小説、*…魔法少女mirai*7/~…*のキャラクター設定を書いていきます!*ネタバレ有り*

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1:苺ましまろ◆LM 春風どれみ:2016/11/01(火) 23:50



おためし小説にて連載中です!*
興味あれば是非読んでみてください~*

>>0002 小説URL

48:千百宇:2019/03/05(火) 22:43

ジリリリリリリリ。
凄まじい目覚まし時計の音で、私は夢の世界から一気に現実に引き戻された。
うう。せっかく、厚底の靴が履けるようになった夢を見たのに。きっと今履いても、まともに立ってもいられない小鹿に戻ってるんだろーな。はぁ。
でも、いいもんね。だって今日は……♪

「ふんふんふーん、ふんふーん」
私は鼻歌なんて歌いながら、ベッドの横の壁に立て掛けてある全身鏡の前に経つ。そして、パジャマの上から、椅子に置いておいた真新しいシャツをあてがう。胸に着いた紅色のネクタイが、ゆらゆらと揺れる。
「なんてったって、今日は待ちに待った入学式!」
この制服を着ることを、何度夢見たことか。この制服を着た自分の姿を想像しながら、1人でにやにやしてたっけ。
「やったー!もー、私もついに青空学園の生徒になるんだ!」
嬉しさを抑えきれなくて、私はくるくると回り出す。
私は、私立青空学園に、ずっと憧れていた。通学路でいつも見掛けていた、真っ赤なネクタイとスカートのお姉さん達。特別赤が好きな訳じゃないし、別にネクタイに憧れていた訳でもない。でも、何故かその制服に、とても魅力を感じたの。
お姉さんが居る友達に訊いてみると、すぐに青空学園の制服だという事が分かった。その瞬間から、私は自分の超絶低い学力を過信し、青空学園を目指すと心に誓ったのだ!

それからは、ほぼ勉強の記憶しかない。
私立受験コースと個別の塾に通い始め、他の習い事は全て辞めた。塾オンリーになり、放課後友達と遊ぶ事もなくなり。

49:千百宇:2019/05/13(月) 21:52



「ふふっ、ふふふ、ふふふふふふっ」
 百合菜さんが、ここから見ても分かるくらい肩を震わせながら、よろよろと紫さんから離れる。
「お姉ちゃん。ごめん。私、本当は闇なんかじゃないわ」
 紫さんはくるりとターンして、百合菜さんの方を向く。背中越しにちらりと私達を見てから、何かを決心したように目を瞑る。
「私の魔法は、人の意識を操る事。その人の意識に入り込めば、その人が見る世界も変える事が出来る。
 みんなにも、きっとこのシャイニングケーンがスペード型に見えてると思うけど、これも私の魔法。私はーー」
 紫さんがシャイニングケーンを構えると、その形がみるみるうちに変わっていく。そして、私達が手にしているものと同じ、ハート型のステッキになった。

「私は、最初っから光。闇の味方なフリしてたのもただ仲間がほしかったから。闇の仲間になれば、もう私が攻撃される事もなくなるから。
 私の事恨んでるお姉ちゃんなんて、」

50:千百宇:2019/05/23(木) 21:19


妖精さんと紫さん

☪️妖精さんは万里ちゃん。

☪️ふたりは幼なじみ。

☪️性格は正反対、万里ちゃんは元気ハツラツ、紫さんは大人しめ。

☪️☪️☪️☪️☪️


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