。」

アヤたちと別れてから何度目のため息だろうか

どうしてタカカズたちに会えると喜んだアヤの顔を見たときこんなにも切ないような気持ちになったのだろう

どうしてアヤと会うと、一緒にいると心臓の音が速く大きくなるのだろう

どうして…アヤを独り占めしたいと思うのだろう

その思いは今始まったばかりではなくて

そう思うのはやっぱり俺が



















アヤのことが好き…だからなのだろうか




本当は別れてなかったけど分けたよ!

15:RARA◆SE:2017/08/11(金) 16:37 ID:5po

↑ごめんくぎるのわすれた

本当は〜は私の言葉ね!

16:RARA◆SE:2017/08/11(金) 16:41 ID:5po

↑↑別れも違う…
書き直したい…

17:檸檬:2017/08/14(月) 11:57 ID:KIc

>>13
じゃんじゃん来ちゃって!!w
すねたアーヤ可愛い...(*´∀`)

>>14
カズノリさんマジ最高(真顔)

18:RARA◆SE:2017/08/14(月) 13:31 ID:lpU

*〜黒架王国第一王子〜* byアヤ

約50分の稽古が終わったあと部屋に戻って窓の外を眺める
「フフフン♪」
「アヤ、嬉しそうだね。」
カズヒコが私に近づいてくる
振りかえってうなずく
「うん!だってタカカズとタスクとは三年ぶりだもん!嬉しいに決まってる。」

タカカズは黒架王国の第一王子でタスクはタカカズの側近
二人とも私の幼馴染みだよ

「……そう…だね。僕も楽しみだ。」
私が答えるとカズヒコは一瞬悲しそうな顔をした
だけどすぐにいつもの優しい表情に戻った
「あっそろそろつく頃じゃない?着替えないの?」
「えっもうそんな時間!?着替える着替える!」


それから約10分後


私は城の入り口にたっていた
右にはカズヒコがいる
いつもは左にカケルがいるんだけどカズヒコが聞いてきたことによると用事があってこれないらしい
と門の方から大きな馬車が見えてきた
そして城へと続く階段のしたに横向きで止まった
「黒架王国第一王子タカカズ様ご到着!」
ガタッ
黒が貴重とされた馬車の扉が開き、従者らしき人が先に降りてきた
(あの人は…タスクかな。また背が伸びたみたい。)
そのあと黒い豪華な服を着た背の高い人が出てきた
その人はタスク?と私の前まで来ると右手を胸にあて頭を下げた
「お久しぶりです。アヤ王女。お出迎えありがとうございます。」
「え…と、タカカズ?とタスク?だよ…ね。」
緊張して思わずいつもみたいに話してしまった
クスッ
「はい。そうです。」
タカカズが顔をあげて笑った
ツンツン
カズヒコがつついてきた
「挨拶。」
「あっ。えとこちらこそお久しぶりです。タカカズ王子。ようこそいらっしゃいました。王に変わって出迎えをさせていただきました。ご案内します。」
ニコッ
「ありがとうございます。…良くできたね。」
「うっ///」

19:RARA◆SE:2017/08/14(月) 14:02 ID:lpU

↑番号書くの忘れた
5ね



*〜6、綺麗になった?〜* byタスク

「でねでね〜」
「へーそうなんだ。」
王への挨拶が終わったあとアヤと俺の主人…タカカズが二人で回廊を笑いながら歩いていた
俺はカズヒコと途中であったカズオミと一緒に結構離れた後ろを歩いていた
「姫…いや、アヤ楽しそうだな。」
「そうだな。くそっ。」
カズオミが悔しそうにしている
「そういえばさ…アヤ、綺麗になったよね。」
ボカッ
「ッ…たあ…急に何すんだよ!」
「お前…アヤに直接言うんじゃねえぞ!言ったら…」
そこまで言うとカズオミは腰の剣に触れた
「天使の翼(ツバサ)にしてやる。」

なんかかわいいこといったな
てっきり○すとか言われるかとww

少しのってみた
「へえ。じゃあ頼むよ。俺の天使はアヤだからアヤの翼になれるんだろ?」
案の定カズオミは怒った
「てめえ!」
「カズオミのまけだねw。」
カズヒコがまた俺に殴りかかろうとするカズオミを止めながら言った

やっぱりこいつらといると楽しいな

            byタカカズ

後ろから大声が聞こえ振りかえる
「なんか後ろが騒がしいな。」
「でも…楽しそうだよ」
「そうだね。そういえばさ、アヤきれいになったね。」
「えっ!//あっありがとう。」

照れてる
かわいいなぁ

「あっそうだ。」
「何?」
アヤが聞いてくる
「今夜さ、みんなで俺の部屋で色々はなそうよ。」
「いい考え!カズヒコ!ちょっと来て!」
アヤがまた後ろを向き手を振って呼んだ
すぐにカズヒコは気づきカズオミとタスクをおいて駆けてきた
「何?」
アヤは呼んだ理由を話した
「……ていうことなんだけどみんなに伝えておいてくれる?」
「わかった。」
そういうとカズヒコはカズオミとタスクに伝えてから三人で去っていく
すると
入れ違いで兵士の一人が走ってきた
「アヤ様!」
「どうしたの?」
「実はですね…」

20:RARA◆SE:2017/09/10(日) 16:59 ID:SO6

*〜7、報せ〜* byタカカズ

「実は、陛下がお話があるそうで、広間に来てほしいと。」
「父上が?…分かったわ。ごめんタカカズ。」
アヤが俺にあやまった
「いや、大丈夫だよ。行ってきな。」
「うん。」
アヤが歩き出そうとする
「あ、それとカケル将軍がお戻りになられました。」
「!カケルが!?」
アヤも俺もビックリした
「アヤ、俺もついていっていい?」
「!ええ。そうと決まれば早くいきましょう!!」
そういうとアヤは足早に広間に向かっていった
俺もその後ろをついていく
後ろ姿からもわかる
アヤが喜んでいることを

そんなに嬉しいんだな

ズキッ
胸が痛んだ

「……フフッ」

ああ、俺は本当に……



















どうしょうもなく君のことが好きなんだ

21:RARA◆SE:2017/09/10(日) 17:14 ID:SO6

*〜8、溺れる〜* byタスク

コンコンコン
「カズノリー!いるかぁ?」
俺たちは今医務室の前にいる
カズノリにつたえるためだ
ガチャ
「なんだ。あ、タスク。」
出てきたカズノリは前よりも背が伸びていた
「よ。久しぶり。」
「おう。もうついてたのか。気づかなかった。で、どうした?カズオミが木から落ちた?馬車に引かれた?」
「なわけあるか!!」
カズオミが怒る
「あのね…」
カズヒコが伝える

本当おもしれぇ
……アヤはこんなやつらとずっと一緒に(城に)いるんだよな
奪われねえようにしないとな
だって俺は



















君に溺れてるんだから



~.・*・.・*・.・*・.・*・.・*・.・~
ちょっと入れてみました

22:檸檬:2017/09/28(木) 23:28 ID:YwU

最近コメできてなくてごめんね!!
RARAの小説、文才あっていいな〜
更新待ってるよ、頑張って!

23:RARA◆SE:2017/10/09(月) 13:33 ID:ALA

>>22
返事遅くなってごめん!
今ネット禁止されてて……
今日は部活もないのでこっそりきた

私の目標は「見てる人を泣かせられる小説を書く」
これは泣くやつじゃないな

24:RARA◆SE:2017/10/09(月) 13:54 ID:ALA

〜9、帰還〜        byアヤ

ハアハアハア
広間の前につくと私は呼吸を落ち着かせた
後ろにはタカカズがいる
「ふぅーー」
コンコン
「父上、アヤにございます。お呼びと聞き参りました。タカカズ様も一緒です。」
「入れ。」
扉の奥から聞こえた
「失礼致します。」
ガチャ
扉を開けて入れば奥の玉座には王の父上が
そしてその前には……
「やあ、アヤ様。」
「……カケル?なんでここに?」
「ちょっと報告を。タカカズ…様もお久しぶりです。」
「あ、ああ。」
さすがのタカカズも戸惑っている様子
「カケル将軍、ご苦労だった。下がりなさい。」
「は。」
カケルは立ち上がると私とタカカズの横を通りすぎ広間から出ていく
「それとアヤ。」
「は、はい!」
「せっかく来てくれたのにすまないが私は少し疲れた。話は今度でもよいか?」
「はい。大丈夫です。それでは失礼します。」
私とタカカズも広間をでる
「アヤ。」
呼び止められた
見ればそこにいたのはさっき出ていったはずのカケルだった

25:檸檬:2017/10/10(火) 19:11 ID:peI

>>23
大丈夫だよ〜
お疲れ様!RARAのペースでいいからね!!(*´∀`)

あー、私もそういう小説書けるようになりたい…

>>24
話し方とか、意識してあるのがいいところだよね〜
次はカケルsideも入ってくるのかな?
続き楽しみにしてるよー!

26:RARA◆SE:2017/10/23(月) 11:25 ID:2hQ

>>25

うお…………まだ禁止中………

でも今日は休み!!

更新更新……

27:RARA◆SE:2017/10/23(月) 12:56 ID:2hQ

〜10、明日は〜 byカケル

「あれっカケル、どうしたの?」
立ち止まったアヤが首をかしげて聞いた
「あ…いや……その……。」
その不意の動作の破壊力は凄まじく目をそらしてしまう
ちらっとアヤの顔を見ると後ろにいたタカカズが目に入った
タカカズは微笑んでいたが目が笑っていない
「後でお前と……じゃなくてお前たちと話がしたいんだけど。タカカズとタスクもいることだし。」
「!じゃあカケルも今日の夜タカカズの部屋に来たら?いいでしょ?タカカズ。」
「え…あ、うん。」
「いいなそれ!じゃ、夜な!」
「うん!後で!」
俺はアヤたちに背をむける……が
「あっそう言えばアヤ、明後日“成人の儀”だろ?」
「え……あーーー!そうだった!!」
「……たく…受ける本人が忘れてどうすんだよ。」
俺はため息をつく
「俺が来たのもこの為なんだよ?」
タカカズが笑う
「あーていうことは早く準備しないと…じゃあ私もいくね!」
タッタッタッタッ
アヤは小走りで行ってしまう
「俺もいくわじゃあなタカカズ。」
「……………」

無言か…フフッ
焼きもちかわいーね




















ま、俺もなんだけど。


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