Our story。*・私達の物語・*。

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1:檸檬:2017/11/19(日) 23:28 ID:nMs

私が小説を書いていくスレです。

他の方でも書き込みOKですよ〜

基本フレンドリー&かまちょなんで
話しかけてください…!
((じゃないと死んじゃう(°∀。)

45:琥珀:2019/01/03(木) 18:11 ID:ueg

【金の鹿は知っている】
*夢が映す記憶*
今でこそこんな殺人者の私だけど、昔は友達だっていた。たった一人、私を理解してくれる子が。
『あのね、きょうもママにおこられちゃったの。』
『えぇ?なんで?』
『テストのてんすうがわるくて…』
『そっかぁ…なんてん?』
『92てん…』
『わるくないじゃん!アーヤすごいよ!麗亜奈そんけーする!』
『すごくないよ…!!「どうしてこんな簡単な漢字が書けないの!」っていわれちゃったもん…。』
その友達もお母さんと仲が良くないみたいで、私達はすぐに打ち解けた。正確な本名は覚えてないけど、私はアーヤって呼んでた。
『あっ!アーヤ、てつぼうしよ!』
『でも、わたしうんどうにがて…』
『げんきだしてほしいの!ほら!』
そう言って私は逆上がりをしてみせた。楽しいよ、とアピールするように。
『アーヤもやって!』
『んん…できるかなぁ…?』
アーヤは鉄棒に掴まって地面から足を離した。が、ずっとそのまま止まっている。
『アーヤ?うしろにまわるんだよ?』
『ご、ごめん…こわくって…』
“もー、しょうがないな”って、

それだけだった。誰でもできるものだと思ってた。

『えっ!?麗亜奈ちゃ…』
いつまでも動かないアーヤを、私は押した。そうすればアーヤにもできると思った。本当にそれだけだった。
『アーヤ!?』
重力に逆らえるはずもなく、アーヤは頭から落ちて気絶した。当時の私にはそれがとてつもなく恐かった。
『ねぇ、アーヤ?おきて?どうしたの?いたいの?ねぇ…ねぇってば!!』
急に喋らなくなったアーヤに向かって、私は叫び続けていた。

46:琥珀:2019/01/03(木) 18:28 ID:ueg

【金の鹿は知っている】
*夢の続き*
気付けば私は家にいた。アーヤは何処にも見当たらなくて。記憶が追い付かない私の耳にインターフォンの音が聞こえた。
『はい、西倉です…』
『こんにちは、麗亜奈ちゃん?』
玄関の外には、知らない女性がいた。
『母に用でしょうか?今は不在ですが。』
『あらそう。色々と請求するつもりだったのだけれど、まぁいいわ。』
『…?それでは、失礼し…』
ます、そう言って扉を閉めるはずだった。しかし、その女性か私の腕を掴んでそれを阻止した。
『待ちなさい。それならあなたへの話だけでもしていくわ。』
『……私に話、ですか?』
『えぇ。私は彩の母よ。今日、彩が貴女に鉄棒から突き落とされたんですってね。それは本当かしら?』
そう言われた瞬間、私の中に危険信号が走った。上手く答えないとまずい、失敗してはいけない…と。
“わざとじゃなかった”
“おちるなんておもわなかった”
言いたいことはたくさんあった。しかし、私の口は動くだけで言葉は一切出てこない。
『…黙ってるのは、肯定しているということでいいの?』
私は首を振ることすらできず、泣きそうになりながらアーヤのお母さんを見つめていた。
『……今後一切、彩とは遊ばせないわ。話しかけるのもやめて頂戴ね。』
何を言われているのか分からず立ち尽くす私に数枚の紙を押し付けて、彩のお母さんは暗い路上へと消えた。

47:琥珀:2019/01/03(木) 18:31 ID:ueg

>>44
続きが気になります…!
でも、阿部ミレイって誰でしょうか…?

48:アーヤ:2019/01/06(日) 07:49 ID:b6A

初めまして。最初から読ませていただきましたが、皆さん本当にすごいですね!私も小説を書くのが好きで、小さい頃からよく書いて遊んでいたのですが、筋の通った話が書けたためしがありません...。それにしても檸檬さんのも琥珀さんのもすごく好きなタイプっていうか、ジャンルっていうか...。続きが気になります!琥珀さんのお話の、小さい頃はアーヤと友達だったという設定が、この後でどう関係してくるのかすごく楽しみです!!
気が向いたらっていうか、お話のが思い付き次第、ここに書かせていただくと思いますので、宜しくお願いします。中2女子です!
これからも応援しています!!頑張ってください!!

49:琥珀:2019/01/08(火) 18:06 ID:ueg

>>48
感想ありがとうございます!!
檸檬と琥珀は同一人物ですよ〜(笑)

50:アーヤ:2019/01/11(金) 21:58 ID:b6A

そうなんですか?!
じゃあ、二人に向けた文を一人の人にコメントしていたって事ですねww
宜しくお願いします!!

51:琥珀:2019/01/12(土) 14:49 ID:ueg

>>50
そうですねw
すみません、アーヤさんの小説はぜひ読みたいんですが、このスレに投稿するのはご遠慮願いたいです…。
もし、他のスレで書かれるのなら拝見させていただきます!!

52:琥珀:2019/01/12(土) 15:42 ID:ueg

【金の鹿は知っている】
*幼子の決意*
もはや涙も出なくなった頃。
『そうだ…かみ…』
アーヤのお母さんに渡された紙の正体を確かめようと、歪んだ視界を袖で拭い文字に視線を走らせる。…が、
『……?』
大人へ見せる“優秀な子供”の私はあくまで演技。作り物なのだ。当時小学校に入りたてだった私に読めるような漢字は全くなく、無力な自分に嫌気が指した。
『なんてかいてあるの…?』
再度泣きそうになる。その時、
『麗亜奈、いるの?』
母が帰ってきた。その声が耳に届くと同時に、持っていた紙を物凄い速さで折り畳みポケットへ。いい子の仮面をつけ、ようやく口を開く。
『おかえりなさい、お母さん。』
何故だか、見られてはいけない気がした。だから咄嗟に隠した。けど、

今思えばこれが全ての始まりだったのかもしれない___…

53:琥珀:2019/01/12(土) 16:11 ID:ueg

【金の鹿は知っている】
*殺人者の喧嘩*
そこで目が覚めた。
「何、今の夢…」
思わず独り言を漏らした。
「どんな夢見たら、そんなにうなされんだよ。」
どうやら大山さんも長尾さんとの食事から帰ってきていたようで、笑いながら話しかけてきた。
「私、うなされてました?」
「そりゃもう、死ぬのかと。」
「……」
まぁ、いい夢ではないね。確実に。
それより引っ掛かることがある。夢の中のアーヤの顔。妙に既視感っていうか。昔の友達だから懐かしいだけかな。いや、もっと最近見たような気もする。
「もしかして母親の夢?人って死ぬと自分が恨んでる人間に悪夢を見せるらしいじゃん?」
思い出そうと躍起になっていた私に、ふと大山さんのそんな言葉が聞こえてきた。彼は何て言った?恨んでる人間?母は私を恨んでるって言いたいの?
「……どういう、意味ですか。」
「あちゃー… 俺としたことが口がすべったねぇ。今のは忘れて…って。」
そこで私の敵意に気付いたみたいだ。
口がすべったなんて嘘。絶対わざとだ。彼の嘘を見抜く位造作もない。
「無理っぽい感じ?いやー、怖いよ麗亜奈?今にも殺しにきそう。」
「貴方が死にたいなら喜んで。」
「はいはい、俺より背が高くなってからな。じゃないと俺が有利すぎてつまんねぇだろ?」
「仮にも殺人事件の犯人です。子供でも人を殺せます。」
「とりあえずお前それ仕舞え。俺の銃の方が速いことぐらい分かるだろ。」
渋々、枕の下から取り出していたナイフを元の位置に戻す。
「まったく、俺の方が立場上なんだけどー?話してやるから落ち着けよ。」
そう前置きし、大山さんは口を開いた。

54:琥珀:2019/01/12(土) 16:59 ID:ueg

【金の鹿は知っている】
*記憶を辿って*
解散して家に着いた。
いつも通り手を洗って自分の部屋へ。
机に事件ノートを広げてシャーペンを持ち…そこで手が止まった。
事件名、決まってないんだった…。
若武の言葉を借りるなら、「謎に包まれた闇の少女事件」?
というか、これは事件なの?
はぁ…と溜め息をついた。大体、もう一度会うってどうやんのよ…。
「彩、帰ってるんでしょ!ちょっと来なさい!!」
ママの怒号で沈んだ気持ちが一瞬で消え、不安に包まれた。
何か怒らせることしたっけ…。
最近成績が伸びないから?KZの活動で外出してばかりだから?
思い当たることを考えながら階段を降りてリビングに入る。
「そこに座って、貴女に大事な話があるから。」
怒られるわけじゃないのかぁ。
少しほっとした私にママは言った。
「西倉麗亜奈ちゃんのことよ。」

55:琥珀:2019/02/02(土) 23:48 ID:puA

【金の鹿は知っている】
*会話の内容*first
「時系列に沿って話す。俺とお前の母親…菫が出会ったのは10年前、お前が2才のときだ。俺には女が必要だった。」
「私、真面目な話が聞きたいんですけど。」
「ちょっと待てって!腹パン構えんのやめろ!!言葉が足りなかった!臓器をとるための女が必要だった!!」
「臓器…?」
「世話になってるじいさんの娘がなんか…なんだっけか…とにかく大変な病気になったんだよ!」
「あぁ…移植。」
「分かったならいい…。話を戻すが、俺は初め菫の臓器が目当てで近付いた。けどな、ここで予想外のことが起きたんだよ。何だと思う?」
「知りませんよ、だからわざわざ貴方の話を聞いてるんでしょう?」
「お前本っっ当に可愛くねぇな!子供らしくクイズ楽しめよ!!」
「煩いです。で、答えは?」
「はぁ…惚れちまったんだよ。」
「誰が?」
「え?」
「誰が?」
「俺がだよ、決まってんだろ。」
「誰に?」
「菫に。」
「何言ってるんですか?大丈夫ですか?頭沸いたんですか?」
「お前年上を敬うって知ってる?……ま、分かんねぇならいいよ。とにかく、色々あって惚れた。で、その色々っていうのはな」
「いらないです。続きをどうぞ。」
「辛辣すぎだろ口縫うぞ?離れたくないと思った俺は、菫をこの仕事に誘った。」
「裁縫無理ですよね?それで断られた、と。その後どうしたんですか?」
「……え?何言ってんのお前。」
「裁縫無理ですよね、って。」
「いやそっちじゃなくて。」
「はい?」

「断られてなんかねぇよ。
“菫も殺人者だっただろーが。”」__…

56:琥珀:2019/02/03(日) 10:40 ID:puA

【金の鹿は知っている】
*会話の内容*second
「は…?」
「あれ?お前聞いてねーの?……疑われる前に言っとくけど、これマジだからな。ふざけてねぇからな。」
「でも…お母さんの仕事はスーパーのパートだって…」
「パートの給料だけで不自由無く暮らせると思うか?」
「……それはそうです。でも」
「あー、終わんねぇからやめよ。お前は黙って聞いてろ。それから3年後、急に菫が俺のアプローチに応えるようになってきた。」
「…何故?」
「お前が5才のときだろ。思い当たることあんじゃねぇの?」
「…お父さんが…死んだから?」
「せーかい。でも死因は教えてくれなかったんだよ。だから、菫に拷問して聞き出し」
「すみません、何て?」
「…?」
「菫に…何ですか?」
「拷問して聞き出した。」
「…愛してたんじゃないんですか?」
「愛してるからこそだろ?」
「これ以上聞いても分かる気がしないので、もういいです。それで?」
「そしたらようやく口割った。娘が殺してくれたんだ、って。だが俺は、仕事で海外に行くことになっていた。日本に帰ってきたのが3年後だな。すぐにお前に会いに行った。」
「気持ち悪いですね。」
「一発殴ろうか?つか、菫に会うついでだし?お前みたいなガキに興味無ぇし?」
「大山さんのほうがよっぽど餓鬼ですけどね。」
「本当に菫の娘かよ、全然似てねー。それで…あぁ、そうだ。お前と2年かけて仲良くなって」
「仲良くないです。」
「俺の話聞く気あんの?泣くぞ?…お前に多額の請求書を見せられた俺は、いいことを思いついた。こいつも仕事仲間にしてやろうってな!」
「仲間では無いですけどね。」
「そろそろ辛いわぁ。金が手に入るって言った瞬間即答だったくせに。」
「他に方法が無かっただけです。」
「だがしかぁーし!この後!大事件が起きた!なぁーんだ!」
「なんですか?」
「考えてすらねぇじゃん!ってかこっちが聞いてんだけど!」
「そうですね。」
「温度差やばくね?お前が10才のときだよ、分かるだろ?」
「お母さんが死んだことですか?」
「え、なんか父親のときより軽くない?……まぁ正解だけど。でもさ、俺引っ掛かるんだよ。健康な菫が急死なんてさ。お前原因知ってる?」
「さぁ。分かりません。」
「……白々しいんだよ。うちのチーム総出で調べさせた。その結果、毒が検出された。どういうことだ?」
「どうって…知らないです。」
「誤魔化す気ならいいよ。麗亜奈、お前さぁ…」

「菫の飯に毒盛っただろ。」__…

57:琥珀:2019/03/16(土) 19:32 ID:ChE

【金の鹿は知っている】
*正解の過去*
「西倉麗亜奈…ちゃん?」
えっと…誰それ?
「落ち着いて聞いて。昔ね、貴女が気絶して病院で目覚めたことがあったでしょ。あれはね、彩が鉄棒から突き落とされたからなの。幸い周りの方が救急車を呼んでくださったから良かったけれど…。その犯人がね…麗亜奈ちゃんなのよ。」
あの頃の貴女には言えなくて、ずっと黙ってたんだけど…ってママは言ってる。けど!話についていけない!
「ママ、待って。その子って誰?」
するとママは目を丸くした。
「貴女のお友達でしょう!?」
はて…友達?
でも私、小5で塾に通い初めてから友達いないんだけどなぁ。
そんなに小さい頃?
「いつの話?」
するとママは不思議そうに私を見ながら答えた。
「その出来事があったのは貴女が小学校2年生の時で、貴女が麗亜奈ちゃんとお友達になったのは…」
それからは、ただただ沈黙。
どうすればいいのかと考えていると、ママがふと口を開いた。
「…いつ?幼稚園も小学校も違うのに、どうして…?」
それ、私が聞きたいんだけど…。
「何か勘違いしてるんじゃない?そんな名前の友達いた覚え無いし、いつ出会ったかも分からないんでしょ?」
けど、ママはきっと私を睨むようにして再び話し始めた。怖…。
「いいえ、勘違いなんかじゃないわよ。請求書も渡しに行ったもの。」
確かにママならお金で解決しそう…。
「ちょっと変わった子だとは思ってたのよ。目が黒じゃなくてね、青みたいな紫みたいな色。瑠璃色って言うのかしら?とにかく…」
その後の言葉を聞かず、受話器へダッシュ!
「彩っ!?」
ママの声を背中で聞きながら若武に電話する。もしかして、もしかすると…

『あれ、それにしてもこの子…どこかで会ったことが…?』

『でも、吸い込まれそうな瑠璃色だったよ。』

『俺が思うに、東城瑠璃ってのは偽名だ。』

東城瑠璃ちゃんが西倉麗亜奈ちゃん?

58:北城舞香:2019/03/21(木) 19:44 ID:E2E

はじめまして!北城舞香と言います!kz大好きです!
入れてください!タメ口OKです!
ここの小説、読ませていただきました!

59:北城舞香:2019/03/21(木) 20:09 ID:E2E

えっと、私も小説書きますね。

いつものkzと違う点は、
・kzは世の中で有名な探偵チーム
・少し矛盾あるかも(?)
・忍、砂原、悠飛は出ません(途中、もしかしたら登場させるかも、です)
です。
オリキャラは、
・霜月浩介
・霜月夏帆
・その他事件の関係者(あんまり深く決めてません!)

みなさんが読んでいて、不快に思うことは書かないつもりですが、もし「いやだ」と感じた人がいたら、教えてください!
次から始めます📖

60:北城舞香:2019/03/22(金) 14:01 ID:E2E

謎のメモ書きは知っている

とある日、私たち探偵チームkzはリーダーの若武に呼び出された。
「諸君、事件だ!」
え、どんな事件なんだろ。
「今回の事件、事件名は『有名医師謎の死事件』だ!」
若武が考えた事件名にしては、結構マシな方だな……
「有名医師の霜月浩介さんが、謎の死を遂げた。霜月医師には持病がなかったらしいので、突然の死に皆驚いたらしい。そこで、病院側は、我ら探偵チームkzに霜月医師の死因を調べて欲しいと、申し出た。」
私は、若武が言ったことを整理しながらノートに記録した。
「霜月医師が死亡した場所は、自身の勤め先の病院、香住ヶ丘病院だ。今週の日曜日、その病院に行って調べるぞ。」
わかった!


新入りなのに、突然小説書いてすみません。感想お願いします。(まだ何も進んでないけど)

61:琥珀:2019/03/27(水) 22:43 ID:ChE

>>58
わわ、こんな長いのに読んでくださったんですか?ありがとうございます!!

>>59-60
ごめんなさい、>>51でも言ったんですが、このスレに小説を書くのはご遠慮願いたいです…本当にごめんなさい!!でもでも、続きが気になるので他のスレで書かれるようなら見に行くので教えてください!!

62:北城舞香:2019/03/29(金) 11:31 ID:E2E

琥珀さん、突然こんなの書いてすいません!!!!!!
事実、私もここから先あまり決めてないので……じゃあ、他のスレ探してどっかで書きますね!

63:琥珀:2019/03/29(金) 15:28 ID:ChE

>>62
本当に申し訳ないです…。
分かってもらえて嬉しいです!!
書いたら教えてくださいね、絶対見に行きます!!

64:北城舞香:2019/03/29(金) 20:03 ID:E2E

琥珀さんの小説続きが早く読みたいですっ!
めっちゃいいところで終わっているので……

65:北城舞香:2019/03/31(日) 14:53 ID:E2E

琥珀さん、「探偵チームkz事件ノート好き、カモン」っていうスレ作ったので、ぜひ来てください!
小説は、落ち着いたら書こうと思います。

66:北城舞香:2019/04/01(月) 05:21 ID:Eq2

kzのところに新しく「kzファン大集合」っていうスレも作ったので、ぜひ来てください!

67:琥珀:2019/04/01(月) 18:24 ID:BBk

>>64
ありがとうございます、頑張ります!!

>>65-66
了解しました!!

68:北城舞香:2019/04/03(水) 13:33 ID:Eq2

琥珀さん、「私がkzの小説を書くスレ」というのを立てたのでぜひ来てください!
小説書くつもりです!(以前書いた話とは違う話です)
感想ください!

69:北城舞香:2019/04/05(金) 07:26 ID:Eq2

琥珀さんっ!この小説、もう一回全部読みました!
続き気になります!はやく更新してください!
(忙しくないときでいいので)

70:琥珀:2019/05/02(木) 23:36 ID:t3g

【金の鹿は知っている】
*リーダーに報連相*
『はい、若武です。』
耳にその声が届いた瞬間、噛みつくように話し出す。
「若武、あのね、大変なの。まだ確証はないんだけど、東城瑠璃ちゃんの本名は西倉麗亜奈っていってね、私の友達だったみたい。私は全然覚えてないんだけどママから目が瑠璃色だとか色々聞いて…」
『アーヤ、落ち着け。』
若武の諭すような声で我にかえった。
落ち着いてられないんだよぉ!
『確証はないんだろ?ならどうしろっていうんだよ。』
うっ、それは考えてなかった…。
『まさかノープラン、勢いのままに連絡してきたわけじゃないよな?』
わぁ…図星…。
「家に行って確かめる…とか!」
なんとか捻りだした言葉がこれ。
「ママに西倉麗亜奈ちゃんの家を教えてもらうから、KZの皆でそこに行こう。その家に瑠璃ちゃんがいれば同一人物だって証明になるでしょ?」
その場しのぎにしてはナイスアイディアじゃない…!?
『……よし。それでいこう。そっちに黒木を寄越す。それからお前ん家の近くの公園で集合だ。わかったな?』
良かったぁ…。了解!

71:琥珀:2019/05/02(木) 23:38 ID:t3g

>>69
ありがとうございます!
そういうお言葉、すごく嬉しいです!!
頑張るので最終回まで応援してください!!

72:琥珀:2019/05/03(金) 00:15 ID:t3g

【金の鹿は知っている】
*痛みの先の別れ*
「なんだ、ばれてたんですね。」
大山さんの言葉にさほど驚かず抑揚のない返事をする。そんな私に対して彼は、私の態度が気にくわないようで。
ひゅっと風を切る音が聞こえたかと思えば、右手が紅く染まっていた。
「母親に毒盛ったのがばれてもすました顔してやがるとはイかれてんなぁ、麗亜奈?」
「……っ、こんな子供に包丁投げる人もイかれてると思いますけど。しかも利き手を狙うとか…かっこ悪いです、よ…っ?」
「はっ、知るか。コッチの人間には年齢なんて関け……っ!?」
彼が銃を持っているにも関わらずわざわざ寄越してくれた包丁をお返しのつもりで投げたのだが、避けられてしまった。んー、もう4mm左だったかな。残念。
「あっぶねぇな!今話の途中だっただろーが!」
そう怒りながら刃の出たカッターやらフルーツナイフやら、刃物を手当たり次第に投げてくる。が、私があまりにも抵抗しないためその攻撃はすぐに終わった。
「……なんだよ麗亜奈、つまんねーな。このままじゃお前俺に殺されるんだぞ?ガキはガキらしく暴れて泣き喚いてみろよ。」
「利き手は使えないし、体格差や経験差がありますから。どうせ私の負けになります。それなら大人しく死んどいたほうが惨めじゃないでしょう?ほら、殺してくださいよ。」
「はァ…?ふざけんな、俺はお前に死んでほしいわけじゃねぇんだよ。そのくらいじゃ足りねぇ、一生苦痛を与え続けるんだ。」
「…はは、それは遠慮したい…ですね。…ところで大山さん、包丁なんか寄越して、何か忘れてません?」
「あ”ぁ?何言ってやが…っ…おい……っっ!」
大山さんが気をとられたその一瞬で、先程枕の下に戻したナイフを握る。そして、迷うことなく腹部へ刺した。
ていうか私、結局謝れてないなぁ。
「ごめんね、アーヤ…っ……!」

最後に見たのは瞼の裏____…

73:北城舞香:2019/05/03(金) 10:59 ID:RQs

琥珀さん、お久しぶりです!
読みました!
ん〜、雰囲気からしてこの辺は物語の山場ですかね、、、
面白いです!
応援してます!

74:琥珀:2019/05/03(金) 12:18 ID:t3g

>>73
お久しぶりです!!
いつもありがとうございます…!
すごくやる気がでました!!


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