オリキャラで小説書きたかった。【だけ】

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1:蟻:2017/03/27(月) 10:30

閲覧は自由にどうぞw
書き込みはご遠慮くだせ。
自キャラ出すんで名前は変えます。

2:蟻:2017/03/27(月) 10:58

ーーーー桜満開の山の中、ポツン建つ一軒家。そこには、若者達が住んでいた。

藍翔:「……なぁ。」
縁側から庭の桜の木を見つめ、藍翔(あいと)は隣にいる紫舞(しま)にポツンと問いかける。
紫舞:「何ですか」
気のない返事を返す。
藍翔:「都会行きてーって思わねぇか?」
紫舞:「思わなかったことが無いです。」
藍翔:「実は俺さ、宝くじ当たったんだ。」
紫舞:「ふーん……は?えっ、は?!いくら?!」
藍翔:「50万。」
紫舞:「嘘だろ……くじ運はカスのお前が……?」
次の瞬間、襖が物凄い勢いで開く。そこには、刀使い都樹羽(ときわ)が立っていた。
2人は都樹羽の性格をよぉぉおおおおく分かっていた。血の気が引いていく。
都樹羽:「何してんだお前ら。」
2人はこの家に居る自分達以外の人間が、一生懸命汗を流しながらこの家の掃除をしているのを知っていた。
紫舞、藍翔:「いや、そ、その別にサボってる訳とかじゃなくてその……ね……?」
許して貰える訳が無い。2人とも痛いほど分かっていた。この後何されるかも察し済みだった。
しかし、都樹羽は怒るどころか笑顔で
都樹羽:「さっきの話、本当?^^*」
何とも威圧感のある笑顔で言った。
都樹羽:「お前ら後で居間に来い。」
右手の親指で居間の方を指さす。2人はゆっくりと立ち上がり、カタツムリの様な足取りで居間へ向かった。

取り敢えずここで切りますー

3:蟻:2017/03/27(月) 11:22

続き書きますー

居間では、掃除を終わらせた夢天(ゆめそら)と宇宙(そら)が喧嘩混じりのトランプをしていた。
それをマロンは、楽しそうに見ていた。
夢天:「おいお前ズルしたろ!」
宇宙:「してねぇよ!証拠は?!」
夢天:「うわ出たよ。すぅぐ証拠求める奴。」
宇宙:「あーはいはい。で、証拠は?」
マロン:「二人の喧嘩超ウケるww」
そこへ、大将のような足取りで都樹羽が入ってくる。その後ろに頬を赤くした藍翔と紫舞が居た。
2人は足取りが遅い事から、都樹羽に殴られたのである。
藍翔:「都樹羽クッソ鬼畜。」
紫舞:「理不尽界の女王だよね。」
幸いにも2人の会話は都樹羽の耳には入らなかった。
都樹羽:「えーコホン。……あのね、3人ともよーく聞いてね。この、藍翔兄ちゃんが、旅行に連れてってくれるんだって!」
夢天:「なんの冗談ですか。働きもしないニートが旅行に行くような金があるんですか。」
マロン:「まぁ、夢天ちゃんは、週3でアルバイトに行ってるもんね!」
宇宙:「てか、この中で働いてるのって夢天と都樹羽と俺ぐらいしかいないんじゃね。」
紫舞:「まぁ、働いてる人が居るだけでも幸せなのかもね。」
都樹羽:「そうだねぇ。……んで、理由を話してくれるかな。藍翔君。」
都樹羽がゲッスい視線を向けてくる。言うしかない。藍翔はそう思った。
藍翔:「……実は、宝くじ当たった。50万。で、旅行に行こうって話になって……」
夢天:「そ、それって本当ですか!?」
夢天は疑ってはいるものの、その目はとてもキラキラしていた。
宇宙:「嘘……だろ。」
マロン:「やったー!……で、どこに行くの?」
紫舞:「あー確かに、それ決めてないね。」
みんなが舞い上がる。何年ぶりかの旅行に、少しワクワクしている自分がいたーー。

4:蟻:2017/03/27(月) 11:45

マロン:「んー……」
都樹羽:「どうしたマロン」
マロン:「いや、宝くじって6億円くらいでしょ?そのうちの50万って結構安いほうじゃないかなーって。」
さすがは元大統領の娘。お金のありがたみを分かっていない。
藍翔:「いや、ミニスクラッチで当たったんだよ。そもそも、ジャンボとか買う金がない。」
紫舞:「財布どんだけ悲しいんだよ。」
藍翔:「はははw(泣」
夢天:「で、どこいくか決めたの?」
都樹羽:「山がいいか海がいいか。」
宇宙:「キャンプかよw」
マロン:「ネットで探すのが一番じゃない?」
都樹羽:「だね。」
ーー1時間後ーー
もう既に皆違う事を始めていた。ゲームをしたり、絵を描いたり、寝てる奴もいた。
都樹羽:「……ん?」
宇宙:「どうした?」
都樹羽:「いや、『誰も訪れていない所』だって。」
夢天:「なんですか、それ。」
マロン:「なんか、不気味だね。」
都樹羽:「でも、画像が凄い綺麗なんだよ。宿泊施設もちゃんとあるらしいし。」
都樹羽は、次々と画像ファイルを開いている。
紫舞:「誰も訪れたことが無いのなら、写真なんて撮れるはずないし、大体そんなん嘘に決まってるでしょ。」
腕を組みながらドヤ顔で話す紫舞に少しムッとした都樹羽だった。
都樹羽:「それもそうだな。じゃあ、ほかを探そうか。」
再び探し始める都樹羽を心配そうに見つめている皆であった。

いや、この下りは終わりっす。紛らわしくてごめんちょ(´へωへ`*)

5:蟻:2017/03/27(月) 12:14

再び探し始めて早1時間。都樹羽はとてつもない観光地を見つけた。

都樹羽:「おい……嘘だろ……」
紫舞:「今度は何?……」
都樹羽:「ここさ……」
紫舞:「あれ……ここって……まさかっ!」
マロン:「どうしたのー?」
夢天:「…………は?!」
宇宙:「え、なになに?!」
藍翔:「んー……むにゃむにゃ…………ハッ!?」
全員:「あの某有名ゲームの世界にそっくりぃい!?」
都樹羽:「モデルになったところらしいぞ。宿泊施設もある、観光スポットたくさん!!!」
皆は、約十年前のゲームにハマっていたのだ。十年前って事もあって、観光する人は少ないらしい。
藍翔:「俺らにぴったりじゃね?!」
紫舞:「決めた!ここにしよう!」
夢天、宇宙、マロン:「さんせーい!!」
都樹羽:「旅行の手続きを、始めるぞ!」

6:蟻:2017/03/27(月) 12:22

何日観光するか、宿泊施設の予約、いつ行くのか、全てを終わらせた
都樹羽は、ぐったりとしていた。

都樹羽:「はぁー!疲れた!」
マロン:「お疲れ様ぁー♪」
マロンはお茶とクッキーを差し出す。
都樹羽:「ありがとう。マロン。」
マロンは笑顔で頷いた。もう既に夕方5時をまわっていた。
綺麗になった家の天井を眺め、呟く。
都樹羽:「楽しみ……だな!」
それは廊下を走り回る夢天にも聞こえたようで、夢天は思わず笑ってしまった。

7:蟻:2017/03/27(月) 12:23

なんか、曖昧になってそうなんで、1度整理。
男…藍翔、宇宙、紫舞
女…都樹羽、マロン、夢天

うん。

8:蟻:2017/03/27(月) 12:27

都樹羽:「そろそろ晩飯作らないと……」
都樹羽は起き上がる。ゆっくりと襖が開く。
紫舞:「都樹羽は休んでて。今日は僕達が作るから!」
都樹羽:「あれ、紫舞ってそんなに優しかったっけ?w」
紫舞:「んなっ?!」
都樹羽:「冗談冗談wありがとうな。」
台所へ走る紫舞。台所から、賑やかな声が聞こえてきた。

9:蟻:2017/03/27(月) 12:49

台所では、これまた賑やかな、歌声、怒鳴り声が響き渡っていた。

夢天:「藍翔!違うそうじゃない!もう!何回言ったら分かるの!」
藍翔:「知らねぇよ!24年間学生の時の調理実習でしか料理してねぇんだよ!」
宇宙:「うるせぇよ!お前ら!黙って料理できねぇのかよ!」
紫舞:「黙ってたらつまんねーだろw」
マロン:「ふんふーん...♪*゚」
夢天:「嘘でしょ…あんたら玉ねぎもまともに切れないの!?」
紫舞:「うっるさいなー!耳元で叫ぶなよ!鼓膜破れる!」
藍翔:「破れたことあんのかよ!」
紫舞:「ねぇよ!ねぇけど!お前も使ったことあるだろ!その表現!」
宇宙:「僕の耳は特殊だから鼓膜は破れないんだー」
夢天:「あんた宇宙人とのハーフだもんねー……今考えると不気味だわー……」
マロン:「♪。.:*・゜...♪*゚」
藍翔:「ていうかマロンって結構歌上手いんだな。」
マロン:「えへへーそうかなー?」
紫舞:「まあまあだと思うよ。うん。」
夢天:「都樹羽にはお世話になってるから、超!愛情を込めたカレーを作っちゃうぞー!」
宇宙:「何気にこの服作ってくれたのも都樹羽だしね……」
マロン:「ありがとうの気持ちを込めて作るんだね!」
藍翔:「そ、そうだな。よし!頑張るぞー!」
全員:「おー!!」

都樹羽は、会話の内容を聞いてニコニコしていた。

10:蟻:2017/03/27(月) 12:53

あ、自分を宥めてる内容じゃ無いです。

11:蟻:2017/03/27(月) 13:07

出来上がったアツアツのカレーを嬉しそうに運んでいた。
机にカレーを並べる。……一つ多い。7人分のカレーが用意されていた。

藍翔:「え、なんで、7個あるの?」
紫舞:「ホントだ。一つ多い」
夢天:「え……まさか……」
マロン:「あー、お腹すいてたから一つ多く準備したんだぁー!」
宇宙:「なんだよー、お前だったのか!びっくりしたぁ……」
みんなは安堵の溜息をつく。都樹羽はクスッと笑った。
都樹羽:「みんな!ありがとうね!……せーのっ!」
全員:「いただきます!」
皆よっぽどお腹がすいていたのか、次々にカレーを頬張る。
藍翔:「美味い!」
紫舞:「頑張った甲斐があったね!」
夢天:「美味しい……!」

みんなは結構な量のカレーをぺろりと平らげてしまった。

12:蟻:2017/03/27(月) 13:21

カレーを食べ終わり、皆は準備に取り掛かった。

夢天:「あ、これも持って……あ、あれも持っていこう!」
夢天のバックは既にいっぱいになっていた。
紫舞:「旅行っつっても、何持って行けばいいか分かんないんだよな。」
藍翔:「分かる。」
紫舞:「パジャマ入れたし、歯ブラシも財布も携帯もヘッドフォンも入れたし……」
藍翔:「あった方がいいなーってやつ持ってけば良いんじゃない?」
紫舞:「そう……だな。」
2人の荷物は少量で済みそうだった。
マロン:「ねぇねぇ都樹羽ー」
都樹羽:「んー?」
マロン:「この人形と、この人形、どっちがいいかなぁー」
都樹羽:「んー……左のが可愛いな。」
マロン:「でしょー!都樹羽は分かってるぅー!」
都樹羽:「ははは!」
二人はこの後も仲良く準備をした。
宇宙:「ない。ない!ないないない!なあああぁぁあああ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙い!!!」
宇宙:「携帯が無い!嘘だろ?!」
紫舞:「宇宙の携帯ってこれか?w」
宇宙:「それだよ!探してたんだ!ありがt」
紫舞:「これトイレに落ちてたよ^^便器の中に落ちてた^^*」
宇宙:「ウワアアアアアアアアアアアアア!!」

13:蟻:2017/03/28(火) 12:00

翌日、気持ちの良すぎる青空を都樹羽は一人静かに見つめていた。

夢天:「んぅ、、、ふわぁあぁ、、、」
都樹羽:「お、夢天、おはよう。」
夢天:「おはよぉございます、、、って、都樹羽さん随分早起きですね?!」
都樹羽:「あぁ、楽しみすぎていつもより早く目が覚めちまった。」
夢天:「ふふっ、一緒ですね。」
都樹羽:「だな。」
二人は仲良く笑い合った。そして、今日からの旅行の楽しみを語り合った。
藍翔:「ほぉー寒ぃ寒ぃ、、、」
夢天:「あ、藍翔、おはよう。」
都樹羽:「えっ、、、」
藍翔:「どうした?」
都樹羽:「なんでお前こんな時間に起きてんだよ、、、」
夢天:「たしかに、まだ5時前ですよ?!都樹羽さんはまだしも藍翔がこんな時間に起きるなんて、、、」
紫舞:「今日は大雨が降りそうだな。」
藍翔:「なんだよみんなして、、、俺が早起きするのがそんな珍しいか?」
都樹羽;「珍しい以外何でもない。」
藍翔:「ひでぇ、、、」
夢天:「ぷっ、あははは!w」

笑いものにされた藍翔だった。

14:蟻:2017/03/30(木) 22:39

続き書きます!

都樹羽:「みんな!準備は出来たか?!」
マロン:「うん!バッチリー!!」
宇宙:「忘れ物はないかな……」
皆それぞれお洒落をしていた。暖かい春風が、皆の頬をゆっくりとつたわる。
紫舞:「んっ……眠……い……」
夢天:「珍しく早起きしたと思えば案の定これだよ。しっかり睡眠時間を取ること!」
マロン:「それめっっっっっちゃ大事!!」
藍翔:「ん……はいはい……。」
皆、楽しみと言う思いは同じだった。元気いっぱいに玄関を開ける。皆の眩しい笑顔が太陽に輝き、更に輝き増すのだった。


すいません。眠過ぎて何書いてるかよく分かんないですけど、文章に間違いがないことを願います。

15:蟻:2017/03/31(金) 15:05

おはよう。←

都樹羽達はなかなか出ない船に乗って、現在とある町の外にいた。
おかしい。写真で見た景色と全く違った。都樹羽達が見たのは、ゴミだらけの道路で噎せ返る人々の姿、
馬鹿でかい工場から出る黒い煙、絶望に満ちた汚い街だった。
それは、都樹羽達全員知っていた。「ダークタウン」と呼ばれる「去行(さりゆき)」と言う町だった。
この町に生まれた人間は、絶対に町から出てはいけないと言う決まりがあり、町内の人々は皆希望を無くし、自殺をする人が
絶えないと言う。
しかし、この町は外の人間を一切立ち入り禁止にしており、都樹羽達はこの町に1歩も入れない状態だった。
皆言葉を失い、泣き出してしまう奴もいた。それはそうだ。ここは、離れた孤島。船が来るのは3週間後。
それまで、立ち入り禁止区域以外の場所でなんとか生活していかなければならない。
下手をしたら死ぬことも皆覚悟できていた。だが、金はまだ沢山ある。
問題は食料と寝床である。都樹羽達は、この町で、金を払って食料が帰ることを予想していた。だが、予想は見事に外れてしまった。
食料がないと餓死してしまう。かと言って町の人に頼むことも出来ない。
途方に暮れていると、ふと後ろから弱々しい声が聞こえる。

「……たち……も……の……?」

よく聞き取れなかった。もう1度耳を済ませると、

「あなた達もなの?」

聞こえた。振り向くとそこには夢空の妹、杏豆(あんず)が立っていた。


会話文少なくてごめんね。今度はちゃんとふやすよ( *˙ω˙*)و

16:蟻:2017/03/31(金) 15:38

杏豆は、やっとの事で口を開き、こう言った。
杏豆:「この町に…1歩でも足を踏み入れると…間違いなく何者かに射殺される…」
杏豆は、4日前、皆より先にこの島に訪れていたのだった。
夢天:「もういいから。無理して喋らないで。」
その頃、杏豆は工場から排出された煙を吸ったのが原因なのか、汚染された海水を飲んだのが原因なのか分からない、謎の高熱を患っていた。
とにかく皆は煙を吸わないように、ハンカチや服で、口元を覆った。
マロンは座り込み、泣き出してしまった。
マロン:「嫌だよぅ……もう帰りたいよぅ……」
皆はその姿に強く心を痛めた。
都樹羽:「帰りたいのはお前だけじゃない。だからもう泣くな。」
マロンは泣き止んだ。泣かないように頑張る約束もした。
宇宙:「……雨だ。」
4月とはいえ、空から落ちてくる雨はとても冷たかった。
紫舞:「取り敢えず、雨宿り出来そうな所を探そう。」
全員は賛成した。このままだと、杏豆の体にも悪いと思ったから。

17:蟻:2017/03/31(金) 15:52

都樹羽を先頭にははぐれないよう、皆の体をロープで繋いでいた。
都樹羽:「あ、あれ…」
藍翔:「どうした?」
2人は言葉を失った。
マロン:「ど、どうしたの……?2人とも?」
都樹羽:「見るなっ!!」
突然の大きな声にマロンはとてもビックリしていた。
紫舞:「ちょっと、何なの……?」
紫舞も目を見開き、口元に手を当てる。胃の奥から来る波を必死に抑えていた。
そこには、息を切らした血塗れの男が立っていた。男の足元には、何体もの死体がゴロゴロ転がっていた。
振り返った男の手には先の尖った包丁が握られていた。
次の瞬間、宇宙の背中の中で眠っていた杏豆がヨロヨロと歩き、皆の前に出てきた。
杏豆:「お前…まだここにいたのか……」
消えてしまいそうな声で言う。
夢天:「杏豆!!危ないからこっちに来なさい!!!」
杏豆は、姉の言葉なんて耳に入って来なかった。杏豆に包丁が向けられる。
物凄い勢いで男が杏豆を刺そうとこっちへ走ってくる。

「グシャッ!」

生々しい音が孤島に響き渡った。

18:蟻:2017/03/31(金) 16:07

杏豆は、思わず目を瞑る。再び目を開けると、目の前には、眉間にシワを寄せた都樹羽が男を刀で真っ二つにしていた。
男は倒れた。その光景を見たマロンはまた泣き出してしまった。それはそうだ。
こんな小さい子供がこんな光景を見て泣き出さない訳が無い。怖かったよな。ショックだったな。
都樹羽は、優しくマロンの頭を撫でながら
都樹羽:「もう大丈夫だからな。」
と、呟いた。
怒りに怒った夢天は、杏豆にガツンと言った。
夢天:「危ないじゃない!!どうしてあんなことしたの!!」
杏豆:「みんなを…守りたかった、から。」
夢天:「あなたは、病人なの!無理しないでってあれほど言ったのに!!」
紫舞:「まぁまぁ、そんなに怒らないで。杏豆ちゃんも、今度からは気をつけてね?」
杏豆は目を逸らす。それを見た紫舞は複雑な気持ちになった。
更に雨が強くなり。土砂降りとなった。
藍翔:「みんな!急ごう!」

皆は小走りで雨宿り出来そうな場所を探した。

19:蟻:2017/03/31(金) 16:14

都樹羽:「滑りやすいから、気を付けるんだぞ。」
マロン:「うん。」
夢天:「宇宙、ごめんね。杏豆、重たいでしょう?」
宇宙:「全然。むしろ軽いよ。」
夢天:「ほんと?」
宇宙:「あぁ。ここんとこ食べてなかったらしいから、体重が落ちたんじゃないかな。」
藍翔:「その可能性もあるかもしれんな。」
夢天:「そう……だね。」

「ドサッ」

後方で音がした。皆は、当然振り返る。
夢天:「え……」
みんなが目の当たりにしたのは、心臓の辺りを抑え、倒れ込んだ紫舞の姿だった。

20:蟻:2017/03/31(金) 16:31

ロープてみんなの体を繋いでいたため、先頭の都樹羽はすぐに異常に気づくことが出来た。
だが、都樹羽は視力が悪く、更に大雨も降っていたため、後方で何が起こっているか確認出来なかった。
マロン:「紫舞君倒れてるよ。都樹羽!」
都樹羽:「なんだって!?」
都樹羽達は、急いで皆がいる所へ走った。
マロン:「紫舞君大丈夫?!」
紫舞からの返事はない。宇宙は、重大な事に気が付いた。
宇宙:「紫舞……口元……隠してない……!」
そうだった。紫舞はさっきの男の足元の死体をみて必死に何かを抑えてた。でも、限界になったのか、顔を青くしながら
草むらへ向かった。そこで何をしていたかは分からない。スッキリした顔で戻ってきてのは確かだった。
それから、口元を隠すのを忘れていたのだろう。悪い酸素を吸い、体に異常が起こったのだろう。
次の瞬間紫舞は、口から黒い液体を吐き出した。
呼吸が荒い。そこで、杏豆が目を覚ました。
杏豆:「この人、危ない。」
夢天:「え?」
杏豆:「この人、放っておくと……死ぬ。」

21:蟻:2017/03/31(金) 16:35

あー書き込みとか自由でOKにしようかな。よし。書き込みOKっす。あ、悪口とかナシね。

22:蟻:2017/04/08(土) 12:30

久しぶりっす。かなり展開が痛いっす。許して。

「っは!」

汗まみれの体。一夜中付けっぱなしの扇風機。見慣れた天井。これは、

藍翔:「夢……なのか?」

ふと隣を見ると、悪い酸素を吸って異変を起こしたはずの紫舞の気持ち良さそうな寝息が聞こえた。
時計を見る。5時前。
「ゴクリ」
夢の展開と同じ……だろう。いや、まだ眠い。しばらくして藍翔の意識はスーッと消えていった。

「あ……と……いと!……藍翔!」

「っは!」
怒鳴り声で起こされる。目を開けると杏豆をおぶっていたはずの宇宙が居た。
宇宙:「もうっ!藍翔!今何時だと思ってんの!?さっさと準備して!出発するよ!」
藍翔:「あ、あぁ。悪ぃ。……それより、変な夢見た。」
腹が立っていたのか、宇宙は荒々しく振り返る
宇宙:「どうせまたエ〇いポーズの水着姿のお姉さんから誘われる夢でしょ?」
宇宙、違う。それはとっっっっっても幸せな夢。
藍翔:「いや、違う。」
宇宙:「……もぅ、後で聞くから、早く着替えて!皆待ってるんだから!」
藍翔:「お、おう。」
あの夢のせいで楽しみを少し奪われたような感じがした。

藍翔:「さて、着替えるとするか。」

23:蟻:2017/04/08(土) 12:58

>>14から夢だったいう設定です。メタi((

藍翔は着替えて、お気に入りのスニーカーを履いて皆のもとへ向かう。
紫舞:「おっせぇぞ。藍翔。」
片目を細くして、でも少し笑を浮かべて紫舞が言う。ドヤ顔ってやつ?
都樹羽:「さ、みんな集まったし。出発しますかー」
マロン:「いぇーい!ごーごー!」
夢天:「テンション高いわね……」
皆、大きな鞄を抱えてバス停へと向かう。しかし、これがまたキツかった。
ここは山の中。近くの村へ行くのにも3時間はかかる。
道路もろくに設備されておらず、村の人が作った道(?)を進むのである。
その道とは、歩けそうな所に板を敷き詰めるだけの簡単な造りで、いつ板が外れても可笑しくなかった。

「バキッ!」

夢天:「きゃあああああ!!」
紫舞:「うるっせぇ!耳元で叫ぶなって昨日言ったろ!!」
宇宙:「最近夢天、めっちゃ食ってたもんね。そりゃ体重増えるわ。」
夢天:「うるさいわね!バイトの先輩に誘われたのよ!」
都樹羽:「ここの板は外れやすいから気を付けてな。」
マロン:「わーいわーい!」

「バキッ!バキッ!」

藍翔:「マロンの体重で外れたらそりゃ夢天でも外れるわな。」
夢天:「そ、そうよ!」
紫舞:「でもマロンあんな跳ねてんじゃん。お前歩いてたろ。」
夢天:「あーっ!もう!そうよ!体重増えたのよ!これでいいでしょ?!」
宇宙:「あっ、認めた。」
都樹羽:「こらー!か弱い女子を虐めるんじゃないよー!」
紫舞:「都樹羽はか弱くないから虐めてもi…ムグッ!」
藍翔:「それ以上は止めとけ……殺されるぞ……」
藍翔に口を抑えられた紫舞がコクコクと頷く。

汗を流しながら、6人はせっせと歩き続けた。

24:蟻 hoge:2017/04/15(土) 14:08

ガサガサ……

夢天:「それでさー……」

ガサガサ……

宇宙:「シッ!!」
宇宙は、人差し指をピーンと立て、口元に当てる。そのサインに気づいた皆は、すぐに口を閉じた。

ガサガサ……ガサッ……ガサガサガサガサ……

??:「ぅゎ……ぁぁ……」

宇宙は、特殊な耳を使って音のする方を向いた。

??:「……ぅゎぁぁ!」

何者かの声は、だんだん近付いて来る。

??:「うわああああ!!!!!」

現れたのは、角の生えた鬼の様な人だった。


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