こんにちは、にっきーです
今回は禁断の恋愛小説に商船したいと思います!
http://ha10.net/test/read.cgi/novel/1408782130/l5
またこちらの小説も書いてるのでよかったら見てください!
http://ha10.net/novel/1411033163.html
コラボ小説もやってます!
感想とか、コメントとかもらえると嬉しいです
1//始まり
厳しい寒さを越え、少しずつ暖かさに包まれていく4月_
ふと、顔を上げると、満開の桜が咲き乱れていた。
桜の花びらが風に乗って、はらはらと宙を舞う。
今日から私、雨宮蓮華は高校生になる。
「蓮」
風に乗って耳に届いた言葉。
目の前には私より2つ上の兄がいた。
「あ!お兄ちゃん!」
見なくても分かる。
私の事を、“蓮”と呼ぶ人なんて、兄の静治くらいしかいないのだから。
「それにしても、蓮が俺と同じ高校に入るとはな」
お兄ちゃんは苦笑しながら言う。
今日から私が通う此処「青院高校」は、都内でも1以下2位くらいを争う優秀な高校だ。
まさか入れるなんて自分でも思ってもいなかった。
でも、こうしてお兄ちゃんと一緒に登校してると、改めて「受かったんだな」
と、実感する。
うわあぁぁ笑
禁断の恋❤️じゃん
やばいよこれえええええ
学校までの坂道を、私は期待と不安の交った気持ちでお兄ちゃんと歩く。
足元には地面いっぱいに広がる薄桃色。
それはまるで、じゅうたんのようで_
校門に近づいたところで_
「きゃー!見て!雨宮先輩よ!」
「かっこいい!隣にいるの誰!?」
「知らない、1年じゃない?」
女子のキャーキャー叫ぶ声が耳に届いた。
私はチラッとお兄ちゃんの方を見る。
「お兄ちゃんって、もてるんだね」
「あはは」
声を上げて笑うお兄ちゃんの髪が、春風に靡いて綺麗なブラウンが、さらりと揺れる。
「お兄ちゃん、ここまででいいよ」
「んー?本当に大丈夫なのか?」
お兄ちゃんはそう言いながら、心配そうに顔を覗き込んでくる。
「もう!お兄ちゃん!心配しすぎ」
私はバシッとお兄ちゃんの背中を押した。
お兄ちゃんは一瞬不機嫌そうな顔をしたが、すぐ笑顔に戻る。
「はいはい、じゃーな」
そう言い、お兄ちゃんは振り返らずに校舎の中に入って行った。
4月のよく晴れた日。
水色の空に、ピンク色の桜。
さわやかな風に、花びらが混じり、まるで空気さえも煌めくような、春。
私の船は相変わらず、ドキドキ鳴っていた。
あーさん>ご観覧をありがとう!
禁断の恋ですよ!お兄さんがいるあーさんにはキツイかもしれないけど、
ぜひこれからも見てね!
どうも、この小説板で変な小説を書いている変人、
くれぃもぁと申します(・ω・)ノ
ここまで読ませて頂いた感想なのですが、
風景描写上手いですね!参考にしたいぐらいですw
禁断の恋、ですか……何という俺得(←
これからの展開が楽しみです!
これからも頑張って下さい!
くれぃもぁさん>コメントありがとうございます泣
それと、はじめまして(*^^*)
風景描写は自分の中で一番苦手なので
そう言って貰えると嬉しいかぎりです!!!(≧∇≦)
是非是非これからも見てください!
本当にありがとうございます!
「新入生の皆さん、体育館に入城してください」
先生の声が響くと同時にアナウンスが流れる。
皆に続いて私も列に並んだ。
周りんは見知らぬ顔。
突然の不安が私を襲った。
そして、前の人に続いて、光り輝く体育館へと入った。
生徒たちが、先生達が拍手で迎えてくれる。
それだけを思うと、もう胸が一杯になった。
「着席」
先生の声と共に、着席する。
それからはひたすら先生達の長い話だ。
思わず眠ってしまいそうな自分の顔をパチパチと叩く。
襲ってくる眠気と必死に戦いながら−
「では、次は三年生代表、雨宮と三上からの話だ」
雨宮ってお兄ちゃんのことなのかな。
私の予想はどうやら当たっていたらしく、お兄ちゃんが出てきた。
そして隣にはチャラそうな先輩。
その途端、女子の声が体育館に響く。
「キャー!蒼馬くん!」
「雨宮先輩!!」
お兄ちゃんってモテるんだ。
初めて知った事実に少し驚かされる。
何だろう、落ち着かない。
心がズキズキする。
入学式を終わり、私はクラス分け表に書いてある1-Bの教室へと
足を進める。
ドアの前で足を止めた。
このドアの向こうには一体どんな景色があるんだろうか。
そう考えたら、やはり少し不安になってくる。
決意を決めて、ドアに手を伸ばそうとした時−
「ねー、早く入ってくれる?」
後ろから、声が飛んできた。
慌てて振り向くと、こげ茶色の髪を揺らしながら、不機嫌そうな顔をしている男子生徒
が立っていた。
「あ、ごめんなさい」
私は慌てて教室に入った。
キョロキョロ見てみると、既にグループできてる所もあった。
私ここでやっていけるのかな。
そんな不安を抱きながら、自分の席に着く。
なんかソワソワする。
そんな時、ふと隣の席に目を向けると。
「あ」
私の声に気付いたのか、彼もこちらに向いた。
目が合う。
さっき、ドアの所で会った人だ。
「お前、さっきドアの所で突っ立ってた人でしょ」
「あ、うん」
「名前なに?」
「雨宮蓮華です」
「へー、雨宮先輩の妹?」
「うん」
「なー!こいつ雨宮先輩の妹だって」
何をするかと思えば、いきなり立ち上がってそう言ったのだ。
彼がそう言った途端に女子が私の机の周りに集まってきた。
「ねー、ちょっと」
彼を咄嗟に呼ぼうとしたけど、女子達の声によってかき消される。
そしてそのまま男子たちの所に行ってしまった。
気、遣ってくれたのかな。
私一人だったから?いや、でも気のせいだよね。
そんなわけ無いよね。
それにしても、名前聞けなかったな。
「ねーねー、雨宮さん、サイン貰ってきてよ!」
え?!サイン?
「え、ずるーい!じゃ、私写真!」
写真?!
「ねねー」
一気に沢山質問をされ、私の頭はパニック状態になっていた。
サインとか芸能人か!と、心の中で突っ込むほどに。
ご報告ー
最近忙しくてなかなか小説を更新できません。
でもいつか更新したいと思います(2作とも)
更新は亀並みですがこれからもよろしくお願いします
(多分読んでくれてる人いないと思うけど一応言っときます)
読ませていただきました。
もう片方の作品と同様にこの作品も私は薄いと感じました。
主人公の挙動、周囲の態度、心情の変化などなど、
分かる範囲の描写はしてありますが、
ほとんど一行で済んでしまうほど簡潔に書いてしまっているうえに、
時々描写途中で次のシーンに飛んでしまっているので、正直読みにくいです。
キャラたちのセリフを見る限り、ストーリーの内容は上々のものだとは思いますが、
・それを引き立てるほど、セリフ以外を書き込んでいない。
・キャラの心情や行動を無視して強引に物語を進めている部分がある。
といった問題があるため、1つ1つのシーンが色濃くても、
物語全体の印象がスカスカな気がしました。
『私の船』『体育館に入城』『周りんは』など誤字脱字も気になりましたし、
掲示板とはいえ、更新してゆく1つ1つのシーンだけではなく、
物語全体を意識して、シーンのチェック・書き込みをすれば、
もっと深みのある作品になるんじゃないかなぁ。というのが私の感想です。
12>くわしいアドバイスをありがとうございます!
展開がはやいのは自分でも分かっています。
脱字などはこれから見直すようにしたいと思います。
私はあくまでもケータイ小説風に書いているので
内容は恋愛一色のスカスカで簡単な作品になりやすいんですよね。
ご意見ありがとうございました
参考にさせて貰います
久しぶりに更新**
「お前ら、席につけ」
タイミングがいいのか悪いのか、先生が入ってきた。
私のまわりに集まっていた女子が渋々自分の席に戻っていく。
「今日から担任になる望月だ、みんなよろしくな」
先生は軽く自己紹介をして、それから教室を後にした。
思った以上にあっさりしていてビックリする。
そんな事より、名前聞かなきゃ。
私はチラッと横を見る。
友達と話す彼の横顔がなぜか眩しく感じられた。
私も思わず、口元が緩んでしまう。
だって、彼があまりにも楽しそうだったから。
私も勇気を出さないとな。
「ねー」
声に反応して前を見ると、いつの間に一人の女子生徒が立っていた。
黒いかみの彼女は肌が白く綺麗だった。
思わず女の私でも惚れてしまいそうな美貌を持つ子だった。
「えっと、私?」
「うん!柊雨愛!私の名前だよ、よろしくね」
そう言うと彼女は柔らかく微笑んだ。
「蓮華ってさ、雨宮先輩の妹でしょ?」
お兄ちゃんの名前が出てきて思わずピクッと反応してしまう。
お兄ちゃんがあんなに有名だったなんて。
「言っとくけど、私は雨宮先輩の事好きじゃないからね!よろしく」
「うん!」
ここに来てはじめてできた友達。
これからどんな生活が始まるのかワクワクしてきた。
窓の外は雲ひとつない快晴だった。
時は緩やかに流れ、下校時間。
雨愛に一緒に帰ろう、と誘われたけど、今日はお兄ちゃんと帰る約束をしているから断った。
私は早歩きで教室を出た。
下駄箱のところで足が不意に止まる。
焦げ茶色の髪の彼がいたのだ。
話しかけるなら、今しかない。
「あの」
中途半端な言葉が宙を舞う。
ちゃんと聞こえたかな、と心配したけど、大丈夫みたい。
「どうも」
「名前、おしえて」
「小浪星空」
「そら?いい名前だね」
「ありがと」
始めて彼の名前を聞いた時、なぜか分からないけど彼にピッタリだと思ったんだ。
校門の所で小浪くんとわかれて、私はお兄ちゃんを待つ。
しばらくしてー
走ってきたのか、お兄ちゃんは息を切らしながら、
「わりい、待ったか?」
私は頭を軽く振る。
それを見たお兄ちゃんは小さく笑って、私の頭を軽く叩いた。
帰り道をお兄ちゃんと歩きながら
「お兄ちゃん、今日家来る?」
「んー」
お兄ちゃんは去年から一人暮らしをしている。
きっかけは些細な事だった。
一人暮らしをしたいとお兄ちゃんが言い出したのだ。
お母さんは泣いてすがったが、お兄ちゃんはどうしても一人暮らしをしたいと言い、結局お母さんが折れたんだよね。
「久しぶりに行こうか、蓮の高校祝いとして」
そう言い、お兄ちゃんはニコッと笑った。
私もお兄ちゃんにつられて笑う。