まったり村のハチャメチャ日常【台本書き】part1

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1:ほのあ◆..u.mYXEa0j1o:2016/05/24(火) 11:55

小説板で書いている私の小説を、メモみたいに台本書きで書いてみます。(慣れているから)
何でメモに書くかって言うと、これでアニメを作ろうとしているからです。
読みにくいけど、自分用(観賞用)としてやってみます。
なので、「小説板で書け!」と言うのは辞めてください。

2:ほのあ◆..u.mYXEa0j1o:2016/05/24(火) 12:41

第1話 まったり村で生活しよう!編
ガタガタと揺れる一つの電車。その電車は、まったり村と言う所に向かって行った。人はあまり乗っていないが、勿論乗っている人は居る。
ほのあ「これから新生活が始まるぞー!まったり村、楽しみなのだ!」
一人車両で騒いでいる、小学五年生くらいの少女。だが、顔はあまり宜しくない。名前はほのあ。持ちネタはほのあんぱん。理想のほのあんぱん作りを目指している。ほのあんぱん、と言うのは、ほのあのネタである。手作りのほのあんぱんのを口にしながら、まったり村に着くのを待った。
ほのあは、今日まったり村へ、村長になる為にと引っ越しをするのだ。 まだ小学五年生だが、それでも秘書が許可をOKしたから…だそう。因みに、まったり村は小学生五年生からなら一人暮らしが出来る村だ。
待つ事三十分後。ほのあは半分残したほのあんぱんをバックにしまい、そのまま寝ていた。しまった後、まったり村に着いてしまったのか、ほのあは電車のアナウンスで起きる。
「まもなく〜まったり村〜まったり村〜」
ほのあ「ムムム!?寝たばっかりなのにいいぃ!もう着いたのか!早く降りないと!」
横に置いてあったポーチを肩に背負い、慌ただしく電車から降りた。
ほのあ「こーんーにーちーわー!ほのあでーす!今日、この村の村長になりにきまし…」
すずか「うわーあの人じゃんあの人!今日からこの村の村長になるって噂の…」
もも「本当に!?…あら〜、思ったよりもマヌケな顔してるわね…」
もみじ「あの子はドSかな?あの子はほのあって子だっけ?攻められた〜い!」
よもぎ「きょ、今日からほのあさんは村長なのに…し、失礼過ぎる!秘書の僕としても失礼過ぎる!」
駅の前では、四人の男女が待ち構えていた。ほのあが駅から出ると、皆ほのあの事でぎゃあぎゃあと騒ぎ出す。
だが、ほのあには人何かよりも、見渡す限りの緑、逞しそうに生えている木、美しい川…ほのあの目には、人が居るのをお構い無しに、その綺麗な景色を見に前に出た。
ほのあ「うおおおぉぉ!この村、凄い綺麗だよ!此処の村の村長になる何て、最高だ!」
目をキラキラさせて言うほのあ。すずかは、出迎えに来たのを気付かせる様に、無理矢理大きな声を出した。
すずか「あーのー!ほーのーあーさあああぁぁん?聴こえますかあぁー?」
と、村全体に聴こえる様な声で、ほのあに問い掛けた。だが、問い掛ける言い方もウザったらしい。
ほのあ「…あ、居たの?」
ほのあ以外「いや普通気付くだろ!」
天然なのか、それとも嫌がらせなのか。と、ツッコミをする様に四人は思っていた。ももは、とにかく自己紹介をしよう、と場の雰囲気を変えようとする。
もよぎ「それじゃあ自己紹介!はじめまして、僕はもよぎだよ!敬語が使えない者だけど、これでも一応秘書だからね!」
もみじ「はーい!次俺ね!皆からドMドMって言われるもみじだよ!よろしくね〜。」
次々に自己紹介をする住民達。ほのあは、よろしく〜と軽々しく挨拶をした。
ほのあ「で、そこのお二人さんは?」
もも「あぁ!あたし達の事ね、あたしはももよ!それで、此方がすずかよ!」
すずか「よ〜ろしっくね〜?」
ももの自己紹介は良いが、すずかの自己紹介はウザッたらしく感じてしまった。ももの方も、化粧が濃い等と失礼な事ばかり思ってしまう。いつもなら口に出すだろうが、初対面なのだから仕方がない。と表には出さなかった。

3:ほのあ◆..u.mYXEa0j1o:2016/05/24(火) 12:54

よもぎ「それじゃあ、とりあえず…やる事は…家だね!家に行こう!」
もも「あら?もう家決まっているの?」
すずか「もみじが立てたんじゃないか?」
もみじ「俺が立てといたぞ☆しっかりきっくりね!」
ほのあ「おぉ〜凄い!是非見てみたい物だ!」
さっきの様に、ほのあはまた目をキラキラと輝かせる。
もみじ「オーケーオーケー!じゃあ連れて行ってあげるよ!実は俺、不動屋やってんだ〜♪」
よもぎ「此処は秘書の僕、お供するよ!」
すずか&もも「私(あたし)も着いて行って良い?」
ほのあ「えぇ…あぁ…うん…」
どうやら、ほのあはこの村の村長として人気者らしい。もみじの説明から聴くと、もみじは不動屋をやっているらしい。どんな物なのか気になり、ほのあ達はそのままもみじの跡を着いて行った。
そして、五分くらい立つと、ほのあの家らしき家の前に到着した。それはとても豪華で、しっかりと組み立ててあった。ほのあ「うわぁ〜!この家!?こんな家に住める何て、最っ高だよ!もみじ!」
もみじ「あ、此処は俺の家だから☆」
ほのあ「えっ?じゃあ、私の家は一体…」
もも「行け行け!其処よ!やった!一人抜かしたわー!」
すずか&よもぎ「こ…小うるせぇ」
ほのあが家はどれだと聴くと、もみじは歩いて来た方の道の奥を指した。ももが騒いでいるのは、マリオカートをやって盛り上がっているからだろう。
もみじ「あれだよ!」
よもぎ「こ…これが?」
すずか「よ、予想を遥かに越えるな…」
もも「えっ…これって…どう言う事なの?」
ガッシャアァン…!
ほのあ「なっ…何じゃゴヤーー!!」
もみじが指した家は、藁で作った様な、三匹の子豚が作った様な家。外観も悪いし、中もワンルームで狭そうだ。ももは、驚いて手に持っていた3DSを落としてしまい、仕舞にはカセットまでも外れてしまった。
もみじ「どう〜?俺が作った家!こんな最っ高に綺麗な家は初めてだろー?なっな?」
一人で騒いでいるもみじ。そして、一人でほのあの周りを凄いだろうと自画自賛しながら動き回っている。
ほのあ「おーまーえーとーいーうーやーつーはー!!」
もみじ「ちょっ!?」
ほのあはあんな藁の家で暮らせるか!ふざけるな!村長を舐めるな!と言う思いからもみじに暴力を振ってしまった。
ほのあ「人が期待すれば付き上がって!おらおらおらあぁー!」
もみじ「痛い痛い痛い!でもドM何だ!これもドMなら喜ぶけど痛いいぃー!」
すずか「あーあ、もみじふざけなきゃ良かったのに…」
よもぎ「村長!大丈夫!?今、助けてあげるからねぇ…!でも、どうしよう…!」
もも「はぁ〜…いっつもこうなのよねぇ。もみじって。…あぁ、あたしの3DSが…」
ほのあともみじの喧嘩を見ながら、口々に悪口や思った事を言う。ほのあ達の横を通る人々も、藁の家とほのあ達の事を不思議な目で見ている。ももは3DSを拾い、中にカセットを差し直す。

4:ほのあ◆..u.mYXEa0j1o:2016/05/24(火) 15:33

十分後、ほのあは漸く怒りが収まったらしく、スッキリしたと言いながら手をパッパともみじの上で叩いた。
すずか「うわぁ…酷い傷だなぁ…」
もも「何だか笑えて来るわ…」
よもぎ「村長!大丈夫だった?」
ほのあ「うん!全然大丈夫だ!そんな事より…もみじ!もっとちゃんとした家を作って出直して来い!」
もみじの体は、傷だらけだった。服はボロボロで、頭にはたんこぶがが有る。ほのあはそれを踏みにじる様に見下ろした。こうして見てみれば、よもぎも酷い物だ。何せ、傷だらけのもみじを、まるで悪人扱い。そして、痛くも痒くも無いほのあを心配するからだ。ほのあ達は、もみじを放置し、そのまま其処を去っていった。
もみじ「は、はあぁ…こ、これもドMの楽しみ所と思えばよろしい…のか…ガクッ…作り直すか。」
そのまま気絶するとでも思いきや、作り直そうと言う純粋な気持ちで、家を建て直した。
ほのあ達は解散してから、ほのあとすずかと一緒に村を見て回る事にしていたらしく、まったり村を歩いていた。
すずか「う〜ん…とりあえず、私の知ってる友達を紹介するよ!」
ほのあ「友達?どんな子かな〜?」
少しワクワクしながら、すずかの友達の家へ向かった。
しかし、二人は向かう途中も、どうでも良いくだらない話何かをしていた。
ほのあ「いきなりだけどサンタさんって怖いよねー…」
すずか「どうしてさ?」
ほのあ「だって、欲しくもないプレゼントを置き去りにして、他人の村を荒らす…正にメリークルシミマース!」
すずか「そーゆー事言ってるとサンタさん来なくなるよ」
ほのあ「冗談きつすぎだろ!」
そんな風にくだらない話をしていると、すずかが言っていた友達の家に着いた。 外見は青い屋根の家で、生活感の有りそうな家。
ほのあ「よし!おっ邪魔っしま…」
すずか「待って!」
ほのあが扉を開けて入ろうとすると、いきなりすずかが止めて来た。どうしたのか?と、ほのあは疑問そうに問い掛けた。
すずか「此処から先は、慎重に行動を取ってね…食べ物語尾で話す人が居ると思うから…」
ほのあ「えー?そんな人居るの?とにかく、この村の村長になるのでご挨拶と行きましょうか!おっ邪魔っしまーす!」
すずかの言っている事がまるで分かっていない様に、バタリと足で勢い良く扉を開けた。何とも礼儀知らずだ。
あんこ「れーいっなちゃあぁーん!何処に居るのだんご?あんこが遊びに来たと言うのに失礼だヨーグルト!」
すずか「ほらやっぱり!」
ほのあ「おうぇっ!土足で上がってる!」
すずかが言った通り、食べ物語尾が付き、何とも煩く、騒がしそうな人が廊下の真ん中でうろうろしている。しかも土足で上がり込んでいる。ほのあと同じく、とても礼儀知らずな奴だ。


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