私はあなたが好きだから。
この気持ちはきっと変わらないから___
はじめまして!
海凪と言います
コメントやアドバイスください!
ただし、荒らしは無しで。
よろしくお願いします!
バタン。
「ただいまー」
玄関のドアを開け、すぐに部屋に入る。
「あ、若菜おかえりー」
お母さんは洗い物をしながらこちらをむき、私に気づく。
「ただいま」
私はもう一度言い直しながらテレビをつける。
「ニュースをお伝えします。
ついさっき○○県○○市○○○○で事故が起きました。男の子一人意識不明の状態です。」
あれ、うちの近くじゃん。
もしかしてさっきのかなぁ……
「あら、やだうちの近くじゃない!」
お母さんは洗い物を終えて私の隣へ座る。
なんだろう…胸騒ぎがする……。
隣を見ると、お父さんがいた。
「わっ!!!」
思わずとても大きい声を出してしまった。
「あら、あなた。 おかえりなさい」
その声でお母さんもお父さんに気づいたみたいだ。
「びっくりしたよ! 居るんなら声くらいかけてよ!」
そんな言葉をかけたにも関わらずにお父さんはいう。
「すまんすまん。二人揃って何見てるんだ? かなえ、飯出来てる? 」
お父さんは本当に突然現れる。
「出来てますよー 若菜は? 先にお風呂?」
「あ、じゃあお風呂入ってくるねー」
そう言って私は二階へ上がる。
お母さんの名前は風上 可奈江です
14:海凪◆..:2017/08/20(日) 10:21 着替えを持ってお風呂に入る。
「ふぅ………」
空いている窓からは冷たい風が吹いていて
温かいお風呂に浸かっている私にはちょうど良かった。
そして、さっさと体と頭を洗いお風呂から出る。
「若菜ー? 出たのー?」
お母さんの声が聞こえる。
「うんー」
それに返事をする私はすでにお母さんの異変に気付いていた。