ソラの果てのキミへ。

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1:クリスタル:2016/12/14(水) 16:37

私、東条夏美。片思いしてます!相手は、西条みずき。カッコいい男子だから、ライバルは多いけど頑張ろう!……と、決意したは良いが、やっぱりムリぃぃぃ!ゴツン。あ、ごめんなさいって、西条くん!

2:クリスタル:2016/12/14(水) 22:13

言葉のプロローグ
もし、あなたと私、離れてしまったら、ソラを見上げると良い。キミと私のソラ、きっとどこかでつながっているから。そう信じて。

3:クリスタル:2016/12/15(木) 16:41

あの後、ただただ、西条くんに謝ることしかできなかった。メルアドを聞くことができなかった自分が、歯がゆかった。

4:クリスタル:2016/12/16(金) 15:53

プロフィール
葉月 夜
夏美の幼なじみで夏美のコトがスキ。
夜→夏美→←みずき

5:クリスタル:2016/12/16(金) 15:57

プロフィール
弥生 朝香
夜のコトがスキ。夏美の親友で、みずきのコトが大嫌い。

6:クリスタル:2016/12/16(金) 15:59

朝香→夜→夏美→←みずき
朝香と夏美は親友。夜とみずきは、お互いをライバル視。

こんな感じで書いていきます!

7:クリスタル:2016/12/16(金) 22:42

夜side
オレは、小さい頃から、夏美のコトが好きだった。それは、今現在も変わらない。夏美をよく見ているから、分かる。夏美がスキなヤツ。そう、西条みずき。そして、オレの読みが正しかったら、両片想い。でも、オレは認める気は、毛頭ない。付き合ってないなら、オレにも、可能性があるわけだ。絶対に諦めない。

8:クリスタル:2016/12/18(日) 20:29

朝香side
夜君のコトなら、すべて知っている。私の親友、東条夏美のコトがスキってことも。
夏美は親友だから、いやなキモチには、ならない。でも、夜君のキモチに気づけば良いのに。私は、絶対西条みずきと夏美が付き合うこと、認めないから。チャラチャラしてそうだし、もしそれで夏美を捨てるなら、阻止したい。

9:クリスタル:2016/12/20(火) 21:26

西条くんは、優しい。私のわがままさえも聞いてくれる。といっても、委員会の当番を変えてくれただけ。でも、嬉しい!なぜかー今日、夜に昼休み、屋上に来て欲しいって言われたの。

「なにー夜〜?」爽やかな風が夏美の髪をなびかせる。その姿に、ドキリとした。
夏美だけは、譲りたくない。

夏美は、優しい。オレのわがままさえも聞いてくれる。その優しさを西条にだけは、やりたくない。

10:クリスタル:2016/12/22(木) 22:28

「西条がスキか‥?」「そうだよ!それだけ?」「ああ、…それだけ。ごめんな。」

へーんな夜!!まあ、いっか。



やっぱり、まだ告白できねー!オレって、意気地なしなんだな‥。

夜君、また寂しそうな表情(カオ)してる。夏美、いい加減気づいてあげなよ…。そんな私の願いは、秋風に飛ばされた。

11:クリスタル:2016/12/23(金) 21:12

西条くん、スキって言ったら、どう思う?

4人のキモチは交錯する。

12:クリスタル:2016/12/25(日) 16:17

〈言葉〉スキなんてなければ良いのに。
そうすれば、寂しいなんて、感じないのに。夢さえ見ないのに。

13:クリスタル:2016/12/31(土) 17:19

ソラ果て。解禁!
さよプレ完結したよ!
新しいスレと片恋、掛け持ちする予定!
更新遅くなるけど、辞めたワケじゃないよ!改めて、よろしく!

14:クリスタル:2017/01/01(日) 17:50

もう、ムリ。待てない。夏美の気持ちより、夜君の気持ちが大切。屋上に夏美を読んで、叫ぶ。嫌われてもいい。だから、一生懸命伝える。
「夏美の、






    バカー!!!!!!!」

彼女の訳の分からない顔がことさらイヤになる。

さあ、気持ちを親友に伝えよう。


絶交してもいい。それぐらい、スキな人は大切なんだ。

15:クリスタル:2017/01/02(月) 12:26

昨日、なぜか、朝香ちゃんに、バカー!って言われた。???????????????なのだけど。

「ゴメン!夏美。昨日のこと、忘れて!!」良いけど。まぁ親友だからね。それよか、なんか手伝ってあげようか?
「え。いいの?(パアッ)じゃ、じゃあ、よ、夜君を屋上に呼び出してくれる?(照れ)」いいよ!!!!

「よーるー。今日の(放課後だったっけ?昼休みだっけ?)放課後,屋上来て〜〜!」

「ああ、良いけど。(告白、か?)」

自然に誘えた!o(^▽^)o

朝香side

友達、いや、親友を利用して、いいの?
自分が誘うべきじゃないの?

私の中の、天使が問う。

失恋しても、良いの。コレは、ホントのキモチ。

16:リリカ@恋歌:2017/02/17(金) 17:47

「あの、夜君。」

頑張れ〜、朝香ちゃん!

「私、夜君が、好き…」

少女マンガの展開だよ♪♪

こっそり聞いていた、私──夏美は、屋上から出た。

女子トイレの前を通ると。

「夏美、ウザくない?」

「思った。」

この声、小枝美郷ちゃんと、館中愛美ちゃん?

私と、仲良いよね?

耳をそばだてると。

「朝香も、苦労するよね〜。」

「この間、聞いたら、愚痴ってたよ。同意だけど(笑)」

朝香ちゃん……………。

劣等感が押し寄せる。

あの二人も、朝香ちゃんも







    絶対に許さない。

17:リリカ@恋歌:2017/02/17(金) 17:57

家に帰り、部屋に飛び込む。

ベッドに寝転がり、ノートを開く。

【朝香&小枝美郷&館中愛美 復讐計画】

でかでかと、タイトルを書く。

許さない

許せない

この計画は、秘密裏にしないと。

仮にでも、お母さんにバレたら怖いし。

計画を何度も、見直し、リビングに戻った。

美郷side

『美郷、夏美、最近ウザくない?』

ちょっとした、出来心。

『う、うん。』

クラスの女帝に、逆らうなんて、出来ない。

うなずいて、すぐに後悔する。

近くに、夏美がいたことに、気付いたから。

不安と、後悔が私の心に、大きなシミを作る。

ごめん、なんて…今更。

明日、謝ろう。

その誓いは、もう無効だと、まだ気付かなかった。

18:リリカ@恋歌 =クリスタル:2017/02/26(日) 12:47

翌朝

美郷ちゃん__いや、美郷が来た。

「昨日の話、聞いてた?」

「……………それ聞いてどうすんの?」

「え……………?」

私は、美郷を突き飛ばした。

「今更、謝らないでよ?__許さないから。」

夏美ちゃん…って、言ってるのが聞こえる。

総てが、セピア色に見える。

急速に、世界観が無能に見えてくる。

誰も信じない事にした私には、こんなにつまらない酷い世界を残すのは、美郷や、愛美、朝香だけだろうとしか思わない。

アイツらに、価値観は無い。

違う、価値が無いんだ。

信じるのは、数少ない。

親と、




    西条君だ。


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