久しぶりに来て小説更新して去っていきます。アゲハです。
「大きなパネルは知っている」
2 「嫌われ者」
「ねぇー!あいつまじキモイんだけど!」
そんな言葉が私の耳に入ってきた。
今は授業の休み時間。
私は休み時間は秀明の宿題をしているか、本を読んでいるかなんだ。
だからあんまり話すことはなくって誰かが話しているのを聞いてる感じなんだ。
その話に思わず耳を傾けると、
「だよねー!わかるー!」
と聞こえてきた。
なんの話だろう。
「だってさ、通りがかって会釈したらジロジロ見てくんの!こっちは挨拶しただけだっつーのになんでジロジロ見てくるわけ?!意味わかんない!」
はぁ誰かの悪口かー…
私はあんまりそういうの好きじゃないんだけどな…
そう思っているとクラスメイトが教室に飛び込んできた。
「ねねね!!速報速報!今年の体育祭、あたし達のクラスがパネル係だって!」
そんなニュースにクラスが歓声を上げた。
うちの学校の体育祭はすごく大規模な行事で、生徒はもちろん、先生も参加するし、他校の生徒も来るし市長や区長からも注目されてるらしい。
そんな体育祭の看板となるパネルを描くのはすごく名誉な事なんだ。
パネル係となるクラスは毎年推薦で決まる。
推薦だからこそ、他のクラスからの信頼度もあることがわかるし、先生達からも注目されてるっていう事にもなる。
ただ、パネルはすごく大きくて、描くのに最低でも3週間はかかるとか。
そして大抵パネルは作るのに普通なら1ヶ月や2ヶ月かかるらしくて、ものすごく大変なんだ。
だからパネル係になるのは名誉な事でもあるけどものすごく大変な仕事でもある。
そして、完成度が低いと生徒会からダメ出しをくらってまた作り直しになるみたい…
うう、どうしよう…私そんなに絵とか上手くないからな…
まあとりあえず頑張ろう!
協力すればできるはず!
ここできります。
なんかアドバイスあったらください!