星降る夜の石ころは

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1:スノーフレーク◆GdLh9ZnXOQ:2018/12/08(土) 12:09 ID:Viw

ポエム板作っちゃいました

2:スノーフレーク◆GdLh9ZnXOQ:2018/12/08(土) 12:13 ID:Viw

星降る夜の石ころは

星降る夜に
石ころが一つ
足元に落ちていました

大きくて歪な形をしているそれに
誰も見向きもせず
人は空を見ながら
それを蹴飛ばしていきました

ああ、そうか
私自身も
石ころなんだ
だから誰にも見つけられずに
忘れられていくのだ

そう悟った私は
その夜
流れる星の下で
首を吊りました

3:スノーフレーク◆GdLh9ZnXOQ:2018/12/08(土) 16:40 ID:Viw

曇りガラス

窓からふと外を見た
澄みきっているはずの空は
曇りガラスを通すと
曇って見えた

私の瞳もそうなのかも知れない
霞んで見える、
実体の無い世界は

世界が曇ってるのでは無く
私の瞳が曇っているのかな

なぜ私の瞳は
曇ってしまったのだろう
大人の作る
汚い世界を見たくないから
私の瞳は
曇ったままでもいいかもな?

4:スノーフレーク◆GdLh9ZnXOQ:2018/12/09(日) 02:37 ID:Viw



花が綺麗なのは
すぐ散るから

桜は儚さ故に
人気もあるのだ

私は醜いけど
桜の木の下で散っていけば
綺麗になれるのかな

その夜彼女は消えた
彼女の真っ赤な屍の上には
薄桃色の桜が
重なっていた

5:スノーフレーク◆GdLh9ZnXOQ:2018/12/19(水) 21:45 ID:Viw

凍る

凍てつく寒さの中に
ただ佇んでいる私
冷えた手足は
暖かいお湯に浸ければ

すぐに暖まる


でも凍った心は
暖まらない


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