探偵チームKZ事件ノート[美少女の恋は知っている]

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1:みゆ◆x.:2017/11/05(日) 10:08 ID:w5Y

長編小説です。
私、みゆのオリジナル小説で、他の方の小説はお断りします。

ですが、コメントやアドバイスはお待ちしているので、ぜひお願いします!

完全事件系に恋愛有りです。

では、どうぞ。

2:みゆ◆x.:2017/11/05(日) 10:24 ID:w5Y

私、立花彩。
今日も秀明の授業後、カフェテリアへ向かった。
最近は事件がないので、おしゃべりなんかしてるんだけど。
事件が起きないのはいいことなんだけど、集まれなくて…微妙。

「アーヤ、こっち。」

黒木君が手を挙げて、隣の椅子を引いてくれた。
さりげない優しさがカッコいい。
私は黒木君の隣の椅子に座った。
だけど、ひとり知らない女の子が座っていて、上杉君がいなかった。

「黒木君、あの子誰?」

「自称、上杉の彼女。」

「彼女っ!?」

その声に、上杉君の彼女さんがゆっくり会釈した。
可愛らしい瞳。
ちょっと丸っとした体形。
上杉君の彼女さん、かあ。

「和典君はまだですか?」

「君が来ているとこれないってメール来てるけど。」

すると、上杉君の彼女さんはちょっとムスッとした顔をする。
スマホを出して、カチカチと打っていた。

「和典君に、早く来てくださいって連絡しました。きっと来ます。」

連絡先知ってるんだ!
黒木君、“自称”って言ってたけど、上杉君は簡単に連絡先教えないし…。

「和典君遅〜い。」

上杉君が来た頃には、もうすっかり満面の笑顔。
さっきまでの顔はどこへやら。
上杉君の彼女さんは、上杉君の隣に立ち、腕を絡めて言った。

「KZメンバーと元KZメンバーとおっとりな男の子不思議な君と生意気そうな女の子。初めまして。」

生意気そうな女の子って、私だよね。
女の子って私しかいないし。
上杉君の彼女さんは続ける。

「私の名前は虹橋真奈。和典君の彼女です。」

上杉君は無理矢理腕を引き離し、腕を組んだ。
いつもの冷たい目で真奈を見る。
上杉君は空いた椅子に腰かけた。

「コイツとは付き合ってない。赤の他人だ。」

「ちょっと〜。和典君ひど〜い。彼女でしょ、私。」

上杉君はため息をつき、スマホをいじり始めた。
真奈、結構めんどくさい子かも。
上杉君と絡んで、断られても絡むなんて…。
大変な子だあ。

3:みゆ◆x.:2017/11/05(日) 10:35 ID:w5Y

上杉君はすぐ帰り、察した翼が真奈を取り押さえた。
真奈は抵抗したけど、すぐ静かになった。

「どうしてですか?私のこと嫌いなんでしょうか。」

真奈は上杉君が座っていた椅子に座って、涙を流した。
大変な子とは思ってたけど、ちょっと可哀想だな。

「きっと、あなたのこと嫌いじゃないと思う。」

私は、自分でもビックリした。
どうしてこんなこと言ってるの。
真奈は顔を上げ、私に飛び付いた。

「どうしてそう思うんですか?」

「あなたが、上杉君のこと好きだから。届いてると思う。気持ち。」

真奈は跳び跳ねて喜び、カフェテリアを後にした。
すると、忍がつぶやいた。

「アイツ、俺嫌い。上杉が嫌うのも分かる。」

「ちょっと、忍。」

だけど、忍は言い止まない。
結構嫌いなタイプなんだ。
翼もちょっとつぶやく。

「どうして上杉のこと好きになったんだろ。どうせ嫌われるのに。」

「調査してみる?」

若武が言い、KZ始動決定。
どうでも良さそうな調査。
だけど、上杉君と真奈のため。
私は、拳を固めて決めた。

4:熊猫◆5I:2017/11/05(日) 13:52 ID:O22

面白いよ!
頑張れ!みゆ!

5:みゆ◆x.:2017/11/05(日) 17:59 ID:w5Y

ありがとうパンダ。
良かったら完結までミテネ!

6:熊猫◆5I:2017/11/05(日) 19:31 ID:O22

うん!絶対見る!

7:みゆ◆x.:2017/11/05(日) 19:45 ID:w5Y

ありがとう!

8:みゆ◆x.:2017/11/05(日) 19:57 ID:w5Y

私はその夜、事件ノートの新しいページにシャーペンを滑らせた。
果たして、解決出来るのかな。
解決って言うより、気持ちの問題だから、何にもならないこともあると思うんだけど…。

「お姉ちゃん、まだ寝ないの?電気が眩しくて寝られないの。」

奈子がノコノコのベッドから出てくる。時計を見ると、そろそろ11時。
ママに怒られるっ!
奈子に感謝しつつ、電気を消してベッドに潜り込んだ。
事件名は…まだ決められないや。
私は、ゆっくりまぶたを閉じた。

*     *     *

翌日。
朝から小塚君から電話がかかってきたので、受話器にとびかかった。

「代わりました。」

「アーヤ?あの、朝からごめんね。」

「うんん。それより、どうしたの?」

小塚君はちょっと声をひそめる。
何事だろう。

「上杉が、今日退学するらしいんだ。若武から電話がかかってきた。」

退学っ?
何で、どうして!?
私の心を読み取ったかのように、小塚君は声をひそめたまま説明する。

「真奈がうっとうしいからだって。家出するとか言い出してるらしいよ。」

「絶対、ダメ。家出はないよ。」

とりあえず止めないと。
そういう話題は、もう持ち上がっているらしく、若武と黒木君が、上杉君の家に行ってるみたい。

「アーヤも、何か分かったら電話してね。調査も大事だけど。」

電話を切って、そのまま玄関へ向かった。
朝ごはんなんて食べてる場合じゃない。私も行かなきゃ。
上杉君の家へ。
実は私、知ってるの。

*     *     *

「あなたが立花彩でしょ?」

「そうですけど。」

KZの試合の帰り。
観戦後のKZファンが行き交う中、いろんな女の子が押し掛けてきた。
内容は、上杉君にタオルを渡したいとのこと。
名前を刺繍してあるのね。
上杉君はもらってくれないから。

「あなた仲良しだし、いいよね?これ地図。上杉君の家はここだから。」

*     *     *

ひょんなことで家を知った。
って…。
そんな大事、大丈夫かなあ。
心配しながらも、こっそり家を出た。

9:みゆ◆x.:2017/11/05(日) 20:10 ID:w5Y

自転車に乗って、上杉君の家を目指していると、道の角にいきなり女の子が飛び出してきた。

「あっ、ごっ、ごめんなさい!」

女の子は立ち上がり、私を見上げた。
この子、真奈だ。
真奈も私に気付いて、ちょっと笑う。

「ハロー。どうしたんですか?こんな朝早く制服着て。って、浜田だったんだね。」

真奈は私の制服を見回す。
私にそんなこと言ってるけど、真奈も制服着てるじゃん。
真奈の着てる制服は、一般的な市立の制服で、ちょっとダボッとしていた。

「あなたはどうしてこんなに早いの?」

真奈に尋ねると、真奈はちょっと笑いながら言った。

「私の本当の彼氏に会うの。」

「本当の彼氏?」

真奈なうなずいた。
上杉君って彼氏じゃないの?
あ、上杉君に会いに行くのか。
すると、真奈は上杉君の家の逆の方へ足を傾けた。

「言っとくけど、和典君は彼氏じゃないからね。私彼女だけど。」

真奈はそう言い残して、その場を走り去っていった。
…こうしちゃいられない。
上杉君の家に行かないと。

「あれ?アーヤ。駅はこっち方面じゃないよ。」

「黒木君!上杉君は?」

「ああ。もういなかったよ。」

家出しちゃったってこと!?
サッと血の気が引いた。
真奈は、もう関係なくていいのに。
本当の彼氏さんがいるんだから。

「黒木君、今時間ある?」

黒木君はうなずいたので、近くのコンビニで飲み物を買い、公園のベンチに腰かけた。

「どうしたの?」

「私、上杉君の家へ向かう途中、真奈に会ったの。本当の彼氏に会いに行くって言ってた。上杉君の彼氏ではあるとも言ってたけど。」

黒木君は興味深そうに聞く。
私は、さっきあったことを全て話すと、謎の微笑みを浮かべた。

「ありがとう。アーヤ。」

黒木君は立ち上がり、公園を出ていった。
取り残された私は、駅へ向かう。
とりあえず、また近くのコンビニでおにぎりを買って食べた。
真奈って、不思議な子。
そう思いながら。

10:熊猫◆5I:2017/11/05(日) 21:58 ID:O22

上手!
生まれながらの小説家だ!

ファイト!

11:みゆ◆x.:2017/11/07(火) 18:55 ID:w5Y

そんなこと言われたことなくてめちゃめちゃ嬉しい!
ありがとう!

12:みゆ◆x.:2017/11/07(火) 19:50 ID:w5Y

学校に着くと、門の人だかりの先に翼がいた。
相変わらず女の子に囲まれてる。
本当なら見過ごしたいところだけど、翼が用がある時って私な気がする。
なのに、いくら翼と目があっても、微笑みを向けられるだけ。
私じゃないのかな。

「あっ、里実。」

翼は、里実って子が来ると、近くに寄っていって歩き出した。
人だかりはあっさり散らばる。
待って、里実って誰っ!

「アーヤはヤキモチ焼いてるのかな?里実とやらに。」

後ろから忍が来ていて、忍がボソッとつぶやいた。
確かにそうなのかも。
里実に取られた感じがするもの。
この気持ちは、ここだけじゃなかったんだ。

*    *    *

「ってことだから。今日はカフェテリア行かなくていいよ。」

ちょっとつまらないな〜。
ただでさえ、いい気持ちじゃないのに。翼、帰りまで里実と一緒なの。
何とも言えない。
私より里実の方が比べ物にならないくらい可愛いんだもの。

「僕も行けないし。」

「どうしたの?」

「父が帰ってきてね。女の子を連れて来たんだよ。会えって言ってて。」

小塚君に合わせる女の子!?
ちょっと、翼に続いてこっちまで!?
電話を切っても、どれだけの時間湯船に浸かっていても…。
このモヤモヤは消えなかった。

13:みゆ◆x.:2017/11/07(火) 20:00 ID:w5Y

昨日、女の子と会ってから、小塚君から電話があった。
報告だったんだ。

「すごく可愛い子だったんだ。真菜ちゃんとは違って、キラキラした子。僕には合わないようだけど。」

か、可愛い子だったんだ。
ちょっと残念。
キラキラした子だったら、確実に私より可愛いね。
別に、私が可愛いと思ってるわけじゃないんだけど。

「名前は、樹羅李って名前。漢字で書くと難しいんだ。画数多いから。」

樹羅李って名前、私には絶対合わなさそうなんだけど。
小塚君は、楽しそうに樹羅李の話をして、終わった頃には30分経っていた。

「樹羅李ちゃんの話長くてごめんね。あ、もちろん、アーヤの方が僕には合ってるよ。じゃあね。」

うーん、何か言わせた感じ。
小塚君との電話を切ると、大きなため息をついた。
最近はいろんなことがありすぎる。


これに続き、若武はサッカーKZの試合でもらったタオルから来た女の子。
上杉君はいないけど、真菜。
小塚君は樹羅李。
翼は里実。
忍は知らないけど、みんながガールフレンドをそろえている。
KZが乱れてるよお!

14:桜花爛漫:2017/11/19(日) 19:15 ID:eRk

みゆ、ガンバ!

15:熊猫◆5I マジゴメン:2017/11/19(日) 19:32 ID:O22

黒木君アーヤを手に入れるのかな?
ヒューヒュー❤

16:熊猫◆5I:2017/11/19(日) 19:32 ID:O22

あ、メモきにしないでねー!

17:黒木彩 本名どす。:2017/11/22(水) 16:44 ID:kIU

御初に御目に懸かります。黒木彩と申します。
時々、黒木君とアーヤが好きだけでしょ、と言われますが、信じて下さい。本名です。
これから、どうぞ、宜しくお願い申し上げます。

18:桜花爛漫&◆m.:2017/11/23(木) 20:06 ID:USQ


ねーねー!
みゆ🔷(スレ主)が居ないよー
小説楽しみなのに〜


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