kzの小説を書こう

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1:Umi よろ〜:2018/01/20(土) 10:11 ID:/WE

こんにちは‼
Umiでーす
ここにはルールはあまり
ありませんが
嵐などはやめてください
よろしくお願いします

28:匿名さんは知っている:2018/02/20(火) 16:54 ID:d4M

「さて問題は
どこに行くかだが
ここは立候補して決めようではないか
じゃあ1人ずつ言ってくれ」

「海だな」

「山でしょ」

「遊園地とかは?」

「いろいろ出てきたけど
アーヤが喜びそうで
お金があまりかからないのがいいと思う」

「じゃあ誰かの家とかは?」

「賛成‼」

「じゃあ後は今度決めよう
じゃあ、解散‼」

29:umi:2018/02/20(火) 16:55 ID:d4M

ごめん‼
名前書き忘れた‼

30:umi:2018/03/02(金) 18:31 ID:0iI

kzサイド

うーん

じゃあみんなの家を

一週間づつまわる、ていうのは?(翼)

それいいね‼(黒木)

じゃあ決まりだな‼(若武)

じゃあどういう順番にする?(小塚)

31:黒木 彩 名前、パクったとか、言わないでください。本名なんです。:2018/03/02(金) 21:09 ID:WjE

黒木 彩です。飛び入り参加してもよろしいですか?

32:水無月:2018/03/03(土) 12:29 ID:0iI

いいよ〜
皆でトークや小説
書こうね〜
書くことが私
好きなんだ〜

33:Umi:2018/03/05(月) 20:06 ID:0iI

また名前間違えた‼

34:Umi:2018/03/05(月) 20:14 ID:0iI

〜アーヤ目線〜

私、まだヒミツがあるの。

実は今怪盗をしているんだ。

本当は嫌だったけど

今はもう慣れた、かな?

おじいちゃんから受け継いで

今は引きこもり中の拓人とやっているんだ‼

あ,なんで引きこもり中かと言うと、

情報聴取のためだよ。

後,悪い怪盗じゃないよ‼

良い怪盗だからね‼

35:Umi:2018/03/05(月) 20:21 ID:0iI

〜ファンタジー目線〜

「拓人,元気にしているかな〜」

「急に拓人だけ芸能界から降りるなんてね〜」

「それに引きこもり。」

「びっくりだよ〜」

「何かあったのかな〜?」

「心配だよな。」

36:Umi:2018/03/05(月) 20:28 ID:0iI

遅れてすいません
題名は,
〜アイドルと怪盗と普通の私〜
だよ‼読んでね‼

37:umi:2018/03/09(金) 22:15 ID:0iI

〜アイドルと怪盗と普通の私〜

最近新しい仲間を募集中なんだ!!

で、何人か来たんだけど誰にしようか

今、迷っているところなんだ〜

で、探偵チームとアイドルグループが

7人だしラッキーセブンだから7人てことになったんだ

で………7人選んだらこれが全員男‼1人位女がいてもいいのにな〜

私の周りは男だらけ。トホホ………

38:umi:2018/03/09(金) 22:20 ID:0iI

〜kz目線〜

これから謎の男子たちとの

関係の調査を始める‼

39:水無月:2018/03/14(水) 16:58 ID:0iI

~アイドルと怪盗と普通の私〜

ーファンタジーー

まさかテレビ収録で好きな人のことを聞かれるなんてね〜

思ってもみなかったわー

ま、彩のことは隠して仲間でーすと言ったらごまかせたけど。

ねーねー思ったんだけど皆、アーヤの事、好きなの?俺は好きだけど

……………当たり前だろ!!!!!!!!!!!

へーじゃあ皆、ライバルだ。

負けないよ。アーヤの心奪うの俺だから。見ときな。

それは、こっちのセリフだ!!

だぶん漁夫の利みたいになるよ〜

絶対俺だ!!

40:umi:2018/03/14(水) 17:23 ID:0iI

ごめん!!
また間違えた!!
小説更新しまーす
ーファンタジーー

皆でアーヤの奪い合いの話をしていたら誰かに声を掛けられた。

無理だね。アーヤの心奪うの俺だもん

おい、正確には俺達だろ。

あの………誰ですか?

俺たちか?俺達は探偵チームkzだ!!

探偵チームkz?何それ

お前たちこそ誰だよ!!

俺達はアイドルグループファンタジーだぞ!!

お前たち最近アーヤに何かを吹き込んだろ!!

そうだ!!最近アーヤ、授業中ボーっとしてるし

会議を欠席しているんだぞ!
 
そりゃそうだ!アイドルグループ組んでてそれくらい当然だ!!

一回、落ち着こう。君らはアーヤと一緒に何をしているんだ?

アイドルグループファンタジーだよ。

まさかよくテレビで出ている最近人気のファンタジーか?!

アーヤはそれとどうゆう関係なんだ?

何回も言わせるな!!仲間だよ!

じゃああの歌姫って呼ばれている子はアーヤなのか?

そうだけど?

ちょっと待って。アーヤに聞けばいいんじゃない?

今度の会議のときに聞くか……

なんかまだよく分からないから一応メアド交換して解散しよう

続きはまた今度でいいんじゃない?

そうだな。じゃあ解散!!

ーアーヤー

ハックシュン!

あれ………誰か私のこと噂しているのかな…

わるぐちだったら嫌だな

41:umi:2018/03/14(水) 17:46 ID:0iI

ーアーヤー

よし、初めての七人怪盗大成功!!

名前も改めてラッキーセブンにしたんだ!!
 
あっそういえば明日探偵チームkzの方から収集があったんだー

久しぶりだから楽しみだな:-(^_^:-)

次の日

あっアーヤだ。

こっちこっち

アーヤ、聞きたいことがある

アイドルグループファンタジーというのを

やっているのはホントか?

私は息を飲んだ

だってkzの皆に知られたくないものが

1つ知られちゃったんだもの

ここはホントのことを言うしかない

うん、そうだよ。

そしたら

分かったそれが聞きたかっただけだ

って言ったんだ良かったな。と思った

42:Umi:2018/03/21(水) 09:14 ID:0iI

〜アーヤ目線〜

「さてとでは議題に入ろう

最近噂のラッキークローバーセブンという

怪盗がいるのは知っていると思う。」

ドキン,と胸がなる。だって私がその怪盗の1人なんだもん。

「その怪盗を我々kzが捕まえようと思う。」

「「エーーーーーーーーーーーー」」

皆は素っ頓狂な声を出す。

「それは警察の役目じゃないのか。」

「ちょっと待て。その怪盗が最近メンバーが多くなったらしく,

懸賞金が掛けられることになった。」

「エーーーーーーーーーーーー」

二回目のエーーーーーーーーーーーー

耳がちぎれそう。そしたら若武が

「だから我々庶民にも協力できることになったんだ。

しかも懸賞金は1億円‼ これは捕まえなきゃいけないだろ。」

そうすると皆が「賛成‼」と言う。

私,立花彩、自分で自分を捕まえなきゃいけないみたいです。

「さてと、早速だが、今夜、その七人がこの近くの家に盗みに来ると

予告状が届いたみたいなんだが行くか。

またもや「賛成」の声。

若武、情報通だな。普通ならここは黒木君なのにな。

「では、今夜、△○公園に集合だ‼」

43:umi:2018/03/22(木) 16:06 ID:0iI

〜アーヤ目線〜

その夕方黒木くんに連絡して

今日は、行けないと、連絡して置いた。

さてと、怪盗仕事に出かけますか。

どんな事になっても、怪盗は続けなくちゃ‼

それは皆との約束を破ることになるんだから。

〜1時間後〜

は〜い。らッキークローバーセブンだだいま

大順調でーす。すると、物陰からいきなり何かが

飛びだしてきた!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

44:umi:2018/03/22(木) 16:30 ID:0iI

「ちょっと待て!!」

で、ちょっと振り向いたらやっぱりいた。

探偵チームkzが……………………

「その宝石をすぐ返せ!!」

若武が叫んだ。

あーあ皆に追い付かれちゃちみたい。

でも、髪いつも結んでいるから降ろしたときは

誰にも、分からないと思う。変装してるし。

「それは無理ね。」そう言って逃げた。

追いつかれなかったから良かったけれど。

〜翌日〜

皆にバレないように「昨日、どうだった?」

聞いたら説明してくれた。皆にバレていない。

大丈夫。    多分………

「さてと、ネタがないうちにお泊まり会について

話し合おうか。」

〜1時間後〜

さてと、期間は2ヶ月。

7月1日から9月1日まで。

予定をまとめると、

1週間目………若武の家

2週間目………タスクの家

3週間目………黒木くんの家

4週間目………小塚くんの家

5週間目………上杉くんの家

6週間目………忍の家

7週間目………私の家

8 週間目………若武の海の別荘

こんな感じかな。

45:nmi:2018/03/23(金) 14:13 ID:0iI

あっ
いっておくけど
題名、変わっているからね😉
前の題名は
〜仲間の友情は知っている〜
だったけど今は
〜アイドルと怪盗と普通の私〜
今度は
〜kzみんなの予測不能な行動〜

46:umi:2018/03/25(日) 17:44 ID:0iI

〜お泊り会当日〜

最初は若竹の家。

入ると、島崎さんが迎え入れてくれた。

やっぱり広いな〜。

あっ、そういえば若竹の家って

書籍と若竹の部屋ぐらいしか見たことないな〜。

楽しみだな〜。

でも、その気持ちはすぐに薄暗い雲に包まれて消えてしまった。

なぜかと言うと、明後日、ある家に入って仕事をしなきゃいけないから。

もう、これまでで、一番嫌な仕事かも。

そんな事を考えていたら若武の部屋についた。

「では、お泊り会を始めようと思う。

で、俺はやるゲームを考えてきた。

やるゲームは、…………………………………………………かくれんぼだ!!」

ぶっ!!かくれんぼ!?いくら何でも子供の遊びだよ。

第一、隠れる場所ないじゃん。

皆もそう思ったみたいで、笑いをこらえながら下を向いていた。

「若竹!!いくら何でもそれは無いんじゃないか!?」

「おい、若武。おまえの頭の中、かくれんぼしかないのか。

ガキだな。」

皆からいろいろと言われていたら若武の顔はどんどんと

膨れ上がってきてついに叫んだ。

「なんだ!なにか悪いか!?俺は、一生懸命考えてきんだぞ!!

じゃあお前ら考えてみろよ!!」

私は、少し考えてから言った。

「王様ゲームとか?」

するとあちこちから賛成の声が上がってきて王様ゲームになった。

「王様だーれだ!!」

さーて最初は誰が王様かな?

47:umi:2018/03/28(水) 13:13 ID:0iI

「あっ、僕だ」

そういったのは、小塚くんだった。

「んー。じゃあ2番。ホシバナモグラのマネをして。」

へー。小塚くんらしいな。でもホシバナモグラって何だろう?

皆もそう思ったみたいで、不思議な顔をしていた。

小塚くんもそれに気づいたみたいで、説明してくれた。

「ホシバナモグラって言うのはね、鼻に毛みたいな物が付いていて、

水中の中でも泳げるもぐらなんだ。」

で、2番は誰だろう?

みんなの顔を見たらすぐに分かった。若武だ。

「でもどうやってホシバナモグラのマネをすればいいのかよ!」

「コスプレでいいと思うよ。」

で、コスプレした若武ヲ見て、私達は笑ってしまった。

ブカブカだったんだもの。

「じゃあ次に進もうか。」

「王様だーれだ」

「あっ俺だ。」

タスクだった。

「じゃあ3番。猫のコスプレ。

6番。虫のコスプレ。」

6番だと嫌だな〜。うわ私3番だ〜。

「私、3番」

で、6番が……………若武。かわいそうだな〜可愛そうだな〜

で、着たら

アーヤ可愛いけど、若武…………………………気持ち悪い。

こうして1週間が過ぎた。

48:umi:2018/03/28(水) 13:15 ID:0iI

あっ「」忘れていた。
下から2行目のところ。

49:umi:2018/03/28(水) 17:37 ID:0iI

〜捕まってしまった私〜

次は翼の家。

「「お邪魔しまーす」」

うわ〜さすがクールビューティー。

お部屋もシンプル!

でも、この日は来てほしくなかった。

「じゃあ今日の寝る部屋、決めよっか!!」

「あっ、ごめん!!今日は私、1人で寝るよ!!」

「あっ分かったよ。」そう言って別れた。

50:umi 短くてスイマセン:2018/03/31(土) 08:14 ID:0iI

さてと、もう着替えたから出かけよう。

そう思ったら次の瞬間、

コンコン と音がしたからビックリして

慌てて外に出た。そ〜っと中を見てみると

驚きの人物が驚きの物を持って中に入っていたんだ。

51:umi:2018/03/31(土) 08:31 ID:0iI

その人物は!!

上杉君だったんだもの。しかも!!

枕を持って、眠そうに入ってきたんだもの。

で、その可愛さと言ったら!!

メガネを外していて、色白の肌だから天使かと思ったほど!!

「あれ、立花どこだ?」

どうやら私を探しに来たみたい。すると、皆が顔を出して、

「アーや、いた?」と言いながら入ってきた。

まっいっか。もう行こっと。

この時、私はしらなかった。これが原因で

捕まるなんて……………。

52:umi:2018/03/31(土) 08:45 ID:0iI

あーまたもや大成功!!

嬉しいな。すると次の瞬間、kzの

皆が現れた。すると若武の口から驚きの言葉が

放たれた!!

「あーや!アーヤなんだろ!!

何をしているんだ!?」

えっなんで?なんでバレたの!?

もうここは嘘を付きとうそう。
 
「なんのこと?私は、リオンよ。」

で、私はデパートへ逃げ込んだんだ。

で、変装をして堂々と帰った。

すると、皆が飛び出してきて、

いろいろと聞いてきた。

私は一応家に忘れ物をした。ということにしておいた。

で、その日はもう寝たんだ。

53:umi:2018/04/01(日) 15:05 ID:Rx.

次の日も仕事が入ったから私は出かけてた

で、お屋敷に入ったんだ。そしたら

翼が門の近くに居たんだ。びっくりして

私は近くの屋根に登った。すると、

kzメンバーの皆が出てきた。

情報、早いな。多分暗いから翼を頼りに

来たんだと思い、私は行こうとした。

そしたら、翼は、「アーヤの匂いがする」

と、言ったんだ。さすが犬のような嗅覚!

54:umi:2018/04/03(火) 15:30 ID:Rx.

息抜き小説書くよ

私が大学生の時の話です

その時にはもうkzのみんなとは

あまり合わないでいた

だからあんまり話していない

でもある時小塚くんから電話が来て

「土曜日に若武家に集合だよ」

はて・・・なんだろう

55:umi:2018/04/07(土) 08:37 ID:Rx.

皆さん!
しばらく来れなくてすいませんでした。
小説更新‼

56:uml:2018/04/07(土) 14:13 ID:Rx.

「お前,そんなにアーヤの事が好きか?」

へっ‼?なんでそんな事言うの?

仲間なんだからそんなのあたりまえじゃん。

翼が私のこと嫌いなら違うけど………………。

「そうだよ。いつでも助けられるように。って。

でもなんでそんなこというの?」

そういえば,なんであんな事言ったんだろう?

「そういえば俺,なん言ったんだろう?」

えっ?何にも考えずに言ったの?

すると翼が、クスッと笑った。

「なんにも考えずに言ったの?」

「みたい………………」

「じゃあ調査、始めよっか。」

「そうだな。」

57:uml:2018/04/17(火) 05:42 ID:Rx.

しばらくこれないかも!ゴメン!!

58:匿名さんは知っている:2018/06/10(日) 14:41 ID:yq2

アーヤ

その後kzは帰って行った。

特になんにもバレることはなく

ついに最後の週になった。

その近くにちょうど、狙っている家があったから、良かったと思った。

そこは泥棒や、詐欺をやっている人が住んでいる家だった。

でもまず遊ばないと!!

海の近くにあるからみずきを持ってきているんだ。

でもみずき着てみんなと合流したらみんな顔を赤くしたんだ。

なんだろ?まさか熱!?だったら入んないほうがいいよ。

で、みんなのおでこ触ったら大丈夫。と言ってたけれどさらに赤くなった。

そして今は遊んでいる真っ最中‼

私は喉が乾いたから、ジュースを買ってくるね。ていったんだ。

で、自動販売機で買っているんだけど、後ろの人が居るから、急いで買ったんだ。

そして急いで駆け足で帰ろうと思ったら後ろの人にぶつかっちゃたんだ。

そして慌てて謝ろうとしたんだ。そしたら、こんなことを言われたんだ。

「ちょっとこっち来てくれない?」

で、ちょっと暗い場所に来たんだ。で、ベットみたいなとことに来てこんなことを言った。

「ちょっとここに寝ててくれない?」

で、寝たら突然その男の人が倒れてきたんだ。

大変だから大丈夫ですか?!て聞いたんだ

そしたら、「だ、大丈夫。」といったんだ。でもそれと同時に

コレ演技だから。といったんだ。えっ、と思ったときにはもう遅かった。

不良らしき人たちに囲まれていた。でも一分後には全員倒れていた。

一分間に行われていた行動は知らないほうがいいよ。^_^(^^)

で、みんなの、ところに向かったんだ。

59:匿名:2018/06/14(木) 21:11 ID:FQ.

私達の住んでいる街には、jc探偵がいる。
私達と同じ中学一年生。
名前は坂原三花。
色々な事件を次々と解決し、今ではテレビや新聞、雑誌の取材で引っ張りだこ。

私は、身支度を終え、朝食を食べにダイニングに入った
パパが読んでいる新聞の一面に大きく顔写真が載っている。
同じ中学生なのに、すごい。
prrr...
「はい」
出ると、小塚君だった。
「あ、おはよう。アーヤ。今日、秀明の休み時間にカフェテリアに集合だって」
やった!ここ最近、集合なかったんだよね。
「何か事件?」
「さあ、分からない。新メンバーを入れるとかなんとか言ってたけどね」
「分かった。じゃあね」
新メンバー?女の子だったらいいな〜
私はルンルン気分で朝食をたべ、ルンルン気分で家を出た。 
教室に入ると、やっぱり私の机にはゴミがある。
大体、1週間くらい前かな、佐田派の女子達かこんな事してくるのは。
私は、いつものようにゴミ箱へ捨てた。
こんな事、いつまでやるのかな、くだんない。

しばらくすると、薫先生が教室に入ってきた。
「みなさん。おはよう。今日は転校生が来ます。みなさんもよく知っている人ですよ。さあ、入って!」
ドアを静かに開け、一人のハーフアップの女の子がドアを開けると、空気がざわっと動いた。
「おい、あれ、坂原三花だよな?」
「うん。多分。いつもはハーフアップって聞いたし」
その女の子は、教卓に手をついた。
「麗華学園から来ました。坂原三花です。よろしくお願いします」
真っ正面から見ると、テレビとかで見るのと、髪形は違うけど、確かに有名な坂原三花さんだった。
「じゃ、坂原。あなたは、あそこの空いている席に座って。後ろは、立花彩。分からない事があったら教えてもらって」
坂原さんは、ツカツカとこちらに向かって来る。
ああっ!また目立っちゃうよ〜!
「よろしくね。立花さん」
「あ、うん。よ、ろし、くね」
緊張で、声が上ずってしまった。
前の方で、佐田派の女子達がにらんでたけど、気にしないっと。
「、、、これでHR を終わります」
翼の進行で、HRが終わった。
一時間目は音楽だから、ロッカーに荷物を取りにみんなが音をたてて外のロッカーに向かう。
急がなきゃ。
「立花さん」
ふいに、呼び止められた。振り返ると、坂原さんがこっちを見ていた。
「あの、私、音楽室の場所とか分からないから、教えてくれる?」
「あ、うん「坂原さーん!音楽室の場所分かる〜?一緒に行こ〜!」、、、」
佐田真理子、、。
「えっ、、。ちょっと待って。今、私は立花さんに聞いたんだけど、、」
すると取り巻きが私を指さす。
「こんな女王様気取りに近づかない方が良いよー。kzに近づきまくってんの。偉そーにさ」
私、女王様気取りなんかじゃ、、、。
「へー。あのkzに。ま、ちょっと立花さんにそのkzについて聞きたい事あるからさ、立花さんと一緒に行っても良い?職業柄、聞きたい事はすぐに聞きたいし」
職業柄って、やっぱり探偵なんだ。
音楽の用意を持って廊下を歩きだすと、坂原さんが言い出した。
「ねえ、kzと知り合いって事は、秀明ゼミナール?」
私は首を縦にふる。
「若武って男子は?」
また縦にふる。
「じゃあさ、その人がリーダーをしてる、探偵チームkz は?」
えっ!?

60:匿名:2018/06/14(木) 21:13 ID:FQ.

「な、なんで、知ってるの?」
すると三花さんは、驚いたようにこっちを見た。
「なんかね、昨日、私宛の手紙が届いてたのよ。
いつもの依頼かなーって見てみたら、探偵チームkz のリーダー、サッカーチームkzの元エースストライカー 若武って人から、探偵チームkz に入らないかってね。
電話番号が載っていたから、話だけは聞くって言ってて。
で、今日カフェテリアに集合って聞いたんだけど、立花さん、知ってるのよね。
その探偵チーム。
結構、秀明の中では有名なの?」
えーーーっっっっと、、、、、。
クスクス クスクス
後ろから笑い声が聞こえた。
「それは違うんだなー。名探偵」
振り返ると、翼と忍が笑っていた。
「探偵チームkzは、全然有名じゃないぜ」
「いつも、手柄は警察に取られているしね。世間から誉め称えられてるどっかの名探偵さんとは違うって訳」
三花さんの頭の上には、?、?、?だった。
「ちょっと待ってよ。ハイスペックの美門君まで知ってるんでしょ。なのに有名じゃないの?」
すると翼は、目で
『言っても良い?』
と聞いた。私達は頷く。
ま、どーせ今日、知られる事は、確実なんだし。
「実はな、俺達3人も、探偵チームkzのメンバーなんだよねー」
「え、ええっ!い、いやいくらなんでもそれは、、。若武ってかなり有名なんでしょ?それに美門君も、七鬼君も色々有名だったような、、」
「ま、詳しい事はカフェテリアでって事で良いんじゃない?さっき予鈴鳴った」
翼の言葉で私達は一斉に走り出したんだ。 
「あっ!立花さん!」
秀明の休み時間、カフェテリアへの階段を登っていると、三花さんに声を掛けられた。
「一緒に行こ〜!」
「三花さんも、クラスこの階なの?」
三花さんは口に手をあててニコッと笑う。
「三花でいいよ☆うん!隣だよ〜探偵としての活動とか多いからさ、進むスピード、遅い方が良いし。あ、彩って呼ん良い?」
「もちろん!」
わ〜!女の子の友達ができた!
私達はしゃべりながらカフェテリアまで上がった。

61:匿名:2018/06/14(木) 21:20 ID:FQ.

カフェテリアの入口で、カフェテリアの全体を見渡すと、いつものテーブルにみんなが座っていた。
上杉君が片手を挙げかけて、途中でピタッと止めた。
「おい、若武。どーいう事だ」
言われた若武も、目を見開いていた。
「あ、いや、坂原三花探偵を呼んだのは俺だけど、アーヤ、知り合いだったのか?」
「ううん。違うよ。今日、私のクラスに転校して来たの」
座りながら答える。
「おい、美門、七鬼。何でそれを言わない?」
「いや、俺らが知り合いだったって知った時の若武の顔見て見たくて」
「美門っ!いい加減にしろっ!」
「ははは。ウソウソ。まともに信じるなんてねー」
「純粋ガキ守バカ武(じゅんすいがきのかみばかたけ)だな。おまえが昔の人間だったらそんな名前だったんじゃね?」
「うるさいっ!バカ杉がっ!」
すると三花さ、、三花が小さく片手を挙げる。
「どーでも良いけど、私は何の為に呼ばれた訳?まさか、このくだんないケンカコントの、客として呼んだ訳じゃないでしょうね?」
若武がコホンと咳払いをする。
「じゃあ、諸君聞いてくれ。俺は、この坂原三花を、探偵チームkzのメンバーにしたいと思う」 

62:匿名:2018/06/14(木) 21:21 ID:FQ.

「「「「「「ええっ!」」」」」」
「新メンバーってまさか、、、」
「若武、何考えてんだ?」
「さすがにそれは、、、」

「ちょっと待って。何で私を入れようと思うの?」
三花が、立ち上がった。



「坂原。お前は、テレビや新聞に出まくってんだろ?だったら、お前が探偵チームkz のメンバーだったって公開すれば、一躍有名人っ!
で、今までの事件の事をバラせば、今までのわだかまりが晴れる!万歳っ!」
はあ、そういう事。
よーするに、有名人の三花を使って目立てようって訳か。
「おい若武。何でそーいう方に行くんだ?」
上杉君が、メガネを押し上げながら聞いた。
「うるさいっ!とにかく、俺は、目立ちたいっ!」
ああ、若武病だぁ、、、。 
「わかったわ。じゃー、探偵チームkzに入るわよ」
私達全員で今まで、手柄を警察に取られてばかりだった事や、リサーチ料を貰えてない事を話すとOKしてくれた。
「でもさあ、若武。なんであなたは、メディアに、事件を解決したのは、自分たちだって、もっと大きく主張しなかったのよ?」
若武は、ぐっと口をつぐむ。
「大体、一つのメディアが無理だったら、どうして他をあたらなかったのよ?」
「あ、や、その、それは、、、」
「リサーチ料を取れないなんて事は、口約束じゃなくって、専用の用紙を作って、本名かどうか確認をとり、名前を書かせ、印鑑っ!で、良いんじゃなくって?」
「あ、ああ。その方法もあるか、、、」
その場に居た若武以外は、シラーっと若武を見た。
「じ、じゃあ、坂原の意見も取り入れるか、検討するっ!以上っ!解散!」

63:匿名:2018/06/14(木) 21:21 ID:FQ.

次の日。
私は、数学の宿題がまだ出来ていなかったから、早めに学校に言った。
机のイタズラを早く消す為でもあるんだけど、、。
教室に入ると、いつもの様に私の机は落書きだらけだった。
教室には誰もいない。
いつもの様に落書きを消、、、あれ?
落ちない!
まさか、油性ペン⁉
どうしよ、、、。
ガラッ!
「あ、彩!おはよ〜って!それ、どうしたの⁉」
三花!
三花は、机の上に鞄を置いた。
そして、私の机に手をやる。
「へえ、油性ねぇ〜」
鞄のチャックを開け、中から、小瓶を取り出した。
「これ、机に吹きかけてみて」
シュッ!と吹きかけると、三花は、机を布でトントンと叩いた。
すると、油性の落書きがあっという間に消えていった。
「これは、エタノール。消える仕組みは、後で小塚にでも聞いて。それより、誰がやったか分かる?」
ううぅ、、。 

64:匿名:2018/06/14(木) 21:22 ID:FQ.

佐田派の女子達から、一週間前くらいからいじめられている事、何をされているのかなど、詳しく三花に話した。
「なるほど。じゃあ、彩は一週間ぐらい、平気な顔して、ずっと耐えていたって訳ね」
うん。そう。泣いたりしたら、佐田真理子の思うツボだと思ったし。
「だとしたら、、、。彩、トイレに入る時は、必ず傘をさして。それから、このボイスレコーダーをポケットに。で、カメラを校章に取り付けてっと、、。よし、これで、いざという時の為の用意OK!」
うん。すごい。すごいけど、、、なんでそんなの持ち歩いてるんだろ。
「ああ、それは、探偵やってるからさ、人の証言とか記録する為に。学校でも、いつ事件が起きるか分からないし」
「な、なんで分かったの?考えてる事」
「探偵をナメないで。あ、それと、日記をつけると良いわよ。その日あったニュースや、天気、授業の感想や、先生のジョークとかを書くと、信憑性が上がって、裁判とかでも有利になるわ」
す、すごい。人の考えてる事、分かっちゃうし。
日記は、頑張って書こう! 

65:匿名:2018/06/14(木) 21:22 ID:FQ.

私は、三花が言った通り、トイレの中では傘をさした。
「、、、でさー、、」
「うっそ、ヤバくない!?それ〜!」
「ウケるんだけど〜!」
佐田真理子達の声が聞こえてきた。
「いくよ!」
「いっせーのーで!」
ザッパーン!
見事に水が降ってきた。
私は、傘をさしていたから無事だけどね。
「キャハハハハハ!!!!!」
佐田真理子達がけたたましく笑う。
私は傘を置いて、外に出た。
「えっ!」
一切濡れてない私を見て、佐田真理子達は絶句。
佐田真理子達の脇をすり抜けて通った。
「ち、ちょっと!」
「あ、彩〜!ここに居たの!もー。探したんだよ!いこっ!」
三花、ナイスタイミング!
あ、ずっとボイスレコーダーで聞いてたんだ。
「あ、そうだ。彩、私みたいにハーフアップ、してみたら?けっこーかわいくなると思うし」
そう言って三花は、ポケットから、三花と色違いのシュシュを取りだし、私の髪の毛を結んでいった。
「うん!こっちの方が良い!」
三花に渡された鏡で見ると、結構、印象が変わっていた。 

66:匿名:2018/06/14(木) 21:23 ID:FQ.

それから一週間。佐田真理子達は、飽きもせずそんな事を続けている。
私達は、平気な顔をしてるから佐田派の女子達は唖然呆然なんだけど。
相変わらず、kzの集合はない。
休み時間は大体、三花と話したり、佐田真理子達がいなければ翼と忍と話すこともあった。
二人には、佐田真理子の事は言っていない。
迷惑をかけるかもしれないし、まだ、大事には至っていないし。
「でもな〜。このままじゃ、佐田達の事が解決した後も、塾の子とか、うるさそうよね〜、、、」
そう。
まだまだ問題は山積み!
「あ、そうだ。今日、集合あるわよ。さっき連絡きたわよ」
やった!今度はなんだろ? 

67:匿名さんは知っている:2018/07/13(金) 18:48 ID:poA

すいません。
匿名さん、
ずっとスレをあなたに任せっぱなしでした。
今度から気をつけますので。
ありがとうございました。これからも書き続けてください。
小説、面白いです。


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