クラスの担任撲滅計画

葉っぱ天国 > 小説 > スレ一覧キーワード▼下へ
4:日下 平匡 そし誰の日下さんと逃げ恥の平匡さんだよ hoge:2017/01/06(金) 23:33


私、愛は面倒くさがりながらも掃除を終えた。


次は朝の会というまたまた面倒くさいものだ。


「ふわ〜ぁ……」


私は大きな欠伸をして、机に倒れこむ。


「おーい。そこの寝てる奴!起きろよー」


担任の声が聞こえる。


私はあまりにもムカついたが、一言冷静に言うだけにした。


「そんな寝癖ついてて寝坊で学校に来るの遅れた人に言われても。」


私が一言冷静に言い放つと、


「ぎゃははは。」


笑い声が聞こえてくる。


この声はクラス1のお調子者、源太だ。


「こらー!源太!笑うんじゃないっ!」


担任のうるさい声を聞いて、私はまた欠伸をした。


「キーンコーンカーンコーン……」


チャイムの音が響きわたる。


担任は慌てて、朝の会を進める。


「ほら!保健委員!健康チェックして!」


「はーい。」


保健委員は、私の彼氏の聡と柚の彼氏の准だ。


次々に出席番号を呼んでチェックする。


「あれ?」


聡がぼそっと呟いたこの一言、私も担任も聞き逃さなかったようだ。


「どうした?」


担任が聡と准に問いかける。


「出席番号20番の西口由佳さんがいません。」


しっかりした受け答え。


「おーい。みんな注目。西口は学校に来てたか?」


「見てないっす。」


柚がヤンキー風の言い方で言い放った。


「連絡来てないなぁ。職員室へ降りるんで、読書しとけ!」


そう担任が言った途端、みんなの目が輝き出した。


新着レス 全部 <<前 次100> 最新30 ▲上へ
名前 メモ
画像お絵かき長文/一行モード自動更新