チアダンス★物語

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1:スミレ◆5w:2017/04/04(火) 20:29

キラキラしていた、あの人。

テレビで見かけて、憧れた。

絶対、大会に出る!

現実は、すごく難しかった。

29:スミレ◆5w:2017/06/11(日) 18:59

「何でよ!陽菜乃も知ってるでしょ!?此処まで計画してきたこと!」

禀ちゃんが怒鳴った。

その迫力が凄くて、私と陽菜乃は黙ってしまった。

意外にも、反論したのは華音ちゃん。

「私も、分かるよ。分かるから、別の日にしよう。チケット、誰かに回せば良いよ。」

華音ちゃんの諭す声に、流石に皆黙った。

時計をみると、かなり時間が経っていた。

風子ちゃんが、

「私は、イヤだよ。それでも、x小学校の創立記念日のイベント、出たかったら出れば。でも、私と禀、由香は行かない。これ聞いたら、結衣も行かないと思うよ。」

30:スミレ◆5w:2017/07/09(日) 15:59

今日は、ことごとく練習にならなかった。

風子ちゃんや、禀ちゃん、由香ちゃんがおどらなかったから。

ううん、おどったけれど、やる気がない感じだった。

私と陽菜乃、華音ちゃん、AYANO先生はほとほと困ったんだ。

陽菜乃が言ってたけど、

「風子たち、コレって言い出したら、止まんないんだよね。」

確かにそうだと思う。

でも、切り替えるのも大切だと思ったし、何よりもx小学校に迷惑を被る気がする。

はぁー。

やっとチアの練習が終わり、ホッとしていたら。

「禀、由香。帰ろ。」

風子ちゃんが禀ちゃん、由香ちゃんに声をかける。

そして、いそいそと出て行った。

陽菜乃が憤慨して、

「何あれ!?態度悪すぎ。」

華音ちゃんも、うなずいた。

私も、流石にあれはダメだと思った。

と、AYANO先生が来た。

「ねぇ、風子たちがあんな態度とるの、どうしてかわかる?教えてくれる。」

私たちは、顔を見合わせて、AYANO先生に説明をし始めた。


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