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8,なんで!?【彩side】
「さっ、早く遊園地行こう!ね!」
「あ、うん、そうだね!」
家を出て駅まで行き、電車に乗って遊園地に向かう。
目指すのはここら辺ではかなり有名な大きな遊園地。
小さい頃はよく、レーアの家族とうちの家族で行ってたな。
「あっ着いた着いた!アーヤ早くー」
「そ、そんなに慌てなくても……!」
すっかりレーアのペースに飲み込まれ、駅を出てから全力疾走することになってしまった。
「さて、どこかな〜?」
着いた途端、なにかを探し始めるレーアの横で私は完全にバテて呼吸もままならない。
「もうアーヤってばバテすぎ」
そう笑いながらレーアは言うけれど、私にとっては笑い事じゃない。
「そういえば、さっきからなに探してるの?」
ようやく呼吸が落ち着いてきた頃、先程から疑問に思っていたことを聞いてみる。
「んっとねー……あっ、いた!おーい!」
「え!?」
「ほらほら、アーヤの仲間たちでしょ?」
げっ。
レーアが手を振る先には確かにKZメンバーの姿が。
「な……なんでいるの!?」
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この小説はどうしても終わらせたいから、ちょこちょこ書きに来ると思われます。