探偵チームKZ事件ノート 17

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1:怜◆to:2018/02/08(木) 17:16 ID:PkM

さぁ、17まで来ました!
どんどんKZについて語りましょ!

【ルール】
T.入りたいときは敬語で、了解がでたら入って下さい。
U.荒らし、喧嘩はやめて下さい。
V.荒らしはスルー、連レスは控えめに、スレはあまりたてないように!
W.後はネットマナーと葉っぱ天国のルールを守って活動して下さい!
https://ha10.net/rule.html ←葉っぱ天国のルール

*・゜゚・*:.。..。.:*・'・*:.。. .。.:*・゜゚・**・゜゚・*:.。
17と連動しているスレです↓
《夏本番!暑さに負けないKZLovegirlsの専スレ
Part18》
https://ha10.net/yy/1498998694.html
このスレ(1〜17)に入っている人の雑談板です。KZに関係ないことはこの板で!

《*KZ板深夜メンバーの寝室*part9》
https://ha10.net/yy/1487604639.html
KZ板にいる方ならだれでも入れる「夜専用」の雑談板です。20時〜6時までが書き込み可能です。
*・゜゚・*:.。..。.:*・'・*:.。. .。.:*・゜゚・**・゜゚・*:.。

→ではでは、startです!→

763:青薔薇:2018/09/22(土) 11:41 ID:f3A

呼びタメ全然OKです。
ありがとうございます。
よろしくお願いします。

764:青薔薇:2018/09/22(土) 12:29 ID:YIo

ちなみにですが、青薔薇と書いてセイラと読みます。

765:兎碧◆a.XScul9sZ0zs:2018/09/22(土) 14:11 ID:eJU

>>761
よろしくおねがいしますー! 呼びタメいいですか……?

766:潮◆5E:2018/09/23(日) 17:06 ID:QVQ

>>761
どうぞ!!
私も中2ダヨ!嬉しい!
今日は文化祭だった〜
疲れたわ。KZでも浜田とか開成の文化祭書いてほしいなー
私も呼びタメOKだよ!
よろしくね、セイラ☆

767:青薔薇 呼びタメ全然OKです。:2018/09/23(日) 18:02 ID:YIo

さっそくですが、小説を書かせてください。

大切な人は知っている
(彩side)
私、立花彩です。
最近、父と母から嫌われているように感じます。
優秀な兄とはいつも成績を比べられてはバカにされ、可愛くて天使のような妹とは外見を比べられて嘲笑われて、家の中ではいらない物扱いをされています。
今回はそんな私の身に起こった事件について紹介します。

今日は朝から雨、大粒の雨が地面を叩きつける。
私は雨が嫌い。
雨が降ると空気が重くなるようで気分も沈む。
朝からの偏頭痛はきついし…
今日はテストがあるっていうのについてないなぁ〜
そんなことを考えて準備して学校に向かった。
教室に入り、小さくため息をつく。
1時間目から数学のテスト…
ついてないってしみじみ感じるよ。
そんなことを頭から払いのけて、テストに臨む。
やっとかっとで必死にテストを終わらせた。
午前はずっとテストでお腹も空いた。
私は昼食をとるために裏庭へ向かった。
誰もいないから落ち着くし、雨宿りするところもあって気に入ってるんだ。
私は、いつも座るベンチに行って弁当を食べ始める。
すると、遠くから砂利の踏む音が聞こえた。
雨が降ってるし気のせいかなと思って無視していたらいきなり目の前に刃物を突きつけられた。
反射的に叫ぼうとした途端口を塞がれた。
何?この状況…ヤバイよね⁈ど、どうしよう?
私は一人で混乱していると耳元から声が聞こえた。
「やっと会えたね。立花彩ちゃん」
男はわざと甘い声で言い、首元に何かを刺した。
「ゔぅっ」
思わず唸った。
男はそんな私を見て微笑み、口を塞いでいたタオルを外す。
「今、注射したのは毒物だよ。あ、でも、大丈夫致死量は入れてないから。あと、俺のことは絶対に言うなよ」
呆然とする私を他所に男は軽く手を挙げて去って行った。
途端に私は、激しい頭痛、目眩、耳鳴り、息苦しさに襲われた。
あまりの苦痛にしばらく動けなかった。
少し時間が経って、私はフラフラしそうな体を壁に支えてもらいながら教室に帰った。
幸い、翼はいなかった。
鋭いからね…
私は、自分の席に座って息を整えてていた。
午後からの授業が始まっても集中できることはなく、苦痛に耐えていることしかできなかった。
やっと放課後になり、帰宅の準備をしていると翼がこっちに来た。
「アーヤ、大丈夫?顔色すっごく悪いし、授業中も集中できてなかったみたいだけど」
やっぱり気づいてたんだ。
私は精一杯笑顔を作って
「大丈夫だよ。心配してくれてありがとう」
と言った。
途切れ途切れにならないか心配だったけど大丈夫だったみたい。
翼はホッと息をついて、でも、真剣な顔で
「何かあったら言ってね。無理しちゃダメだからね」
と言って席を離れた。
私は、翼の後ろ姿を見て「ごめん」と呟いた。
それから、残りの準備を終わらして家に帰ろうと学校を出た。
未だに、苦痛は続いていて少し歩くのもやっとという状態だった。
あと少しで駅に着くところで私には限界が来てしまった。
大きな交差点、横断歩道の信号待ちで私は今までに感じたことのない苦痛に襲われ、そのまま車道に体が傾いて倒れた。
その途端、右折したトラックがこっちに走って来た。
ドンっと鈍い音がしてブレーキがかかる音、人の騒ぐ声が聞こえた。



こんな感じで夢小説を書いて見ました。
シリアスな感じです。
すっごく下手なんですが、読んでアドバイスなど言ってもらえれば嬉しいです。
1日に一回、続きを書けたらいいと思っています。
こんなクオリティの物しか書けないと思いますが、よろしくお願い致します。

768:彩音☆&◆sk:2018/09/23(日) 22:31 ID:g8o

はじめまして〜あやのんです。
呼びタメOKですか?セイラさん?
綺麗なお名前ですね!!

小説の感想です。
シリアスがいい感じにシリアスで、もうほんとに面白いです!ゾクゾクしましたもん(笑)
続き、楽しみに待ってます!

769:兎碧◆a.XScul9sZ0zs:2018/09/24(月) 00:09 ID:YWE

>>766
わあ……文化祭楽しかった!?
いいねえそれ……浜田の文化祭……すなーら乱入してきてほしいわ……(

>>767
シリアスが好きな感じにシリアスで、もう好きです!
今日更新しますかね……? もう正座だ待機しときます!

770:青薔薇:2018/09/24(月) 10:38 ID:YIo

読んでくださりありがとうございます。
感想まで言ってもらえて本当に感謝しています。
これからも「大切な人は知っている」を読んで頂けると嬉しいです。
どうぞ、よろしくお願いします。

大切な人は知っている
(彩side)
目を開けると目の前に地面がある。
あー、私、車にはねられたんだ…
不思議と痛みは感じず、動けなかった。
すると、近くにいた女性が私を抱き上げ歩道に寝かした。
私は、朦朧とした意識の中で自分の周りの様子をぼーっと見ていた。
女性は私のカバンに付いている名前と家の電話番号に気づき、携帯をスピーカーにして連絡している。
「立花彩ちゃんかな?」
私は女性に尋ねられ、ゆっくりと頷いた。
プルルルル…プルルルル…カチャ
今まで鳴っていた電話の音が変わり、母の声が聞こえた。
「どちら様ですか?今、取り込んでいるのですが」
女性は私の傷の止血をしながら、テキパキと電話に向かって話す。
「立花彩さんの親御さんですよね。涼川と申します。今、彩さんがトラックにはねられて意識も朦朧としています。それで「いいんです。その子はいりませんから。連絡はいりません。忙しいので失礼します」ちょっと待っ!」
女性が話すことに対して母は残酷な返事をした。
いくらなんでもこれに関しては物凄く大きなショックだった。
私は今まで朦朧とした意識を手放した。

どのくらい時間が経っただろう。
私は闇の中に一人でいた。

(翼side)
アーヤが苦しそうにしていた翌日、アーヤは学校に来なかった。
最初のうちは熱かなぐらいに思っていた。
でも、それから3日が経ってもアーヤは学校に来なかった。
流石におかしいと思って俺はKZの集合をかけた。
アーヤは以前、熱があったのに学校に来ていることがあった。
そんなことをしてまで学校に来るアーヤが3日も、しかも体調不良という曖昧な理由で欠席なんてありえない。
何があったの?アーヤ…

学校が終わって俺はカフェテリアに急いで行った。
まだ、俺しか来ていない。
俺は一人でアーヤのことを考えていた。
しばらくすると、アーヤ以外の全員が集まった。
「おい、アーヤは?」
若武が俺と七鬼を見て言う。
俺は口を開いた。
「そのことで話がある…(省略)」
俺は全員にアーヤが3日も欠席していること、欠席する前日様子がおかしかったこと、体調不良という曖昧な理由で休んだりするのはおかしいこと、などなど全てを伝えた。
「確かに、真面目なアーヤは熱でもないのにそんなに長く休みそうじゃないよな。熱があっても学校に来そうだし」
黒木も言う。
俺たちはしばし考え込むと若武が言った。
「美門、何かアーヤの家に行けそうな口実持ってるか?」
俺は頷いた。
「3日分の配布物を一応、持って来てるよ」
俺の返事を聞いた若武はすぐに指示を出し始めた。
「まず、七鬼と美門は配布物を持ってアーヤの家に行け。他のメンバーは待機。美門と七鬼は今から行けるか?」
俺たちはアイコンタクトを取って、頷いた。
ちょうど、秀明の予鈴がなった。
俺と七鬼は塾をフケて急いでアーヤの家に向かった。
ピーンポーン
アーヤの家に着いた俺たちはドアベルを鳴らした。
少しするとアーヤの母親らしき人が出てきた。
俺たちは事情を話して配布物を渡し、アーヤに会いたいと言った。
すると母親からありえない返事が返ってきた。
「あの子ならうちにいないわよ。今頃、どっかの病院で寝てるんじゃない?まあ、病院からの電話も全く出てないし、よくわかんないけど。別にあの子は必要ないし…」
俺は、返事を聞いた途端、怒りを覚えた。
隣の七鬼も表情は変わってないが目には怒りが見えた。
俺は、必死に怒りを抑え母親に尋ねた。
「どこの病院か教えてもらえませんか?」
すると母親は、ため息をついて家に入った。
何んて親だ。
七鬼も手が震えてる。
俺たちが怒りに耐えていると、母親が家から出てきてこう言った。
「杉山救急救命センターよ。ここら辺で一番大きくて、ドクターヘリがあるところ」
俺はしっかりと記憶して、七鬼とお礼を言って家を離れた。
すぐに、タクシーを捕まえて若武たちにも電話した。
「わかった。すぐに行くからお前らは先に行っとけ」
俺たちは、無言で病院に行った。

771:青薔薇:2018/09/24(月) 10:51 ID:YIo

連レスすみません。
投稿量が多すぎますと出たので、あとがき?のようなものを分けて書かせてください。

次回、アーヤの状態がわかります。
注意:アーヤが死んだりすることはありません。

今日は祝日ということもあって時間もあるので何度か続きが書けると思います。
なかなか、簡単に終わりそうな事件でもないので完結まではまだまだです。
すごく長い小説になると思います。
皆さんに力を借りることもあるかもしれませんが、完結を目標に書いていきたいと思います。
これからもよろしくお願いします。

772:潮◆5E:2018/09/24(月) 19:38 ID:39I

>>769
あのねー楽しかった!!!
受験生いっぱい来てくれて、嬉しかった!!
何よりね、高3の先輩が部活に来てくれたのが一番うれしかった!!


セイラ、スゴい…
同学年とはおもえない……

773:ルル:2018/09/24(月) 22:24 ID:tnc

あの、はじめまして、ルルです。
入っていいでしょうか?
駄目だったらきっぱりと言ってくれて構いません。
入っても・・・よろしいでしょうか・・・?

774:青薔薇:2018/09/24(月) 22:47 ID:YIo

ありがとうございます!
本日、二度目の更新です。

大切な人は知っている
(翼side)
病院に着くと俺たちは受付に行った。
「立花彩さんはこの病院に入院していますか?」
俺が聞いた途端、看護師の女性ははしゃぐようにして勢いよく聞いてきた。
「ご親族の方?」
俺はなんでこんなに興奮しているのか疑問に思いながら
「友人です。」
と答えた。
すると、女性はどこかに電話をかけ、俺たちを見て微笑んだ。
「よかった…立花さん、事故にあって入院しているのに今まで誰も尋ねて来なかったの。ずっと、私たちも心配していたの」
俺と七鬼は目を合わせた。
「立花さんの病室は2-Bよ。様子を見ても驚かないでね。昨日までICUに入ってたんだけど家族は誰も来ないから医院長先生のご厚意で個室に管理しているわ。」
驚かないで、か…
アーヤは大丈夫なのだろうか。
「行こうぜ。」
七鬼が言い、俺たちは静かに病室に行った。
ドアの前に立ち、一呼吸する。
ガラっ…
俺は覚悟を決めて病室のドアを開けた。
ピッピッピッピッピッピッピッ…
無機質な機械音が心臓が動いていることを俺たちに教えた。
でもそれだけ。
本当にそれだけだった。
俺たちが見たのは…
頭に包帯を巻かれ、喉にチューブを入れられて、体にも沢山の管やチューブに繋がれて、頑なに目を閉じて眠っているアーヤの姿だった。
喉のチューブは大きな機械に繋がれていて、空気を送り込む音が規則的になっていた。
「嘘だろ…」
「何があったんだよ…」
俺と七鬼はそう呟きざるを得なかった。
そこから、俺たちはただ眠るアーヤを見つめることしかできなかった。
少しするとドアが勢いよく開いた。
若武たちが息を切らせながら入ってきたところだった。
「おい、上杉。これってどういう状況だ」
若武がアーヤを見ながら失望したように上杉に説明を求める。
誰が見たって分かることだ。
きっと、信じたくないんだろう。
若武自身が自分の考えていることを…
それでも、上杉は静かに若武の質問に答えた。
「立花は今、生死の境にいる。」
俺らの間に沈黙が流れる。

775:潮◆5E:2018/09/25(火) 07:05 ID:rgA

ルルさん、どうぞー!
うしおです
これからよろしくお願いします!
呼びタメOKですか?

776:青薔薇:2018/09/25(火) 18:51 ID:YIo

>>773
はじめまして。
青薔薇と言います。(名前の読み方はセイラです)
入ってもいいと思いますよ。
私自身、最近入らせていただいたのであまり言える立場ではないと思いますが…
私は呼びタメ全然OKです。
あと、私が敬語なのはクセというかどうしてもこうなってしまうだけなので気にしないで下さい。

小説、更新します。
大切な人は知っている
(翼side)
ガラッ
俺たちの沈黙を破ったのはドアを開ける音だった。
俺は今までアーヤに向けていた視線をドアの方に移した。
立っていたのは一人の医師だった。
「医院長の杉山です。やっと彩さんに見舞客が来たと聞きました。心配してたんだよね…誰も来ないもんだから。ありがとう、来てくれて」
そう言って、医院長先生は俺たちを見た。
「あの、アーヤには何があったんですか?」
若武が声を震わせながら尋ねた。
医院長先生はアーヤのそばに行って何やら記録しながら話し出した。
アーヤが事故にあったこと。
家族の誰一人お見舞いに来ないから誰でも来られるようICUから一般病棟の個室に移したこと。
アーヤが上杉が言ったように生死の境にいること。
そして最後に、
「毎日、見舞いに来て話しかけてやってくれ。彼女が目覚めるよう出来るだけ多くの時間。彼女に大切な人がいるならその人にも手伝ってもらって…彼女はまだまだ生きていく価値がある。我々のような老人が生死の境に立つのとはまた、意味が違う。誰かが彼女が起きるよう助けてあげないと、一人で目を覚ますことはできない。君達の力が少なくとも必要だ。君達は彼女のこと大切に思ってるんだろう…」
俺たち一人一人を見ながら医院長先生は言った。
そして、医院長先生は部屋を出て行った。
俺たちは自分がすべき事を考えられた。
一度、全員部屋から出て近くの自販機や机や椅子が置いてあるところに行った。
一番に口を開いたのは黒木だった。
「砂原に連絡した方がいいな」
黒木が続ける。
「アーヤは、砂原に電話で告白してる」
俺たちは驚いた。
若武は、いつもなら嫌と言うところだが、今はアーヤが目覚める事を考えているのだろう。
文句も言わず、賛成かどうか多数決を取った。
満場一致で連絡することが決まった。
「じゃあさ、俺、今、砂原に電話するよ。ここで、スピーカーフォンにして話してもいいか?」
七鬼が自分から言い、全員の目を見て電話をかける。
「もしもし。七鬼か?」
スマホから砂原の声が流れる。
「ああ。今、少し時間いいか?親友として、立花のことを伝えようと思って電話したんだが」
電話の向こうで息を呑むのが分かる。
「いいよ。」
短い返事が返ってくる。
七鬼は砂原の返事を聞くとゆっくりとアーヤの事を話した。
七鬼が全て話し終わると向こうから声が聞こえた。
「分かった。明日中に帰国する。七鬼、感謝する。それと他の奴にも。いるんだろ、そこに。わざわざ、教えてくれて感謝してるよ。ありがとな。」
最後の方、砂原の声は震えていた。
電話が切れ、若武が泊まり込みでお見舞いをするのはどうかと提案した。
それは、全員が賛成し決定した。
今日は黒木以外誰も泊まれそうになかったから今日は黒木が泊まることになった。



今回はここまでです。
次は、黒木や砂原sideも書けたらいいです。
あまり、物事が進展させられなくてすみません…

777:潮◆5E:2018/09/25(火) 19:15 ID:39I

すごいよ!!
うちなんかが書くと糞小説になりかねないからなーw

778:青薔薇:2018/09/25(火) 20:57 ID:YIo

>>777
ありがとうございます!

779:彩音☆&◆sk:2018/09/25(火) 21:25 ID:g8o

アーヤぁぁ!!
更新頑張ってください!絶対見ます。寝てても見ます。シリアスの感じがもう好きです。

爪の垢を煎じて飲みたいわ((ボソッ

780:青薔薇:2018/09/26(水) 19:25 ID:YIo

読んで、感想まで…
ありがとうございます!
これからも頑張って、完結できるように更新していきます!

大切な人は知っている
(黒木side)
俺たちは話し合いが終わると別れた。
俺は、今日、宿泊するために一度家に帰り荷物を持って来た。
病室のドアに立ち、深呼吸する。
痛い事に慣れてる流石の俺にも大切な人が生死の境にいるのを目にするのは辛い…
覚悟を決め、ドアに手をかける。
少し、ドアを開けただけなのに大きな無機質のピッピッという音が聞こえる。
俺は静かにドアを開け中に入る。
そのまま、アーヤのベッドの側の椅子に腰掛ける。
目線を低くした事で、今まで以上にアーヤの様子がわかる。
髪を上下に分けるように厚く包帯を巻かれた頭、腕。
マスクと挿管チューブで半分以上隠され、目を頑なに瞑っている正気のない美しい顔。
あちこち、チューブや管に繋がれた痛々しい体。
そして、何よりもアーヤが危険な状態であった事を示す沢山の機器。
何も言えず、ただ、見ているだけの俺の頬が濡れた。
俺は、泣いていた。
口を押さえて、静かに泣いた。
涙が収まった頃、俺はアーヤに話しかけた。
その日、俺は初めてアーヤについての俺の気持ちを口にした。
「アーヤ、大好きだよ」

俺は、この日、全く寝なかった。
別にどうだっていい話をずっとアーヤにし続けた。
それで、少しでもアーヤの力になれるなら…
そう思って。
朝、10時ごろ若武からメールが来た。
(黒木、おはよう!まあ、お前のことだから寝てねぇんだろうけどよ。あと少しで砂原が空港に着くみたいだ。お前は、アーヤの近くにいてやれ)
俺は、少し笑った。
こいつって、妙に鋭くて本当にリーダーらしいところを見せてくれるよな。
ここだけでも言わせてくれ。
俺はお前のそういうところ、尊敬するよ。
ありがとう。リーダー。
それから、俺はアーヤに今のメールのことや今から砂原が来ることなど話した。


今回は黒木sideに挑戦してみました。
やっぱり、黒木君は難しいです。
黒木君の口調や性格が変わってるかもしれないです。
今までにないくらいに下手になってしまいました。
すみません…本当に…
次回は砂原sideから始めようと思います。
今回の中で砂原sideまで、入れなくてすみません。
これからも「大切な人は知っている」を読んで頂けると嬉しいです。

781:青薔薇:2018/09/27(木) 22:28 ID:B5k

連レスになっていたらごめんなさい。
どうしても1日に1度以上は更新しないと完結しなさそうなので…
本当にごめんなさい。

大切な人は知っている
(砂原side)
「着陸します」
機内アナウンスが流れる。
もう、日本か…
久しぶりだ。
きっと、空港のロビーであいつらが待ってるんだろう。
帰って来るときはこんな暗い気持ちにはなりたくなかったのにな…
今までいた場所とは打って変わって、今の俺には明るすぎるぐらいの平和な地を眺めて思う。
着陸後、俺はロビーに大きな荷物を持って行く。
まず最初に会ったのは今日から正式に日本で住むことにしたから、家の手伝いをしてくれる人をやっとた。そう、執事のような人だ。
俺は軽く挨拶と会話を交わし、荷物を渡した。
性別は男。
俺より年上で20歳くらい。
名前は影山麗夜(カゲヤマ レイヤ)。
カゲヤマは俺に向かって、一礼しロビーから出て行った。
すると、いきなり後ろから聞き覚えのある鬱陶しい声が聞こえた。
「おい、砂原。帰国して早々、俺たちに金持ちアピールすんのか!」
あまりの大きな声に、近くにいる人は思わずチラ見してしまっている。
若武たちの登場だ。
黒木以外の男子メンバーが見事に揃っている。
いつもと変わらずに接そうとしてくれてんだろうな。
他の奴は止めようとしない。
あの、上杉だって苦笑しながらため息ついてるだけだし。
「おい、いつまで黙ってるつもりだ。わざわざ迎えに来てやったんだぞ。感謝と挨拶ぐらいはしろよな」
お前はいつでもうるせぇな…
ある意味尊敬するよ。
「ああ、ありがとな。わざわざ、ここまで。雰囲気を壊すようで申し訳ないが、姫の様子は?」
少し、空気が曇る。
そうだよな…
俺だけじゃなくて、お前らにとっても立花は大切な存在だもんな。
俺は、その雰囲気を少しでも元に戻せるようにこう言った。
「どうせ、狭っ苦しい部屋に居んだろ。俺も来たんだ。豪華な部屋に移してやろう。お前らとは違って社長だからな」
少し、バカにするような口調で。
空気も明るくなった。
俺は病院の電話番号を聞いて、部屋を移すようにした。
それから七鬼や美門と浜田について会話をしながら、病院に行った。

病院に着くと、3−Cの病院に行った。
景色もいい角部屋だ。
さすが、VIP室の並ぶ廊下は静かだった。
俺は、病室に着くと意を決してノックをし、中に入った。
中には、本を読んでいる黒木と眠っている立花がいた。
俺は黒木に、ここに来るまでの間の会話で俺が毎日、泊まり込みで立花のそばにいることが決まったことを伝えた。
伝え終わると黒木が気を使ってくれて、
「俺たちは秀明の時間だ。ほら、行くぞ。」
と言った。
いつもの口調なんだろうが、言葉の中には有無を言わせないものがあって他の奴は出て行った。
黒木は俺に向かってバチンと音がしそうなくらい綺麗なウインクをした。
全員が出て行ったことを確認した俺は目線を立花に移した。
細く美しい体は今にも消えてしまいそうなロウソクの火のようだ。
立花の体の周りにある、立花が重症だと言うことを言うすべてのものを見て俺は、立花の動かない手を握って泣いた。
「久しぶりに会うのに…彩…俺のこと置いて先に行こうとするなよ。本来なら…俺の方が早いはずなんだから…もう、4日も目を覚ましてないらしいな。お前、いい加減起きろよ。戻ってこいよ。お前がもし帰ってこなかったら、俺…どうやって生きたらいいんだよ…お前がいないのに生きれるわけないだろ!」
俺は、初めて立花の名前を呼んだ。
涙が溢れるように流れてきた。
本心だ…
この声が聞こえていて立花に届けばいいのに…
そう願った。

それから、1日、1日と時は過ぎ、1週間が過ぎた。
俺は、声を掛け続け、必要最低限しか立花から離れることはしなかった。
ついに、変化が起きた。


今回はここまでです。
いろいろ、おかしくないでしょうか?
次回、アーヤsideを書こうと思います。
これからもよろしくお願いします。

782:彩音☆&◆sk:2018/09/30(日) 00:12 ID:g8o

ギニャッ!?
やばい楽しみすぎて朝も起きれません。

783:青薔薇 文字数が多いみたいなので、分けて書きます。:2018/09/30(日) 11:09 ID:B5k

こんにちは。
台風、すごいですね。
私は鹿児島県に住んでいるので暴風域にいます。
瓦が飛んで行ったりして、雨漏りがすごいです。
しかも、私の家は土砂崩れの危険地域のど真ん中で崩れたら終わりだと思います。
皆さんも早めの避難と避難準備に備えてください。

大切な人は知っている
(彩side)
私は気づくと暗闇の中にいた。
地面はあるようでない。
私は、行くあてもなく光を求めて歩き出す。
いや、足を動かす。
進んでいるのかも分からない。
どのくらい足を動かしただろう…
スッと細い光が入ってきた。
そこに、砂原がいる。
溢れるように涙が出て、泣いている。
その涙、拭ってあげたい…
必死で手を伸ばす。
あと少しなのに届かない。
お願い届いて…

私は瞼越しに光を感じた。
そっと、目を開ける。
砂原がいた。
声を掛けたいけど喉に何かが通っていて声が出ない。
私は砂原が握っている手を動かした。
「えっ…」
砂原が驚いたような声を出してこっちを見る。
私はまだしっかりしていない意識の中で砂原を見る。
「立花、聞こえる?聞こえるんだったら、手、握って!」
ハッとした砂原は私に言って、ナースコールを押す。
私は、返事の代わりに手を握った。
砂原が嬉しそうに泣いた。
すぐに医者が私の元に来て、喉に入っていたチューブみたいなのを取った。
看護師さんがぬるいお湯をくれて、私はそれを飲むと声を出すことができた。
医者の人の質問に私は答えた。
暫くすると医者の人たちは出て行って、砂原と私だけになった。
「良かった…」
砂原が私を見ながら言った。
私は、ハッとした。
「なんで、砂原がここに?」
私は聞いた。
あまりにも声が出ていたのか砂原は笑ってこっちを見た。
「好きな奴が危ないっていうのに近くに居たいと思わない奴いると思うか?」
私は真っ赤になる。
目覚めて早々にこんなことになるとは思わなかった。
「ありがとう。待っててくれて…」
私は泣くのを我慢しながら言った。
本当は真っ暗闇の中で一人でいるのは怖かった。
だから、今、ここに大切な人と一緒にいれること、大切な人が待っててくれたことが嬉しかった。
すると、いきなり目の前が真っ暗になった。
砂原が私を包み込むように抱きついていた。
「こっちこそ、戻って来てくれてありがとう」
砂原はそう言った。
私は今まで我慢していた涙が溢れるように出てきた。
砂原がいる安心感が幸せだった。
砂原も私が泣いてる間、ずっと抱きしめていた。

784:怜◆to:2018/09/30(日) 12:00 ID:/eo

お久しぶりです〜
中々来られなくて、ごめんなさい!
11月末まで忙しいので皆のレス読むだけに
なりそうなので週一では顔だします

>>783
鹿児島住みなのね
被害が最小限である事を願ってます
埼玉はまだ雨すら降ってない
今日の夜中頃かな、関東に来るのは
日本列島ほとんど通るので、気をつけて!

785:青薔薇:2018/10/01(月) 22:40 ID:edE

こんばんは。
遅くになってしまいました。
台風、大丈夫でしょうか?
皆さんが無事であることを願っています。
新しい台風も心配ですね。
季節の変わり目で、体調も崩しやすい時期なので気をつけてください。

大切な人は知っている
(彩side)
しばらくして、私は泣き止んだ。
すると、砂原が言った。
「このことがあって、俺、正式に日本に帰国したから。これからは日本にいることになるんだ」
正直に言って嬉しかった。
砂原が近くで生きていてくれることが…
そんな事を考えている私と砂原は暫く見つめあっていた。
すると、砂原が携帯を出してこっちに携帯を渡した。
「美門と話な。ここ押せば電話がかかるから。あいつが一番、お前のことに責任を感じているから。声を聞かせてやりなよ」
そう言って砂原は部屋を出て行った。
砂原は、自分でかけて繋がった状態で携帯を私に渡すこともできるし、どんな会話をしてるのかを聞くこともできるのに、電話のかけ方を教えて、黙って部屋を出てくれた。
そういうとこ、すごく優しいと思う。
ありがとう…
私は砂原が見えなくなった病室のドアを見ながら思った。
そして、電話をかけた。
プルルルル…プルルルル…
この時間は忙しいかな?
なんて考えてるといきなり声が聞こえた。
「はい、俺。砂原か?」
翼の声だ…
安心する。
「立花です…」
私は、そっと言った。
向こうで時が止まったように何も聞こえなくなった。
私は、聞こえてるのかわからなくなって言った。
「大丈夫?聞こえてる?」
と言った。
そしたら、向こうはハッとしたのか声が聞こえた。
「アーヤ?本当にアーヤなの?」
翼の心配そうな声が聞こえる。
私は少し笑って、
「私だよ。今日、目が覚めたの。ごめんね。心配かけて…」
こう言った。
翼のホッとしたような息が聞こえる。
「よかった…ホントに…よっ…かっ…た…。今から、行くね」
泣いてるのか、声がおかしくなった。
私は、そんな翼の声を聞くと安心した。
「待ってるね」
私もそう返事をして電話を切った。



今回はここまでです。
短くてすみません。
平日は学校が忙しくてなかなか更新ができない日があったり、すごく短かったりすることがあると思います。
二学期は行事等で皆さんも忙しいと思います。
頑張って下さい。
私も頑張ります!

786:夜桜◆os:2018/10/02(火) 10:37 ID:/Fs

お久しぶりです、新しく入って方は初めまして!覚えてて下さる方がいるといいんですが。。。
葉っぱ天国にこれからなかなか顔をだせなくなるかもしれないので(いつも出してませんが・・・。)
ここのスレの皆さんには本当に優しくしてもらって本当にうれしかったです!
また、いつかひょっこり来るかもしれませんがその時はまたKZの事について一緒にお話ししてくれるとうれしいです!

787:潮◆5E:2018/10/02(火) 18:57 ID:d1Y

>>785
あのね…私ほとんど行事終わっちゃったの……
むなしくなるよ、ほんとに…
あとね台風のせいで家の前の木など3本倒れたし、
昨日なんか自分の最寄り駅が入場規制になったから、家でたの11時だよw
本当に台風迷惑だねー

>>786
よろしくです!
うしおってよみます!
呼びタメオケですか?

788:青薔薇:2018/10/04(木) 22:04 ID:edE

更新、できてない日が続いてすみません!
校外学習もあって、色々とバタバタとしておりました。
次は、生徒会選挙と中間テストに向けての活動があるのでまた忙しくなると思います。
休みの日に出来るだけ更新していくのでよろしくお願いします。

大切な人は知っている
(彩side)
電話を切った後、砂原に携帯を返した。
他の人には明日、ゆっくり連絡したいと思って…
「今日は、美門に泊まってもらったらどうだ?もしそうしたいなら、俺が連絡するけど」
砂原が私の隣に座って言う。
正直、1人も怖いし、そうしてもらいたいかな…
「うん。翼ができたらでいいんだけどね」
すると、砂原は少し笑って言った。
「いや、その心配はいらないと思う。美門なら喜んで泊まると思うけど」
何かを想像するように笑いながら言った。
でも、砂原がそう言うなら確かにそうかもね。
男の子同士って繋がり合うところがあるもんね。
私は少しホッとして息をついた。
砂原は、電話をしに部屋を出て行った。
暫くすると、部屋に戻ってきて、OKだと言う事を教えてくれた。
「俺はまた、明日来るから…じゃっ」
そう言って砂原は出て行った。
私は、静まり返った部屋をぐるっと見回す。
ベッドから体を起こして地面に足をつけてみる。
酸素マスクがまだ付いてるから歩くことはできなかったけど、足に当たる地面の感覚が幸せだった。
嬉しい…
今がとても。


すみません!
短くしか更新できませんでした。
3連休で出来るだけ進めるので本当にすみません。
次回は翼が病室に入って来るところから始まります。
>>786
はじめまして
青薔薇と言います。(青薔薇と書いてセイラと読みます)
最近、入らして頂いた新人です。
よろしくお願いします。

789:怜◆to:2018/10/05(金) 23:24 ID:Vjc

>>788
更新お疲れ様です〜
雑談広げて悪いんだけど、生徒会なの?

790:青薔薇:2018/10/08(月) 00:11 ID:edE

>>789
生徒会長、副会長に立候補はしてないですけど、立候補者と応援演説者の手伝いをするような感じの仕事です。
でも、執行部役員を目指しています。
今は、クラスの環境生活部という専門部の部長をしています。
生徒会選挙に向けての準備が専門部にもあるんです。
すごく、田舎の学校で、全校生徒が150人にも満たないので一人一人の負担が大きく忙しくなっています。
長々と説明すみません。

只今、すごく悩んでいるんです。
今日中には考えをまとめようと思うのですが、下書きがまとまらないんです。
ここに載せる前に、下書きをして推敲して書き直しての一連の流れを行なうようにしてるんです。
ですが、この二日間、全くその繰り返しで止まっています。
出来るだけ早く、完成させますのでお待ち下さい。
3連休で出来るだけ早く進めると言っていたのになかなか思うどうりに出来ずにすみません。

791:怜◆to:2018/10/08(月) 09:55 ID:PBI

>>790
へぇ…選挙管理委員会みたいな感じなんだね
私、生徒会役員だけど選挙の時は選管にお世話に
なりますよ…!お疲れ様です…!

そんなに急がなくても大丈夫だよ〜
自分のペースでゆっくり更新して頂ければ!

792:雪◆Qo:2018/10/08(月) 13:53 ID:iXs

>>790
むしろ今まで下書きと推敲をして書き直しをしてその更新の早さにびっくりしてたので…
焦らずにゆっくり更新頑張ってください〜

793:巴:2018/10/10(水) 10:52 ID:sWc

物語などは無知ですが、もしよろしければ入れてください。

794:巴:2018/10/10(水) 10:53 ID:sWc

小6です

795:青薔薇:2018/10/10(水) 22:25 ID:edE

>>791
生徒会役員なんですね。
すごいです。
明日、生徒会役員選挙があるので、最後の仕事頑張ってきます!

>>793
青薔薇と言います。(青薔薇と書いてセイラと読みます)
中学2年です。
入っていいと思いますよ。
お名前、なんと呼べばいいでしょうか?
漢字の読みも教えていただけると嬉しいです。

小説、更新します。
遅くなってしまい、大変申し訳ありません。

大切な人は知っている
(彩side)
ガラッ
「アーヤ…」
私が、ベッドに座っているとドアが開いた。
そこに立っていたのは、翼だった。
「翼…久しぶりだね…」
私は心配をこれ以上かけないように笑った。
翼は私のところに駆け寄って来た。
そしていきなり、抱きつかれた。
びっくりして声を出そうかと思った…が、辞めた。
私を抱きしめている翼の肩が震えていたから…
翼が泣いてる…
私を抱きしめて…
子供みたいに…
私はこんな翼を見て、自分がどれだけ心配をかけていたのかを改めて知った。
「ごめん。翼…心配かけて…ごめん」
私はかすれる声で謝った。
私が謝ると翼は私を抱きしめている腕に力を入れて
「こっちこそ…ごめん…気づいてあげられなくて」
といった。
そんな…翼のせいでは全くないのに。
「な、んで…謝るの?翼の、せいでは、全く…ない、んだから」
私も翼の腰に手を回して抱いた。
少しの間、翼が落ち着くまでそうしていた。
翼は落ち着くと
「ありがとう、生きててくれて」
と言って、最高の笑顔を見せてくれた。


短くてすみません!
翼がアーヤの前でアーヤの事を思って泣くところが書きたかったんです。
次回は翼が病室に泊まっている間の2人の時間を楽しく、そして少し甘く書けたらいいなと思います。

私事で申し訳ないのですが、皆さんにお尋ねしたいことがあるんです。
気分を悪くされる方がいればこれから書く私の悩みを読まないでください。
学校のクラスメイトのことなんです。
私のクラスには最近、引っ越して来て成績のすごく悪い男子が約1名いるんです。
引っ越して来たのは先月にも関わらず、未だに転校生ぶっているわけです。
私の学校はとても小さく、1クラスにつき25人程度ぐらいしかいないため、覚えることも超基本的な事だけなのですが、ほとんど何も出来ていないんです。
成績が悪すぎて引っ越してすぐの実力テストは全て1桁の点数しか取ることが出来ていませんでした。
そんなに悪い点を平気で取るものですから、当然クラスの足を引っ張っているんです。
相手のクラスと私たちのクラスのテストの平均点が6点もの差がついてしまい、私たちはそのせいで全体で怒られてしまいました。
私は、自分で言うのもなんですが、かなり上位でした。
でも、そんな風に努力している人を置いて先生は中間テストまでの課題をかなり増やしたんです。
で、肝心のテストがすごく良くなかったその転校生は未だに転校生ぶって、英語の日々の宿題も漢字もクラスとして出される宅習もやってこないんです。
これってどう思いますか?
皆さんのご意見を知れたら嬉しいです。

796:巴:2018/10/11(木) 14:08 ID:sWc

ともえって言います。書き込める時間は18時とか20時くらいで少ないですが、よろしくお願いします!

797:巴:2018/10/11(木) 14:09 ID:sWc

物語、みなさんうまいですね!うらやましい...

798:怜◆to:2018/10/11(木) 17:23 ID:PBI

>>793
どうぞ!
呼びタメOKですか?


>>795
今日だったね笑 お疲れ様でした!

そっか…、大変だね
学校、クラスはそーゆーとこだけ連帯責任だからね。
んー…、人様に迷惑をかけるのはよくないですね。
私は転校した事ないからあくまで一意見として捉えて欲しいんだけど、
少人数の学校なんだよね?ってことは、それなりにクラスは纏まってたんじゃないかなぁって思うの。その中に一人で入っていくってのはすごく緊張する事なはずで。成績が悪いのは本人の力量だし、仕方ない所もあるかもしれないけど。迷惑してるって事を伝えた上で先生を通したり、皆でサポートしてあげたりするのも必要じゃないかなって思います。
一ヶ月って長いようで短かったりするからね、お互いの事情や立場を伝えて、理解しあっていけたら最善ですけどね…この時期だし、行事とかで纏まらなきゃいけないこともあると思うから、初めは上手くいかないかもしれないけど辛抱強く話しかけてあげたりして溝を狭めて、壁をなくす事が大切だと思う。

青薔薇の話だけだからここは違うんだけどな、
こーゆー事聞きたいんだけど、って思うならどうぞ
でも、申し訳ないけど今テスト期間なので…
1週間来ないので気ままに

799:青薔薇:2018/10/11(木) 22:37 ID:Oh.

>>798
貴重なご意見、ありがとうございます。
そのような視点で考えさせられると少し、気が楽になりました。
私は、性格的にきちんとして学校生活などの集団の場を過ごしたい、また、過ごすことができるような環境を整えてほしい、理屈が通らないようなことは許さない、とか考えてしまうんです。
いわゆる、完璧主義みたいなものかもしれません。
私自身、その性格で固くなってしまって首を絞めそうになることもありました。
だからこそ、そのような意見をもらえて嬉しいです。
もう少し、視野を広げることができるように頑張りたいと思います。
本当に貴重なご意見ありがとうございました。


すみません。今日は、小説の続き書けそうにないです。
ちょこちょこ、更新していきたいと思います。
前回、皆さんさせて頂いた私事の悩みについても意見があれば教えてください。

800:潮◆5E:2018/10/13(土) 17:17 ID:d1Y

共学か…いいな。
>>795
セイラ、そいつのことはきにすんなって!
そいつの将来は没落、セイラの人生は薔薇色になる、っていう将来しか私には見えてこない。
確かに連帯責任で、大変かもしれないけど、その増やされた課題もちゃんとこなして努力した方こそ、人生が悔いのないものになるんだから。
ああ、こいつはどんどん廃れていくんだな、でも私には関係ない。自分は自分のやるべきことをしようって考えると楽だよ。
(先輩風でごめん)

私ももうすぐテスト期間だからあんまりこれないやーごめん





>>800
おめでとう!私とっちゃった!(o゚▽゚)o

801:青薔薇:2018/10/14(日) 22:25 ID:yp.

>>800
ご意見ありがとうございます。
そうですね。
たくさん努力して、悔いることはないですもんね。
励みになりました。
あと、800おめでとうございます。

小説更新します。

大切な人は知っている
(彩side)
それから、翼は今日泊まるベッドにいろいろ準備をしていた。
私はその様子をボーっと見ながら考えてた。
あの男のことみんなに言った方がいいのかな?
巻き込んじゃいそうだし…
そもそも、なんで私があんなにも狙われなくちゃいけないの?
それに、あのときのお母さんの声、今にもはっきりと思い出せるけど妙に明るかったような気がする。
お母さんは何か関わっているのかな?
それより、ここ退院したらどうしよう…
あんなこと言われたのに、ノコノコ家に帰っても大丈夫かな?
あー、もう、どうしよう!
叫びたいぐらいに心配ごとが…
そんな感じでずっと一人で自問自答を繰り返し、結局、思いついた結果はもう少しこのままでいること。
家については、一度帰ってみる。何もなければ…
「アーヤ」
ビクッ!
わ、びっくりした。
びっくりしたまま翼をみると笑ってる。
「アーヤ、大丈夫?さっきから何か考えてはコロコロ表情変えて…何かあった?」
私、そんなに表情変えてた?
てか、そんなに笑わなくていいじゃない!もう!
少し、私がムスッとすると翼は笑うのをやめた。
「ごめん、ごめん。でも、こっちを見ながらコロコロ表情が変わるのがアーヤらしくて、少し安心した」
翼は天使の微笑みを見せる。
なんやかんや言って、すごく心配してくれてたんだね。
そんなこと考えていると先生が入って来た。
「呼吸も安定してきたし、マスク取るね。」
やっとマスクが外れて口もとが自由になった。
先生たちは何やら翼と話して出て行った。
「アーヤ、可愛い…」
翼が私を見ながら言った。
「やっぱ、マスクが外れると安心する」
翼がそう言いながらこっちに近ずいてくる。
「アーヤ、外の空気吸いに行かない?今日は天気がいいから星が綺麗だよ」
私は、少し外を見る。
少し出たいかな…
「行きたいけど、出ていいのかわかんない」
そう答えると、翼は笑いながら言った。
「大丈夫だよ。車椅子だったら外に出ていいって、さっき許可貰ったから」
あぁ、だから話してたんだ。
でも、車椅子、私乗れないよ。
「車椅子は俺が押してあげるからさ、心配なく」
そう言って悪戯げに笑った。
へ!?
その瞬間、私は翼に抱えられた。
そのまま、車椅子に乗っけられた。
「ちょ、翼。何してんの?」
翼はまた、悪戯げに笑って
「なんのこと?」
と言った。
もう、翼のバカ!
プン!
「あ、また、アーヤ怒ってる。wwww…」
翼があまりにも笑うもんだから私も笑ってしまった。
少しして、二人の笑いがおさまって私たちは屋上に向かった。



今回はここまでです。
次回は屋上についてからのことを書きたいと思います。
もうすぐ、中間テストですね。
私もテスト対策に追われております。
ここにもあまり来れないかもしれないです。
すみません。

最後に皆さんにお尋ねしたいのですが、答えて頂けると嬉しいです。
この小説、落ちは砂原にするつもりだったんですが、この流れだと翼もありかなと思っています。
そこで、皆さんにお尋ねしたいのが今までの話を読んだ上で、砂原と翼のどちら落ちが一番流れであっているか、ということです。
もし、翼落ちにする場合は次の話でくっつけることも頭に入れて書こうと思っています。
皆さん、答えて頂けると嬉しいです。

802:怜◆to:2018/10/18(木) 21:23 ID:Vjc

お久しぶりです テストは二重の意味で終わりました
まぁ毎回だけどね笑


>>799
まぁ軽く考えようにも性格ってのはあるからね
全く気にしないのは難しいかもだけど
気は張りすぎないで、無理のないように!
またなんかあったら教えてね、聞きますので


>>800 おめでと!


>>801
投稿ありがとう!
一つアドバイスすると、翼が笑ってる所、wwwって台詞よりかは描写としての方が小説っぽいかな?
地の文に上手く「笑ってる」って事を言えるのが
ベスト…な気がする…きっと…分かんないけど
台詞で怒ってるって言ってるから難しい気もするけど

私は翼落ちの方がいいなぁ
流れからしてそちらの方が雰囲気が自然なので!

803:雪◆Qo:2018/10/20(土) 22:41 ID:iXs

>>801
今回の話の流れ的には翼落ちの方が自然だと私も思います。
更新頑張ってください!

804:青薔薇:2018/10/22(月) 22:31 ID:yp.

今日、1時間目からぶっ通しで中間テスト終わりました。
長い間、小説の方、ほっといてすみません。
すぐに更新したいところですが、もう少し皆さんの落ち意見を聞きたいと思います。

>>802
貴重なご意見ありがとうございます。
性格だと考えることもできますよね。
あと、小説のアドバイスありがとうございます。
参考にさせていただきます。

>>803
翼落ちですね。
意見、ありがとうございます。

805:涼雛 &◆1I 定員オーバー!:2018/10/24(水) 18:55 ID:CT.

はじめまして!入りたいです!
りょうひ、と読みます。中一です。
KZメンバーほぼ好きです!最近は読めていないんですが・・・。
こんな感じの語彙力皆無人間ですが、KZ大好きなのでよければ仲良くして下さい!

806:青薔薇:2018/10/24(水) 22:10 ID:yp.

>>805
はじめまして、青薔薇と言います。
ちなみに青薔薇と書いてセイラと読みます。
私は、入っても構わないと思いますよ。
私のことは呼びタメOKです。
私が敬語なのはクセだと思ってください。
よろしくお願いします。

807:怜◆to:2018/10/25(木) 14:53 ID:O9.

>>804
テストお疲れ様です〜
高校になると3日4日に分かれるんだけど
中学は違うもんね…変な話よね…
私は今日持久走大会がありまして。
10km走りました疲れました←

>>805
はじめまして!怜といいます
呼びタメOKですか??

808:潮◆5E:2018/10/25(木) 16:56 ID:d1Y

ハロー!
絶賛テスト期間中の潮だよー!
私の学校は二時間or三時間で4日間テスト期間だよ!
明日最終日だから終わったらまたばんばんくるからねー!

>>805
うしおって読みます!
よろしくね!
呼びタメオケです!
呼びタメ大丈夫ですか?

809:涼雛 &◆1I 定員オーバー!:2018/10/25(木) 17:21 ID:jKg

>>806-808
はじめまして!KZファンが沢山いるの嬉しいです(ˊo̴̶̷̤⌄o̴̶̷̤ˋ)←
タメ口の方が喋りやすかったりするので・・・タメでいきたいです!(次からタメで)

810:青薔薇 アンケート取ったのにすみません。:2018/10/28(日) 22:22 ID:L/k

すみません!
今日、自分が書いた小説を一語一句確認しながら全部読み通して見たら、彩が砂原のことを大切な人と思っているところがある事に気付きました。
アンケートを取らして頂いたのですが、砂原落ちのままで行かして頂こうと思います。
本当にすみません。
アンケートで答えてくださった雪さん怜さんありがとうございました。
本当にすみません。

小説、更新します。

大切な人は知っている
(彩side)
私たちは屋上に来て空を見上げた。
満天の星が広がり私は思わず
「綺麗…」
と言ってた。
翼がそれを聞いて
「ホント、綺麗だね…」
と言った。
何にも邪魔するような物が無くて周りは全て星空に囲まれている。
「ねえ、アーヤ」
翼が私を見て言った。
「ありがとう」
え…?
「何で?」
翼は私の目の前に来てしゃがんで車椅子に座る私と同じ目線の高さにして言った。
「何もできなかった俺を許してくれて、俺に大切なことを教えてくれて。」
そんなことで…
「翼はかっこいいね」
思わず呟いた。
「え…」
翼の口から変な声がこぼれた。
私は少しおかしくなって笑った。

「翼、少し、一人になってもいい?」
翼にお願いすると翼はすぐにいいよと言い、どこかに行った。
私は星空を見上げながら決心した。
あの男のことは、確信がつかめるまで絶対に誰にも言わないと。
そして心の中で謝った。

ごめんね。みんな。
みんなを頼れない、私を許してください…
でも、絶対にみんなを巻き込まないから。
この選択でこれから迷惑をかけることにかもしれません。
本当にごめんなさい。

ツーっと私の頬に涙が流れた。


久しぶりに更新したのもあって、超変になってます。
すみません。
アドバイス等いただけると嬉しいです。

811:怜◆to:2018/11/03(土) 16:11 ID:ZGI

お久しぶりですー
部活が忙しくて、、中々来られなくて


>>810
おー、そっか 了解です!

変じゃないよ〜お上手です

812:潮◆5E:2018/11/03(土) 19:24 ID:OUQ

明日は英検!!
私もアーヤみたいに英語が得意だったらいいのに……(笑)

813:星夢 本物です:2018/11/04(日) 22:39 ID:HKI

覚えてくれてますか❓
本物の星夢です(*`・ω・)ゞ
受験で全然来れてません
今はお母さんのスマホで書いてます
これからもこれません
受験終わったらまた会えるといいな
忘れないでいてね(>_<)

814:星夢◆tk 連レスごめん:2018/11/05(月) 09:52 ID:UQ.

えーと
初めましての方が多いね
私の名前は星夢って書いて
らむって読みます
よろしくね

815:怜◆to:2018/11/07(水) 22:33 ID:OJE

>>813
おぉお久しぶりです
そっか受験生かぁ…
上手く気 抜いてストレス溜まらんようにね

816:星夢:2018/11/10(土) 20:05 ID:Pg6

ありがとう(*´∀`)

817:柚子:2018/11/16(金) 17:47 ID:pPI

入ってもいいですか?

818:柚子:2018/11/16(金) 17:49 ID:pPI

あ、ごめんなさい嘘ですごめんなさい

819:潮◆5E:2018/11/18(日) 17:14 ID:suA

らむさんよろしくね!
うしおって読みます!
呼びタメOKですか?




KZのアニメもう一回やって……
声優さんめっちゃ豪華だし、結構絵もすこ

820:青薔薇 すみません!:2018/11/23(金) 14:32 ID:KBs

すみません!
長い間、小説、ほったらかしでほんとごめんなさい。
今すぐ、続きを書きたいところなんですが…
生徒会の執行部になってからなかなか時間がなくて…
勝手だとは十分理解した上で、お願いさせていただきたいことがあります。
小説のことですが、次の長期休みまで待っていただけるとありがたいです。
もし、そういう中途半端なことは見ていて嫌だ。目障りだとおっしゃる方がいらっしゃれば書き込みを控えさせていただくことも視野に入れた上でお願いしています。
本当に申し訳ございません。

821:匿名さんは知っている:2018/11/25(日) 20:19 ID:EXY

潮さん呼びタメで大丈夫ですよ(*`・ω・)ゞ

822:星夢:2018/11/25(日) 20:20 ID:EXY

上のは私です

823:潮◆5E:2018/11/25(日) 22:32 ID:OUQ

星夢よろしく!

セイラ、大丈夫だよ!!
待ってるね!

824:愛羅:2018/11/26(月) 16:40 ID:UIg

こんにちわ!私も入ってもいいですか?

825:潮◆5E:2018/11/29(木) 18:33 ID:PFg

どうぞ!返信遅くなってごめんなさい……
今あんまり人いないけど、よろしくね!
呼びタメOKですか?
私はOKです!

826:愛羅:2018/11/30(金) 00:12 ID:UIg

ありがとうございます!!

大丈夫です!!よろしく!

私も、小説書いても、いいですか?
書こうかなって思ってる題材は、

《kz事件ノート×千と千尋の神隠し》

です!

827:怜◆to:2018/11/30(金) 18:24 ID:OJE

お久しぶりです…!
大会とか期末とかで暇が取れなくて

>>820
おひさー
やっぱ忙しいだろうね…
ゆっくり息抜き程度に更新してね!


>>824
どうぞー
よろしくお願いします、呼びタメOKですか?

828:潮◆5E:2018/11/30(金) 18:52 ID:OUQ

怜、おひさー!
暇なときにちょくちょくきてね!!

829:愛羅:2018/11/30(金) 22:55 ID:UIg

ありがとう!呼びタメOKだよ!よろしく!

ちょっとだけ、更新します!もしダメだったら、言ってね💦💦💦


《探偵チームkz事件ノート×千と千尋の神隠し》


私は、立花 彩。


「神隠しって知ってるかっ!!」



若武の唐突な言葉に、みんながポカンとしてしまっている。

急に、若武が緊急集合をかけたんだ。

だから何かあったのかと思って急いで来たら、この一言。

神隠し…?

皆は、顔を見合わせる。

神隠しって、なに!?

あ…まぁ、大体はわかる。

前に、オカルトの本で見たんだけど、ある女の子がいきなり消えてしまって、10年後にまた現れたんだ。けど、女の子は何も覚えてないらしくて、しかも服装も、身長も、顔までもが消えてしまった時と同じだった、っていう話。

多分、神隠しってそういうことをい
うんだと思う。

……うろおぼえだから、確信は持てないけど。

ずいぶん急だね、若武。どうしたの?」

と、最初に口を開いたのは翼だった。

すると、若武が
「ああ。俺の学校に荻野 千尋ってやつが転入してきたんだけど…」
と、いいかけた瞬間、いつも冷静な黒木君が珍しく、驚きながら言う。

「荻野って…あの、有名な事件の?」

事件?
ポカンとしている私をよそに、若武が頷き、皆が口々に話しだす。

「まじかよ」
「え、その子の記憶って戻ったの?」
「めっちゃ有名だもんね」
「ていうか、凄くね」

??

私は皆の話についていけず、ますますポカン。

事件?

神隠し?

荻野 千尋?

すると、それに気付いたのか、黒木君が

「アーヤもしかして知らない?
昔ね、っていっても今から3年位前の話なんだけど、ある女の子とその家族が、新しい家に引っ越しの業者を呼んだまま急に姿を消してしまったんだ。
その女の子をのせていた車も見つからなくてね、それから1ヶ月して急に現れたんだ。
その子の家族もね。
けど、その子も両親も何も覚えてないっていうんだ。
でも、不思議なのはそれだけじゃなくて、消えた日につけていた黒の髪ゴムが、紫色の髪ゴムに変わっていたんだって。
それで、一部のオカルトマニアの人の間では、それを“神隠し”じゃないか。となって、世間では大騒ぎ。
っていうわけて、有名な事件となったんだ。
最近じゃ、実は嘘じゃないかって、あまり噂されなくなったけど。」

へぇ、そうだったんだ。

私は、初耳だったからびっくり。

「それで、その荻野 千尋の神隠しについての事件を取り扱いたいと思っている。」

と、若武が自信満々の顔で、言う。

はぁ?

すると、上杉君が鋭い目を光らせながら

「俺、パス。神隠しとか、どうせデマか、本当に1ヶ月間の記憶が飛ばされただけだろ。」

…まぁ、上杉君の言うことは、納得できなくはない。

皆は、うんうん と頷く。

「事件を取り扱うっていっても、具体的に何するの?」

と疑問に思っていたことを問う。

「そりゃあ、一つしかないだろ!



俺達も、神隠しにあうんだ!!」



はぁ⁉





切ります!感想、お願いします🙇

830:怜◆to:2018/12/04(火) 20:48 ID:sWA

>>829
お待たせしました、よしタメでいくね!

上手!
行間空いてるし長文の台詞も読みやすいし
誰が何言ってるかもよく分かるので!
続き、楽しみにしてます〜

831:愛羅:2018/12/05(水) 15:05 ID:Alg

ありがとう!じゃあ、更新します!


「それで、真相を突き止めて、新聞社へ持ち込む!!
本当に神隠しにあったら、すっげぇ儲かるだろ。
それに、こっちには神隠しに会った本人、荻野もいるし!
俺達が有名になるチャンスだろ。」

儲かるかもしんないけど、神隠しって本当にあるの?

皆も、ほとんどダラ〜ンとしてあきれがお。

黒木くんなんか、スマホいじってるし…。

「とにかくっ!俺はやる。
やりたくないやつは、抜けてもいい。
俺一人になっても、真相を突き止めるぜ。」

はぁ……。

でも、若武っていっつも無茶するだろうし……。

それに、荻野さんにもあってみたいしね。


………。


私は恐る恐る、手をあげて

「私も、やる。」


と言ったときの皆の顔は、凄かった。

「やめなよ。アーヤ危ない目に遭うかもだよ?」

と小塚君。

止めてくれたのは嬉しいけど、それは、私が女だからだと思う。
だって、それがもし黒木くんとか、翼とかだったら、止めないでしょ?

私は、「黄金の雨〜」の時に皆と約束したように、一人の“メンバー”として考えてほしいけど、そう上手くはいかないのね。

すると、黒木君が

「俺も、参加するよ。アーヤと若武を二人きりになんてできないし。」

と言い、上杉君に向かって悪戯っぽく笑う。

すると上杉君は、嫌そうな顔をしながら、俺も参加すると言った。

あとは、小塚君と翼。

二人は、意外にもあっさり承知した。

皆がやってくれるのが嬉しいのか、若武は、すっごい勝のオーラをだしながら

「じゃあ、俺は荻野とコンタクトをとる。結果は明日、カフェテリアで。解散!!」

あ、あいたかったな…。まあしょうがないか。





ここで切ります!あとでまた更新できたらします!

832:星夢◆rc:2018/12/10(月) 00:00 ID:mD6

愛羅さんよろしくね〜
らむって言います!
低浮上ですがどうぞよろしくね(*`・ω・)ゞ

久しぶりにこの間シンデレラ特急をよんで
若武がかっこいい

というか
なんで葉っぱには小説書くのが上手い人ばっかなの?
こわいよ((( ;゚Д゚)))
(みんながうちのはるか上にいるよ)

833:怜◆to:2018/12/14(金) 21:44 ID:sWA

新刊を読みました

3月の新刊はKZの
「学校の影ボスは知っている」だそうです
相変わらず題名が迷走してるね

新刊、最近の事件にしてはそこそこのリアリティも
あったけどちょくちょく翼の口からでてくる
歴史の話で藤本さんの本だなぁって思いましたね
刊を重ねるごとにでてくる矛盾が気になって、、

834:夢莉愛 お早うございます。:2018/12/16(日) 09:03 ID:yKE

入ってもいいですか。

835:怜◆to:2018/12/16(日) 12:23 ID:sWA

>>834
どうぞー
怜といいます、よろしくです!

836:夢莉愛:2018/12/16(日) 14:34 ID:yKE

夢莉愛(ゆりあ)です。
タメ呼びOKです。

837:夢莉愛 ありがとう:2018/12/16(日) 15:20 ID:yKE

早々にごめんなさい
私いなくなります。

838:兎碧◆cul9sZ0zs ワッフル王国民〔 レタ . snow melody . hoge 〕:2018/12/16(日) 22:43 ID:pVM

わあああああ、全然来てなくてごめんなさい! 心のそこからごめんなさい! いつから来てない? 2ヶ月ぐらい?

泉の方バットしか書いてないけどラスト忘れたので捨ててよろしいでしょうか?(

次小説書くとしたらまた事件物にするつもり。あとは……季節かあ……冬……考えてみます。季節ものは怜が興奮するので(

初めての人多いから自己紹介的ななにか

〔 名前 〕兎碧( とあ )
〔 備考 〕変な人


KZの本買おうと思ってたのに忘れたんだよ……うわあん……泣きたい。
おもしかった? ネタバレはなしでそこだけ聞かせて。

839:巴:2018/12/17(月) 17:12 ID:v5o

久しぶりです!初めましての方ははじめまして!久しぶりにかおだしてみました。

840:巴:2018/12/17(月) 17:13 ID:v5o

あの、皆さんの好きなアーティストっていますか?私はみやかわくんって言う人がとても好きなんです!よかったら今度聴いてみてください!

841:怜◆to:2018/12/18(火) 21:44 ID:sWA

>>838
忘れないで笑 まぁ仕方ないですね笑
(小説書かない人だから偉そうな事は言えない)

私の生態をよくご存知で笑

備考ってのはそのことを分かりやすく
説明する為にある単語じゃないですかね?

それはKZファンにあるまじき失態。
(私は一週間間違えましたけどね。)


>>839-840
おひさです〜
好きなアーティストねぇ…
今気になったからYouTubeで調べちゃった
カバーしてる人なのね、そういう感じなら
財部さんのカバーはたまに聴くかな

842:兎碧◆cul9sZ0zs ワッフル王国民〔 レタ . snow melody . 〕:2018/12/18(火) 22:40 ID:Wd6

>>841
バットエンドはもう書いたからいいかな的な(
( くそ適切なアドバイスをする人( 例えば怜とか )は対象外ですよ? )

すごい興奮してるレスを覚えてるからね。>>721

そうだよ、うちは変な人。

ぐっ……よし、琥珀を呼ぼう(


てかさ、冬物を書こうと思って考えたんだけど推し達( グループ )の威力が強すぎて告白( 逆ハー )になりそうなんだけどいいですか? お姉様方はそんなの嫌ですか? ダメですか?

>>840
アーティストのわけ方がよく分からない人参上。
眠れそうな音楽歌ってる人でお願いします((

843:兎碧◆cul9sZ0zs ワッフル王国民〔 レタ . snow melody . 〕:2018/12/19(水) 16:42 ID:Wd6

返事貰ってないけど設定出来たからのせるねー。
結局恋愛はやめたよ。うちはやっぱりKZは友情でお願いする。

〔 題名 〕雪降る昼の馬鹿話

〔 備考 〕・本家にも1回だけ登場( 若武が話しただけ )の人物が登場します。
・2,3レスかなあ?
・駄作、駄作者とーりまーす。
・怜が興奮する季節ものです。
・設定とかは本文にて。
・ 恋 愛 じゃ な い の で ( ˙꒳​˙ )

ふざけ過ぎたね、とりあえずこんな感じ。
今日のよるうちが書く気力あったら更新します……。

844:青薔薇 すみません!:2018/12/22(土) 20:36 ID:3PA

お久しぶりです。
長い間、来れなくてすみません。
昨日、やっと終業式が終わりました。
今日から少しづつ更新したいと思います。

大切な人は知っている
(彩side)
私は視線を感じて目を覚ました。
ゆっくり目を開けると隣に座った翼がジーっとこっちを見ていた。
「おはよう」
「おはよう」
あれ、そういえば私、昨日の夜どうやってここに来たっけ?
覚えてない…
なんとなく、分かる気がするけど…
「あの、翼。昨日の夜、私、記憶がないんだけど。」
すると、翼があぁ、というように笑った。
「ダウンしてたよ」
やっぱり…
「じゃあ…」
翼は微笑みながら
「うん。連れてきて寝かしたよ。」
あぁ、ホントごめん。
私がため息をつくと翼は急に真面目な顔になった。
「あのさ、アーヤ。昨日、泣いてた?涙の跡がついてたけど」
鋭い…
私は一瞬、焦ったけどなんでもないように笑ってみせた。
「多分、星を見てた時に瞬きしなかったから、目が乾燥して何回か涙出たんだよね。その時のだと思う。」
翼はそうなんだと納得してくれたみたいで笑った。
「なんか、アーヤらしいね。そんなに星に集中するなんて」
私も笑ってみせた。
それから、私たちはいろんな話をして盛り上がった。

今日はここまでです。
おかしなところ、直したほうがいいところ、あったら指摘してください。
次回のアドバイスとして参考にさせていただきます。

845:青薔薇 すみません!:2018/12/23(日) 09:39 ID:yuc

連レス、すみません。
来れなかった分の書かせてください。
>>829
すごいです。
私は千と千尋の神隠しは見た事ないんですけどすごくいいなと思いました。
機会があったら見てみようかなと思います。
文末とかすごく自然で小説を書くのを上手くするためにアドバイスがあれば教えて欲しいです!

>>840
私はk–popが好きなんです。
中でも防弾少年団は大好きです。
ちなみに、推しはジョングクという人です。
防弾少年団がきっかけで韓国語も勉強して喋れるようになりました。
最近、いろいろあったけどやっぱり好きです。
みやかわさん調べてみました。
声が私は気に入りました。
いろいろ聞いてみようと思います。

>>842
眠れそうな歌を歌ってる人ですか…
k–popで申し訳無いのですが、私がリラックスする曲があるので紹介します。
興味があれば聞いてみてください。
BIGBANGというグループが歌っている「Blue」と「ハルハル(하루하루)」という曲です。
あと、東方神起さんの「どうして君を好きになってしまったんだろう?」という曲です。
どれも日本語を聞く事をお勧めします。
個人的に切ない曲で、眠れそうな曲だと思ってます。
ぜひ良ければ聞いてみてください。

>>843
KZの友情。
友情って綺麗ですよね。
楽しみに待ってます。

846:怜◆to:2018/12/23(日) 12:56 ID:sWA

>>842
まぁ完結はしてるからね笑
(あ、ありがとうございます笑)

いやなんで覚えてるん?笑

いや琥珀呼ぶってどーゆー発想の転換?笑

眠れそうな曲ならcandleが好きですね


>>844-845
おひさです!

847:星夢◆rc:2018/12/23(日) 18:54 ID:TlQ

おひさです
この間消えた黒猫は知っているを学校のかえり道に見つけて買っちゃった
校則違反ww

848:兎碧◆cul9sZ0zs ワッフル王国民〔 レタ . snow melody . 〕:2018/12/24(月) 14:58 ID:rZg

>>845
今度機会があったら聞いてみますー(❁´ω`❁)

>>846
そそ、完結はしてるから!(
( 当たり前のこと言ったまでよ )

んー……面白かったから?

えっと……責任の押しつけ?

なんですかそれ(

>>847
おひさー!

849:兎碧◆cul9sZ0zs ワッフル王国民〔 レタ . snow melody . 〕:2018/12/24(月) 15:01 ID:rZg

設定 >>843

〔 雪降る夜の馬鹿話 〕
♧.┈┈┈┈┈┈┈.♧.┈┈┈┈┈┈┈.♧

アーヤside

 体を左右前後に揺さぶられながら、大声で叫ばれている状態でずっと寝てられる人っているかな。
 もし居たら、その方法を私に伝授して欲しいんだけれど。

「……きて……おきてってば! お姉ちゃん!」

 どうもこんにちは、私、立花彩です。
 妹の奈子に、体を左右前後に揺さぶられながら、大声で叫ばれている状態。
 もうかれこれ20分くらい。普通の子なら諦めると思うけど、奈子は粘り強いから、私を起こそうとずっと奮闘してる。
 でも私にはどうしても起きたくない理由があるの。その理由はね、『 外まだが真っ暗だから。 』多分夜中の2時ぐらいだと思う。
 近所迷惑になりかねないから、それから10分くらい立ってから奈子の相手をしようと腹決めて起きた。
「あ、お姉ちゃん起きた! ねえ、外見て外見て!」
 外を見てと言っている奈子と裏腹に、私は時計を見る。2時半だった。つまり奈子は30分程の間、私を起こそうとしてたわけ……根気強すぎでしょ。
 というか、奈子はなんで2時に起きてるの? そう思って奈子の方を見ると、奈子はさっきいた場所にはいなくて、窓のそばにいた。
「そろそろ寝ないと。で、外がどうした……の……」
 息を飲んで、空からの贈り物を見つめる。
 ふうわり、ふわり。そんな音がしてもおかしくないほどゆっくりと、その贈り物は私たちの元におりてきた。
 大きくて、柔らかそうな雪。
 いわゆる綿雪ってやつかな? すごく綺麗。
「初雪だよね? きれいだね、お姉ちゃん!」
 本当に心から楽しい、綺麗だと思っていそうな目で私を見てくる奈子に、起きて良かったと思いながら、そうだね。と答える。
 そういえば、小林一茶さんがこんな句を書いてたよね。「美味そうな ゆきがふうわり ふわりかな」って俳句。一茶さんもこんな雪を見たのかな?
「トイレで起きたら、雪が降ってたからお姉ちゃんを起こしたの! 起きてよかったでしょ?」
 なるほど、それで雪に気づいたんだ。
「うん、起こしてくれてありがとう。じゃあ寝るよ」
 えー、起きてたいよー! なんて渋ってる奈子を押し切って布団をかぶせる。
 夜中に起きてずっと起きて入れるわけもないから、奈子はすぐに寝た。
 奈子が寝てから、私はちょっとだけ起きてたんだ。
 今日は12月25日。俗に言うクリスマス。冬休みはもう始まっているから、秀明にだけ通う毎日。
 ここ最近はKZの集合もかかっていなくて、寂しい、つまらない毎日が続いている。
 次に集合がかかるのはいつなんだろう。明日集合かかったらいいのにな。なんて思いながら寝た。


のちのちこれが本当のことになって、でも困るなんてこの時は知る由もなかった

♧.┈┈┈┈┈┈┈.♧.┈┈┈┈┈┈┈.♧
知っている。みたいなかしこまった感じの小説じゃないから馬鹿話です。
小学生みたいな内容の小説にどうかお付き合い下さいませ。

850:青薔薇:2018/12/31(月) 10:00 ID:YZE

大切な人は知っている
(彩side)
あれから、KZのメンバーが毎日来てくれたんだ。
もちろん砂原も。
そしていよいよ退院する日。
嬉しいけど、少し不安…
家に帰らないといけないから。
私はそんなことをずっと考えながら手続きをした。
みんなからお祝いのプレゼントももらった。
「アーヤ、おめでとう。偉大で華麗なる我が探偵チームKZリーダーからのプレゼントだ」
大きく咳払いしながら若武は私に花束を渡した。
「おめでとう。これ、立花が欲しがっていたやつ」
少し顔を背けながら上杉君が数学のテキストを渡してくれた。
「姫、おめでとう。これ、近くにカフェができたからそこのタルトだよ。病院食ではなかなか食べられないからね。お口に召すといいけど。」
そう言って、黒木君は私にウインクした。
「アーヤ、おめでとう。これ、僕の家の植物園で育ててた観葉植物。長持ちするし、世話を続ければ大きくなるから部屋にあるとカッコいいよ。」
小塚君は説明が終わると真っ白な紙袋に入れて私に渡した。
「アーヤ、おめでとう。これ、どうぞ」
翼がそれだけしか言わなかったから全員が不思議そうにしていると
「心の友は以心伝心。」
そう言った。綺麗に包装されていたので開けるのはお楽しみにしといた。
「立花、おめでとう。プレゼントって何を渡せばいいのかわかんなかったから。今度学校で髪、結んでやる」
途中から耳打ちで喋るのは不思議だったけど、らしいなと思った。
もちろん、みんなからはブーイング…
「立花、おめでとう。俺のプレゼントはこれ。あと、車用意してるから送ってくよ」
最後は砂原。細長い箱のような物を渡してくれた。
全員、いろんなプレゼントをくれた。
私はみんなに丁寧にお礼を言って受け取った。
一通り、全員のプレゼントを渡し終わった時ピピピッピピッと鳴った。
すると、上杉君が
「これから塾だ解散しねーと」
と言うと、若武が解散と言った。
私は砂原と車に乗り、帰路についた。

今日はここまでです。
次回は、家に着いたところから始まります。
アーヤの親がどんな反応をして、アーヤはどうなってしまうのか。
シリアス展開があると思います。

851:青薔薇:2019/01/03(木) 18:36 ID:h.c

あけましておめでとうございます
今年もよろしくお願います。
新年早々ですが小説更新させていただきます。

大切な人は知っている
(彩side)
私は砂原に送ってもらっている間、砂原の新しい連絡先を教えてもらった。
それから、砂原は正式に日本に帰国したことになったということも教えてくれた。
もう、外国に出るのは砂原が望まない限りないらしい。
そんな話をしているとあっという間に家に着いた。
私は砂原を見送ってから覚悟を決め、インターホンを押した。
「はい。どなた?」
出たのは母だった。
「彩です。」
そう言うとドタバタと家から出てきた。
そして、私を見るなりこう言った。
「これ、あんたのスマホ。」
え。
私は戸惑いながら
「ありがとう」
と言った。
すると、母は有り得ないことを告げた。
「あんたの荷物全部まとめたから出てってちょうだい。行く当てあんのか知んないけど、友達くらいいるでしょう。最悪、ホテルに泊まりな。お年玉とかの貯金が入ってる通帳荷物の中に入ってるから」
私は急かされるように玄関に入らされ、ダンボールを見せつけられた。
私は不安に押し潰されそうな自分の心をなだめるように深呼吸する。
まず、今しないといけないことを整理した。
そして考えた結果砂原に相談することにした。
さっき教えてもらった電話番号をスマホでかけた。
「はい。俺。誰?」
聞こえた砂原の声に安心してホッと息をつく。
「立花です」
そう言った私の声は安心したものの震えていたと思う。
すぐ、返事は返ってきた。
「どした?」
私は焦る気持ちを抑え、震えてしまいそうな声で話した。
起きたこと全部。
自分がどうしたらいいのかわからないことも…
静かに全てを聞いていた砂原はこう言った。
「俺のとこ来る?」
思いつきもしなかった返事に私の思考は一旦停止。
そして次に出た言葉は
「え?」
だった。
それでも砂原は言う。
「だから、俺のとこ来る?って言ってんの。」
私は迷惑だと思って断わろうとして口を開いた。
でも、それを塞ぐように砂原が話し出した。
「立花は行く当てないんだろ。それに、立花が来て俺は迷惑なことなんて全く無いし。むしろ、有難い。俺の家には執事もいるし、生活も困ることない。」
私は、それを聞いて少し心が揺れた。
そして確認した。
「ホントに迷惑じゃない?」
すると、向こうでため息が聞こえた。
「あのな、俺はお前にプロポーズしたくらいだぞ。その相手が迷惑だと思うか?」
私は、安心しながらこう言った。
「じゃあ、今から行ってもいい?」
すると、砂原は笑いながら
「迎えに行くから荷物、外に出しといて。今から行ってもいいか?」
私もつられて柔らかい気持ちで
「うん」
と答えた。


ごめんなさい。文字数を考えるとキリのいいところで一旦切ります。
続けて連レスになってしまいます。
ホント、すみません。

852:青薔薇:2019/01/03(木) 20:09 ID:h.c

連レス、何度もすみません。

大切な人は知っている
(彩side)
私は1人で荷物を外に出した。
それを見た母は嘲笑うようにして近づいて来た。
「そんなに早いってことはホテルにでも行くつもり?」
私は、簡潔に答えた。
「同級生の社長で砂原君のとこ。一回、プロポーズしに来たでしょう。」
そう言った途端に態度を変え、舌打ちしてリビングへ戻って行った。
私はそれから外で砂原が来るのを待った。
少しするとリムジンが到着した。
後部座席から砂原が降りて来て、運転席からもう1人男の人が降りて来て私の前に立った。
「砂原社長の執事をしている影山麗夜と言います。気軽に影山と呼んでください。これからは立花様の周りのこともすることになっておりますので、以後、お見知り置きを」
そう言ってお辞儀した。
挨拶が終わって、影山さんは私が出した荷物を車の中に積み始めた。
砂原はこっちを見て微笑み、インターホンを押した。
「砂原です。彩さんを迎えに来ました」
そう言って私と並んで母が出て来るのを待つ。
少しすると母が出てきた。
「砂原さんでしたよね。あの時は断った娘が急にすみませんね。迷惑だったらいつでも放り出して構わないから。」
それに対して砂原こう答えた。
「大丈夫ですよ。僕から来て欲しいとお願いしたんですから。あと、結婚のことも諦めてなんていませんから。これでは失礼します」
母はあからさまに苦い顔をして家に入って行った。
その姿を見送るといつのまにか荷物を全て積んだ影山さんが後ろに立っていた。
「すみませんが、スマホの中を確認さしていただきました。それで、勝手なのですが今日からこちらをお使いください。お母様からいただいたスマホには細工がされていました。使い方は車内で社長にお聞きになってください。」
仕事が早い…
渡されたのは白の腕時計と最新の iPhone。
それを持ったまま車に乗るように施され、私は砂原のとなりに座った。
「ホント、ありがとう。いろいろしてくれて…」
私がお礼を言うと
「いいよ。でも条件がある」
と言った。
私が身構えていると砂原は言った。
「互いのことを名前で呼ぶこと。それと、影山にはタメ口、さんとかつけないんだよ。」
え…
そんなことでいいんだ…
でも、影山さんって呼んでしまいそう。
「わかった。でも、それだけでいいの?」
砂原は頷く。
それから、さっき影山がくれたものの使い方を教えてもらった。
どうやら、この腕時計はiPhoneとつながっていて手で電話ができるらしい。
砂原の電話番号を登録してからKZメンバーの電話番号と影山の電話番号を登録した。
しばらくして立派な洋館のついた。
「影山、先に家に行っててくれ。彩の荷物も持って。」
「かしこまりました」
影山が砂原の言う通りに車から離れると砂原が話し出した。
「彩、俺と付き合って欲しい。もちろん、結婚前提で。付き合ってくれないか?」
私はいきなりのことに驚いた。
それと同時に自分の置かれてる状況も考えた。
でも、私は正直になりたいとも思った。
「私も翔と付き合いたいです。よろしくお願います」
私は結果こう答えた。
あの、学校で襲って来た男のことを相談できるかはわからないけど、それ以上に私は砂原が好き。
前回のプロポーズを断ったあと、すごく自己嫌悪した。
同じ間違いは繰り返さない。
いろんな意味を込めて返事した。
砂原は今までで1番の笑顔を見せてくれた。

今回はここまでです。
文字数が多くて途中で切ってしまいすみませんでした。
次回は砂原の家に入ってからの生活について書きたいと思います。
完結が見えて来ました。
クライマックスまであと少しです。
新学期が始まったら更新がまた遅くなると思います。
冬休み中に、できるだけ進めます。

853:星夢◆rc:2019/01/05(土) 19:02 ID:EVA

青薔薇さん
はじめまして
低浮上の星夢ともうします
どうぞよろしくお願いいたします

タメいいですか?

854:青薔薇:2019/01/05(土) 22:27 ID:h.c

>>853
はじめまして
こちらこそよろしくお願い致します。
早くに申し上げずすみません。
呼びためokです。
挨拶の度、言っているのですが私が敬語なのは気になさらないでください。
敬語が身についてしまって…
言わば、癖のようなものです。
改めてよろしくお願います。

小説、更新させて頂きます。

大切な人は知っている
(彩side)
私は砂原に案内してもらって家に入った。
「庭だけでもすごく広いから迷子になりそう…」
思わず呟いた。
砂原はそんな私を見て微笑みを浮かべる。
これから、お世話になることも含めて私は砂原に
「よろしくお願います」
と言った。
砂原はまた、優しく笑い
「彩の礼儀正しいところ、誠実さが現れてて素敵だと思うよ。そう言うとこホント好き」
私はもう顔が真っ赤に…
すると、大きなドアが開き、影山が出て来た。
「社長、入浴の準備ができました。今から入浴なさいますか?」
砂原は短く返事をしどこかに行った。
影山は次は私の方を向き
「彩様、お部屋に案内します。それから、夕食の後この家の案内をしたいのですがよろしいでしょうか?」
私はまだ熱い頬を押さえながら
「はい、大丈夫です」
と返事した。
私は、先を歩いている影山について行き、玄関の踊り場のよう所にある立派な螺旋階段を登った。
螺旋階段を登って2階に着くと廊下の端と端に1番大きなドアがあった。
影山は左側の大きなドアの前に立ちこちらを振り返る。
「ここが彩様のお部屋です。お開けになってください」
私は勧められたままに重いドアを開けた。
すっごく立派…
「こんな部屋、私が使っていいんですか?私は急に居候しに来た身なのに…」
私がそう言うと
「ここはもともと空き部屋ですし遠慮することもありませんよ。それに、向かいの部屋には社長もいらっしゃいますし、階段の突き当たった所の真ん中の部屋は私の部屋ですから、この部屋にいて貰えるとこちらもいろいろ都合よく動けますから。」
いろいろ念を押せれ、私は頷いた。
影山はそのまま続けて
「彩様のお荷物は全て運ばせていただきました。まとめてクローゼットの中に入ってます。後、社長が入浴から上がって来たらお風呂の場所を案内しますので夕食まで入浴しててください。お手洗いは部屋についてます。では、後ほど迎えにあがりますので、それまでゆっくりなさって下さい。何か用事があれば電話して下さい。」
そう言って部屋から出て行った。
私はまず、荷物を片付ける事にした。
洋服を1着1着、ハンガーにかけハンガーにかけられないものは畳んでクローゼットの中の棚に収納する。
それから、学校や塾の物を含めた学習用具、小説や漫画などの本を棚にしまう。
大きな鏡のついた机にアクセサリーやヘアスプレーなど身支度に使う物を収納する。
最後に、今日の退院祝いでもらったプレゼントをバランスを考えながら飾る。
そうしていると、あっという間に時間が過ぎ、終わったと同時に影山が迎えに来た。


ちょっと、一旦切ります。
文字数がやばそうなので。
連レスになってしまうのですが続き書きます。
すみません。

855:青薔薇 アドバイス等あれば教えてください。:2019/01/05(土) 23:16 ID:h.c

続きです!

大切な人は知っている
(彩side)
影山は私に下着だけ持ってくるように言い、風呂場に案内した。
「これは、彩様のです。これは、毎日こちらで準備しますのでいつもご自分で準備しなくても大丈夫です。」
そう言って渡したのはシルク生地の肌触りの良いパジャマだった。
ズボンタイプで上下白っぽい灰色で落ち着いた感じで清潔感がある。
私は、それだけですごく気に入った。
私は、ルンルンで風呂場に入った。
「うわぁ。綺麗…」
1人には充分すぎる広さですごく広かった。
思わず感嘆の声を上げる…
私は、体の隅々まで洗ってゆっくり湯銭に浸かった。
フゥ…あたたまる…
砂原が入った後、水を入れ替えたみたいで入浴剤もすごく良かった。
私は1人、入浴を満喫した。
少しして私は風呂から上がり着替えたり髪を乾かしたりした。
全てが終わって軽くストレッチしていると腕時計が振動した。
私は砂原から教えてもらったとうりに腕時計のボタンを押して電話に出た。
「影山です。夕食の準備ができたのでリビングまで来ていただいてもいいですか?リビングは玄関のそばです。ドアの前に私が立っておりますからすぐわかると思います。」
私は返事をし、言われた所に向かうと影山がリビングの場所を教えてくれて、砂原と夕食をとることができた。
夕食の間は砂原といろいろこれからについて話し合った。
まず、そこで決まったのは来週の月曜日から学校に行くこと。
次に、砂原も私と一緒に浜田に通うこと。
最後なんだけど、これが1番悩んだことでKZのみんなにはどうするかということ。
悩みに悩んだ結果、砂原が今度の土曜日にみんなを呼んで食事をすることにしたからその時に理由まで全部説明する事にした。
塾の事はまだ考えてないけど少しずつ決めて行きたいと思ってる。
私は食事が終わっていろいろ考えながら部屋に戻り、早めに寝た。

キリがいいので今回はここまでです。
これからも更新、頑張れたらいいなと思います。
よろしくお願います。

856:青薔薇 訂正です!今回の更新についてです。:2019/01/05(土) 23:45 ID:h.c

何度も連レスすみません!
小説なんですが、間違いがありました。
彩が砂原の事を翔と呼ぶ事になっていたのをすっかり忘れていました。
小説の本文中にある「砂原」は翔と訂正していただけると嬉しいです。
本当に申し訳ありません。

857:アーヤ:2019/01/06(日) 08:17 ID:b6A

初めまして。最初から読ませていただきましたが、皆さん本当にすごいですね! 私も入っていいですか?

858:青薔薇:2019/01/06(日) 20:34 ID:h.c

>>857
はじめまして。
青薔薇と言います。
青薔薇と書いてセイラと読みます。
私も途中から入らせていただいたのですが、入っても大丈夫だと思いますよ。
私が常に敬語なのは気にしないでください。
癖のようなものです。
私は、呼びタメokです。


小説ですが、今日は更新できなさそうです。
早く下書きを終わらせられたらなと思います。

859:アーヤ:2019/01/06(日) 20:46 ID:b6A

そうなんですね。
青薔薇さんの「大切な人は知っている」のお話、すごい好きです。続き楽しみにしてます!
ひとつ質問なのですが、ここは自分の考えた小説を書き込んでいいのですか?スミマセン初めてでよくシステムを把握していなくて...。

860:清◆to お久しぶりですあけましておめでとうございます:2019/01/07(月) 12:00 ID:Dfg

>>857
はじめまして! 清(せい)といいます〜
呼びタメOKですか??


>>859
ぜひぜひ…!
皆で好きに書き込んで、
読んだりアドバイスしたりって感じのスレです

861:リリアン:2019/01/07(月) 17:57 ID:chs

皆さんはじめまして!私もkz好きなので、入れてください!
推しは、上杉&黒木&翼&砂原&悠飛です!

862:兎碧◆cul9sZ0zs ワッフル王国民〔 Spring Tour 2019―斬― 当選しますように! パイル 〕:2019/01/07(月) 20:02 ID:JO2

>>857
清からオケでてるしどうぞどうぞー。
兎碧です、よろしくお願いします。

とりあえず清がいたから来てしまった。うれしい、ありがとう。
学校頑張ってねー

前レス >>849
アーヤに透視能力がついたんじゃないかと思ってしまった前レス。語彙力上げますごめんなさい

〔雪降る夜の馬鹿話〕

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アーヤside

 目覚まし時計の騒音を止めるために手を動かして、ぬくぬくが残る布団をでる。
 木曜日の朝5時、クリスマス当日。
 クリスマスイブってクリスマスの夜、前の日の日没辛をさして、日があけたらクリスマス、日が暮れたらもうクリスマスじゃないって知ってる?
 昔のヨーロッパの暦が、一日が終わるのが日がくれることだったかららしいよ。
 だからクリスマスの夜にパーティを開いてる人はただの打ち上げとかなんだって。

 私が黒木君がランニングをしてるのを見て、ランニングをしようと思ったのもこんな寒い日だっけ。と思い出してちょっと笑ってから、ジャージに着替えてすぐに家を出た。
 いつも通りの時間に帰ってきて、ご飯を食べて、秀明まで勉強して……の日常が、ちょっとだけ崩れた瞬間。

「あ、アーヤ! よかった、ランニング今から出るところ?」
 翼が、家の前にいたから。
 耳も顔も赤いし、はく息も白色。とりあえず心配だから家の中に入ってきてもらって、話を聞くことにした。
 外よりぬくぬくな家に、おふとんの時みたいに出たくなくなるのはこの後の話。

 急いで作った2つのココアを持って、片方を翼に渡すと美味しい、と微笑んでくれるから作りがいがある。
「ああ、話に来たんだった。土曜日集合だって」
 うきうきになる私に、それでね、と話を続ける翼
「スキーウェアとかの、冬用の遊べるような服を持ってくるか来てこいって言われてるんだけど、アーヤ持ってる?」
 翼に心配され、どうだったかな? と考える。
 1年前のが多分ねあると思う、と答えると翼が笑って、じゃあそれ持ってきてね。ココアご馳走様、ランニング行く? と言ってくれたから、うん。とこたえた。
 私がココアを飲み終わったところで言ってくれた当たり、やっぱり優しいよね。

 ランニングに出て、帰ってきて、勉強をして、秀明に行って。
 朝起きて、ランニングに出て、帰ってきて、勉強をして、秀明に行って。
 いつもどうりの日常をすごしたら、もうすぐKZの集合だ。と自分を活気づけて頑張った。

 そして、金曜日にまた雪が降った。今度は大雪。集合場所あるかなあ? って翼に連絡したら、好都合でしょ、と答えられた。なんでだろ?
 奈子は雪が降ってきてまた騒いで、喜んで喜んで雪遊びをしていた。勉強をしなくていいんだからいいねえ、と見ていたら、お姉ちゃんも雪遊びする? なんて的外れの事を聞いてくるもんだから呆れる。
 その日の夜、スキーウェアとネックウォーマーをいれたバックを作った。いつも来てるジャンバーと帽子をつけて集合には行くつもり。

 その日の夜荷物を作っていると、奈子がお姉ちゃんどこ行くの? 私も行く! なんて言い出して、凄い困った。とりあえず寝かしつけて最悪の事態は逃れた。
 タイマーを5時にセットして、電器を消してる私も寝た。
 明日、何が待ってるんだろう、と心を弾ませながら。

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違う方で小説を書いて疲れてもう無理だと思ってたのに結構いけるもんだね。
ちゃちゃ口唇になると思うけどよろしくです。


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