デジタルな価値観、リアルの価値観。

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18:越後:2016/11/23(水) 22:45

【占いツクールにて新作「虹色の空、鈍色の街。」の連載を始めました。暇があればどうぞ。少なくともこの作品よりはマシなはず...】
「って、うぉい!?ちょっと待てって!」
物凄い早歩きで進むこいつを、結構やっとのことで付いていく。やっぱ若干はショック受けたんかな...何だこの罪悪感。

...ちょっと待て。何か今見てはいけないものが見えた気がする。いや、まさか。そんなわけないよな...。
そう思いながら、ゼンマイ仕掛けの様なぎこちない動きで俺は首を回し...そこに見えたのは。
...ほのぼのとした表情でこちらを見つめている、水上先生の姿だった。

その瞬間、俺の頭の中でパニックになった思考が異常なスピードで回転を始める。
おいおいおい待て待て待て!?何であの先生がここに居るんだよ!?仕事は!?ってあぁ、そこは昼休みだろうしいいのか。いやいやそうじゃねぇし!しかもあの顔いつも通りなはずなのに凄い怖く感じるんだけど!何でだ!?
というかあの顔は誤解してる!何だか分からんが絶対にヤバいレベルで誤解されてる!!考えたくもない方向に誤解されてる!!
「...うっわぁ...」
「何、どうしたの?」
「あ、あぁ、い、いや、何でも...無い、です」
とにかく何とかせねば...と言っても今の状況じゃどうしようもないのか...詰みですね。はい。

...泣きたい。本当に。


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