試しに。
2:のん◆Qg:2018/01/16(火) 00:38 下記は、水滸伝の二次創作です。
1 天雄星
風が吹き抜けた。
きっと、気のせいであろう。ここは地下牢なのだから。真っ暗で、四方を壁に囲まれている牢獄である。耳を澄ませど何も聞こえず、ただ自分の鼓動が身体の内側から響くのみであった。
林冲は目を開いた。どのくらいの間、その目を閉じていたのだろう。あの地獄のような出来事から、幾月幾日の時がたったのだろう。自問したが答えは出ない。
林冲は、じっと耐えていた。
いっそのこと、何もかも話してしまえば楽になるのかもしれぬ。だが、拷問に屈してはならない。自分が一言も口をきかず押し黙っているだけで、少しの時間は稼げる。
それはあの方のために、あの方の志のために。それだけが、今自分がこうして生きながらえている意味なのだ。
林冲は何度も自分に言い聞かせていたことを、改めて心で呟き、再びその目を閉じた。
『豹子頭』林冲。後に、梁山泊の英雄となる男である。
『霹靂火』秦明(きゃあああ秦明将軍〜!!)
『没遮攔』 穆弘
『跳澗虎』 陳達
主人公名 男
白淵
白攔
白明
〈構想〉
天命
犬の名前 暁光 ぎょうこう⇨元気に 白淵に懐く
意味 夜明けに会ったから。暁のような生命の光を持つから。
白淵 生きたいという強い気持ちは自分にはまだないもので、大切にする
場面:白淵10歳〜13歳 憧れを持つ年頃
懸命に仕事をしたら少し暮らし向きが楽に。
父 畑仕事
白淵 畑仕事 町まで行って色々仕事 駄賃程度
暁光 白淵に付いてまわる
⭐貧しい村の農民の出の青年が科挙に通り役人に 能力を買われた
勉強するには教えて貰う必要がある
塾 (じつは金持ちの子が多く通う場所)
↑町で聞きつける
塾に行って勉強し科挙に通れば役人になれる
出世して国(宋)を良くしたい。民が豊かになれる国に
白淵、この時までに役人による理不尽を経験
民たちは弱い立場
現状国のために変えたい
大きなことをしたい(根底には活躍し賞賛されたいという思いも)
塾
笑われる
↓金が払えず門前払いをくらいそうに
白淵大きな声で志を語る
↓先生や子らも出て来て集まる 町の人々も注目
更に語る
↓
大笑いされる 見下される 貧乏人に一体何ができる 帰れ 私の家の下男にならしてやってもいい お前のような農民が来る所ではない
↓追い出される
もっとよく調べておけばよかった
後悔 やはり自分のようなちっぽけな存在には...涙がにじむ
↓
いや、貧乏なことを理由にして逃げるな
↓
何が何でも学問をしてやる
↓
保正の家に
↓
稼いだ金で書物を借りる
↓
町での休憩の間に読む
暁光家で寄り添う
父は農具の手入れをしながら黙っていた
最近、創作意欲がなんだかおこらないので、ここに軽くものを書いてみようと思う。
画像|お絵かき|長文/一行モード|自動更新