小説、*…魔法少女mirai*7/~…*のキャラクター設定を書いていきます!*ネタバレ有り*

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1:苺ましまろ◆LM 春風どれみ:2016/11/01(火) 23:50



おためし小説にて連載中です!*
興味あれば是非読んでみてください~*

>>0002 小説URL

2:苺ましまろ*◆kA:2016/11/01(火) 23:52

URL(๑´ㅂ`๑)

http://otameshipost.gonna.jp/novels_free/novels_free_deux.cgi?mode=view&log=525&no=1

3:苺ましまろ◆LM 春風どれみ:2016/11/02(水) 00:02

二人目の少女(光)

*桜澤桃音(さくらざわ/ももね)
*中学一年生
*4月29日生まれ/B型
*身長154cm/体重42kg
*メインカラー/ピンク
*青空学園に通う中学一年生。二番目に覚醒した光で、主に防御魔法を使います。防御魔法を応用して攻撃も出来ますが、戦闘能力は極めて低いです;*
甘いもの、特にチョコパイが好き。野菜と辛いものが苦手。
生まれつきの紅茶色の髪のせいで、六年生の頃にいじめられ、憧れていた青空にも入学出来なくなりそうになったことも。;*…
明るい性格と持ち前の強い精神をモットーに、天真爛漫な言動を繰り返します…;;*
口癖は「超絶~~~」。

4:苺ましまろ*◆kA:2016/11/02(水) 01:54

(๑´ㅂ`๑)ŧ‹”

5:MEMO:2016/11/03(木) 21:17

三番目の少女(光)

*赤羽紅(あかばね/くれない)*****中学一年生
*9月3日生まれ/A型
*身長163cm/体重51kg
*メインカラー/ブルー
*桃音のクラスメイトで、いつも図書室にいます。桃音の次に覚醒し、主に攻撃魔法を使います。防御も出来るけど、攻撃と防御を一度に出来ないのと、細かいことを気にしすぎてどこかしら隙があるのが弱点。…*
得意科目は英語と数学、ブラックチョコが好き。チョコが好きな共通点から、少しずつ桃音と打ち解けていきます*♭
半端なことが嫌いで、いつも忘れ物やケアレスミスはしない、しっかり者*

__まだ小説に書いてない部分です__


ずっと素っ気なかったけど、桃音が死に直面したとたん、「ずっと友達になりたかった」と告白し、覚醒すると心の壁が溶け、柔らかく優しい性格に戻った。眼鏡もやめてコンタクトに+

6:さくら苺* hoge:2017/08/01(火) 03:19



第*話 緑色の光


その日、紅は先日の戦いで負傷した右肩を擦りながら、美雲塾へ急いだ。
何日も経っているにも関わらず、まだジクジクと内側から響いてくる痛みに、少し参っている。
(左利きで良かったわ……もしこれで私が右利きだったら、文字は書けないしおはしも上手く持てなかっただろうし)
溜め息を着きながら、美雲塾に姿を消していった。

「……あれ」
教室に入ると、まだ他の生徒は来ていなかった。パチンとホワイトボードの裏にある電気を付ける。
(おかしいな、緑森さんが来てないなんて。いつも誰よりも早く来ているのに。きっと風邪でも引いたんだわ)
紅は1人で納得して、適当な席に座った。
そこは偶然にもいつも緑森さんが座っている席で、紅は慌てて立ち上がった。
(彼女は何があってもここに座りたがるから、もし後で来たら可哀想だわ)
何故この席に拘るのかが謎だが、紅は気を使って別の席に移動した。
立ち上がった際に鞄を机にぶつけた時、机の中から一枚の紙切れが入った事に、紅は気が付かないでいた。

(結局来なかった、緑森さん……
私より真面目に誰よりも一生懸命に勉強してたのに。私が早めに来てもいつも居て、私が遅くまで復習しててもいつもそれより遅くまで居て……。
この間も熱が出ていても来ていたのに)
紅はモヤモヤしながら教材を鞄の中に入れていた。
この年の女の子にしては珍しく誰とも話そうとしない緑森さんは、紅に取って塾の中では唯一尊敬している人だった。
(そう言えば、この間話した時、何か元気なかったような)
紅は重い表情の緑森さんの顔を思いだし、手の動きを止める。
(……いけない、最近は光のことばっかり考えてるから、何か悩みがありそうな人が皆光に見えてしまうわ)
紅は苦笑しながら、教室を出た。
(こんな短期間で、長年独りだった人がこんなに変わってしまうなんてね)
紅は自嘲気味に笑いながら、そっと右肩を押さえた。



一応第三者目線で書いてみたけど、やっぱり紅目線の方がいいのかな~…

7:苺ましまろ*◆LM:2018/01/22(月) 06:21


別に、最初からこうしようと企んでいた訳じゃない。
こうなりたいと、望んでいた訳でもない。
だけど、私はその場その場の感情で、その感情のままに行動してしまった。
いつ線路から脱線してしまったのか、なんて考えもしない。だって最初から、線路なんてなかったんだもの。
それに気付くのが遅過ぎた。私は愚かだから。
線路を走れば上手くいく。そんな考えで何も変えようとしなかった、私は愚かだ。

最初に桃音ちゃんを「恨めかしい」って思ったのは、小学4年生の時。
そう、桃音ちゃんが小学校に進級してきた年だ。
私は高学年に入った事もあって、やる事もたくさん増えてきた年だったから、イライラしていたのかもしれない。
入学式の日、ローズピンクのランドセルを背負って校門を潜った桃音ちゃんを見て、私は「羨ましい」って思った。
そう、この「羨ましい」が、後々「恨めかしい」に変わってしまったんだ。

どうしてその時桃音ちゃんを羨ましいって思ったのかと言うとね。
私は、ピンク色のランドセルが欲しかったんだ。
だけど、私が背負っていたのは、水色のランドセル。年の離れた従姉妹のお姉さんに貰った、お下がりだった。
別に貧乏だったって訳じゃないよ。だけど、せっかくお姉さんがあげるって言ってくれたからって、お母さんは新しいランドセルを買ってくれなかった。

だから、新品で可愛い色のランドセルを背負った桃音ちゃんが、許せなかった。

8:苺ましまろ*◆LM:2018/01/22(月) 06:29


「ごめんね、ごめんね……」
私は泣いた。目の奥から押し出てくる涙を、だらだらと流しながら。その涙の雫は、私を容赦なく打ち付ける雨粒に混じって、地面に滴り落ちる。

「……涙を、拭いて」
桃音ちゃんは、そっと傘を差し出してくれた。

「……許さないで。こんな酷い事した私を、嬲り殺して」
私は傘から逃げるように、四つん這いのまま後ずさりした。

だけど、桃音ちゃんは追い掛けるように、また傘を差し出した。
そんなに前に出したら、桃音ちゃんが濡れちゃうよ。

「……そんな事しないよ。私の大切な、しゅーちゃんだから。」

桃音ちゃんのその言葉を聞いた刹那、目玉が飛び出るんじゃないかって程の涙が、溢れ出してきた。
低くて途切れ途切れの呻き声も漏れる。

あ、私、取り返しのつかない事をしたんだ。

そう、悟った瞬間だった。

9:苺ましまろ*◆LM:2018/01/22(月) 17:51


「ねえ、本当にどうしちゃったの、翡翠ちゃん」
双子の片方――多分姉が、早足で付いてくる。
失礼かもしれないけど、……鬱陶しいと思った。
どうして私の事をそんなに心配するのかが分からない。だって私達、友達なんかじゃないじゃない。ただ、2人共桃音ちゃんや紅ちゃんと仲が良くて、光の戦士。共通点はそれだけじゃない。なのにどうしてここまで追い掛けてくるの?
分からない。私にはそんな事しようなんて思えない。
この子はただのお人好しだから? そうだわ、お人好しなのよ。お節介なんだわ。だから大して親しくもない私に、優しく接してくるのよ。
でも、良い事してる気にはさせない。

「やめて。」
私は突然振り返って、浅黄蜜柑の手をパシッと払った。
「ぇ……」
小さな声で驚いたような声を上げる。
本気でありがた迷惑だって分かってないの?
「やめて。他人のくせに、私の事情に土足でズカズカ入り込まないで。
あなたには関係ない。ただ同じ光だからって、あなたと仲間になるつもりなんてこれっぽっちもないのよ。
勿論、あなたの姉ともよ。あんな酷い事言う人と、その人を庇うあなたとなんて、絶対に友達になんかならないから」

10:苺ましまろ*◆LM:2018/01/26(金) 23:27


どこか知らない国の丘で、日が沈むのを眺める檸檬と蜜柑
絵の具

11:苺ましまろ*◆LM:2018/01/29(月) 13:04

あぁ、懐かしいなぁ。
生前も分からないあの丘で、2人で見た夕焼け空。
「懐かしいね、檸檬」
「蜜柑、まだあんな事覚えてるの?」
「そう言う檸檬だって覚えてるじゃない」
蜜柑は楽しそうにくすくすと笑った。
「あの時は本当に馬鹿だったよね。私も檸檬もさ。
あんなに小さくて行く宛もない私達が、家出なんかしようとしてたんだよ? ほんと、おかしくって涙出てきそう」
蜜柑はそう言いながら、泣き笑いした。

12:苺ましまろ*◆LM:2018/02/09(金) 13:37


「どうして麗那達が協力して青葉ちゃん達を倒さないかって?
そんなの決まってるじゃないですか、麗那達は青葉ちゃん達と違って、自分の恨みさえ晴らせれば良いんですもの。他の闇が青葉ちゃん達に倒されようが、麗那には関係ないですから。だって麗那達は、自分以外の誰かなんてどうなったっていいんですもの!」
「そうやって決め付けないでよ。麗那がそうでも、他の闇は違うかもしれないじゃない。そうやって全部全部決め付ける性格、相変わらずなんだね。
やっぱり何ッにも変わってない!」
「そうね、青葉ちゃんは変わったね。昔は麗那の前ではあんなに怯えてくれちゃってたのにね。あーあ、あの時は本当に楽しかったなぁ。青葉ちゃんの恐怖で真っ青な顔、もう1回見たかったですわ、私。」
「その高飛車な喋り方止めて!! それに、あの時はあの黒ずくめの子が麗那だって分からなかったから怖がってただけだもん! 麗那だって分かってたら、あんなの全っ然、怖くなかったんだから!!」
「でも、例え麗那でも、ナイフを持った人にずっと見詰められてて、ストーキングされてたら、やっぱり怖いでしょう?」
「そんなの誰でも怖いに決まってるじゃない。もし桃音ちゃんだったとしても、ナイフを持ってたら流石に怖いもん」
「その名前、久しぶりに聞いたわ、青葉ちゃん。あなたの口からその名前が出てくるなんて、もう恐怖心はないみたいね。」
「当たり前じゃない。だってあたし、光なんでしょ。いつか紅ちゃんみたいに、魔法みたいなのが使えるようになるんでしょ。」
「えーっ、青葉ちゃんって赤羽さんとお友達になってたの!?」
「惚けたって無駄だよ。あたしが初めて紅ちゃんと話した時、あたしが麗那に乗っ取られて、桃音ちゃんを酷い目に遭わせるって脅したって聞いたよ。その時には、とっくに麗那が悪い事をしているって知ってたんだよ!」
「……ふーん。麗那がっかりですわ、ももちゃんの苦しむ顔は、見たくなかったんですけど。」
「またそれ? もう効かないって言ったの、分からなかったの!?」
「ふふっ。分かってないのは青葉ちゃんの方だよ。
だって私、もうももちゃんの事、捕まえちゃったんだもの。
赤羽さんと協力してももちゃんを逃がしたんでしょうけど、そんなの無駄よ。
麗那、赤羽さんに乗り移って、ももちゃんを連れてきてもらったの♪」
「え!?」
「今からここに連れてきてあげる。あ、連れてくるのは赤羽さんですけどねっふふふふふっ」
「やめてよ……何でそこまでするの?」
 

13:苺ましまろ*◆LM:2018/02/12(月) 19:08

258 苺ましまろ*◆LM:2018/02/12(月) 19:05
画像
https://i.imgur.com/YVzncN1.jpg

悔しいのは分かるけど、泣いてるだけじゃ何も変わらないよ。
紅ちゃんは悪くない。何も悪くないよ。
でも、だからって変わろうとしないでいたら、周りだって何も変わってくれないよ。
いじめられたくないんなら、変わらなくちゃいけない。間違ってなかったとしても、変えなくちゃいけないんだよ。


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