【東方】「495年の歪み」【オリキャラあり】

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1:◆3.:2022/11/11(金) 20:46

東方projectのなりです。
オリキャラで参加される際にはプロフィールの作成と投稿をお願いします。

348:破壊の波動◆7R.:2022/11/29(火) 22:22


……っ!やっぱり……

(警戒して正解だった。一枚の板を挟んで向こう側から聞こえる男のような声を聞いては扉から離れ、レーヴァテインを作り出しては、構える。しかし扉に相当厳重な魔法がかかっていることに気がついて)

349:違和感◆3.:2022/11/29(火) 22:28


《バキバキバキッ》

尤魔がフランを守るために施した扉の防御が尋常ではない力で強引に外側から打ち破られると、その扉の先には誰の姿も見えない……

だが、その開かれた扉の向こうは、まるで空間そのものを墨で塗り潰したかのような漆黒の空間だけが無限に広がっていて

350:破壊の波動◆7R.:2022/11/29(火) 22:41


……いつの間にこんな…

(扉隙間から見える景色に驚きつつも、近づく事なく身構え続けて)

351:違和感◆3.:2022/11/29(火) 22:45


《ガガガガガガガガガッ》

漆黒の空間から、無数の白く細い、とても生者のものではない白い腕が伸び、扉の縁を次々と掴むと、扉の先だけでなく、部屋にある窓も漆黒の闇に閉ざされて

352:破壊の波動◆7R.:2022/11/29(火) 22:55


……ゆっくりと休ませてくれないの…ね!

(少しずつ寝床を破壊していく白い腕にレーヴァテインで切り付けようとしてみて)

353:深闇◆3.:2022/11/29(火) 22:57


《バキバキ……》

レーヴァテインが振るわれると、破壊された扉の向こうに広がる無限の暗闇から扉の縁を掴んでいた無数の白い腕が次々と破壊され、闇の奥底へと再び吸い込まれて行くものの、扉の縁を掴む腕は次から次へと伸びて来て

354:破壊の波動◆7R.:2022/11/29(火) 23:11


この…!

(次々と現れる白い腕を殲滅していくもこのままではキリがなく)

355:深闇◆3.:2022/11/29(火) 23:15


《ズズズズズズ…》

腕は反撃や攻撃こそして来ないものの、不気味に縁を掴み続ける……それはまるでこの漆黒の空間から何かが這い上がって来ようとしているかのようで……

しかも、窓を覆っていた黒い闇からはおぞましい数の目玉が現れ、ギョロギョロとしたその目はフランを見つけると、悪意に満ちた笑みを浮かべるかのように目を細めて嗤い

356:破壊の波動◆7R.:2022/11/29(火) 23:30


悪魔に不気味さが効くとでも…!

(体力にはまだ限界は遠いものの、キリがない状況に打開策が思いつかず)

357:深闇◆3.:2022/11/30(水) 00:31


《ズオッ》

周囲が世にもおぞましい世界へと塗り潰されていく中

扉の奥、漆黒の世界から突如として抵抗を続けるフランの気力を体力を奪い去ろうと、底無しの悪意を含んだ凄まじい重圧が放たれて

358:破壊の波動◆7R.:2022/11/30(水) 07:12


……ッ!? 

(重圧がフランを襲っては急に攻撃の手が止まってしまい)

359:深闇◆3.:2022/11/30(水) 11:29


《ズズズズズズ…》

悪意に満ちた重圧が放たれた扉の向こうに広がる漆黒の空間の中ではまるで黒い渦のような現れ、その黒い渦の中から一体の悪魔がその姿を現す……

身体中が血に染まっているような赤黒い体毛
鋭く長く赤い鉤爪 赤く巨大な翼 紫色の蛇尾
悪意に満ち醜悪な笑みを浮かべた顔

絵画に描かれる悪魔がそのまま現世に現れたような異形の存在が底無しの魔力を伴って闇の底から現れ、フランの方に歩み寄り始める

360:破壊の波動◆7R.:2022/11/30(水) 13:13


……!来ないで…

(暗闇から姿を表した見るに耐えない悪魔を目にしては思わず後退りして)

361:深闇より出でし悪魔◆3.:2022/11/30(水) 13:23


血染めの悪魔
『クカカカ……
先の闇組織の連中は失敗したようだが……ここでお前を捕まえれば「我々」にとっても有益になるものでな……その身を捧げてもらおうか?』

その声はまるで幾千もの老若男女混合の悲鳴や唸り声が合わさったかのような、奈落の底に蠢く亡者のように身震いしたくなる程の怖気を伴った声となっている…

彼から感じられる途方もない邪気と魔力は闇組織の動物霊達のものでは無く、より邪悪で悪意に満ちたものとなっている…

奴はこの世の者ではない
この世の者として考えるにはあまりにも邪悪すぎる力と心を持っている…

362:破壊の波動◆7R.:2022/11/30(水) 15:19


……誰が貴女の為に身を捧げるもんか…!

(後退りを続けた先は壁に着くも、やっと恐怖が解けたのか、立ち向かう勇気が出たのか、レーヴァテインを作り出しては足を進めようとするこの世のものではないモノに向けて)

363:深闇より出でし悪魔◆3.:2022/11/30(水) 16:03


血染めの悪魔
『ほう、この我に挑むつもりか、吸血鬼の小娘……
面白い、我が体がどこまで力の「回復」をしたのかを見極めるためにもその身を弄んでくれよう……!』

血染めの悪魔の体高は天井に頭が付くほどで、翼も広げれば壁の一面を覆う程であり、フランと対比するとその圧倒的な体格差が浮き彫りになる……

並みの人間や妖怪であれば、そこから放たれる強大な魔力と邪気、体躯を前に戦意を失うのだが、その恐怖心を振り払い、挑むことを決めたフランを見て

血染めの悪魔は悪意に満ちた双眼を歪め、獲物をいたぶる捕食者の顔になって

364:破壊の波動◆7R.:2022/11/30(水) 16:09


分かった…私に勝てると思ってるならやってみてよ!

(相手の威圧を押し返すように翼を広げては、レーヴァテインに炎を纏わせ、自身の倍以上ある悪魔に斬りかかろうと強く床を蹴って接近して)

365:深闇より出でし悪魔◆3.:2022/11/30(水) 16:30


血染めの悪魔
『クカカカ……!』

炎を纏わせたレーヴァテインを振り上げて向かって来るフランに対し、その巨体に見合わない速度でフランのレーヴァテインが振り下ろされるよりも先にフランの体をその巨大な腕で薙ぎ倒そうとして

366:破壊の波動◆7R.:2022/11/30(水) 16:36


……っ!?

(巨体のデメリットとして動きが遅く当たり判定が大きいことを利用しようとしては、まんまと罠にハマるように薙ぎ飛ばされては大きく壁に打ちつけられて)

367:深闇より出でし悪魔◆3.:2022/11/30(水) 16:48


血染めの悪魔
『一介の吸血鬼が神代より生きる我に抗えると思うな……!』

壁に叩きつけられたフランに向けて腕を突き出すことでその体を貫こうとする…

368:破壊の波動◆7R.:2022/11/30(水) 16:53


……がふッ…!!?

(回復して間もなかったからなのか、怯んでは最も簡単に身体を貫かれては大きく吐血して)

369:深闇より出でし悪魔◆3.:2022/11/30(水) 17:00


血染めの悪魔
『我は「魂を奪う力」を漏っている。
その肉体から魂を奪い取るだけでも充分に人質として使えるだろう……?』

フランの体を貫く長剣のような長さと鋭敏さを備えた爪を介し、フランの体から魂を抜き取ろうとし始める……

他者の魂を奪い、弄ぶ事を無上の喜びとしているこの悪魔に魂を奪われてしまった場合、凄惨な目に合うことになるのは免れないだろう……

370:破壊の波動◆7R.:2022/11/30(水) 17:05


…こ…の……!

(体は貫かれるも、右手を大きく広げては相手の核を探り破壊しようと試みて)

371:深闇より出でし悪魔◆3.:2022/11/30(水) 17:35


血染めの悪魔
『クカカカ……!
安心しろ……魂を抜かれてもお前の意思は残り続ける……
お前の魂は永遠に我の中で魂から直接力を吸収される苦痛と恐怖に苛まれ続けるのだ……』

魂を奪った後の事を話すことでフランの魂を絶望に染めようとする中、フランが能力で引き寄せた悪魔の目は、あの黒縄のように握りつぶせない程ではないものの、かなりの硬さを持っているのだが、その目は何処か他のモノ達の目とは違う感触がして

372:破壊の波動◆7R.:2022/11/30(水) 17:40


……うぅ…ごめん…尤魔…イリア…

(今まで感じたことの無い核の感触を受け止めては、握り潰すのを躊躇してしまい、逃れられない痛みに縛られて)

373:深闇より出でし悪魔◆3.:2022/11/30(水) 17:53


血染めの悪魔
『クカカカ……
お前の魂から、どれだけ美味な絶望と苦痛に染まった魔力を吸えるか楽しみだ……!』

破壊能力の行使を躊躇っている間にも悪魔は爪を介してフランの存在そのものを……魂そのものを奪い取ろうとしている。

周囲のおぞましい空間からして、固有結界に近い状況になっている事から助けが来る可能性も限り無く零に等しいだろう……

374:破壊の波動◆7R.:2022/11/30(水) 20:09


…何もしないで死ぬくらいなら……!

(そう決心をしては不思議な感覚の核を握りつぶそうと思いっきり手を握って)

375:深闇より出でし悪魔◆3.:2022/11/30(水) 20:20


《バンッ…》

血染めの悪魔
『…………カッ………』

フランの体から魂を抜き取ろうとしていた悪魔の無数の鋭い牙が並んだ口から小さく声が絞り出されると、魂を抜き取る能力の効果が途切れて反撃のチャンスが出来る

376:破壊の波動◆7R.:2022/11/30(水) 20:58


…っ、離して…!

(相手の能力が弱まったのを感じては、すぐさま自分の体から腕を引き抜き壁から逃げようとして)

377:深闇より出でし悪魔◆3.:2022/11/30(水) 21:07


血染めの悪魔
『……グ……この力は……まさか貴様は………』

悪魔の心臓の辺りから亀裂が走り始め、その巨体が崩壊するにつれて、周囲の灰色の空間そのものにも幾つもの亀裂が生じて行く

そんな中で目を破壊された悪魔は爪と腕を引き抜いて壁なら逃れたフランの方を見ては、痛みや苦痛ではなく、驚いた様子でいて

378:破壊の波動◆7R.:2022/11/30(水) 21:18


……っ…今更何さ…

(貫かれていた身体を再生しつつも、亀裂が入る相手を見ていて)

379:深闇より出でし悪魔◆3.:2022/11/30(水) 21:47


血染めの悪魔
『…………お前は…………!!』

巨大な手をフランの体を掴もうと伸ばすものの、亀裂が増し、灰色の空間もろとも悪魔の赤黒い巨体も砕け、そのまま周囲が漆黒の世界へと呑み込まれていく

380:破壊の波動◆7R.:2022/11/30(水) 22:00


……ッ…!!

(空間に飲み込まれるように砕けた相手を見つつも、目を逸らして)

381:目覚め◆3.:2022/11/30(水) 22:28

【畜生界/剛欲同盟のアジト】


漆黒の空間に呑み込まれたフランの意識が戻るとそこは元の部屋
窓の外にあった漆黒の闇に無数の目玉も無く、破壊された筈の扉も元通りになっていて、傍ではイリアが椅子に座ってうたた寝していて

382:破壊の波動◆7R.:2022/12/01(木) 00:05


……?ゆ…め……?

(目を覚ました先には何一つ変わらない部屋に驚いて)

383:目覚め◆3.:2022/12/01(木) 00:24


イリア
「………あ、起きた?」

ウトウトと眠りかけていたイリアがフランの目覚めた事に気付くと、眠たそうに目を擦りながら声をかけて

384:破壊の波動◆7R.:2022/12/01(木) 00:28


……どうして…イリア、出かけた筈じゃ…

(自身の記憶の中では恥ずかしさのあまり部屋を出て行った筈のイリアに問いてみて)

385:目覚め◆3.:2022/12/01(木) 00:59


イリア
「あはは……あれから暫く外に居たんだけど、帰ってきちゃった。」

自分の右頬に右手の人差し指を当てて苦笑いしながら、結局は帰って来たと応えて

386:破壊の波動◆7R.:2022/12/01(木) 01:13


……私が居ないと寂しかった…とか?

(少しからかってみたりしつつ、照れながら答えるイリアを見ていて)

387:狂気?◆3.:2022/12/01(木) 01:26


イリア
「そんな訳……ない……!」

寂しかったのかと言われると、違うと応えるものの、キッパリと断言したりは出来なくて



イリア
「そ、それよりも随分と魘されていたみたいだけど何かあったの?」

ここで慌てて話を逸らそうと、フランが悪夢に魘されていたと言うことを教えつつ、何か悪い夢でも見ていたのかと聞いてみて

388:破壊の波動◆7R.:2022/12/01(木) 01:33


ふふっ、そういう事にしといてあげる…それはそうと、なんか変な夢を見ちゃってね?
この部屋に変な悪魔みたいなのが部屋を侵食して…それで…

(魘されていたであろう原因の夢の内容を覚えている限り伝えて)

389:狂気?◆3.:2022/12/01(木) 01:43


イリア
「……悪魔?
アハハッ、私達も悪魔みたいなもんじゃん?」

フランの話を聞くと、自分達吸血鬼も西洋では悪魔と同列に伝えられることもあるため、似たようなものだと応える

だが、あの血染めの悪魔は、神話や寓話で語られるような純然たる悪の権化のような存在であり、小悪魔やレミリアのような人間らしい情や感情のようなものは一切感じられなかった

390:破壊の波動◆7R.:2022/12/01(木) 01:54


確かにそうだけど…ちょっと私のでも怖くて…

(夢の中で貫かれてしまった腹部を異様に触れつつしょんぼりしており)

391:狂気?◆3.:2022/12/01(木) 02:00


イリア
「そうなんだ……
でもそんな夢を見るだなんてちょっと不気味だね……?」

一度本体の中に戻らない限りは記憶の共有等は出来ないものの、両腕を組んでは主人格の見た悪夢について考えて

392:破壊の波動◆7R.:2022/12/01(木) 02:17


…でも心配いらないよ、イリアが傍にいてくれるなら…ね?

(自身の為にしっかりと夢について考察しているイリアに抱き着いて)

393:狂気?◆3.:2022/12/01(木) 02:20


イリア
「……そんな事を言って……
本当は尤魔の方がいいんでしょ?」

やっぱりちょっと嫉妬していたのか、フランの方に不満そうな顔で自分のスカートの端を握りながら

394:破壊の波動◆7R.:2022/12/01(木) 02:32


…確かに尤魔も大切な恋人。でもイリアはまた別として大切なんだよ?今の私だけじゃ不完全なフランドール・スカーレット。イリアがいる事で私たちは一つになれるんだ。だからイリアを突き放したり絶対しない。

(昔は…ごめんと付け足しつつも、感じ感じられた嫉妬心をそっと解こうとして)

395:狂気?◆3.:2022/12/01(木) 03:05


イリア
「本当に……?私の事、嫌ったりしていない……?」

二人で一つの存在なのだと言ってくれたフランへ、イリアは母親の愛に飢えた子供のようにすっと身を屈めてフランの顔を覗き込むように見ながらジッとフランの目を見て

396:破壊の波動◆7R.:2022/12/01(木) 03:17


勿論だよ、いくら狂気人格だからって…嫌ったりしない。

(イリアを吸血鬼ながらも優しく包み込むようにして温もりを共有させて。フラン自体はイリアが不満に耐えきれずに自身どころか里にまで手を出そうとしていた時や、自分が不利になると分かっていても何度も手を差し伸べ続けていたところから、本心なのだろう)

397:狂気?◆3.:2022/12/01(木) 05:34


イリア
「……その言葉……信じてもいいの……?」

フランに抱き締められ、その温もりを感じながら、確認するように聞く。

自分は破壊衝動や孤独の果ての狂気から生まれた存在であり、冷静さや落ち着きを取り戻した今でさえ時折その狂気と破壊衝動が現れる事もある……

そんな自分を受け入れてくれるフラン(主人格)を本当に信じてもいいのか不安になっているみたいで

398:破壊の波動◆7R.:2022/12/01(木) 22:01


私を信じてよ、イリア。例え狂気に囚われて襲われても憎む事はしないし、何度でも手を差し伸べるよ。

(いまだに不安がるイリアの頭をそっと撫でつつも、心配いらないと)

399:狂気?◆3.:2022/12/01(木) 22:59


イリア
「……………。」

フランの自分に何度でも手を差し伸べてくれる、自分を排斥したりしないと言ってくれたフランに言葉にはしないものの、ギュッと抱き締めて信じていることを示して

400:破壊の波動◆7R.:2022/12/02(金) 07:18


…貴女も私なんだから、それこそ死ぬ時までそばにいるよ。

(言葉に表さず行動で示したイリアの身体を優しく包み込みながらも、優しい声でありがとう、と)

401:狂気?◆3.:2022/12/02(金) 07:24


イリア
「……ありがと………」

抱き締めているフランにしか聞こえないぐらいの小さな声で、その耳元で恥ずかしそうにしながらも感謝の言葉を呟くと、フランから一旦離れて椅子から立ち上がろうとして

402:破壊の波動◆7R.:2022/12/02(金) 07:40


……私こそ信じてくれてありがとう。

(椅子から立ち上がろうとするイリアの意志を受け止め一旦離れて)

403:狂気?◆3.:2022/12/02(金) 07:48


イリア
「それじゃ……貴方が起きたことを尤魔にも教えてくるね……?」

椅子から立ち上がると、先程までの寂しそうな、羨ましいような目ではなく、少し嬉しそうに微笑むと、フランが目を覚ましたことを尤魔にも教えてくると言って

404:破壊の波動◆7R.:2022/12/02(金) 07:49


…ううん、私も行くよ。

(夢の結果と同じように一人になりたくないのか、自分もついていくと)

405:狂気?◆3.:2022/12/02(金) 07:55


イリア
「大丈夫なの?まだ療養中だった筈でしょ……?」

フランが自分と一緒に来ると言うと、体の傷は持ち前の再生力で完治しているとはいえど、まだフランは闇組織との戦いによる消耗や疲労が残っているだろうと思い声をかけて

406:破壊の波動◆7R.:2022/12/02(金) 08:01


……離れたくないんだ。その…変な夢を見ちゃったから…

(自身を心配してくれるのはありがたいものの、誰かそばにいて欲しいのは自分も例外じゃないようで)

407:狂気?◆3.:2022/12/02(金) 08:05


イリア
「アハッ、そんなに怖い夢だったんだ。
わかった、怖がりな主人格の願いを聞くよ。」

体の傷が治っていれば後は無茶な運動をさせなければ回復の妨げにはならないんじゃないかとも考え、フランへ右手を差し出すと一緒に尤魔がいる場所に行こうと

408:破壊の波動◆7R.:2022/12/03(土) 06:43


うん、我儘聞いてもらってありがとう…

(そう呟いてはイリアの差し出された手を掴み共に尤魔の場所へと向かおうとして)

409:その頃◆3.:2022/12/03(土) 10:29

【紅魔館】


美鈴
「………zzz」

フラン達が畜生界に行っている頃、紅魔館の門前では美鈴が暖かい日差しを受けながら、両腕を組んで眠っていて

410:破壊の波動◆7R.:2022/12/06(火) 07:43


無事に身体も回復したし、またこうして尤魔やイリアと一緒に歩けてるのが嬉しいなぁ…

(畜生界にて尤魔と合流し、また紅魔館に行く事になっては三人で歩けている喜びを呟きつつ紅魔館の門前に着いて)

411:館◆3.:2022/12/06(火) 07:49


>>410

尤魔
「クックック、そうだな。私もお前と一緒に居れて嬉しいよ。」

イリア
「私は別に……」

フランのすぐ隣で楽しそうに笑って応える尤魔と、尤魔の反対方向、二人から少し離れた場所で両手を後ろで組んで歩くイリアの三人。畜生界で一つの戦いが終わって帰路に着く三人の前に紅魔館の門が見えてくると



尤魔
「………ん?アイツは………」

ふと、館の門の方へ視線をやると、そこにら両腕を組んで安らかに眠っている美鈴の姿が目に入って

412:破壊の波動◆7R.:2022/12/06(火) 19:22


……ふふっ、きっと疲れているだけだよ。でも…咲夜にチクっちゃおうかな…?

(視線に入った美鈴の姿を見てはクスッと笑いつつ)

413:館◆3.:2022/12/06(火) 22:37


美鈴
「………んあっ!?寝てない、寝てないですよ!?」

三人が近付いて来ると、その気と、嫌な予感を感じた美鈴が寝ぼけ眼で、口端から一筋の涎を垂らしながらも顔を上げて、フランの言葉に応えるように言って

414:破壊の波動◆7R.:2022/12/06(火) 23:18


どうだろうなぁ〜?、このまま咲夜に告げ口してもいいんだけど…

(慌てて目を覚まし、寝ていないことを主張する美鈴を見つつも咲夜に役目を果たしていない事を言ってもいいと)

415:館◆3.:2022/12/06(火) 23:21


美鈴
「って、えぇぇぇ!?
妹様!?じょ、冗談……ですよね……!?」

冷や汗をかきながら、感じた気配を感じつつ、必死にフランに冗談かなと聞いてみて

416:破壊の波動◆7R.:2022/12/06(火) 23:23


そうだなぁ…ねぇイリア、尤魔。二人は美鈴のサボりを咲夜に伝えたほうがいいと思う?

(自分では決めかねたのか、そばにいた二人の意見を聞こうとして)

417:館◆3.:2022/12/06(火) 23:29


イリア
「クスクス、そうね仕事をサボっちゃったのなら伝えなきゃね?」

尤魔
「クックック、ああ、私も面白い考えだと思うぞ?」

美鈴
「そんなぁ………!?」

イリアと尤魔も悪戯好きそうに笑って応えると、美鈴も涙目になってきて

418:破壊の波動◆7R.:2022/12/06(火) 23:30


ふふっ、それなら…決まりだね?

(涙目になる美鈴を見つめては、最後に何か弁解する事はあるかと見つめ)

419:館◆3.:2022/12/06(火) 23:32


美鈴
「終わった………」

悪魔のような笑顔を浮かべる三人(三人とも悪魔みたいな存在)を見て、もう言い逃れも出来ないことを悟ると肩を落として

420:破壊の波動◆7R.:2022/12/06(火) 23:36


…冗談だよ、冗談。咲夜には秘密にしてあげるから、今からちゃんと役目を果たしてね?

(微笑みながらも、今回は許すから役目を果たして欲しいと)

421:館◆3.:2022/12/06(火) 23:40


美鈴
「もぉ〜……冗談にしてはたちが悪すぎますよ………」

まだ楽しそうに笑っているイリアと尤魔の前で冗談だと応えてくれたフランに安堵するものの、目には涙が浮かんでいて

422:破壊の波動◆7R.:2022/12/06(火) 23:42


まぁ次見かけたら……ね?

(門に手をかけ開けつつ、美鈴の方に訳ありな笑みをこぼしては自身の部屋、基、地下室へと向かおうと足を進めて)

423:館◆3.:2022/12/06(火) 23:45


美鈴
「はい!次からは気を付けます………」

紅魔館の地下にある自室に帰って行くフランと、スプーンを肩に担いでギザギザの歯を見せて笑っている尤魔と、姉の真似なのか口許に手を当てて笑っているフラン達も見送りながら

424:破壊の波動◆7R.:2022/12/06(火) 23:50

【紅魔館ーー地下室〜フランドールの部屋〜】

さてさて…尤魔をここに呼んだのは久し振りかな…?そしてイリアもここの景色は見飽きたかな…

(二人の椅子を用意しながらも、それぞれの景色の出会いを呟きつつ、歓迎して)

425:館◆3.:2022/12/06(火) 23:53


尤魔
「そうだな、私が此処に来るのは久し振りだな。
たしか……そこのフラン……イリアが現れた時以来か?」

イリア
「むぅ……私は図書館に行ってていい?
ここは何でもあるけど退屈だし。」

フランと一緒に居るときは何時も笑っているのか、楽しそうに笑う尤魔とは対照的にイリアはもう散々見慣れた部屋に飽きてしまっているみたいで、図書館に行ってきてもいいかと聞いて

426:破壊の波動◆7R.:2022/12/06(火) 23:57


別に構わないけれど…やっぱりイリアにとってはこの部屋は飽きたかな…?

(自室である為見飽きたであろうイリアの要望に承諾しては、尤魔の椅子を準備して)

427:館◆3.:2022/12/07(水) 00:00


イリア
「そりゃそうよ、だって400年以上居たのよ?
何でも届けてくれて外に出る必要がなかったと言え、あんまりにも退屈なんだもん。」

ちょっと不満そうに宝石翼をパタパタさせながら、ずっと退屈だったと本心を吐露して

428:破壊の波動◆7R.:2022/12/07(水) 00:05


そうだね、その長い年月をここで過ごしたなら暇かも…

(不満げに答えるイリアの言葉に納得して)

429:館◆3.:2022/12/07(水) 00:07


イリア
「でしょ?まあ、退屈だったから全てを破壊してやろうとしていた訳なんだけどね?」

昔にフラン本体の体を介して無差別に全てを破壊しようとしていたのも、退屈さを紛らわすためだったのだとも応えて

430:破壊の波動◆7R.:2022/12/07(水) 07:22


あはは…それでも無闇にお姉様達を傷付けるのは申し訳なかったな…

(イリアの本心を聞いては昔の暴走の意味が分かって)

431:館◆3.:2022/12/07(水) 07:25


イリア
「まあ、お姉様達にも貴方にも……みんなにも悪いことしちゃったのは事実だね……」

振り返って思い出してみると、あの暴走のせいでフランに自責の念を抱かせることになってしまったかもしれないと思い、反省していて

432:破壊の波動◆7R.:2022/12/07(水) 07:30


…ううん、イリアだけが悪いんじゃないよ。それを実行した私も私。言ったでしょ?私とイリアは互いに必要不可欠だって。もう気にしてないよ。

(昔の過ちを反省しているなら別に構わないと言いつつ、図書館に向かうイリアの肩に手を置いて)

433:狂気と饕餮◆3.:2022/12/07(水) 07:33


イリア
「……ありがと………」

自分の肩に手を置いて、過去の暴走についても赦してくれるフランにへ、肩に置いた手に自分の手を重ねつつ、感謝の言葉をポツリと呟いて

434:破壊の波動◆7R.:2022/12/07(水) 07:39


……(やっぱりあれはイリアだけが原因ってわけじゃない…私の意志もあってだから…本当にイリアは狂気人格なのかな…)

(イリアが自身の手の上に重ね、その温もりを感じていると、何故か本来の狂気人格はイリアではなく自身ではないかと感じる程にイリアのては心なしか暖かくて)

435:狂気と饕餮◆3.:2022/12/07(水) 07:46


尤魔
「こうして見るとお前らは似ているようで違うような……いや、やっぱり同じか?」

両手でスプーンを首の後ろにかけて二人を見比べていた尤魔が二人を似ているようで違うような、そうでもないような感じで見て

436:破壊の波動◆7R.:2022/12/07(水) 08:01


私達は二人で一人だよ、どちらが欠けてしまったら完全体じゃないって言った方が分かりやすいかな…?

(要はどちらか居なくなってしまったらフランドールスカーレットは消えてしまうと)

437:狂気と饕餮◆3.:2022/12/07(水) 08:10


尤魔
「どちらかが欠けても……か、それなら私達も同じだろ?」

担いでいたスプーンを傍に置くと、フランとイリアの二人の二人の肩を抱こうとしてみて

438:破壊の波動◆7R.:2022/12/07(水) 19:30


…ふふっ、そうだね。尤魔?

(尤魔に肩を抱かれると驚きつつも近くなった尤魔の顔に微笑んで)

439:狂気と饕餮◆3.:2022/12/07(水) 20:24


尤魔
「クックック……!」

尤魔の方を見て微笑むイリアと、どちらも大切にしてくれる尤魔の言動に満更でもない顔をしながらも、恥ずかしそうに視線を外すイリアの三人がいて

440:破壊の波動◆7R.:2022/12/08(木) 07:23


尤魔は心強いから安心してよ、イリア。もしかしたら私よりも強いかも…ね?

(これまでに何度も負かせて来た尤魔の方を横目で見つつも、頼りになる事は間違いないと)

441:狂気と饕餮◆3.:2022/12/08(木) 10:26


イリア
「……うん………。」

確かに尤魔の強さについてはフラン本体を通じて自分も知っていたため、嬉しそうに微笑みながら、少し恥ずかしそうに尤魔とフランを見て頷いて

442:破壊の波動◆7R.:2022/12/08(木) 17:56


ささ、そう思うなら一度尤魔に抱きついてみて?心を許した相手は多い方がいいだろうからさ。

(絆をさらに深める為と言うも、本心はまた別の意味があるかもしれない)

443:狂気と饕餮◆3.:2022/12/08(木) 18:07


イリア
「うぅぅ……で、でも……」

尤魔
「じれったいな、ほら……!」

フランの言葉を聞いてもまだ恥ずかしそうに顔を赤くしながら下を向くイリアへ、尤魔からイリアを優しく抱き締める。

すると、抱き締められた瞬間は吃驚したようでピンと翼が伸びるものの、すぐに伸ばした翼から力が抜けていって

444:破壊の波動◆7R.:2022/12/08(木) 19:27


ふふっ、尤魔って安心するでしょ…?どこか暖かくて…でもしっかりと組長の役目を果たしてるんだ。

(尤魔に抱き締められたイリアの様子を見つつも、尤魔の事を評価して)

445:狂気と饕餮◆3.:2022/12/08(木) 19:41


イリア
「うん……なんだかふかふかしてる……」

尤魔に抱き返すイリアは、不思議と尤魔に抱き締められていると、ふかふかしていると応えて

446:破壊の波動◆7R.:2022/12/11(日) 11:17


ふかふか…確かに分かるかも…?

(イリアの言葉に共感しようと、イリアとは真反対から尤魔を抱き締めようとして)

447:狂気と饕餮◆3.:2022/12/16(金) 20:03

尤魔
「クックック、これが両手に花ってやつか?」

自分に抱き付くフランとイリアの二人を見て、二人の温もりを感じながら、背中から生えた赤い宝石翼をパタパタと機嫌良さそうに動かしてみて


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