幼馴染な転校生

暇なら読んでみてくださーい
暇潰せるかはわからないけど

登場人物

菊地 京弥(キクチ キョウヤ)
15歳の美形でマイペースな高校生1年生
サッカー部

戸田 奏(トダ カナデ)
京弥の幼馴染で転校生
16歳の可愛い世話焼き高校2年生
サッカー部マネージャー

村田 総悟(ムラタ ソウゴ)
京弥の親友
サッカー部

佐伯 梨花(サエキ リカ)
総悟の彼女で京弥の親友
マネージャー

小湊 仁(コミナト ジン)
京弥の親友
サッカー部

湯川 佳奈(ユカワ カナ)
ジンの彼女でサッカー部のマネージャー

物語はほとんど京弥sideで進みます
シリアスとかはない感じでー

登場人物2

菊地 雪(キクチ ユキ)
京弥の妹
まだ小1。お兄ちゃんっ子

田中 吉哉(タナカ ヨシヤ)
サッカー部の主将

三上 沙織(ミカミ サオリ)
京弥の担任

1話 眠いのなんのって…ねぇ？

朝、俺が目をさますと隣で寝ている妹と
午前8時を指す時計を見つけた
……あれ？これ遅刻じゃね？
「雪、起きろー。遅刻だよ」
「んん〜…、あ、お兄ちゃんおはようなのです！」
「うん、なのです」
可愛いなー、もう遅刻とかどうでもいいわ。
「あー！お兄ちゃん、学校！もう9時だよ〜！」
「知ってる知ってる、じゃ、着替えたら出よ」
うん！と元気な返事して雪は出て行った。
さて、着替えるか

「お兄ちゃん、準備出来たよー！行こー！」
「あぁ、ちょっと待ってね鍵閉めるから……よし、行こ」
「おー！レッツラゴー」
雪を連れて行ったため、俺が学校に着いたのは2限目が始まってからだった

2話 りゅーこー

2限目を終えて机に突っ伏してると、総悟と梨花がやってきた
「よぅ京弥、おはようなのです！」
「京弥君、おはようなのです！」
え、なにそれ流行ってるの？
「…なのです」
「どうせまた寝坊でしょ〜？」
「京弥の事だ、それ以外になにがある！」
どんだけだよ
「まあ、そんな事よりよー京弥。2年にめっさ可愛い転校生来たってよ！
おぃ見にいこうぜ！」
「お前、そんなもん…行くに決まってる」
「だよな！じゃ行くぜーー」
目の前に彼女いるのに……

3話 パンはパンでも食べられないパンは？

噂の転校生のクラスに到着
覗いて見てみると、いた。確かに可愛い！
いや、でもなんか見たことある気が……
「おい！京弥、めっちゃ可愛いなー、おい！」
「声、うるさい」
あ、目が合った。え…なになに？めっちゃ凝視してくるんですけど
「そろそろ授業だし、帰るか」
「あぁ、そうだね」

4話 屁理屈ばっかり言わない！

家に帰ると、雪と死んだ両親に変わって俺たちの面倒を見てくれてる
おばs…お姉さんこと、真央さんがなにやら作っていた
「ただいま。それ何作ってんの？」
「あ、お兄ちゃんおかえりー！」
「あら、おかえり京くんこれは今日の晩御飯。ちょうど出来たとこー、食べよ食べよ」
いや、これは晩御飯なんかじゃない。
「え？これが晩御飯…？」
「そうだよ、お兄ちゃん」
「そうだよ。文句言わずに食べなさい」
「いや、無理無理…ちょっ、ゴバァッ」
無理矢理ねじ込んできた……

なんとか食べ終えたオレはその夜、原因不明の腹痛で一週間入院が決まった
恐るべし！真央さんの料理！

5話 タイトル意味なし！

入院した部屋の、隣のベッドのおっさんと、俺は仲良くなっていた
「おぉ！ボウズもモズク高校の生徒なのか！オレの娘も生徒でなー」
「へぇ、そうなんだ」
「まぁ、会うことがありゃ仲良くしてやってくれや！
…お、そうだこのたい焼きやるよ、食え食え！」
「ん、ありがと。あ、でも俺あんこ食べれないんだけど入ってないよね？」
「……おぅ！入ってねぇ！」
いや、その間が怖いんですけど。
「んじゃ、貰うわ」
これは…！あんこ入ってやがったぁぁぁぁ！クソがぁ、ニヤついてやがる！
だが、ダメージは深刻。一刻も早くトイレに
「トッ…トイレ行ってくる」
トイレで俺は盛大に吐いた

6話 龍角散って美味しいの？

おっさんが苦手と言っていたタバスコを買ったオレは部屋に戻った
「おいボケェぇぇ、あんこ入ってたし！めっちゃ入ってたし！」
部屋に入るなりオレは叫んだ
「ぎゃっはっはっはっは！ザマァ無いぜボウズ！」
ははっ、コイツ。後で覚えとけや
ん？女の子がいる
「おっさん、それ、娘さん？」
「おぉ！そうだそうだ、オレの娘の戸田奏だ！」
ん…って、あれ？噂の転校生じゃね？いや絶対そうだ

7話 チェケラッチョ

いや、おっさんの娘なんて信じんぞ
「嘘つくなよ…おっさんからなんでこんな子が生まれるんだよ。」
「いや、マジだわ！クソボウズぅぅ」
「お父さん、うるさい」
「あ、悪い悪い」
え、お父さん？じゃ、マジかよ
「人生最大のショックだわ…」
「そんなにか！おい、そんなにか！？」
「そんなにだよ」
「まぁ、いい。奏は転校したばっかなんだ仲良くしてやってくれや！2年生だから先輩だぞ」
いや、いいのかよ。
つーかこっちから仲良くしたかったぐらいだわ
「1年の菊地京弥です、よろしく」
「え…菊地京弥…？」
え？

8話 ハゲラッチョ

「もしかして、お母さんの名前、真美って言う？」
「うん、もう死んだけど…なんで知ってるの？」
いや、ホントなんで知ってんの⁉
おっさんも話しについてこれてないし！
「京ちゃんだ、京ちゃんだぁーー！」
「ホムンクルスゥっ！」
いきなり抱きつかれた…変な声出たし
「おい、ボウズ！てめぇ、あの頃のガキンチョだったのか！大きくなったな！」
ん？おっさんも何か言い出した
「いや、てゆうか誰？」
余談ですがめっさいい匂いでしたー

9話 レッツゴー

「え？京ちゃん、まさか私の事忘れたの？」
「うん、まぁ…」
「へぇ、そう…ちょっとそこに正座しなさい」
「いや、何で…」
「いいからしなさい！お父さんは出て行って」
「あ、はい」
理不尽な。おっさんも出て行くなよ！
てゆうかおっさん弱っ
「小さい頃は僕、奏のお嫁さんになる！って言ってたのに」
俺は色々とアホなのか？
ん？いや、思い出した！
「奏か！思い出した！」
「ホントに？よっかったぁー。忘れてたら思い出すまで私の家に監禁するところだったわー」
コワスギィコワスギィ、おっさんヘルプ

10話 イェス！

「まあ、冗談だけどね〜、いやー、相変わらず可愛いなぁ京ちゃんはー」
「奏も変わって無いね」
その時、部屋のドアがいきなり開いて、おっさんと真央さんと雪
が入ってきた
「お兄ちゃん、来たよ〜！」
「京くん、来たよ。奏ちゃん久しぶりだねー」
「あ、真央さん！久しぶりです」
雪は俺に飛びついて来、奏真央さんはどうやら知り合いだったらしく昔話しを始めた
おっさんも加わっていた

雪と真央さんが帰った後、俺とおっさんは真央さんに
前の晩御飯の残りを捻じ込まれて、死にかけていた
「死ぬぅぅぅぅぅぅぅぅぅ！」
「真央さんの料理、恐るべし」
「2人とも、うるさいですよぉ！！」
ナースさんに怒られた…
あと、とりあえずナースコール押しといた

11話 連打キック！

俺達の入院は2日延びた…幸か不幸かゴールデンウィークだったのに…
「はーい、今日はお魚でーす」
俺とおっさんは薄味の病院食に飽きていた
するとそこへ、俺の親友の仁と、総悟がやって来た
「よぉ、京弥。時間無くて早く帰んなきゃだからこれ、とりあえず
置いとくぜ〜、じゃなー」
「オレからはコレだ。じゃ、また」
「ん、サンキュ」
これは、マック！

12話 あーびせーてー

「おっさん、ビッグマックセットが2個入ってる。食べる？」
「おぉ！ボウズサンキューだぜ！」
モグモグモグモグモグモグモグモグモグモグモグモグ
「なぁ、病院食はどうするんだ？」
「…そこら辺の猫にでも食べさそう」

猫、連れてきましたーー
「よし、食わすか」
「オレァ、犬連れてきたぞ、ボウズ」
お、犬か。これなら食べ尽くしてくれるだろう
「失礼しまーす。そろそろ食べ終わりましたか…って、え？」
「逃げるぞボウズ！って、早ぇ！もう逃げてる！」
「おっさん、急げ」
無事、脱出した
「これは…マックですか。私達が一生懸命働いている間に、マックですか。
禁止されているにも関わらず…それに、犬と猫！病院食はそんなに嫌ですか。
そうですか。私達の苦労を踏みにじった罪は…重いですよ…うふふふふふ」
そう思ったのも束の間、鬼になったナースさんに3分で捕まった

感想とかできたらおねしゃっす

おっさんと入院の話ししか書いてないけど…

文が終わったら改行で次の文との間に空白をつくると良いのです

なるほどねー。
もうちょっとこのスタイルで行って、あまりにも読みにくかったら
そうするです

13話 むーしゃー

あれから数日経ち、おっさんと俺は明日退院だった。
それに今日は奏がお見舞いに来ていた
「京ちゃ〜ん、来たよーー」
「父親より幼馴染ぃぃ⁉」
おっさん、ごめんよ……
「あぁー、可愛いなー京ちゃんはー」
「おっさん、俺可愛い？」
「いや、全く」
「だよね、うん」
奏の目は腐ってる説
「ところでさ明後日から学校だけど、京ちゃんお昼ご飯一緒に食べない？」
「ん、いいよ」
「やったーー！約束ねー」
約束するからいい加減離れて欲しい
俺の顔は真っ赤だぜ

14話 ぶるーいー

奏の襲撃から2日後、俺は退院して、
今は学校で総悟達とワイワイやっている。
ちなみに2年生の仁と佳奈はいない
「なぁオイ京弥ぁー。聞いてくれよ。あの後梨花にボコられたんだけど！
ひでぇよなー」
「いやいや、自業自得だよね？京弥くん？ね？」
「じ、自業自得…」
女を怒らせるとヤバイことは経験からわかっている

そんなこんなで昼
「京ちゃーん、ご飯食べよー！」
トラブルメーカーがやって来やがった。学校にも関わらずいきなり抱きついて来やがった
言っとくが、付き合ってはないからね⁉

15話 じきしょーそー

「あの…なにしに来たの？」
「えー、一緒にごはん食べる約束したじゃん、何？忘れたの？んん？」
そうだったそうだった。思い出したわ
「じゃ、食べよ。今日は真央さんが作ってくれたし」
「うん、食べよ〜」

弁当を食べ終わったオレはクラスの連中に囲まれていた
「おいコラ、菊地コラぁ！」
「あぁん？コラっ、テメコラァ」
「っしゃ、ウラぁコラァ！」
「をぉう？！っらぁー！」
なんだこいつら…
「おぃ、京弥ぁ！おまっ、コラァ！いつの間に仲良くなってコラァ！」
こいつもなんなんだ……
「あ、奏のことか…奏は幼馴染なんだよ」
「お前……紹介してくださいコラァ！」
こいつら頭おかしい、絶対に
「」