探偵チームKZ事件ノート【短編集】

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1:文月:2017/10/21(土) 21:49 ID:7Uk

初めまして、文月と言います。
過去に(と言ってもだいぶ前)ここでKZを書いてたのを思い出し、またここでも執筆しようと考え 戻って参りました。
思いついたのをちょこちょこ書くので、暇な時ご覧ください(*^^*)



*原則 リレー小説等はここではしないです。
*新刊の感想挟ませていただきます。
*感想、アドバイス お待ちしております。
*誤字脱字は目を瞑っていただけると幸いです。

2:文月:2017/10/21(土) 21:53 ID:7Uk

少し気候が穏やかになってきた三月。でも、まだ少しだけ肌寒くって、時より吹き付ける風は温かかったり、冷たかったり。そんな季節の中、私は黒木君と一緒に 遊園地へ来ていた。





きっかけは些細なことで、黒木君が 知人から二枚の遊園地の無料券を貰ったようで私を誘ったみたい。さすがに男同士の遊園地というのは絵柄的にも辛いものがあるらしい。
私は せっかくのお誘いだったし、遊園地なんて滅多に行かないから この機会を逃すなんて 勿体無い!ということで 了承したのだった。





……
「アーヤ、何乗りたい? 」


「んー……あ! あれ乗ってみたい! 」





そう言って私が指したのは、ここの遊園地の名物のジェットコースター。きゃー!! という乗っている人たちの、叫び声が聞こえる。ここのジェットコースターは、すごく怖いので有名。時速130km 前後で、最高傾斜角度は……よく覚えてないけど、垂直に近かった気がする。


私がニコニコしながら それを見ていると、クスッと笑う声が聞こえた。



「アーヤって、ジェットコースター好きなんだね」


「うん!! 大好き」





私が満面の笑みを浮かべると、黒木君はふっと頬を和らげて「意外な一面だね」と言った。




「さ、お姫様。
参りましょうか」


妖艶な笑みを見せて、スッと手を差し出した。
一方の私は、お姫様。というフレーズに赤面し、差し出された手に困惑した。



……やっぱり、いつになっても黒木君には 敵わないや
そう思った瞬間だった。

3:文月:2017/10/21(土) 21:54 ID:7Uk

ジェットコースターの待ち時間は、30分程度。
並んでいる間 私はずっと胸を高鳴らせていた。



昔から、ここのジェットコースターに乗ってみたかったのだけれど 乗る機会があんまりなかったから。



上機嫌で順番待ちをしていると、ふっと視線を感じた。
隣にいる黒木くんの方を見るが、彼は別の方向を向いている。




黒木くんじゃないとすれば、誰なんだろ……
きょろきょろと辺りを見回すが、視線の主らしき人は見つからない。




「次のお客様、どうぞ〜」



従業員の声が聞こえた。
私は、ハッと我にかえりジェットコースターへと乗り込んだ。



……
「それでは、いってらっしゃーい! 」



ニコニコと手を振る従業員に少し戸惑いながらも、手を振り返し 前を向いた。


ばくばくと 心臓がうるさい。
口元が、上がっていくのが自分でもわかった。



ガタガタ……と効果音をあげながら上へ上がる。




綺麗な街並みが一望できる頂点で、ピタっと 一回止まる。
隣にいる黒木くんに視線を向けると、やはり 余裕の笑みを浮かべていた。




「黒木くん、手 あげようよ!! 」




そう言って、私は 黒木くんの手を持って、高くあげた。
そして、私たちは真っ逆様。ぐるぐると回る視界に チラリ、と黒木くんの姿が見える。




『きゃー!! 』




後ろからも、前からも 悲鳴が聞こえる。
もちろん、私も 絶叫した。

4:文月:2017/10/21(土) 21:56 ID:7Uk

****




「楽しかった〜!! 」





ジェットコースターを乗り終えて 同調を求めるように、黒木くんに視線を送る。
彼は、そうだね。と笑顔で 言ったものの、厳しい表情を浮かべていた。




……



「どうしたの? 」



黒木くんらしくない態度に困惑した。




艶やかな瞳の中に、警戒心の色が伺える。
甘い言葉を囁くその唇は、固く結ばれていた。




眉間にしわを寄せて、美しい顔を歪ませていたのだ。




「……いや、何でもない」



低い声で、そう言い放った言葉が 少しだけ怖くって 足が竦む。




「……そっか。
あの、えっと……じゃあ、飲み物買ってくるね!! 」




私はその場を逃げたすように 走り出した。
なぜかわからないけど、あの空間に居づらかったのだ。




「アーヤっ!? 」





後ろから黒木君の慌てた声が聞こえた。
でも 私はその声を聞かないふりをして走る。




……
自動販売機の前で、黒木くんのことを考えていた。




なぜ、彼は あんなにも険しい表情を浮かべていたのだろう。
私のせい、だったりして……




……黒木くんに 癪に触るようなことを覚えがないんだけど、な。
ジーンと沁み込んでいく様な陰鬱を抱えながら私は、ブラックコーヒーと レモンティーを買った。




その時
「そこのお嬢さん、少し お話 いいかしら? 」




という、少し媚びたような、鼻にくるような 女の人の声がした。

5:文月:2017/10/21(土) 21:57 ID:7Uk

振り返って見れば、艶やかな髪を靡かせて 紅い口元を妖しくあげている私より二、三年上の女の人がいた。目は付け睫毛によって大きく見せられ、ファンデーションを塗った肌は少しだけ荒れている。





「えっと、人を待たせてるので……」




私がそう言えば、彼女は鼻で私を嘲笑うかのように笑った。




「貴のことでしょ? 大丈夫よ、私彼とは知り合いだから」




そこまで言うと彼女は 途端に顔を険しくさせ
「良いわよね? 」と 有無を言わせぬ口調で言った。




私は はい としか言えなかった。




……
自販機のそばにあったテーブルに2人で腰掛ける。
彼女は自分で買ったであろう飲み物のストローをいじりながら、口を開いた。





「あのね、ここのチケット 貴にあげたの私なのよ。
……彼が誰と行くのか気になってね」





でも……と彼女は言葉を続ける。




「こんな貧相な子だとは思わなかったわ。

貴も愚かね、貴女みたいな子と付き合うだなんて。
女性を見る目が落ちたのかしら」





私を指差して 嘲笑う彼女。
そんな彼女に私は腹わたが煮えくりかえるほどの怒りを感じた。





「何言ってるんですか。
確かに私は黒木君には似合わない人間だし、私のことをどう思うかは 貴女にお任せします。



でも、黒木君を悪く言わないで! 」





私がそう言い切ると、彼女は怒りを露わにする。




「は? 貴女こそ何言ってるの。
貴のこと何も知らないくせに。


ねえ、言ってみなさいよ。
貴の住所は? 家族は? 悩み事は何? 」




私挟ませて言葉に詰まった。だって黒木君のこと 何も知らないんだもの。
彼が何を抱えて、何を思って生きているのか、全くと言っていいほどに。そして そんな自分がひどく不甲斐なく思えた。




「ほら、言えないじゃない。
そんな貴女に貴のことを言える資格なんて「何言ってるの、ミカ」




聞こえたのは深い響のバリトン声。
私はこの声の主をよく知っている。




「黒木君……」




黒木君は私のそばまで来ると、ポンと私の頭に手を置いた。
びっくりして黒木君を見上げると 冷めた目で彼女を睨んでいるのがうかがえる。



ぞくり、と背筋が凍った。

6:文月:2017/10/21(土) 21:59 ID:7Uk

「ミカ、さっき アーヤに何を言った? アーヤに俺のことを言う資格がって言ってたけど、まさか"ない"なんて言葉 続けるつもりじゃないだろうね」





彼から発せられる声は、聞いたことのないくらい冷ややかで 私を震え上がらせた。





「……そ、そうよっ! 彼女に貴のことを言える資格なんてないって言って何が悪いの!
だって、この子何も知らないだもの、貴のことを!! 」




「だったら、何だって言うの。
彼女は俺の仲間で大切な人なんだよ、あんたと比べ物にならないくらいにね。


そんな彼女を傷つけて あんたを俺が許すと思うか? 」





彼女は目を見開き、下唇を強く噛んだ。
そして目に多くの涙を浮かべ、ガタッと音を立てて この場を去って行った。







……
「……大丈夫、アーヤ? 」



「う、ん……ちょっとびっくりしちゃっただけ」




私はそう答えると同時に 頬に生暖かいものが伝った。




「ごめんね……アーヤ」





悲しそうな顔をする黒木君。



違う違う!! 黒木君のせいじゃない!!
そう言いたいのに 涙が邪魔をする。





「ミカは アーヤが俺のことを知らないって言ってたけど、アーヤは俺のことをよく知っているよ。
だって、今まで仲間として一緒に歩んできたんだから。


だから、泣かないで アーヤ。
君は笑顔が一番似合うんだから」





そう言って、黒木君は私の涙をそっと拭き取った。




「……っ、ありがとう、ありがとう、黒木君」





私はぎゅっと黒木君の服にしがみついた________





*追記*
雑な終わり方に 不満足ですが、
何となく書きたいものがかけたのでまあ自分の中では良しとしています 笑。




前半を昔書いて 無理やり繋げたお話なので、矛盾していたり文体違いますがご了承ください。
(過去にどこかのサイトであげたお話なので知ってる方もいらっしゃるかもです)




次回は何書こうかな……悩み中ですf^_^;

7:文月:2017/10/21(土) 22:29 ID:7Uk

時間があるので 軽く自己紹介をしておきます。

名前 : 文月(ふみづき)
誕生日の : 7月(名前で予想がつくと思いますが)
学年 : 中学一年生
ここで活動していた時期 : 小学3・4年生くらいだったはず
趣味 : アニメ鑑賞
好きな本 : 藤本ひとみ先生の本(KZ・マリナシリーズ等) 宮部みゆきさんの本
KZで一番好きな本 : 本家は『黄金の雨は知っている』KZ'Dは『桜坂は罪を抱える』
推しキャラ : 上杉くん(いつの日かを読んで 黒木くんがグイグイきてます 笑)

《最後に一言》
私にとってKZはバイブルです。
皆様がKZのキャラをどう思うかは個人次第ですので、私は何も言いません。
しかしながら、キャラヘイトを感じるものには怒りを覚えます。
その小説に対してコメントをする際、口調が荒ぶる可能性がございます。
ご了承ください。


昔ここを利用していた時と ルールもいろいろ変わってきてると思いますので、至らない点が多々ありますが、その都度注意していください。
このような私ですが 仲良くしていただけると嬉しいです(*^^*)

8:文月:2017/10/22(日) 19:15 ID:7Uk

ブルルル、ブルルル……



家中に、電話の音が響く。
私は、毛布にくるまりながら、その電話の音を静かに聞いていた。







……



ママと奈子が、九州のおばあちゃんの家に行っているから、私は一人でお留守番。
家で、テレビを見ながら、一人なりに楽しい時間を過ごしていた。



ブルルル、ブルルル



そんな時、一本の電話が入った。
若干、疎ましく思いながらも 受話器を握る。



「はい」


『……』


「もしもし?どなたですか? 」


『……』



何度呼びかけても、返答がない。
不思議に思いながら、間違えたのかな。と思い、受話器を元へ戻した。



しかし、その数十分後、また電話が鳴った。



「はい」


『……』



また、返答がない。
聞こえるのは ノイズの音ばかりで、気味が悪い……


私は、震えながら 受話器を戻した。
間違え電話が2回も続くなんて、普通 有り得ないよね……


私は、気分を晴らそうと 本を読もうとしたが
電話のことが気になって、それどころではなかった。



そして 数十分後、また 電話が鳴った。



……
静かな部屋の中に 電話の音だけが聞こえる。
3回も続くと、なんだか気味が悪くって 出たくない。


ジッと電話を見て、音が 鳴り止むのを待つ。
数十秒後、ようやく電話が、切れた……




……

9:文月:2017/10/22(日) 19:45 ID:7Uk

それから、何回も同じことがおきた。
最初は30分に一度くらいの頻度だったけれど、今はでは10分に一度。


電話が鳴るたびに、ビクッと体が動いて 心臓に悪い。
冬だというのに、全身に冷や汗が流れる。



……怖いっ!!



悪戯電話が 20回を超え、もう 恐怖としか言いようがなかった。
もう……なんで、今日に限って ママたちがいないのよ……


電話の音が再び鳴り出し、泣き出しそうになった、その時



ガチャ……と玄関の開く音がした。



な、何!?
誰かくる……!!!


恐怖が絶頂になり
ぎゅっと目を瞑り、耳を手で覆った。



「……お前、何してんだよ。
電話鳴ってっぞ」



聞き慣れた声がした。
恐る恐る 目を開くと、そこには 少し不機嫌そうなお兄ちゃんが立っていたのだ。



「早く出ろよ」


「……イヤだ。お兄ちゃんが出て」



……
はぁ。という溜息が聞こえ、電話が鳴り止む。


お兄ちゃん、出てくれたんだね。
恐怖が少し和らぎつつあったその時



「お前、なんなんだよ!
これ以上、電話かけたら、お前の人生 もうないと思え! 」



鼓膜が破けそうになるくらい、大きな声が聞こえた。
受話器を投げつけるような 音が聞こえて、ドタドタと足音が近づき、私の前にお兄ちゃんは腰を下ろす。


怒りを露わにするその姿が怖かったけど、好奇心の方が勝った。



「どうしたの? 」


「……別に。
悪戯電話だったから、苛立っただけだ」



やっぱり、さっきからの電話は 悪戯電話だったんだ……
出なくて正解だったかも……



「てか、お前さ、ああいうの放っておいたら 後々大変になるんだぞ。
俺が来なかったらどうしてたんだ」


「……ごめんなさい」


「はぁ……お前、探偵ごっこしてるわりに、犯罪の知識全くないよな……」


「……」



今までで一番盛大なため息をつき、私の髪の毛を掻き乱した。



「お前は、人を頼ることを知れ」



……どういうこと?
それを聞く前に、お兄ちゃんは ささっと自分の部屋へ戻った。




今のって、お兄ちゃんなりの気遣いだったのかな……



そう考えると、心が軽くなった。
口調や態度は相変わらず横暴だけど、やっぱりお兄ちゃんは優しいんだ。






……






ありがとう。






(終わり)




*追記*
今回は、いつか他サイトの方であげた作品公開。
下手だなぁって思いながら、再読しました 笑。

個人的には アーヤのお兄さんの裕樹さんの(漢字あってるっけ?)好きなので、いい兄を表現したつもり。
私の兄は自慢ではないのですがすごく優しいので 裕樹さんの冷たい態度には違和感を覚えてしまいます……
素直になってほしいなと願うばかりです。


読んでくださった方々 ありがとうございました。

10:文月:2017/10/22(日) 20:10 ID:7Uk

そういえば、新刊情報が青い鳥のホームページで出てましたね。
『コンビニ仮面は知っている』
あらすじを見たのですが 現代の学校問題を取り上げた感じで面白そうですよね‼
前回の誕生日ブルーでは、初期メンの活躍が大きくて 嬉しかったですが、今回はどうなんでしょうね。
ちなみにですが、私はこれ以上メンバーは増えて欲しくないのが正直な感想です。
忍のメンバー入りも少し違和感を覚えてしまったので……
もちろん忍のキャラは好きです。天然で天才で、あの艶やかな紫色の髪の毛。少しばかり シャルルを思い起こさせますよね。
まあ、とりあえず あまりメンバーは増えないで欲しいです(T ^ T)

それにしても 最近のKZは雰囲気がだいぶ変わりましたよね。(消えた美少女らへんからでしょうか……)
担当の編集者が変わったからだと風の噂でお聞きしましたが本当でしょうか?
どちらにせよ、KZ愛は一生変わりません‼
新刊早くでないかな……(DEEPとコンビニ仮面楽しみすぎます)

11:菜奈◆zc:2017/10/22(日) 21:50 ID:30U

小説、ここに書いてあるもの全て読みました。
小説に書き方を似せているのでしょうか?
とても読みやすいです。
アーヤの性格がよく捉えられていると思います!
ただ、過ぎたことですが、一応書いておきます。
>>2で『きゃー!!という乗っている人たちの、叫び声が聞こえる。』
という表現のしかたをされていますが、そこは
『今いる位置からでも、乗っている人たちのとてつもない叫び声が聞こえる。』
という風に書いた方がより絶叫マシーンを想像しやすくなると思います!
今更なアドバイス(?)ですが、今後の二次小説制作で生かしてもらえたら嬉しいです。
生意気なアドバイス、失礼しました。

12:文月:2017/10/22(日) 22:35 ID:7Uk

>>11菜奈様
コメントありがとうございます。
(えっと、小説に書き方を似せている とはどういうことでしょうか? すみません、読解力が乏しくて)
キャラに関しては特にこだわっているので、そう言っていただけると嬉しいです。
そして、的確なアドバイスありがとうございます。
そこの表現は 自分でも納得いかないものがあり、結局声喩を用いて誤魔化していまししたが やはり変でしたよね。
菜奈様の表現の方が、的確ですし 綺麗です。脱帽いたします。
今後は、声喩だけに頼らず 表現を模索していきます。
生意気だなんて とんでもございません。
こちらこそ、私の小説を読んでいただけて嬉しいです。
ありがとうございました。
P.S 失礼を承知でお伺いしますが、美琴様でございますか?

13:菜奈◆zc:2017/10/23(月) 01:43 ID:i0M

>>12
あ、私が個人的に主人公の心情の書き方が本と似てるなぁと思っただけなので。
気にしないでいいですよ!
あと、青い鳥文庫もいいですが、他の本も読むと
多くの表現の仕方を知ることができますよ。

あ、そうですそうです
美琴です。
別のスレで使っているハンネで書き込んじゃいまして…(笑)
紛らわしくてごめんなさい!
それにしても、よく分かりましたね!

14:美琴◆zc:2017/10/23(月) 01:44 ID:i0M

あっ…
名前変え忘れてしまいました…
すみません!

15:リリー:2017/10/23(月) 11:38 ID:6aY

リリーですが、入ってもよろしいでしょうか?
文月さんお返事をよろしくお願いします。

16:文月:2017/10/23(月) 17:47 ID:7Uk

>>13 美琴ちゃん
ああ、そういうこと!
んー、アーヤ視点の場合は一人称で書く癖があるから、原作と雰囲気が似てるのかも。
もちろん、他の小説も読むよ。
表現が綺麗だなって思うのはやっぱり近代文学だよね。修辞法とかすごい綺麗。
『こゝろ』傑作中の傑作だよ‼
……けど もともと理数脳だから、表現力とかあんまりないんだよね。
修辞法も頑張って使ってるけど、上手く操れないのよね(T ^ T)
よかった……間違えてたらどうしようって不安だったんだよね 笑。
なんとなく見たことあるIDだったから、確かめてみたの。

>>15 リリー様
もちろん、構いませんよ。むしろ大歓迎でございます。
えっと、お判り頂けているとは思いますが>>1で述べたように、原則 リレー小説等はここでは致しませんので ご理解いただきたく存じます。質問等がございましたら、遠慮なくお尋ねください。

17:リリー:2017/10/23(月) 20:00 ID:6aY

文月さんへ
私に、様なんて付けないでください。
私、まだまだ未熟ですから。
それと、私がこのスレに入って良いのかという件では、入れてくれてありがとうございました。これから、このスレにいらっしゃる方々にはご迷惑をおかけすることがあるので、その時には、しっかりと言ってもらいたいです。その方のご意見によっては、嫌なことをした私が抜けることも出来ますので。

18:リリー (((o(^∇^)o)):2017/10/23(月) 20:14 ID:6aY

私、タメおkなのでよろぴく🤗ここは、個人小説は書いてもいいのかな?いきなりタメでゴメンね。

19:文月 長文失礼します。:2017/10/23(月) 22:35 ID:7Uk

>>17 リリーちゃん
では、リリーちゃんと呼ばせて頂きますね。
私も呼びタメで構いませんよ。
敬語で名前だけちゃん付けはおかしいから、こちらもタメでいかせて頂きますね。
個人小説は自由だよ。一応題名に書いてある通り短編集を目指しているから、長編にならなければ大丈夫(*^^*)
あ、あと できれば完結までは書いて欲しいです……^^;

20:美琴◆zc 長文ゴメソ:2017/10/24(火) 00:34 ID:i0M

>>16

21:美琴◆zc 上ごめん!続けて書くね:2017/10/24(火) 00:40 ID:i0M

そうなんだ!
一人称、いいと思うよ!
分かる〜凄い分かる〜!語彙力無いから分かるしか言えない〜(笑)
理数脳なの!?羨ましい…
IDまで見るんだ…私見ないw

あ、書き忘れてたけど、入ってもいい?
小説は…短編だから書けないけど、読んだりとか…、感想言ったり(?)とか
思い付いたら小説も書くけどね

22:文月:2017/10/24(火) 20:46 ID:7Uk

※基本三人称。作成時間5分の適当作品。
ギャグ(?) なので 情景描写ほとんどなし。
表現は超適当なので そこは目を瞑ってください。


…*…*…*…*…
ある晴れた日の午後。
KZメンバーは、事件解決後 和臣の書斎に集合していた。



各々の会話を弾ませ、笑い声が部屋に響いている。
そんな中、和臣は何かを思い出したように ピタリと会話をやめて、顔を怖ばせた。




「おい、どうした? 」




和典が声をかけるが、返事をしない。
暫く室内に沈黙が続いて、パッと和臣が顔を上げ 彩の瞳を捉える。






「アーヤ、今何時?」



「は?」





皆 豆鉄砲を食らった表情となる。
そして深い溜息が漏れる。そんなことを言うために、わざわざ こんなに溜めを作ったのか。と言わんばかりに。





彩は自分の腕時計を見「4時だけど」と言う。
そこで彩は はたと ここにも立派な掛け時計が置いてあるのに気がつく。





「どうしたの、いきなりそんなこと聞いて。
時間が知りたいなら、掛け時計があるじゃない」






不思議そうに尋ねる彩。






「ちげぇよ、そう意味じゃなくて!! 」






少し忌々しそうに 彩を睨み、自分の髪の毛をくしゃくしゃと掻き乱した。
その様子を見ていた彩以外のKZメンバーが、ああ。と納得したように声をあげた。




そして、何かを思いついたように翼が 悪戯な瞳を輝かせて 口を開く。





「アーヤ、若武はね 時刻を聞きたいんじゃないんだよ」



「どういうこと?」





首をかしげる彩に、翼は妖美な笑みを浮かべながら 彼女の耳に自分の口元を近づけた。






『“お前にマジ”って言って欲しかったってこと』







翼の吐息が耳にかかり、甘い低ボイスが脳内に。
彩の顔はみるみるうちに赤くなり、口をパクパクさせた。






「なっ‼ 翼 何言って……」





彩は真っ赤だった。しかし それは頬がとか、耳がとか、そんな生易しいものではない。Tシャツの襟から覗く細い首から上が、裾から覗くスラっとした腕が、全部真っ赤。まさにサーモグラフィ要らず。





「おい、てめぇ アーヤに近づきすぎだ‼ 」

「美門、ふざけてんのか⁉ 」

「ちょっと、アーヤ 真っ赤だよ‼ 」

「アーヤ、大丈夫? 」




その様子を見た男子どもが黙っているはずがない。
次々と翼に対する怒号、もしくは 彩を心配する声が聞こえる。






「えー、でもさ、若武は この返答をして欲しかったんでしょ?
元凶は若武だよ。俺はただ教えただけ 」




語尾にハートでもつけそうな口調でそう言うと、“ね、アーヤ” と同調を求めるように、いや からかうようにまた彩に顔を近づけた。そして、彩の身体はさらに熱を帯びる。






『 あぁ‼ もう、お前近すぎだ‼ 』







和臣の叫び声が再度響いた_________




FIN*

23:文月:2017/10/24(火) 21:07 ID:7Uk

*おまけ*会話文のみ。
「てか、若武。お前なんで 立花にあんなこと聞いたんだ? 」


「ああ……あれクラスで流行ってんだよ。だからアーヤに試そうと思って。
お前らだって知ってるだろ? 」


「まあ、知ってるけど」


彩以外が そう呟く。


「え⁉ みんな知ってるの⁉ 」



「……アーヤらしいね」


「まあ、あれだけ立花最強伝説作っときゃ当たり前だろ。
立花に期待したらダメだ、若武」


「そうだね、月が綺麗ですね。って言っても うんそうだね。としか言わなさそう…… 」


「ちょ、小塚君! それくらいは知ってるから! 」


「いや、でも実際言われたら絶対そう答えるでしょ」



うん、うん。と一同が頷いた。



「……もう! 私 そんな鈍くないってば‼ 」






FIN*



*追加*
最近、“今何時?”の返答で“お前にマジ”があるのを知って
アーヤにこれを聞いたらどうなるのだろう。と思ったのをきかっけに五分で書き上げた作品。


物語的にも表現とかも 納得いかないのが多々ありますが……
読んで下さった方ありがとうございました!




*備考*
今何分?→お前に興奮
今何秒?→お前に会いたい病
今何してる?→お前を愛してる
今何中?→お前に夢中
今日何日?→俺とお前の記念日
今何世紀?→お前と会えた奇跡
今何年?→お前のことめっちゃ好きやねん


多分合ってるはずですが、間違ってたらすみません^^;

24:文月:2017/10/24(火) 21:13 ID:7Uk

>>21 美琴ちゃん▽
バリバリの理数脳です 笑。国語よりも数学だし。
古文でも 読解より文法で論理的なのが得意なんだよね!

うん!もちろん入ってください!
むしろ入って欲しかったです(*^^*)

25:熊猫(元蓮圭&◆mU:2017/10/24(火) 21:46 ID:zfo

面白い!!

入っていい?書くかどうかわかんないけど。
月が綺麗ですね。は、知ってる!!
返事はね、貴方のためなら死んでもいいわ

話噛み合ってないよね!?
この人たち大丈夫かな。って思われそう。って思ってた。

今何時。面白かったよ!!

26:文月:2017/10/25(水) 21:30 ID:7Uk

>>25 パンダちゃん▽
もちろん 大歓迎です!
夏目漱石の告白に二葉亭四迷で返す人が実際にいたら、とても文学的センスがある人だね 笑。
そう言ってもらえると嬉しい! ありがとう(*^^*)

27:熊猫:2017/10/26(木) 17:34 ID:zfo

>>26
ありがとデース😊😊

(*゚∀゚)*。_。)*゚∀゚)*。_。)ウンウン。
もしいたらすごいね!!
だって、面白いんだもん!!

あのねのね16の方のスレあるでしょ?(理解してくれるかな?)
そこに、

『文ッキー』って呼びたいって書いたんだけど、
読んでもいい?

28:文月:2017/10/26(木) 19:05 ID:7Uk

>>27
ああ! ごめん!
そこちゃんと見てなかったわ……
もちろん オッケーです(*^^*)

29:リリー:2017/10/26(木) 19:17 ID:6aY

皆さんは、誰のケータイできてますか?

30:熊猫&◆DM:2017/10/26(木) 20:23 ID:zfo

>>28

ありがとう!!文ッキー!!!゚+(人・∀・*)+。♪

>>29
うちは、自分のタブレットで来てるよー😊😊

31:菜奈◆zc:2017/10/27(金) 00:55 ID:i0M

>>22-23
うっひゃああああああ(//ノノ)
私若武とアーヤの絡みめっちゃ好きなの!うわあああ(語彙力)
全身真っ赤になっちゃうアーヤちゃん可愛いよおおおおお!!
アーヤに告げたい…『いや、アーヤは鈍いよ』って…←
てか『今何時?』、いいね!
個人的には、『今何中?』が好きかな〜♪

あとさ、今度『今何時?』系の言い回しを使った若彩の二次小説書いてもいい?

>>24
なんか…意外(笑)
だってこんなに上手く小説書けてるからさ!

入って欲しかっただなんて…ありがとう!
じゃあ、入らせてもらうね!
てか、美琴ちゃんじゃなくて美琴表記で良いよ〜
そっちの方が慣れてるから(笑)

>>22
私は3DSかPCから来てるよ〜

…余計なことだと思うけど、書くね。
分かってると思うけどここ、小説スレだよ?
だからさ、少しでもいいから小説へのコメントも書いた方がいいと思う。
少なくとも、『レス蹴りします』って付けた方がいいよ。
あと、前レスへのコメント無しにいきなり誰の携帯から来てるかって…、
(言い方悪いけど)KY?って思われるよ。

…言い方キツくてごめん!
でも、今後は気を付けてね。

32:文月 長文失礼します。:2017/10/27(金) 20:39 ID:7Uk

>>22 リリーちゃん
私は自分のスマホ あるいは タブレットかな‼
基本はタブレットなんだけどね。

>>31 美琴ちゃん
ふふ、喜んでもらえて嬉しいです(*^^*)
KZメンバーの言葉、行動でアーヤが真っ赤になるの可愛いよね!
うーん、私は 「今何分?」が好きだな。
もちろん、使っていいよ!
美琴ちゃんの小説楽しみにしてるね(#^.^#)

そうかな?笑
基本は 拙い文章ばっかり書いてるよ(T ^ T)
うーん、そう?
私は気にしたことなかったけど、美琴ちゃんがそう言うなら 記号でいかせてもらうね。

美琴ちゃんの言うこと 正しいと思うよ。
でも、最後のKYっていうか一言はあまり書かないほうがいいかも……
この考えはどちらかというと 主観的になっちゃうし、自覚してるとは思うけど あまりいい言葉ではないから^^;
もちろん、美琴ちゃんの意見を否定するつもりはないけれど、こういう場で意見を言う場合って変な誤解が生じることがあるから、それが怖いなって思っただけです。
美琴ちゃんが意見を言ってくれることは、本当に有難いです。ありがとう(*^^*)

リリーちゃん、今回のことは 私はあまり気にしなかったのだけれど、気になる方もいるから気をつけてみてね。
もちろん責めてるわけじゃないからね! 質問とかバンバンしてくれて構わないから!
今後もよろしくね(*^^*)

33:文月:2017/10/27(金) 22:41 ID:7Uk

>>31 美琴c
(さっき書き忘れてたから補足)
私なんかが色々言っちゃって 気分を害してしまったらごめんね。
さっき書いたのは、あくまで個人的な意見だからあまり気にしないでください^^;

34:リリー:2017/10/28(土) 16:05 ID:Tes

皆さん大変申し訳ございませんでした。


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