君の名前は

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1:鈴:2015/03/17(火) 16:46 ID:0cw

はじめまして。顔文字大好き鈴です。∠( `・ω・)/

ただの顔文字厨ですが、これからよろしくお願いします。ヨロ(`・ω・´)スク!


⚠注意⚠

・この物語は実際の人物、団体とは一切関係無いです。
・文才ヾノ´゚д゚`)ナイナイ、画力ヾノ´゚д゚`)ナイナイ、何もヾノ´゚д゚`)ナイナイ
・腐っぽい←\_(・ω・`)ココ重要!
・この小説は挿し絵が入ります。見たくない方見ないで下さい(´・ω・`) 眼科行かなきゃいけないレベルです。



以上を含め、それでもいいぜ☆ という神様は暫しお待ちください(。ŏ_ŏ)

2:鈴:2015/03/17(火) 16:54 ID:0cw



「…今日からお前の居場所は此処だ。」




――母さん、父さん。
やっと俺にも居場所が出来ました。





鉄錆と血腥い香りが立ち込めるなか、俺は目覚めた。

硬いベットから起き上がり辺りを見渡すと、剥き出しの水道管、断熱材、よく分からないパイプ。


―――此処は何処だ―――


昨夜の記憶がない、いや、無いのではない思い出せないのだ。

「…寝よう。」

そう呟いた時だった。

「あー!起きたんだね、おはよ」

同い年くらいの少年がいた。髪はエメラルドグリーンと言えばいいのか分からないが、水色と黄緑を混ぜたような色。瞳は深い緑。身長もさほど小さくない。だが、見た目とは裏腹に少々高い声だ。

「ぼーっとしないで、軍隊の人に怒られちゃうよ」

目の前の少年が不満そうにこちらを見た。

「待てよ、俺も今行く…」

そこで自分の今置かれている状況に気付いた。

ベットから降りようとしたが足が重くて上手く立てない。これは足枷だ。

首にも犬が付けるような首輪が付いている。鎖まで。

「はやくー!僕まで怒られちゃうじゃないかー!君のせいで怒られたら夕飯半分ぼくにちょうだいね!」

彼は足枷が付いているのにも関わらず、スタスタと、まるで何もないように平然と歩いていた。

足枷がつけられ重い足を引き摺り、ベットから降りた。

「ほらはやく!」

少年が俺の手を引っ張り、この悪臭の立ち込める部屋の出口に向かった。

ここまで来てやっと分かったのだ。此処は牢屋なのだと。

南京錠を10倍頑丈にした鍵や、鉄格子で日光を遮断された窓。



「整列!番号始め!」

「780番!」

「はい!」

点呼が始まった。そう言えば自分の番号は何なのだろう。

「きみは459番だよ」

左隣にいた少年が小さな声で教えてくれた。随分半端な数字だ。

「459番!」

「えっ、あっ。はい!」

監守を務めている水色の髪をした青年が此方を見た。

「003番!」

「はぁい」

隣にいる少年が気の抜けた返事をした。

「なんだその返事は!」

目の前の軍隊の男の人は髪を逆立てて怒っている。お前が軍隊の人を怒らせてどうするんだ。

「まぁまぁ、落ち着いてください。」

先程俺をチラッと見た監守の青年が仲裁に入った。

「あくまでも貴方は軍の仕事が本業でしょう。此奴は俺が何とかしますから。どうか声を荒らげないで下さい。耳が痛いです。」

丁寧な言葉ではあるが、悪口もやんわりと含まれている。きっと仕事が出来る人なんだろう。

「そ、そうか。すまなかった。」

軍隊の男の人(おっさん)は渋々頭を下げた。

「045番!」

「…はい!」

どうやら俺たちの点呼は終わったようだ。
体は使っていないのにととも体が怠い。寝よう。

「あぶなかったねぇ〜、あの水色のおにーさんに助けてもらっちゃった」

「お前のせいだろうが…」

ベットに寄りかかり俺が言うと

「しょうがないじゃない、あのおっさん嫌いなんだから」

むぅっと頬を膨らませ少年が言った。

状況が飲み込めない。頭が痛い、何故俺は此処に居るんだろうか。何故俺はこんな奴と一緒に居るんだ。

殺人も強盗も多分した事が無いはずなのだが。何故牢屋に居るんだ。

いくら考えても答えは出てこない

「よーし、もうこっからは自由時間だよー!」

「…なぁ」

「ん?なに?」

「…お前は…その、何で此処に居るんだ?」

そう言ったところで俺はまずい事を言ってしまったと思った。

なぜならば、少年が困ったような顔になってしまったからだ。

「え、いや…答えにくいよな…ごめん」

「…ぼくはね…」








「ここで産まれたんだ」


✄--------------- キ リ ト リ ---------------✄

相変わらずの駄作( 'ω')

初回は挿し絵ありません(´・ω・`)

ではではよろしくお願いします!


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