思春期シンデレラ

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1: アーヤ◆TQ:2017/09/03(日) 13:54

マイペースに書いたりするけれど読んでください!
荒らしは禁止です🙅

>>2
登場人物

>>3本編です

72: アーヤ◆TQ:2017/10/01(日) 19:11

A17.電撃学校記事!!?

私は翌朝に起きたら目が重たく感じながら、起きた。

朝の仕度も整ってから朝食は少しだけしか食べてから、今日は初音ちゃんと初めての登校だから早目に食べている。
「昨日は、あんな出来事があったけど大丈夫なの恋歌ちゃん?」

まあ、大丈夫だけど大丈夫に見えなかったら今日は絶対に学校は行かないつもりだったと思う。
「……大丈夫よ、でも昨日のこと李斗に何て言ったら良いか分からない…?」
「……………」

私の李斗に対する想いでか,感じとった解斗はただ黙ったまま私を心配していたのが分かった。
ピンポーンってチャイムが鳴った。
「あっ,初音ちゃんかも知れない!」
私は急いで食べ終わってから、玄関の向こうで初音ちゃんが待っていた。

門が少しずつ開いてから、私はその門を通って初音ちゃんに「おはよー」って挨拶を同時に二人言ってが笑いながら世間話みたいな事を喋りながら歩いていると勇馬会長が私達の前にいた。

それも、そうだったもう学校の目の前だからって言って昨日の結婚の言葉が頭に浮かぶ。
「勇馬会長がいるよ!」
初音ちゃんが走って駆けつけて,勇馬さんに挨拶をしていた。

勇馬さんが初音ちゃんに気付き、初音ちゃんの指を差している方向は私に向いていると気付き勇馬さんを見ると昨日のことで動揺をしていた。
「えっ…と,おはようございます勇馬会長……」
「…おはよー、恋歌ちゃん………」

私と勇馬さんは普段通りじゃあないけど、「さん付け」は学校では止めようって勇馬さんも思ったのか普通にお互いに呼んでいた。

そして学校にたどり着いたら、上履きに履き替えているとなんだか視線が私と勇馬さんを見ているのが分かった。
「……どうしたの、皆?」
皆は私が聞いたら、何でもない風にしていたから初音ちゃんと勇馬さんも怪訝に思ったのか初音ちゃんが向かって行く先にはあり得ないものを見つけた。

「恋歌ちゃんに会長来て下さい!」
私と勇馬さんは初音ちゃんがいるところで見たのが,[電撃結婚! 音咲恋歌さんと赤松勇馬会長]っていう記事が貼り付けていた!!

あり得ないっていうより、誰の仕業なのよっ!!
まだ結婚するって想ってもいないのに勝手過ぎだよ!

73: アーヤ◆TQ:2017/10/01(日) 20:19

A18.初音ちゃんは大物?

朝の出来事に私は、すでにグッタリモードになっている……

「大丈夫……、恋歌ちゃん?」
「……ん、大丈夫だよ」
心配する初音ちゃんは、私の顔を覗いてきた。
机で顔を伏せている私に「3時限目サボろう?」って初音ちゃんが小声で言ってきた。

私の手を取りながらクラスの担任の先生が来たけど、初音ちゃんは私の手を繋いだまま手を挙げて言った。
「先生!」

先生が私達を見て「なんだ?」って眉間のシワを寄せて言っているけど先生が怖いよ…
「お腹が痛いので、サボっても良いでしょうか?」
先生も怖いけど、初音ちゃんのやっている事が怖いって思った。

絶対にしんどくない人は明るい笑顔でにこやかに言う人いるかなって首を傾げていると、「翠川は昼休み、職員室に来なさい」って言われている初音ちゃんは怖いもの知らずに言う。

「職員室に行くってことは、恋歌ちゃんと話せれ
ないから嫌だよ」
初音ちゃん嬉しいけど先生が、怒っているよ…

怒っている先生を無視して授業をサボりました……

74: アーヤ◆TQ:2017/10/03(火) 22:34

もう少しで、新キャラが出ますパートBで出るので明日どこの辺りでは決めます

75: アーヤ◆TQ:2017/10/04(水) 19:56

A19.恋歌と初音の絆T (*初音side)

私は恋歌ちゃんと一緒に授業をサボったけど、恋歌ちゃんは何故勇馬会長と結婚するっていうウワサが流れているの?

「……屋上だけど、大丈夫?」
「恋歌ちゃん朝のアレって本当!!?」
「アレ……って?」
恋歌ちゃんは、私の真剣な目付きをみないで余所を向いていた。

恋歌ちゃんが私が数分間言っていたら根負けして恋歌ちゃんは,かくかくしかじかと言った。
「えっ!!?、恋歌ちゃん李斗君のこと好きなのに会社を守るために勇馬会長と結婚するの?」
私は驚き大きな声を出して言っていた。

「そんなに大声を出さないで、初音ちゃん…」
「あっ,ゴメンゴメンっ」
謝りながら、恋歌ちゃんは全くどうするかは言わなかったけど李斗君には黙ったまんまって言って私は困った。

「でも,李斗君に言わないまんまで良いの!!」
恋歌ちゃんの瞳は悲しげに切ない気持ちってことは、私には分かってしまった……

「良いの……、お父様の会社が上手くやっていけたら…」
私には、分からなかったけど恋歌ちゃんが自分一人犠牲になっていること。

「恋歌ちゃん……私は、いつでも恋歌ちゃんの味方だからって言って隠し事があっても言って欲しいから約束ね」
私は、恋歌ちゃんが大切に守りたいものは[李斗君]だけって思っていたけど[親の会社]も思っていたことがわかった。

「うん、ありがと初音ちゃん…」
そう言って私と恋歌ちゃんの絆が少しだけ友情が深まった気がした。

76: アーヤ◆TQ:2017/10/04(水) 20:09

A20.恋歌と初音の絆U

昼休みまで初音ちゃんとサボちゃったけど、あとで先生に怒られないが不安……

「昼休みまでサボってしまったけど、大丈夫かな?」
初音ちゃんは屋上に出る時に、とびっきりの笑顔を向けて言った。

「大丈夫だって、昼休みだから早く購買行こっ恋歌ちゃん!」
そう言ってくれる初音ちゃんには、いつも感謝して二人だけの相談もせれて嬉しい。

いつでも絆が切れない様に、初音ちゃんと一緒に屋上を出る時に手を繋いで下りた。

77: アーヤ◆TQ:2017/10/04(水) 20:32

A21.皆の人気者…?

私達は購買のパンを買ってから、戻って教室まで行っているとなんだか人だかりの廊下だったからすぐには通れなかった。

「何の騒ぎかな?」
「うん、でも男女関係なくココにいるってことが分からないね……」
初音ちゃんは人差し指で顎に触れながら、私に言うでもなくって言ったから私も独り言の様に言った。

「爪先立ちして見たら、分かるかな?」
初音ちゃんは爪先立ちして顔を思いっきり出して見て、目が輝いて私に言う。

「遠いんだけど、めっちゃ可愛いよ!」
「可愛い……?」
私も背伸びして見たら、どこかで見た顔だって思った。

「それに、可愛い二人だね」
それ喜ぶかなって思うけど、本当に可愛い二人だってことには間違いなく。
そして、可愛い二人が怒られてる男の子に説教している女の子だったけど……

のちのちこの二人に巻き込まれる形になるって思わなかった。

78: アーヤ◆TQ:2017/10/05(木) 19:45

思春期シンデレラ1ndパートA終了しました。

今度はパートBです。
もう一度お復習ですけど、思春期シンデレラでメインヒーローの李斗にサブヒーローの勇馬会長(一応サブヒーローの解斗)の気持ちを恋歌に伝えたいって思って言いたいけど言えないを書いたのがパートAです。

今度のパートBでは、新キャラが出て恋歌達と騒動を起こすのと、一番の見どころは李斗と恋歌と勇馬会長の恋心模様です。

79:リリカ@恋歌◆JA:2017/10/05(木) 20:12

気になる!楽しみ(≧∀≦)

80: アーヤ◆TQ:2017/10/05(木) 21:12

*登場人物*  

・音咲 恋歌

李斗が好きだけど、勇馬会長と
結婚する羽目に……

・黄波 李斗

恋歌のことが好きだけど、告白した
けど断れずっと今も想い続けている。

・青村 解斗

李斗の代わりの執事として、恋歌の
隣にいるけど一緒に居て変わってい
く姿も見え隠れ…?

・翠川 初音

恋歌の親友でもあり、心の支えにな
るけど秘かに勇馬会長のことを憧れの
存在。

・赤松 勇馬

生徒会長で親友の解斗が副会長をやって
くれている。
そして、恋歌の結婚相手。

・鴇田 ひなた

恋歌と仲良くなっていたけど、今ごろは
李斗が気になってしまっている…?


💞新キャラ💞

😺楠 心愛(くすのき ここあ)

しっかり者の委員長で、一番騙されやすいため
か仁湖からは毎回逃げられない!
恋歌と同級生。

😺青村 仁湖(あおむら にこ)

素直じゃない心愛をイジワルするのが
好きだけど、勇馬に兄の解斗の二人だけ
仁湖の本性を知っている…?
解斗の弟で、一番厄介な人。


今回は新キャラ二人だけです。

81: アーヤ◆TQ:2017/10/05(木) 21:13

>>79ありがと、新キャラの仁湖に注目して下さい!

82: アーヤ◆TQ:2017/10/06(金) 20:37

B1.天使君は解斗の弟!?

可愛い可愛いって騒いでいると、「恋歌ちゃん、朝は大変だったけど後からは平気だった?」って後ろから声する方を見たら勇馬さんだった。

勇馬さんは私達が、何をみていたのかを分かってから成る程って顔をして私達に言う。
「あの男の子は、解斗の弟だよ」
「えっ!!」
「…見えないよ!」

私達は驚き過ぎたのか勇馬さんが可愛い二人を呼んだ。
「心愛と仁湖、ちょっと来い!」
その二人が来て私達を見て色々言ってきた。

「勇兄、何?」
「!!?(この仁湖君イジワルな表情してる!)」
心の声が出そうだったけど、口を手で塞ぎながら思った。

「コイツは解斗の弟の青村 仁湖と、しっかり者の委員長で俺の親戚で楠 心愛だ。恋歌ちゃんと同級生だから宜しくな」
勇馬さんは堂々と言っていた時に、解斗本人が歩いてきた。

「げっ,仁湖!」
何でか解斗は嫌な表情して、仁湖君を見て引き下がろうとしていた。

「解斗が来たな、仁湖が可愛いって恋歌ちゃんと初音ちゃんが言っているけど何故逃げようとしているんだ?」
私も何で逃げるのか分からないけど、仁湖君は解斗に言う。

「いつも逃げるけど、どうしてなの解兄?」
解斗は沈黙して逃げるのを止めた。
私は、その時に思った訳あり兄弟な感じかな?

天使の顔を思いっきり私達に向けているけど、だんだんと仁湖君のイジワル顔が私達の関係を弄ることになるってことを解斗から教えて貰わなかったら理解せれなかったかも知れない?

83: アーヤ◆TQ:2017/10/07(土) 08:46

B2.時には素直に?

放課後になって生徒会の部屋に行って、夏祭りの出し物とかを相談しあっている。

勇馬さんは私達に、何を出したいかを聞いてきたから何を出したいかを考えながらペンを机に当てながら思い付いたことを言った。
「牛串はどうですか?」

私の言葉に勇馬さんに解斗は思い付かなかったみたいだけど、初音ちゃんは手をパンっと叩いて「良いね!」って言ってくれた。

「でも定番の出し物なども出したいって思っているけど……」
駄目かなっと思っていたら賛成してくれた。
「李斗君も来てくれると良いね?」
初音ちゃんの言ってくれる言葉は、嬉しいけど勇馬さんが居ること忘れている感じだった。

「………呼ぶの、李斗君の事?」
「呼びません…気まずいままですし……」
そう結婚の事も言わずにいるからだった。

「でも俺のせいで、李斗君と気まずいままだったら余計に嫌なんだけど……」
勇馬さんは自分のせいで思っているけど、私が素直に好きってちゃんと言ってくれた李斗の言葉を受けいられなかったからで…

「恋歌ちゃん!」
「恋歌ちゃん!、あとは俺達で決めるから行って!」
初音ちゃんが言ったけど,勇馬さんに言いたい言葉を言われたから頷きながら初音ちゃんが言った。

「私も心配だけど、一人で行けるんだったら行かないけどどうする?」
私は考えて初音ちゃんに着いてきて欲しいって言って、李斗のところまで行った。

*************
私は李斗を見つけて声をかけたいけど、一瞬迷った。

「……初音ちゃん、やっぱり私逢わない」
逢わないんじゃなくって逢わせれないって今さら,気付いてしまったけど……
李斗に気付かれた。

「…恋歌!?」
目を丸くして驚いていたけど、李斗が気付いたため李斗から逃げようとした。
「えっ、恋歌ちゃんどうしたの!?」
初音ちゃんは私を追って走ってきたけど、李斗も走って来た。

「李斗に逢わないってこと,逢わせれる顔がないってこと!!」
私は息切れしながらいたら、「俺は逢いたかったよ…」って言う李斗が私を抱き締めながら言う。

私は李斗に抱き締められて顔が紅く染まっていくのが分かってしまった。
「やっと掴まえた…恋歌」
私は李斗に言えない言葉があるから結婚は勇馬さんとって余計に嬉しさが溢れて言えなくなっていた。

何でか李斗だけには、素直になれない心だけが素直過ぎて言葉は何で素直じゃないって思ってしまった。

84: アーヤ◆TQ:2017/10/07(土) 17:40

B3.素直になれない

李斗の言葉は、いつも甘く感じて私を独り占めにはしないけど独占欲があることを離ればなれになってから気付いた。

李斗がやっと掴まえたって言って、私は顔を見られたくなくって俯けて地面を見た。

(恥ずかしいけど、嬉しい今は私のものだけどまだ素直に好きって言う本当の気持ちは伝えられない……)
心情から思って初音ちゃんを見て、初音ちゃんも私の顔から気付いて李斗の腕から解放してくれた。

「初音ちゃんと二人で来たの?」
私は頷きながら鞄の中身を取り除いて、[夏祭りの案内(仮)]を渡した。
李斗がチラシを取って見たら、仮の文字に気付いた。

「まだ日にちは未定だけど、出し物は今決めているところ」
「フーン,先輩の二人と……」
私は李斗が妬いているって思っている口調だけど、違うって言い聞かせた。

「恋歌ちゃん、言わないの?」
初音ちゃんの心配する言葉に、怪訝な顔つきになって私達を見て李斗がこっちを見た。

「何を,言わないって?」
李斗の口調が少しだけ怒っている風に聞こえた。
「何でもないよ、ただ夏祭り来られるか心配なんだよね初音ちゃん!」

初音ちゃんも少ししまったって顔つきになって、私は誤魔化せる感じに言った。
「夏祭り行くかは分からないけど、行く様に頑張ってみるよ」

そして李斗はひなたさんを見て、言った。
「もう鴇田さんのところが、終わって修行から戻るからな恋歌」
私達は驚いていた。

でも,李斗が戻って来たら素直になれるかな……?

85: アーヤ◆TQ:2017/10/07(土) 21:18

B4.日曜日の生徒会

週末が来たけど、生徒からの夏祭りの出し物の要望が多かったため私は土日は学校で生徒会の仕事をすることになった。

昨日の今日の日曜日は一人寂しくやっていると,勇馬さんが日曜日なのに生徒会の部屋に入って私と目が合う。
「恋歌さん居たんだね」
曖昧笑いで返す私は、二人っきりと思ってどうするか迷った。

静けさな部屋で,私と勇馬さん以外に誰も居ない部屋だったけど急いで勇馬さんも生徒会の書類を片付けて夏祭りの出し物を私と言い合った。
 
勇馬さんと二人っきりは初めてで本当に沈黙でやった。

86:リリカ@恋歌◆JA:2017/10/08(日) 17:26

新キャラの仁湖くん、注目するね!
恋歌ちゃんがピュアすぎる(可愛すぎる)!
楽しみだよ!(^^)! 

87: アーヤ◆TQ:2017/10/10(火) 19:00

ありがとう。
ケガが治ってから更新します

88: アーヤ◆TQ:2017/10/12(木) 21:59

B5.会長には敵わない (*勇馬side)

今日は日曜日だけど夏祭りの出し物を選ぶため,生徒会の部屋に行ったら恋歌さんが居てビックリだったけどビックリすることでもないって思う。

「恋歌さん居たんだね、夏祭りの出し物の要望を決めている?」
恋歌さんは頷きながら、出し物の要望を迷い金額とかを見ているため悩んでいた。

「勇馬さんも夏祭りの出し物決めですか?」
俺は軽く頷きながら、夏祭りの資料を見た。
「金額はどうしますか?」

金額は高いのは難しく思えるけど、安くっても良いものとは思わないって感じがする。
「安いのは不良品って言う人もいると思うけど、高かったら買わない人がいるからな…」

俺はどうするかをまとめて考えてみたことから,千円以下から三千円ぐらいまでにしてみたら良いかと計算してみた。

89: アーヤ◆TQ:2017/10/14(土) 12:15

B6.会長には敵わない

勇馬さんは夏祭りの金額を計算していたけど、一番驚いたのが暗算なのか計算機を使っているのか分からなかった。

とっても速いっというより素早い手早さで資料と一緒に片付けて出し物も決めている。
私が目を丸くして驚いていた時に、勇馬さんが机の方を向いていたのをこっちを向いて顔をあげて言った。

「どうしたの驚いている表情をして?」
少し勇馬さんが首を軽く傾きながら私をみるけど、勇馬さんってゆっくり出し物を決めるって思っていたため多分私の顔は意外な表情をしていると思える。

「恋歌さんゆっくりペースじゃあ駄目なんだよ!」
人差し指で[駄目なんだよ]の言葉がより大きく聞こえてきた。
それに私の目の前勇馬さんの人差し指が立っていた。

「えっ!?,何で思ったことを……」って言うけど勇馬さんが過って言う。
「何となく恋歌さんの顔に、書いてあるから……かな?」

次は私が首を軽く傾き掛けて怪訝に難しく考えながら両手を組んだ。
「私の顔に書いてあったんですか?」
怪しい目を見つめながら私は、勇馬さんをみる。

「恋歌さんは自分でも気付いてないって思えるけど、実は李斗君の目の前の時とかで思っていること顔に書いてあるような感じがしたからね……」
苦笑する勇馬さんって意外に私が思っていることを読める人なのかも知れない……

勇馬さんには絶対に敵わない気がするけど、気のせいでもなく私が李斗を好きってことも知っているから解斗とは違う凄さで見抜かれそう!?

私は絶対にお父様の会社を建て直すため勇馬さんと結婚するけど、李斗のことも好きでまだ言えてないからどうしよう……

90: アーヤ◆TQ:2017/10/14(土) 21:29

B7.尊敬と憧れの勇馬さん

出し物を決めてから何人かの先生方に聞いてOKして貰い、職員室からまた出たばっかりだけど勇馬さんと少し話しながら歩いた。

「勇馬さん凄いですね」
肩を並べて歩く私達は、静かな学校の廊下をゆっくり歩く。

勇馬さんは私が言った言葉に首を傾けて、「何か?」って言ってきた。
「人材です!」
私は勇馬さんの凄さには人材だって思い、勇馬さんにはあるけど私には無いって思って憧れを持ってしまった。

「………人材…ね…、俺は何にも才能がないよ…」
勇馬さんのトーンが下がっていることが分かって、急に才能って言っているけど私は勇馬さんが何に悩んでいるかまでは分からない。

私は勇馬さんが何を悩んでいるのかを考えてみた。
(う〜ん、勇馬さんって跡取りだったら大変だけど私と結婚すると婿になるんだよね?)
心の奧で考えたことを、読まれないようにしていると物音が聞こえた。

「俺は将来どうなるんだろうな?」
呟く声が将来と言っていたけど、言うまでもなく勇馬さんと解斗は高校三年生だっということは受験生の一番大変な時期だって考えていた。

「勇馬さんは大学に行くんですか?、すぐに赤松社長の跡を継ぐんですか?」
「………」
私の言葉に、勇馬さんは思案してから「どうなんだろう……両方かな?」って無理矢理笑って言うけど私には両方は無いって聞こえる……

物音がだんだん聞こえてきたけど、一体誰が居るのかなっと勇馬さんを見てから「誰が居ますね勇馬さん?」って話題を変えた。

勇馬さんは私を見てから「そうだね、廊下で何かやっている」と言っていると勇馬さんが驚いていた。
「仁湖君!!?」
仁湖君が私の廊下に響き渡った大きい声でキョットンって目をぱちくりしていた。

本当にビックリしたけど、何故どうして仁湖君が居るの?

91: アーヤ◆TQ:2017/10/14(土) 22:34

B8.天使の裏の顔T (*李斗side)

恋歌から学校に来てってメッセージがあったけど、一体何だろう?

<学校に迎えに来て>か<李斗に話したいことがあるけど、ワガママ聞いてくれる>とかを言うんだろうなってそう思った。

学校に着いたけど全く人気の無い静けさだった。
「恋歌は、今夏祭りの書類を片付けて出し物を選らば無いといけないって言ってたな」
そうゆっくり学校の中に入って歩いてると物音がした。

男の子が廊下で何かやっているけど、楽しそうな感じは何だろう?
「1p……あと1p」
何が1pなのか分からないけど、天使みたいな顔で手を震えながら廊下側の小さな窓口に何かを置こうとしていた。

「何がこの匂い知っている気がする……」
匂いと言っても恋歌の周りにいる男だって絶対に思った。

向こうからいるのは恋歌と赤松社長の跡取り息子の勇馬って言ってたような気がする。
「勇馬さんやっぱり仁湖君じゃない?」
恋歌の楽しそうな言葉が俺のところまで届いてきた。

「恋歌先輩に勇兄!?」
驚いている男の子は仁湖と言う天使みたいに、恋歌のところに近寄るけど俺は見てしまった。

ニヤリとして「キャッ!!」っという恋歌の悲鳴が目の前で起きて、恋歌もようやく俺に気付いてパッとスカートを捲られそうなのを直した。

92: アーヤ◆TQ:2017/10/14(土) 22:34

B9.天使の裏の顔U (*勇馬side)

仁湖のやっているのってアレだよな?
窓口に木の木材を手に持っているから俺は解斗の弟とも長年の付き合いだから理解した。

「勇兄も恋歌先輩に惚れてるの❤」
イラッとするけど毎回の繰り返しだった、それにハートマークがどきどき仁湖の甘え上手が出てきたから恋歌さんは驚いていた。

それもそうだって言っていると、仁湖がスカートを捲ってこっちにきた。

93: アーヤ◆TQ:2017/10/15(日) 09:07

B10.天使の裏の顔V

捲られてきたスカートと同日に「キャッ!!」って言う悲鳴の言葉が出た。

それに前には李斗が、もう学校に早く着いているから驚いてしまった。
「えっと、李斗早く着いたんだね……」
恥ずかしくなってしまう私は、李斗にもスカートの下を見られた可能性があるから余計に恥ずかしいんです。

「恋歌先輩より、やっぱり心愛ちゃんのお尻が大好き❤」
「おっ、お尻って何触っているの?」
仁湖君はやっぱり解斗の弟だって確信するけど、おを少し触れた様にした。

隣の勇馬さんは顔を手にのせて溜め息を吐いていたし、李斗は驚きの余り呆気と同時に茫然と私を見つめて立ち竦んでいた。

仁湖君は小さな声で私達に言う。
「そうやって立ち止まっていても、何も解決しないと思うし欲しいものは手に入れたいから僕はキッカケを作るけど?」
キッカケって言ってもどんな風にって思うけど、仁湖君は天使の笑顔で私達をみる。

仁湖君ってやっぱり天使の様な天使じゃない発言だけど、仁湖君って案外正論を言っているかも知れない!                                                                         

94: アーヤ◆TQ:2017/10/15(日) 09:07

B11.悩む恋心

李斗が驚いているけど、私も同じく色々な事に驚いている。
(先ずは、李斗が目の前に居たことに……あとは仁湖君の天使の様にみせてある行動と発言に驚いているよ!)
心の中で整理しきれないぐらいなんだって思う。

勇馬さんは仁湖君の天使じゃない様なのは、本当に知っていると思うけど言ってこない?
勇馬さんが私から離れ、李斗の方に行く様にした。
「ゆ、勇馬さん!?」

何となくだけど、いまの勇馬さんと離れたら絶対に後悔してしまったりするんじゃないのかって思っていた。
だって勇馬さん切ない感じなんだもん、李斗をみるより何故か勇馬さんを無意識に見ていた。

「勇馬さん私は、いつでも悩み聞きますから」
勇馬さんは頷きながら「またね」っと、手を振ってきた。
「………恋歌行くぞ」
「あっ、うん…」

李斗が大好きって思う気持ちはあるけど、勇馬さんと今日一緒に居て気になりつつある気持ちがある。
私は悩むことで、関係が変わりそうだって感じてしまう。

95:きゃらめる◆DU:2017/10/15(日) 09:38

面白い話で良いですね!
これからも見て行きます!

96: アーヤ◆TQ:2017/10/15(日) 10:07

ありがと、恋歌の想いは誰に行くのかな?
李斗か勇馬さんのどちらだから書くのが楽しいよ!

97:リリカ@恋歌◆JA:2017/10/15(日) 10:14

>>93
仁湖くん・・・。
呆れるけど、面白い子だね!
恋歌ちゃん、頑張れ!
続き、楽しみで〜す!(^^)!

98: アーヤ◆TQ:2017/10/15(日) 10:28

B12.戻ってきた李斗に……

私は学校を出てからも、ずっと李斗が私の手を繋ぎ引っ張り歩いてる。

「ちょっ、ちょっと李斗引っ張らないでよ!?」
私は意味が分からないから振り払う様にしていると、李斗が私の掌をギュッっと握り締めた。

李斗が戻ってきたって言うのを楽しみにしていたし多分李斗も同じく楽しみにしていたって思うけど、今の李斗は全然分からないよ……

戻ってきた直前私の方に来てから私の隣に居た勇馬さんと鉢合わせしたから……
全く分からない頭が回らないよ!

でも私は李斗を見てから俯いた。
「……やっぱり李斗の手は温かいね、李斗授業お疲れ様のおかえり……」 
私が小さく言うと李斗が素っ気なく言うけど、今のところは李斗は素っ気なくなっているのは私に関係していると思う。

「………何故怒ってるのよ………」
私は李斗に気付かない感じに言ってた。     
私は李斗が何故不機嫌なのか教えて欲しいって思う。

戻ってきて嬉しいのに、李斗は私のこと今も好きだったりするのかな?

99: アーヤ◆TQ:2017/10/15(日) 10:30

ありがと、仁湖君は呆れるほどのアレが入ってます。
勇馬も言ってたアレとは、だんだん分かります。

100: アーヤ◆TQ:2017/10/15(日) 17:37

B13.私の執事達

屋敷に戻ってからお父様と病気が治りつつのお母様が、李斗が戻ってきたことで玄関まで出迎えていた。

李斗はお父様とお母様に頭を下げて「ご無沙汰してます」と言ってから、頭を上げてからお父様が私を見て近づく。

「恋歌には先に会ったんだな?」
李斗は「学校で」と言って私を見て言ったけど、その瞳はまるで私のことが好きで認めて貰いたいって想いが溢れていた。

「うん、私が李斗に連絡して来てって頼んだの……」
「ふむふむ、そうか李斗は前に戻って執事してくれるか?」
お父様が私が今でも李斗を信頼しているって思って言っているし、多分お父様も李斗の事を信頼してくれるから言っているんだって思った。
 
けれども、解斗もいるけどって考える…
「あとは、執事の件だな。解斗君今のところ李斗が居ない時だけやってくれるか?」
李斗が居ない時って用事がある時だよねっと考えていると、李斗に解斗がお互いの顔を見ていた。

ヤバイよ、私は李斗に解斗が執事をやっていること黙っていたんだってことを思い出す。
「……恋歌、何故この人がいるんだ?」
うっ、言えなかったからって言いたいけど解斗も言ってくる。

「………李斗君の居ない間だけ…ね、恋歌ちゃんは未だに李斗君には言っていないんだね?」
うっ、執事の件どころか争いみたいになっているよ!

101: アーヤ◆TQ:2017/10/15(日) 17:37

B14.愛されお嬢様と愛する執事T

なんだか私の左右側に李斗と解斗が居て、何故か私は挟まれている。

「…………」
私は左右見てからため息を吐いた。
「……ねえ、何で私の側に居るの?」
二人に言いながらいると、李斗が私の腰をぐっと寄せて来てドキっと高鳴った。

顔が近いよ、う〜ん私の高鳴った胸の鼓動が李斗に伝わるよ!
「他の奴には取られたくないからだ!!」
「え………えっ解斗は?」
「恋歌、解斗って今言ったけど俺が離れてから先輩の人を呼び捨てになったのか……?」

まさに、その通りなんだけれども怪訝な目付きになっていることと解斗がまさに「そうだけど、親しみがあってね」っと言ってくる解斗に私は親しみ感はあんまし無いって感じ。

李斗が未だに怪訝な顔つきでいるから、解斗のからかい半分に意地悪半分に面白がることで李斗が苛ついている!!

102: アーヤ◆TQ:2017/10/15(日) 18:08

 訂正がありました。

「え………えっ解斗は?」❌

「え………えっ解斗が?」⭕で訂正したのがこれです。

103: アーヤ◆TQ:2017/10/15(日) 19:39

B15.愛されお嬢様と愛する執事U (*李斗side)

恋歌を挟んで俺と解斗という嫌な奴と、奪い合いみたいになっていた。

しかも恋歌は解斗って呼び捨てにしてるのがムカついてしまって、俺も呼び捨てで呼んでやろうっと恋歌の腰をギュッと押し寄せた。
「そうだけど、親しみがあってね」
怪訝に何だその親しみって思ってしまう。

恋歌も親しみ感が無い感じがあって、解斗の一人勝負なのかと考えてみる。
もしかして解斗も恋歌が好きなのか?
「恋歌こいつに何もされていないよな!」

恋歌は一瞬だけ考えていたのは、されたって意味なのか!
「弟の仁湖君には今日やられたからね……李斗の目の前だけど…」
仁湖君というのはスカートを捲った天使みたいな子だな。

っていうより今、恋歌[弟]って言ってたよな……?
考えていると解斗が、当たり前みたいに言う。
「やっぱり仁湖だったのか?」
やっぱりでまさかこいつの弟だったのか!!?

余りにも裏顔兄弟だ!!

104: アーヤ◆TQ:2017/10/17(火) 19:46

B16.結婚されるのがバレる!!

「やっぱり仁湖だったのか?」って言う解斗は意地悪く私と李斗を見た。

「それに恋歌ちゃんと勇馬と一緒に生徒会の仕事量を、二人で片付けたんだよな?」
私は李斗がいるけど、頷きながらも言う。

「一人だけだったら夏祭りの準備が、遅くなるからね……」
「やっぱり一緒に居た方が良いって思うよ、結婚相手なら尚更だからさ」
私は解斗の言葉に、結婚相手が勇馬さんに結婚するのがバレた。

「……何、それ恋歌」
李斗が私の顔を見て、聞いていないって表情で私を見た。
「………」

私は俯いて何も言えなくなってしまった事で、胸に針が刺さった感覚を覚えてしまう。
「何か言えよ、……俺と結婚するって約束は……っ!」
覚えているよ……、でもしょうがないじゃないってもう一人の私が言う。

「……そうだけど、仕方ないよ……」
「な、何か…仕方ないんだよ」
私が言う言葉に、答えが質問で返されてしまって困っていると解斗が私の言う言葉を代わりに言ってくれる。

解斗が私の肩を触って、感情的な李斗から離した。
「音咲社長の会社が潰れかけていることは知ってる?」
解斗は冷静に李斗の顔を見て言うけど、李斗は頭を抱えて解斗に問う。

「なっ、何だよ知らないし聞いてないし!!」
混乱していながらも李斗は苛立ちを覚えていた。

105: アーヤ◆TQ:2017/10/19(木) 20:24

B18.約束だから……T (*李斗side)

俺は混乱していたことで苛立ちを覚え初めてしまっていた。

「赤松さんの息子と結婚するのかよ……」
消えそうな声が届くはず無いんだって思っていたけど、恋歌が俺の顔を見て側に居るはずだけど遠いって思う。

「結婚するけど、………李斗の約束は忘れたこと無いから…」
恋歌も同じく一度も忘れていなかったんだって思ったし嬉しくもあった…

「でも…ね、私は李斗とは結婚………」
「俺は恋歌が誰かと、結婚するとしても俺は諦める気はないから!」
「何で……っ!?」
恋歌は俺より家族を守るんだって、思っていた。

「俺が旦那様に頼んで執事をやりながら、結婚相手候補にして欲しいって言う!」
「じゃあ、聞いてる俺も恋歌のことが好きだから音咲社長に結婚相手候補で選んで欲しいね」
何故だか解斗も恋歌のこと好きじゃないかなって思っていたけど、結婚相手にして欲しいって発想は驚いた。

「……私は知らないから」
そんな感じでも、しょうがないって表情が嬉しく思った。

106: アーヤ◆TQ:2017/10/19(木) 20:46

B19.約束だから……U (*解斗side)

李斗君が執事をやりながら結婚相手候補になるって言う。

まあ、俺も本当に言えば恋歌ちゃんと結婚したいけどって思った。
だって友人の勇馬と結婚するって聞いた時は動揺はしたからね。
だから、李斗君と一緒に結婚相手候補にして欲しいって頼んでみよう。

「……知らないから」
恋歌ちゃんは俺と李斗君にしょうがないって表情をしているけど、俺にはしょうがない感じではなく呆れている表情に見えた。

李斗君には、しょうがないって思うんだね恋歌ちゃん……

107: アーヤ◆TQ:2017/10/19(木) 20:46

(番外編) 仁湖side

僕は勇兄と解兄は絶対に恋歌ちゃんに惚れているって分かる。

恋歌ちゃんと勇兄と解兄が言う李斗先輩は両想いって言ってたけど、……邪魔してみたいけどキャラじゃないからね🎵

「弄る気はあるかも知れない!」
一人で両想いがどっちが大きいかも見られるからって言う事で、実践するべきだって思う。
それ明日は僕に、とっても楽しみがあるんだもんねえ!

さあ明日が待ち遠しい

108: アーヤ◆TQ:2017/10/19(木) 20:48

B20.約束だから……V

「……知らない」って言った私は、お風呂に浸かりながら疲れたァって肩を落とす。

二人は敵心してるって思っているから余計にややこしくなったよ。 
「……疲れたなぁ、お父様に言ったら雷を食らうよ……」

私は逆上せていきそうだからお風呂場から上がった。

109: アーヤ◆TQ:2017/10/19(木) 21:21

B21.学園に戻った李斗

早くも李斗は私の学園に戻って来て、私は嬉しく思った懐かしく思っているかな?

私は李斗の反応が懐かしく思っているとしたら嬉しいからどうかなって聞いた。
「懐かしく思った李斗?」
顔を覗かせながらいると「ああ、恋歌の隣に居たことが今日からも居れるって思うと嬉しいし懐かしく思ってしまうよ」って呟く李斗が眩しい。

私は昨日の話がどうなったのかを聞いた。
「昨日のアレって、お父様に本当の本気で言ったの?」
李斗は余裕な顔つきで言いはなった。

「言ったけど?」
「!!?」
言ったってことは、お父様の雷落としを食らったってことかしらね……
「恋歌の思っている心配って旦那様の怒りの様な鬼みたいなの?、それとも雷落としのこと?」

李斗は私の思っていることを読んだけど、無邪気になるとしたら正に二人ともお父様に許しを得て私と結婚する相手が良い人だったら別に良いってことかも知れないってことじゃない!

ため息混じりにどっと疲れた。

110: アーヤ◆TQ:2017/10/19(木) 23:12

B22.出し物決め

私は実行委員会のため、教室の黒板のところに立っている。

今はホワイトボートが出されているのには、昨日勇馬さんと二人でって言っても私は何もしていないんだけどプリントがあるからだ。

「皆はこの中で、何かしたい学年クラスで出す店が繁盛して人気だったら1位狙えるみたいだけど…本当なの?」
クラスの一人が言うその時に、もう一人の実行委員会の初音ちゃんが言う。

「勇馬会長が楽しみがあった方が良いって、昨日のメールで言ってたし先生がOKしてくれたみたいよ」
勇馬さんは私に思い付かないことをやっているからか、その人材の得る技が私にもあったら欲しいって思っている。

「私は、コスプレ喫茶店がやりたい。だって喫茶店やりたいけどボートには普通のだから……」
私は考えてみる、初音ちゃんに目で語っていると初音ちゃんが首を傾けてはないが微妙な傾き加減だから保留かなって言っているんだって分かった。

「じゃあ、コスプレ喫茶店は会長と先生方に相談して得るってことで保留にします」
女の子は説得して欲しいって顔つきで実行委員の私達を見た。

「俺も考えても良いか?」
私は声がする相手を見たら私の机に何故だか知らないんだけど、李斗が提案してくれたのを聞く。
「別に椅子に座ってないから怒るなよ、演劇のプリントがあるけどやってみないか?」
演劇って大変なの知って言っているよねと言いたいけど我慢して言わなかった。

でも私は、演劇も候補にしておいた。

111:リリカ@恋歌◆JA:2017/10/20(金) 17:08

仁湖くんの番外編、面白いね(´V`)♪
続き、スッゴい楽しみ!

112: アーヤ◆TQ:2017/10/20(金) 18:27

仁湖は面白いからね、ここから仁湖の性格を知れるよ

113: アーヤ◆TQ:2017/10/21(土) 07:57

B23.出し物決定!

何時間にかけながら、ようやく決まったけど<コスプレ喫茶店>&<演劇シンデレラ>になったけどどうするかな?

私は昼休みに初音ちゃんと二人でって言っても李斗が隣で、ここはこうした方が等々言ってくれるから助かる。
「演劇に反対派の人がコスプレ喫茶店とか?」

私は確かに演劇がめんどくさいって言って反対派の人がいたのを覚えている。
「だったら李斗、コスプレ喫茶店だったら」
首を傾けながら李斗に聞く。

「それだったら、コスプレ喫茶店は多かったけど演劇が人数的に少なかったよね?」
「うん、少なかったって思う…かな?」
李斗の言葉に、初音ちゃんも頷く。

「じゃあ、生徒会だから行く?」
私は初音ちゃんに言って教室を出た。

114: アーヤ◆TQ:2017/10/21(土) 12:59

B24.天使のようで天使じゃない

李斗が生徒会の部屋までついて来てくれる途中に、他の生徒が笑っていた。

「下駄箱で仁湖ちゃん、座っているけど何でだろうね?」
クスクスしてどこか行く生徒を見て、私と初音ちゃんは顔を見合わせた。

「何だろう、今さっきの?」
「さあ、知らないけど……仁湖君が何かをしたんじゃない」
昨日やっていたことだったりしてって感じた。

廊下を歩いていると、心愛ちゃんが廊下側の小さな窓に挟まっていた。
「もうっ、何で急に挟まるの!」
「…………」
心愛ちゃんが…挟まっている!?

助けた方が良いって思っていたら、仁湖君が下駄箱に居たはずなのに走ってきた。
「心愛ちゃん何してるの?」
仁湖君の表情が微かに笑顔になっていたけど、仁湖君の知ってるけど知らない感じで首を傾けて言ってた。

「た、試しているのよ!」
何を試してるのか見ている私達はわからないけど、仁湖君はアハッと手のひらに口元のところに持って来て言ってから心愛ちゃんの顔を見て屈んで何かを言ってきた。

「知ってるよ僕、心愛ちゃんがそこから教室を出ることを」
「なっ、何を言っているのよ!!」
仁湖君は首を傾けて言っているけど、心愛ちゃんは否定しているけど……?

「バカはあっちに行きなさい!」
バカって言われているけど仁湖君は、そんなの関係無いって感じだった。
「あっちに僕が行ったら、たぶん心愛ちゃん他の人に見られちゃうね♥」

天使の顔をした仁湖君が、今の発言で天使じゃないって思った!!?

115: アーヤ◆TQ:2017/10/21(土) 17:32

B25.仁湖君の本性T (*心愛side)

私はいつも授業が終わって廊下側の窓から出るけど、何でか窓に挟まって困っているんです。

動いて動かしてること数分間、上半身だけやっと廊下に出られて下半身はまだ出られてないっていうよりお尻にみごと挟まって抜けないでいるのに大声を出していたんです。

誰かに見られたらおしまいって思ったけど、足音が聞こえて誰が来るって思ったら仁湖だった。
「心愛ちゃん何してるの?」
仁湖に見られてしまったけど全然平気だって思うけど、私は仁湖からの質問にこう返した。

「た、試しているのよ!」
私は何とかこのバカに通じる様に話したけど、それも無駄だった。
「知ってるよ僕、心愛ちゃんがそこから教室を出ることを」

バ、バカの仁湖が知ってるってことは、皆も知ってるの!?
「なっ、何を言っているのよ!!」
私は仁湖に注意する側だけど、この姿は何とも言えない恥ずかしさ。

恥ずかしくなってきたから仁湖にどこか行く様に言ったけど、逆に仁湖がいつも以上に笑顔になって言った。
「あっちに僕が行ったら、たぶん心愛ちゃん他の人に見られちゃうね♥」

笑顔だけど他の人に知られたらしっかり者の委員長っていう名が汚れるって思った。
「でも、助けて欲しいんだったら僕が助けてあげるよ」
「仁湖になんか助けて欲しくないし!」

仁湖に助けて欲しいって思ったこと無いからって言ってたら恋歌先輩達が立っていた……

116: アーヤ◆TQ:2017/10/21(土) 18:44

B26.仁湖君の本性U

私は心愛ちゃんが挟まっている姿と、仁湖君の意地悪発言って思うのを見て助けてあげようよって仁湖君に言おうとしたら助けてあげる仁湖君だったけど心愛ちゃんに断れている!?

「言わないって約束できる仁湖?」
「できるよ、じゃあ助けてあげるかわりに助けて下さいって言ってくれたら助けてあげる」
私は仁湖って上から目線だったのって初音ちゃんと李斗を見て思った。

「なっ、何で私が仁湖にそんな言葉言わないといけないの!?」
心愛ちゃんが絶対に言いたくないって顔をしながら仁湖君に言った。

当然仁湖君はプクゥと頬を目一杯膨らませてから「言わないんだったら、僕帰る知らないもんねーだ」
立ち上がる仁湖君を見て、何で何でって思う。

「……ちよっ、仁湖!?」
心愛ちゃんの言葉にも聞く耳持たずでプイッって頬を膨らませながらズンズン歩きながら、怒って帰るけど心愛ちゃんが恥ずかしくしながらモゴモゴ言っている?

「……た、助けて…さい」
仁湖君が足を止めて振り向いて、耳元に手で聞こえる様にして意地悪く言う。
「何、聞こえない?」
当然小さな声だったから遠くで立っている私達でも聞こえなかった。

「た、助けて下さいお願いします……」
恥ずかしくなっている顔をしているけど仁湖君が、側まで来て天使みたいに可愛い顔から、急に男の子の顔になった!?

「なんだ言えるじゃん」
心愛ちゃんのしている眼鏡を取って、眼鏡の縁を舐めて言うのと同時に仕草にもドキってつい私はなっちゃったけど心愛ちゃんも私と同時に仁湖君のギャップにやられたって思う。

私は初音ちゃんと話して、今日の生徒会は休もうって話してみた。
だって仁湖君達が面白いんだからね。

117:みゆ◆x.:2017/10/22(日) 09:26

アイのシナリオのスレ見ました。
これが荒らしだと思ったら言っても構いません。
気を取り直して、新しい小説書いてください。
楽しみにしております。

118: アーヤ◆TQ:2017/10/22(日) 12:11

B27.あともう1pの距離T (*仁湖side)

僕は知ってる恋歌先輩と執事の李斗先輩が今日から曖昧に生徒になったことを先生が言っていた。

二人が素直じゃないことも解兄に勇兄が言ってたから、知ってる僕は素直が一番良いって思う。
だから僕は心愛ちゃんが欲しいから昨日から準備して今のハマった下半身を抜こうと「助けて下さいお願い……します……」って恥ずかしく言ってくれたから意地悪く僕はつい本性のドSを出した。

解兄に勇兄から小悪魔じゃあなくってただの悪魔って言われる。
「何だ言えるじゃん」
意地悪になったから生徒会には行かないのか知らないけど、先輩達が立っているって言うより僕の方を見て驚きの表情になっている。

「じゃあ、条件追加しちゃおうかな」
「追加……って?」
僕はしっかり者の心愛ちゃんが、僕にだけバカ扱いしたからなあ条件は絶対に心愛ちゃんが恥ずかしくなることを追加してみる。

「条件は明日はパンツ履かずに来い」
心愛ちゃんがみるみる表情が青ざめていくのと、恋歌先輩達にも「に、仁湖君……冗談だよね?」って言う隣に初音先輩もコクコクと頷く。

李斗先輩は呆れた表情だったけど、僕は「冗談で言わないから、そんなの」と恋歌先輩達の方に顔を向けて言う。
勿論、心愛ちゃんを窓から助けてあげるから本気を出そうって言っていると恋歌先輩達が同時に言う。

「仁湖君何の本気かな、それって!!?」
「そうだよ仁湖君……普通にやったら?」
「まず俺は、天使みたいって思わなかったからな」
先輩達は言うけど本当の本気だから言えるんだ。

腕をふるいあげていると心愛ちゃんも「助けなくって良い、うん助けなくって良いよ仁湖大丈夫だから」って言っているけど僕は既に抜こうとして心愛ちゃんの嫌がっているけどズボッと抜けられた。

僕はもとに戻していつもの表情で言った。
僕は床に座って近くにいる僕の胸元で倒れこんでいる心愛ちゃんを見て不安そうに僕を見つめてきたから、僕はこの満面な可愛い顔で言った。

「絶対に、明日はパンツ履かずに来てね」
僕は人差し指を心愛ちゃんの鼻に突き出す様に押して言った。

「本当に履いて来たら、めっだよ!」
って言ってから人差し指を離してからいると、「仁湖君……って、もしかしなくてもスケベ?」って言う恋歌先輩がドン引きになっているけどただのやりたい放題のスケベじゃあないもん。

だって好きな子以外は天使な売りだけど、好きな心愛ちゃんだけが特別のスケベ悪魔なんだよねあともう1pが届いたはずだけど距離はどうかな?
「」

119: アーヤ◆TQ:2017/10/22(日) 13:03

Bあともう1pの距離U

私は生徒会を休んでまで面白いものじゃあないって、後から気付いたけど遅かった……

天使だって思った仁湖君が天使じゃあなくって、スケベ悪魔だってことにドン引きしてしまって動けなかった。
「あれ、やったら来ないって思ったらココに居たんだって仁湖!?」
「ゲッ、仁湖!?」

冷静に近くに来る勇馬さんに、嫌そうになりつつも解斗も来るけど二人は状況を知らないけど顔を見合せながらため息して仁湖君に言う。
「またしてもお前、条件を言ったのか誰に恋歌さん達か?」

違いますけど解斗は勇馬さんに言う。
「勇馬違うって、楠だよな?」
仁湖君は知らないふりをして言う。
「どっちかな?」

「でも素直じゃあないのって、僕は思えるけどね?」
何かを言い始めた仁湖君が色々言ってきた。
「とられる前に、もう行動して惚れ指すことをしてみたら?」

仁湖君の言葉に私は本当は言う勇気と気持ちが無いだけにあともう1pの距離が届いて欲しいけど行かれないからだって思った。
正に仁湖君の言う通りだって思った。

でも……、本当に勇気が無い…


Bが完結して、Cに続く。

120: アーヤ◆TQ:2017/10/22(日) 13:03

あとがき

Bが終わりましたけど、夏祭りは出店とかを悩んだところで終わりましたね。
Bは、ほとんど李斗と恋歌と勇馬の揺れ動き始めて悩む感じだったけど李斗に結婚のことを知れて解斗と李斗が結婚候補になってしまったことですね。

でも恋歌と李斗・勇馬・解斗達(特に恋歌と李斗だけ)に、仁湖の言葉には少しの正論があることで今後仁湖と心愛のやりとりを恋歌達が見てどう感じて動くのかがみどころだって思われます。

登場人物は、鴇田ひなた以外は今は出ます。
Cいきます。

121: アーヤ◆TQ:2017/10/22(日) 17:28

C1.二年生同士で挑む

後日勇馬さんに解斗が仁湖君をお説教をしたってことは、生徒会の連絡で分かったことだった。

そして連絡で悩んでいた出し物を前日が学年同士で出し物をして、後日はクラスの出店をやったらって言われた。
「では、前日は演劇のシンデレラで良いですか?。そして後日はコスプレ喫茶店で良いですか両方良いって思う方は手を挙げて下さい」

クラス一同全員挙げてよかったって思う。
そして演劇は勝ち取ろう!

122: アーヤ◆TQ:2017/10/22(日) 21:21

C2.役者決めで久々のひなたちゃんT

午後からは演劇シンデレラの役を決めようとまたしても前に出た。

私は大きな声で視聴覚室の前で2学年同士が聞こえる様に喋り始める。

「シンデレラの役を決めます」
「皆まずは多数決をしてから、白紙の紙を渡すね!」
実行委員会の私と初音ちゃんが聞こえる様にして言うと、「立候補も良いですか?」って言ってくれる生徒がいた。

「……良いですけど、まずは多数決をして考えます」
私はあとからやりたい役に、やりたくない役でもめられても困るから一応皆に言ってからホワイトボートを出しているから役者の名前を書く。

私が役者を全部書き終えたら、一挙に挙げている皆がいた。
勿論主役だって思うから、「はい、私はシンデレラをやりたいです…あれ恋歌ちゃん!?」って言う女子の生徒がいて私は呼ばれた方を向く。

もしかしなくて鴇田 ひなたちゃん!?
「ひなたちゃん、いつぶりかな久し振りだよね?」
「うん、転校して来たの。楠 心愛っていう後輩が困ってるって聞いて」
私は、ハテナで仕方なく聞いてみる。

「心愛ちゃんってしっかりものの心愛ちゃん!?」
「うん、親戚で勇兄もね仁湖君の存在で困ってるのかな?」
私は何とも言えないけどね……

私は放課後二人の様子を見に行こうかなって思う心配だからね……

123: アーヤ◆TQ:2017/10/23(月) 20:01

C3.役者決めで久々のひなたちゃんU (*ひなたSide )

突然だけど、私は突如可愛い身内が困ってるって聞いて転校しました。

夏祭りで演劇をやるってことで「シンデレラ」をやるってことに、なっている。
勿論誰だって主役になりたいから手を挙げていると、恋歌ちゃんが前に立っていてビックリして恋歌ちゃんも驚いていた!!

まあ久し振りに会って少し話してから、多数決をした結果は主役のシンデレラは恋歌ちゃんになったから悔しげに「おめでとう」って言う。

勿論シンデレラの相手役の王子様が李斗君に決定した。
恋歌ちゃんが主役に選ばれてから、王子様役を拒んだっていうより李斗君しか居ないって思ったんだよね。

あとの役は白紙の紙を書いてからだってことだったけど、どちらもやりたくない役だったからくじ引きになった。

124:リリカ@恋歌◆JA:2017/10/24(火) 19:42

>>123
(゚o゚)/
ひなたさん出て来た!
恋歌ちゃんの次に好きなキャラだよ!
ガンバ!
応援してるよ!(^^)!

125:リリカ@恋歌◆JA:2017/10/27(金) 21:22

応援あげです。
ずーっと、応援してるよ(≧∀≦)

126:アーヤ◆PY:2017/10/28(土) 09:59

明日更新せれたらしますね

127: アーヤ◆TQ:2017/10/30(月) 19:15

C4.素と役の二人の気持ち?(*李斗Side)

昨日シンデレラの劇で、俺が王子様役になって主役が恋歌だった。

まあ、どちらになったって素で受けてもくれなかった恋歌が劇では演技で言ったりするんだろうな……
「ハア……」
ちょっとため息が知らず知らずに出てきていた。

「李斗っ、一緒に劇の練習しよう?」
「…恋歌と、一緒にか…?」
二人でやるってことを自覚して貰いたいって思う。
「一緒にかって、一緒にやらないと出来ないんだよ」

普通は照れるって思えるんだけど、一緒に本当にやった方が良いのか?
「分かった、劇の練習しよう恋歌シンデレラ?」
「……なっ、何を言っているの…李斗!!?」
俺は言ってみたかっただけなんだけど、照れる恋歌が可愛い。

恋歌はどっちの俺にドキっとした、演技と素のどちらかな?

128: アーヤ◆TQ:2017/11/04(土) 19:54

C5.素と役の二人の気持ち?

私は李斗の[恋歌シンデレラ]って言われた言葉に、私は李斗に人差し指を向けながらぶるぶるして、「……なっ、何を言っている…李斗!!?」って戸惑いながらも言った発言に声が震えていた。

李斗が私の表情を見てから人差し指を李斗に向けていたのを、李斗が私の人差し指をっていうより手の甲を李斗の唇に当ててから片方の膝を床につけて言った。

「…李斗、本当に本当で何をしているの…………」
「…………何をって、劇の練習だけど?」
まあ片方の膝でシンデレラのガラスの靴を、履かせるってことで膝をついでいるんだけど……何故か手の甲にキス!?

しかも平然に装ってる李斗の表情には<先輩より俺だよな……?>って顔に書いているから、私は今はシンデレラの台詞言いたいのにって思うけど……

<……もしも、シンデレラが王子様のプロポーズを素直に受ける様に私も本当に素直に受け止めてちゃんと好きって気持ちを伝えたい!>
でも、かなりの私ってシンデレラってキャラじゃあないように思えるんだけど……気のせいですかね?

「なんだか恋歌、練習する感じに見えないからまた今度するか?」
私はハッとして頷いて李斗が私の部屋から出ただけで、今頃の私がおかしいって思いながらベッドに横たわった。

横になってすぐに勇馬さんからメールが受信してきた。

129: アーヤ◆TQ:2017/11/04(土) 19:54

C6.落ち着かない

私は李斗がいるってこと勇馬さんは絶対に知っているんだけど、今さっき李斗と二人っきりだったのにいきなりメールっておかしいっしょ!?

私は内心突っ込みを入れながらも李斗が来ない様にそっとメールの内容を見たら、驚きの余りにこないだの勇馬さん個人の内容だった!

《今恋歌ちゃん大丈夫だったら、メールか電話で話さない?

俺の両親が卒業後は、絶対に跡を継いで欲しいって言っているんだけど……
俺は卒業後は大学に入りたいって思っているんだよね… 
でも、行きながらの両立は出来ないって思わないんだけど止めなさいとか跡を継いでって言われる俺は両親の期待に応えないといけないのかな……?》

私はこないだは悩みって感じだったけど、これは今の私に似ていた…
そう何から何までじゃあないんだけど犠牲しないといけないって考えているからだってことと、私が李斗と会社を守るっていう両立が出来ないなら一層のこと会社を守って李斗を諦めるって言っているように勇馬さんも選択肢に迷っているんだって思った。

だからこそじゃあないんだけど、メールを返して電話を少しだけならば良いかなって思った。
だって、こないだよりも勇馬さんの個人的な悩みが難しくなっているからだってことだったからね…

《もしもし…勇馬です。
恋歌さんだよね?》
私の応答にこたえてくれたから、もっともっと知りたいこの気持ちは尊敬と憧れでもなくって何だろ?

130: アーヤ◆TQ:2017/11/05(日) 15:04

C7.共通性が似ているT (*勇馬side)

恋歌さんからメールを送った後に、恋歌さんのメールの返信をみた時に着信音が鳴った。

その相手が誰って言わなくても恋歌さんだった。
俺はスマホを取ってからボタンを押して出た。
「もしもし…勇馬です。
恋歌さんだよね?」
一応恋歌さんか聞かないとあのボディーガード兼執事の李斗君が出たりするからさ。

電話越しの恋歌さんはぎこちない感じで「……はい、どうしたんですか?」って聞いてきたから俺は一瞬黙ったままだったけど少しずつ口を開く。

「………恋歌ちゃん、俺は自分の道を歩みたいけど……………」
「わっ、分かり……ます勇馬さん。たぶんだけど、私と勇馬さんって今の状況は似ているって思えるんですけど…」

「えっ……似てるって?」
恋歌さんの言葉は何かと、分かるようでも今は少し分からない……

「私達は好きなものを諦めて、両親の期待に応えているところが今の私達に似ている共通性って考えています……」
それを聞いてしまうと似ていると理解して、でもどっちを跡を継ぐのは大学に行ってから卒業したあとでも出来るって思える。

「私は似ているって考えて、もっと勇馬さんの悩みを取り除いてあげたいって思っています………」
その言葉には緊張が見えていたのは、たぶん李斗君が聞いているかだって思っていた。

でも、解斗にも言えない相談的な重たい悩みを打ち上げられたのは恋歌さん初めてだった。

131: アーヤ◆TQ:2017/11/05(日) 15:40

C8.共通性が似ているU

私達は似ていたんだって思えると急に共通性っていうのと、似た者同士なのかも知れない家の事情がね……?

そっと静かに李斗にバレない様に小さく言ったけど勇馬さんの悩みの種を取り除いてあげたいって気持ちはあるけど、それとは違う感じの緊張が走ったのが分かった。

私は、今も李斗が好きだけど……
でも、李斗が好きって思っている気持ちは本当なのに胸が少しドキドキ静かに鳴っている音が少し聞こえた。

《……恋歌さん…?》
私はハッとして「はいっ!」って驚いた発言になっていた。
《有り難う悩みを聞いてあげるって親切で言ったの、本当に嬉しかったよ。恋歌さんが困った時には今度は俺が助けて守ってあげるね、っていうより守ってあげるのは李斗君だったね……》

苦笑しながら勇馬さんは言ったけど、私には胸のドキドキがまだドキって鳴っていたことがわかったのと急にドキドキがなったのは李斗と二人っきりでやった演劇のシンデレラの練習の余韻だからって何回も唱えた。

違う違う違う、これは余韻が残って火照っているんだから……
「……もう手の甲に唇を寄せていなかったら…、本当は本当は……ハァ…」
私は脱力で「今日は疲れたので、また」っていうと《…………そうだね、練習お疲れ恋歌さんおやすみなさい……》って着信を切った時にガタッて閉まる音が聞こえた。

まさか李斗!?
李斗って思って扉を開けると寝る前のジャスミン茶があったから、ずっと居たんだ李斗が聞こえたのかも知れない!?
「李斗っ!?」

私は李斗に勇馬さんと電話で話していたのを見られたって思ったら、もう二度と笑顔を見せないと思うと本当に辛いって思った。
「また明日、李斗と話そう……」

私は、李斗が持って来てくれたジャスミン茶を飲んでから廊下に出すついでに手紙も置いた。
明日ちゃんと話そう……

132: アーヤ◆TQ:2017/11/08(水) 21:49

C9.初めてのケンカ

朝から夏祭りの準備をしてるけれど…
李斗とは今朝から話してないから少しだけショックだった。

「……ちゃん」
誰かが私を呼ぶ声がしたけど、気のせいと思っていると大きな声で叫ばれた。
「……ちゃんたっら、ねえ恋歌ちゃん!!」
「!!?」
な、何事かって思えるほどの叫び声だったから椅子から落っこちそうになっていた。

落っこちそうになって机を持ってなかったらずれ落ちしていたかって思った。
「な、何かな初音ちゃん…」
よいっしょと言いそうにはなるのを堪えて、初音ちゃんを見てから「何かあるでしょ?」って言わなくても分かるって表情に書いてた。

カクカクシカジカ話してから、初音ちゃんが私に向かって怒って言った。
「それは恋歌ちゃんが酷いよ!」
「えっ、なっ何でよ!?」
初音ちゃんが言う酷いってどういう意味とか思って、つい私も言い方がきつくなってしまう。

「そのまんまの意味だってことだよ!」
「そのまんまって、私と勇馬さんが李斗に黙って電話で話していたことがいけないって言うの!」
そう言った瞬間に教室中の空気が悪くなったのか分かったけど、それより早くも初音ちゃんの顔つきがみるみるうちに強張っていく。

私は自分の発言をもう一度脳内で再生していると、これじゃあ勇馬さんに惹かれている言い方じゃないって思っていた。

「もう恋歌ちゃんのバカ、李斗君より勇馬さんが良いって言うんだったらもう勝手にして」
初音ちゃんがそう言って教室から出てひんやり空気が漂っていた。

133:ルナ◆t/k:2017/11/08(水) 21:52

はじめまして!ルナです!
アーヤさんの小説とても面白いです!
頑張ってください!

134: アーヤ◆TQ:2017/11/09(木) 21:32

ありがとうございます
面白い方向でこれからも頑張るよ

135:リリカ@恋歌◆JA:2017/11/14(火) 21:10

恋歌ちゃんと、勇馬会長、接近してるね((((((゜ロ゜;
キュンとなるし、これからも頑張って!   

136:♯アーヤ:2017/11/17(金) 11:27

はい、接近してどう進めようか悩んでいますので、続きを楽しみしてください。
パワーアップしていきたいと思います。

137:アーヤ◆PY:2017/11/18(土) 16:37

C10.教室での噂!??

次の日も初音ちゃんは、私とは口を喋ってはくれなかったように皆は何かしら私を見て李斗の事もみていた。

「やっぱり恋歌ちゃんって、李斗君が好きなのかなって思ったけど生徒会長の事も好きなように昨日言ったよね??」
「うんうん言っていたよ,本当に付き合ってるとしたら李斗君可哀想だね…でもって恋歌ちゃんがその気じゃないんだったら奪っちゃうかな?」

皆っていうよりクラスの女子達が言っているけれど、李斗とは付き合っていないけど…なぁ
(でも……李斗が意外に女子の皆から人気っていうことが今日初めて知ったよ,だけど李斗が皆のモノになりそうで嫌な想いが心に有るような……?)

私は胸に手を当てながら勇馬さんにも惹かれてはいるけれど、憧れだけど昨日初めて初音ちゃんに言われたように本当に惹かれているのかなぁ?
「でも…私李斗の事も好きって!?」

私は独り言を言ってから気づいちゃう。
「………もしかしたら李斗も好きだけど、勇馬さんに惹かれて二人の男性を好きになっちゃったのかなだったら嫌だよ私は…」
そんな感じに頭を抱えてしまって李斗を見ているとクラスの女子っていうより同じ学年の女子が今さっき言っていた李斗を狙ってる‼️

噂になっちゃって私が勇馬さんと付き合ってるという感じに事柄になっちゃったようにもう嫌!!

138:アーヤ◆PY:2017/11/18(土) 16:39

続きはいつになるか分かりませんけど、頑張って続きのストーリーを考えるよ🐱

139: アーヤ◆TQ:2017/11/23(木) 13:12

C11.親友の喧嘩T (*李斗side)

あれ以来恋歌が勇馬会長と連絡していたことが分かった上で、俺は恋歌のことを避けている。

俺が教室は向かっていることで、3人の女子生徒達がやけに俺を見てからこっちに一人の女子生徒が来た。
「あの……黄波先輩…少しだけ良いですか?」
俺は3人のうちの一人の女子生徒がここまで来てから俺の言葉を待った。

「えっと、良いけど…何かな?」
彼女がスクール鞄から出したものを、俺に渡してきて彼女は走って友達の女子生徒のところに戻っていった。

何かさっぱりだけど、これ手紙だよね……?
「………!!?」
何気に見てみたら、ら、ら、ラブレター!?
ラブレターの文章には好きですって書かれていた!!

「な、何でなんだ!!」
「………ふーん、李斗君ラブレター貰ったの〜?」
パニックっていたら、初音がいたけどもどこか人差し指を口元に持っていく仕草がやけに悪巧みに見える瞳の目とかだった。

「まあ、恋歌ちゃんには言わないから黙っておくけれど」
「けれど…何?」
初音が口元に持っていたのを、俺の顔に人差し指を突き出して言う。

「黙っているから条件付きで良い?」
「条件付きって何でなんだ初音」
「今は私と恋歌喧嘩しているから、それに私未だに恋歌のことを許してないからねっ」
喧嘩したってどんなことで喧嘩したんだよっ!?
 
それに初音って恋歌のこと《恋歌ちゃん》って言ってたのに何故呼び捨てになったんだ?
まあ早く仲直りして欲しいけど生徒達がやけに俺の方に来ることかもわかった。

140:リリカ@恋歌◆JA:2017/11/23(木) 19:38

>>139
初音ちゃん!?
どんな条件!? 
スゴイ気になるし、楽しみ(*^^*)
   

141: アーヤ◆TQ:2017/11/23(木) 21:13

どんな条件かは見てからの楽しみですね

142: アーヤ◆TQ:2017/11/25(土) 07:49

C12.親友の喧嘩U (*初音side)

昨日は結局喧嘩したまんまで、今日学校に行ってすぐに李斗君とその女子生徒3人のうちの一人が李斗君の方に駆けつけて行った。

私は壁に隠れて、聞いて一人の女子生徒が何かを李斗君に渡してから去ってから私は歩幅を小さめに李斗君に駆けつけてその貰った手紙みたいなのをみたらとんでもないものだった!!

「な、何でなんだ!!」って言う李斗君がどうしてラブレターを貰えるのかが分からなかったみたいだった。
「………ふーん、李斗君ラブレター貰ったの〜?」
パニックっている李斗君に私は恋歌と喧嘩しているから悪巧みな感じを装って言う。

「まあ、恋歌ちゃんには言わないから黙っておくけれど」
「けれど…何?」
「黙っているから条件付きで良い?」
「条件付きって何でなんだ初音」
私はその条件付きって言ったら色々恋歌に効くのをやってみようって思っている!

「今は私と恋歌喧嘩しているから,それに私未だに恋歌のこと許してないからねっ」
そう言って私は休み時間に色々済ましながらと言うものの、二人を良い雰囲気にちゃんと伝わって欲しいから恋歌にはゴメンけれど演劇のシナリオの台本を変えさせてもらう!

さあ、私のミッションスタート!

143: アーヤ◆TQ:2017/11/25(土) 10:55

C13.脚本台詞が変わった!?

放課後に衣装を作る人に、演劇の役者の人とかでバラバラになって夏祭りの演劇の練習をした。

シンデレラの脚本を書いている一人が私の方に来て、何かを言っているんだけど聞こえずに「何?」って私は言った。
「…………えっと、今の脚本を新しく変えたいんだけど…良いかな?」

えっ、今何て言った。
脚本を変えてどうするのって思っていると監督が言う。
「そうだなぁ、無理だけど…もう下記終えているんだろう?」

「まあね、勿論徹夜で書き込んだからね……ふぁ〜」
二人で解決しないでよね、私は李斗をチラッと見ていると監督が早くも何かを言ってきた。
「じゃあ、早速練習始めようって初音ちゃんは副監督なんだからいてよね」

えっ、初音ちゃん役者希望だったのにやめたのかな?
副監督になったのかな、考えながら練習しているともう舞踏会のところまで来ていた。

舞踏会に行く小道具が無いからどうするか焦るんですけど!?
「まだ未完成だからね」
とか言ってここで練習が終わった。

144: アーヤ◆TQ:2017/11/25(土) 21:52

番外編 (*仁湖side)

今日学校一日中噂で広まっていたことが,プププッって笑っちゃった。

でも僕は心愛ちゃんがパンツを履かずに来てって約束したのに、この何日間パンツ履いてきたからプンプンだよ……

「もう心愛ちゃんが履かずに来たから、恋歌先輩か初音先輩か転校してきたひなた先輩に心愛ちゃんが履かずに来いって頼もうかな!」
そうして僕は全力で心愛ちゃんを僕のものにしてみせる!

145:リリカ@恋歌◆JA:2017/11/26(日) 14:20

>>144
仁湖くん、ヤバい(いろんな意味で)(*´ω`*)
仁湖くんの野望(?)叶うといいね!
すごくおもしろい!
これからも、頑張って(´V`)♪ファイト        

146: アーヤ◆TQ:2017/11/26(日) 19:02

まあ仁湖君はちょっと色んなある意味でヤバイ奴だけど、ある意味に心愛ちゃん一筋でいっているからね……

147: アーヤ◆TQ 遅れてすいません&:2017/12/18(月) 18:33

C14.夏祭りの前夜祭

とうとう私達の演劇の練習をしたけど、何故か演劇の台詞がはめられた。
初音が犯人だってことは間違いないね……

「……あっ,李斗」
私は顔を見ないようにして李斗の横顔をチラッとみた。
「いや恋歌がいるって、初音ちゃんに聞いたからさ……」

何故か涼しい風が頬を滑らしてきて、李斗が何か言いたげにして私は聞いてみた。
「どうしたの、李斗………?」
李斗は夕焼け空を見上げながら言う。

「……お俺さ,解斗に頼んで青村社長と手伝っているのだけど……恋歌にどうしても言った方が良いって思ったけど別に言わないで良かったな……」
李斗は元々真面目な頑張り屋って思ったけど、それ以上に私は先に言ってくれたのが嬉しかった。

「李斗はやっぱり、私と結婚したいからお父様に認めて貰いたいからなら……私は嬉しいけれど勇馬さん…と…………」
私の言葉を遮って真面目な瞳で真剣に言ってきた。

「取られたくないからだってこと解れよ!!,恋歌が素直じゃあないことは知っているからもう素直になれよ!!?」
私は李斗の言葉が突き刺さってきて、そうだよ好きだよ好きだから言えないって思ってしまうから前夜祭の静けさに、自然と言われたままじゃあいけないって思ってしまうから「好きだよ!」って大きく言った。

李斗は驚きに「えっ!?」なんて言ってきたけど、何故か自然に言った。
「……恋歌やっと言ってくれたね……」
ギュッと抱き締められた私はもう真っ赤だってことは、李斗も素直に「真っ赤な恋歌可愛くってしたくなる」とか言ってきて早いって攻めて来たのを止めた。

「キスはまだちょっと……、やっぱりこのまま蹴りを着けてからいかないとって…」
「蹴りって勇馬さんか?」
私は頷きながらも李斗は私の額に「俺のものだからな」って言って李斗がキスして私は額に手を当てて気恥ずかしくなった。

ちゃんと断ってから向き合いたいよ!

148: アーヤ◆TQ:2017/12/18(月) 18:34

久し振りだけども見てね🎵

149: アーヤ◆TQ:2018/01/03(水) 15:09

C15.婚約解除!?

私は李斗とちゃんと向き合いたいために、急いで勇馬さんのところに行った。

そして走って探していると勇馬さんらしい人がいたから、立ち止まって呼んでみたら「恋歌ちゃん?」って言われたから言わないとって思った。

「勇馬さん……、すいません婚約は出来ません」
「…………うん」
少しだけ苦笑している感じに勇馬さんは続けて言ってきた。

「やっぱり李斗君が,頭の中から離れなかったからだよね?」
「はい、それにいつも李斗は私を大切にして守ってくれるからってこともあります……なので解除して下さい!」
私はお断りを言わないとって思ったからちゃんと言った。

「分かったよ、頑張ってね李斗君と結ばれたいっていう願いをずっと心の奥に閉まっていたんだって知っていたからね」
「……はい、有り難うございます勇馬さん」
何でか李斗と本当に結ばれたいこと蓋に閉まっていたことがバレていたことが恥ずかしいけど、やっと李斗と向き合えるよ。

でも試練はまだあるってことだって思っている。

150:リリカ@恋歌◆Wg:2018/01/04(木) 07:44

>>149
おおっ、婚約破棄できたんだ!
やっと李斗君と向き合えるね♪
応援してます〜(´V`)♪ファイト      

151: アーヤ◆TQ:2018/01/06(土) 17:06

>>150
ありがとー😉👍🎶
本当にやっと李斗と向き合えるよ長かったよ

152: アーヤ◆TQ:2018/01/06(土) 21:19

C16.初恋のシュガーT (*李斗side)

俺はやっと恋歌と向き合えることが嬉しくって自然と笑顔になっていた。

恋歌が勇馬さんのところに行って数分後に、走って俺のところに戻って来てから小さく言った。
「やっと李斗と向き合えるよ、これでアレが……や,やれる…よ…」
恥ずかしそうに抱き締められている恋歌がもじもじと言った。

「!?……あ,ああ出来るな……」
真っ赤な俺と恋歌は気恥ずかしくなって一瞬見つめあい笑ってから唇を交わした。
甘くって俺にとっては人生の中初めての幸せ感だった。

この時間だけは誰にも邪魔をされたくないと誓った。

153: アーヤ◆TQ:2018/01/06(土) 21:43

C17.初恋のシュガーU 

ちょっとだけ私は、李斗が抱き締めてくれるって思って走って行ってから大事なことも言った。

「やっと李斗と向き合えるよ、これでアレが……や、やれる…よ…」
赤面の私が言った発言に李斗が焦って言うけど、抱き締められている私を緊張してなのか少し力強く抱き締められているよ…

「!?……あ、ああ出来るな……」
私は既に真っ赤だけど李斗は言う前に頭から沸騰している感じの真っ赤だった。

そしてお互いに唇を交わしてから気恥ずいけど、甘くって仕方ないんです。
「明日は……演劇だった…ね…」
「ああ………、えっとそう……だなぁ?」
急に私達はしどろもどろになって一瞬目があったけど勿論恥ずかしいからそっぽむいた。

「皆のところに行くかなっ!」
私は李斗の言葉に頷いただけで手を繋いで皆のところに行った。

154:瑞◆MIZU/j3v.s:2018/01/06(土) 21:45

す、凄い!とても見やすいし面白い!私より上手……
頑張ってください!

155: アーヤ◆TQ:2018/01/08(月) 10:10

>>154
いえいえありがたいですね

156: アーヤ◆TQ:2018/01/08(月) 10:59

C18.両想いだけど……?

今日は早く寝ないといけないから、お風呂を早く入ってから寝る支度をした時にドアをコンコンって叩く音がした。

「恋歌ちょっと良いか……?」
李斗は何気ない感じに言うけど、この時間に来てどうしたのかって思ってしまう。
「ゴメン真夜中の11時過ぎなのに、不作法は分かっている……明日の『シンデレラの演劇』の練習を少しだけしたいと思うんだ…けど……いいーー」
「良いよ、少しだったら別に良いけど…………まあこの時間に来るってことは勿論不作法だけどね」

苦笑に言い照れ隠しに、芝居の台本を素早く持ってから口元まで持っていく。

「じゃあ、恋歌やるよ」
うんと頷いた私は勿論王子様を出会う直前前をやってはいる。
『素敵なお城だわ』
「恋歌やっぱり少し棒読み……」
カチンとムカついてしまって李斗もやってみたらって言ったら,李斗も棒読みで人のことを言えないじゃあないって練習が終わった。

「やっぱり練習をせんといけないってことだな……」
「そうだね……、明日ちゃんとやれるかな?」
そう言ってからいつも通りの関係に戻ってから,李斗が何かを言う。

「なぁ恋歌と俺は好きだけど付き合ってるって言うのか?」
確かに私と李斗の関係は幼馴染み➕執事兼ボディーガードだから曖昧に複雑な関係だったんだ

「うん……李斗が恋人になるってことは勿論有り得ないけど、いまのところは李斗が恋人じゃあなくって婚約者候補ってことだったからね……」
「……そうだったな……」
両想いは嬉しいけど……何気に辛い。

本当に私が,お父様に彼氏がいるって言ったらどうなることが心配だから辛くって嫌だ。
認めてあげて欲しいよ。

157:アーヤ◆PY:2018/01/08(月) 14:02

((番外編)) ※心愛said

高校生初めての夏祭りなんだけれど、何故か委員長の私が夏祭りの手伝いを仁湖と一緒にしている。

「仁湖何で、生徒会長と副会長の頼みだったら受けるけど自分から引き受けるのよ!?」
突然のあまりにも仁湖は、何故かあの言い方で言っている時に二年生の演劇が始まってるからなのか少し騒がしかった。

「引き受けたら,早く雑用が終わるからね勇兄と解兄から言われてないの心愛ちゃん言ってないのに何で分かったの?」
そんな事からかうためなのかよくわからないけど、いまだにパンツを履いて来ずに脅しているんでしょ…。

数分後雑用が終わって二年生の演劇がすでに中盤辺りだった為に、体育館の出入口に立って見ていると音咲先輩と黄波先輩の出逢ってからでキャーッって小声で叫んでしまいそうだった。

「先輩達上手くいったのかな、だったらあの解兄達可哀想だね…」
「何が仁湖??」
仁湖の発言に何が意味深な言葉だったのに、私の発言にもないふりをしていたからちょっと仁湖のくせになんだかムッとしてしまった。

「何でもないよ心愛ちゃん,僕が好きなの?」
クスクス笑う仁湖にムカついて腹が立ったから否定してムキにでも言う。
「はあー,私が仁湖の事が好きって有り得ないしお馬鹿には興味ないから全然好きでもないんだからねっ!!」

私が二年生の演劇がもう少しで終わるちょっとに走って仁湖から逃げた。
「…………………本当かなあ,心愛ちゃんには少しのお仕置きが必要かなぁ明日恋歌先輩達に言って相談してみよう」
ニヤニヤと言って私は知らん顔で仁湖の言う事が本当に本気じゃあないって事ぐらい私が知っていたけど明日は私にとっての最悪で地獄の事件が待ち構えていた……

どうなるかは分からないけど、二年生の演劇が終わってすぐに恋歌先輩と初音先輩に相談してみようって早速思った。

158: アーヤ◆TQ:2018/01/13(土) 12:25

C19.意地悪なシチュエーション?

もう劇も終盤辺りまでやって来たけども,何とも王子様役の李斗がシンデレラの役を演じている私のもとまでやって来る場面なんです。

『あの美しいシンデレラはどこの誰なんだ!』
『彼女をずっとあの日から、想っているのでしたら王子がシンデレラを探したら良いのでは?』
王子と家来が喋ってそこで探しに行くことになることで、私は次の最終場面の準備をした。

『私はお母様達に嫌われてしまって、屋根裏部屋で一人ぼっち……
あの日出逢った王子様ともう一度……!?』
その時に王子様が突如現れながら家に入って喋ってきた。

『このガラスの靴の持ち主が誰がを知っている方、おりますか?』
勿論継母がガラスの靴を舞踏会から帰ってシンデレラが知らないうちにヒールだけが割れて壊れていた。

『私です』
『何よ、私だもんね!』
『いえいえ私(ワタクシ)でしょう、さあ履かせて貰うわよ!』
その三人が履きあいっこしていると小さかったのか、割れてしまって王子様が残念な表情で言い放った。

『違いますか残念です……って、えっこの歌声は!!』
屋根裏部屋までやって来た王子様がドアにいることがわかった。

『もしも言い方が違いますね、もしかしてのもしかすると君があの日のシンデレラなのか?
もしもそうだったらガラスの靴を履いて見てくれ』
私は王子様役の李斗が私に履かせる様にするから照れて気恥ずかしくなる。

『君があの日のシンデレラだ、結婚してくれ!』
そう言って幕が下ろされて劇が終了して無事に成功してほっとした。

「李斗成功したね!」
「まあな、恋歌こっち来てくれるか」
私は着替えていないまま李斗に引っ張られて人気が居ないところに、連れて行かれた。

「何よ李斗?
人気がないって言うっん〜〜〜ふっ〜!!?」
急にキスされたけど勿論嫌じゃあないけど、激しいから力が抜けそうな感じがする……
「んっ、………恋歌」
「ふぇっ,李斗もう耐えられないから止めて…………ハァハァァ」

私は李斗に愛されて、私も愛しているけれどまだ激しいシチュはもう少し先だって思うからね……
「もうベロチューで酸欠するって有り得ないのにも程が有るよ。
それにこんなことで力が持たないってどう言うこと?」

何気に不満足に言うけど、実際に李斗がするのって意地悪なシチュエーションだったりして……
なんてねって思いながら李斗と一緒に着替えた。

159: アーヤ◆TQ:2018/01/13(土) 14:05

C20.初音と仲直り?

着替えてから初音ちゃんが,私の肩をツンツンつついてくるからこうやって今二人で片付けしている。

ちょっとどうしたら良いのか困ってるところで、初音ちゃんから話し出す。
「今さっきまで居なかったのって、李斗君と一緒に居たの?」
「!!?」
激しく動揺してから,私は初音ちゃんに疑問を言った。

「何で一緒って分かるの、初音!?」
初音ちゃんは当たり前みたいな表情で私の目を見た。
「だって李斗君と向き合える様になったいまの恋歌ちゃんは、しあわせな表情をしているからね!」
私は初音ちゃんの言葉に頷きながら「うん、やっぱり李斗だって思うよ」って言った。

そしてどうやって向き合えたのかをカクカクシカジカと言い、嬉しそうに初音ちゃんが良かったねって言ってくれた。
「初音ちゃんのおかげだって思うよ、あれで李斗と向き合えていなかったら勇馬さんと向き合っていたと思うんだ。
だって一番大切で守ってくれた一人が李斗だってことをちょっとだけ忘れ欠けていた。
有り難う初音ちゃん!!」

初音ちゃんが苦笑して安心してから片付けがもう終わっていた時に心愛ちゃんが焦って走ってきたのがわかった。
一体どうしたのかな?


続きは、Dです。

160:リリカ@恋歌◆Wg:2018/01/13(土) 14:32

>>159
初音ちゃんと仲直りできたんだ!
いろんな事があって、ドキドキしてたよ(*´ω`*)
Dも頑張ってね!
楽しみだよ〜(≧▽≦)      

161: アーヤ◆TQ:2018/01/13(土) 15:43

Cは恋模様を意識して実らせたいってことで、恋歌と李斗を恋人関係にやっと出来た❗
でも,あんまり出てこない後輩の仁湖&心愛ちゃんにもちょっと進展させれたいって思っています。

Dでは、初音も恋をするところを書きたいって思っています今後注目点は甘い苦くな試練を乗り越えられるかを書きたいので応援して下さっている方どうぞこれからも宜しくね😃

162: アーヤ◆TQ:2018/01/13(土) 19:07

D1.心愛ちゃんの不安事T 

「恋歌先輩助けて下さい!」
そう言いながら走ってきた心愛ちゃんが真っ青な表情で言うから、初音ちゃんと目配してどうするって私は目で語った。

初音ちゃんも何となくわかった様に、心愛ちゃんの話を聞いた。
「仁湖がお仕置きして来るのっ!」
「お仕置きって何でなの、どうしてそうなったの?」
不安気でいるから初音ちゃんが理由を聞いた。

「仁湖が独り言を言ってから,私が何って言ったところで一瞬だけ見つめたから仁湖がからかってきて言ってきたの。
『心愛ちゃん僕のこと,好きなの?』ってからかうからバカには興味ないって言ったんだ」
私はさすがに仁湖君が可哀想だと思えてきて、初音ちゃんも同感したみたいで頷く。

「心愛ちゃんちゃんと仁湖君と話したら,理由を聞いてからが良いよ?」
私が言ったら不満気でいるところに仁湖君が来た!!

163:アーヤ◆PY:2018/01/28(日) 12:33

D2.心愛ちゃんの不安事U(※初音said)

心愛ちゃんが仁湖君の気持ちに気付かないってどんだけ鈍いの!!
そうしていると仁湖君が走って駆けてこっちに来た。

「心愛ちゃん見つけた!!」
心愛ちゃんの表情がみるみる真っ青になっているけど、仁湖君から避ける形に私と恋歌ちゃんを仁湖君の前に立たせた。

何もこんなにやらなくても良いのに…
何だか仁湖君の気持ちを踏みにじっていて可哀想だよ…

「………そうなんだ、避けるほどお仕置きが嫌なんだ…?」
複雑に言っているけど表情が切なさ&Sっ気が出ているんだけど?

こうして心愛ちゃんがみるみる真っ青からの黒い表情になって逃げ出した。

164:アーヤ◆PY:2018/01/28(日) 21:49

D3,恋歌の推測T

私は夏祭り1日目が終わってから、家に帰ったら早速心愛ちゃんと仁湖君の関係を考えてみた。

まず、仁湖君は解斗の弟でありながら色々ヤバいってことだってことだった。

165:アーヤ◆We.:2018/01/30(火) 14:22

D.恋歌の推測U

色々考えてみたら仁湖君って心愛ちゃんの気持ちが、気になっていながらもツンデレというか素直にさせたいって思ってイジワルをしていると予想で考えられる。

「まあ、私もあんまり人のことを言える立場じゃあないんだよねぇ……」
私は早速も初音ちゃんに伝えたいから電話をかけた。
電話のコールを聞きながら待っていると、初音ちゃんと繋がって「もしもし、初音ちゃん?。恋歌だけど?」って言い仁湖君と心愛ちゃん達について話してみた。

<やっぱり好きだけど、異性として見ていないって感じ?>
「ううん、たぶん心愛ちゃんは仁湖君のことをそういう風に見ていると思うよ…」
まあ私も解斗のアレを言われても異性として見なかったからね・・・

<私今度生徒会の雑用を2人に、頼むようにするよ!>
そう言って電話が切れたけれども大丈夫かなぁ・・・?

166:アーヤ◆PY:2018/01/31(水) 20:50

D4.コス喫茶での李斗の発想

二日目の夏祭りがコスプレ喫茶なんだけど、猫耳メイドに何故か知らないうちに李斗が勝手に決めたらしい。

「よく似合っているじゃん!」
「………、李斗の好みメイドなの?」
少し短いミニスカートのメイド服だからって,気恥ずかしいよ…!

「まあロングよりミニだろう?」
「まぁ、ミニが可愛いってことは間違いないけど…さ」
ほら廊下を見たら誰もが私を見ているじゃん!
「李斗って,発想がエロいよね」
「何故頬を膨らませながら、文句を言うんだよ‼️」

私が上目遣いで李斗の表情を見たら、またまた何かしら言う。
「絶対に解斗に勇馬さんには見せんな!、そして解斗の弟の仁湖にも見せんな!!」

私に向かって指差しながら言うけど、多分仁湖君はしないって思えるから大丈夫と思えるけどね。
「李斗が後で,一緒に夏祭りを楽しむんだったら別に良いよ?」
「……分かったよ、じゃあもう開店だから働くか恋歌目当ての人が廊下で待っているからなっ‼️」

そこで妬くかなぁ?
まぁ二日目が大変にややこしそうだね…

167:リリカ@恋歌◆Wg:2018/02/01(木) 20:02

>>166
李斗くん可愛い!!
妬いてるとなおさらね! 
恋歌ちゃんヤバ可愛い!!
頑張ってね(´V`)♪

宣伝〜?
『時を駆けて、初恋*します。』完結したよ!
コメントありがとね!

これからも、応援してるよ(*´ω`*)           

168: アーヤ◆TQ:2018/02/02(金) 21:01

>>167
ありがとー、もっと可愛い二人にしたいと思うよ

169: アーヤ◆TQ:2018/02/02(金) 21:35

D5.喫茶店より私目当て!?

すぐに開店してから約10分しないぐらいに、もう満員席になっていた。

「ほらな,恋歌目当てのやつがいっぱい来たよ」
えっ、この満員席の行列ってもしかしなくても私目当てなの!!?
「だからって私いつも通りなのに!」
明らかにどうしてって思えて、戸惑ってしまう。

李斗は言いたくなさそうだけど言った。
「恋歌が可愛いからだよ、無自覚し過ぎだって思うよ」

「だよねぇ、本当に無自覚でモテたりする恋歌ちゃんが羨ましく思えてきてイラッてするよ」
李斗が言ったあとに、初音ちゃんが私のメイド服を見て言うけどモテたりはしないって思うんだけど……

「だから何で、私がモテたりするの?」
そう言ってから,李斗と初音ちゃんが息を合わせて同時に言った。
「「無自覚で鈍いからだよ!」」
 
鈍いって誰のこと?
「あのメイドさん?」
「はい,何ですか?」
お客様が何でか分からないけど、何かを持ったまんま言った。

「写真を一緒に撮って下さい!」
へっ?
私と一緒に撮るってこの姿なのに?
「だったら僕も君と一緒に撮りたい!!」 
「えっ、えっ〜〜〜!!?」
私は李斗と初音ちゃんを見てどうしたらってお助けをって見ようとしたら素知らぬ振りをされた。

「ちょっと二人とも見ていたよね!」
「………嫌だねぇ、天然も入っているって」
二人の声でないってことは嫌な予感が走ってきた。

「解斗!!」
「恋歌こっちに来い、何しに来たんだよ!」
解斗がニヤニヤしながら、私が李斗に抱き締められているのを見て予想通りでも言いたげな表情だった。

「いやいや、出し物を見にきてやったんだよ」
「じゃあ……、待ち時間の行列なので待って下さい」
李斗と解斗がにらみ合いになりながらも私は、やっぱりこの日がややこしくなるって心底思ってしまった。

私は天然で無自覚で、鈍いって何で皆そう言うのかな?

170: アーヤ◆TQ:2018/02/03(土) 09:53

D6.甘い私が人気過ぎて?T (*李斗side)

俺は恋歌の事でモヤモヤしているのが、アイツのせいでもあるけど……
コスプレ喫茶店のお客様の恋歌を見る目でもあった。

「じゃあ俺は、パンケーキにコーヒーをお願いするよ!」
解斗が待ち時間から回って、入って席に座ってから決めたけど恋歌にでなくって俺が注文を聞きに行った。

「やっぱり独占欲強いなぁ」
俺は聞こえないとでも思っているのか分からないけど、小声で言う解斗に苛ついた。

「恋歌注文だけど、パンケーキにコーヒーが1つずつですけれど!」
「何か怒っている李斗?」
別に怒ってないって言ったら、「妬いているね?」って初音ちゃんが言う。

何でも恋歌のメイド服目当てだってことぐらい、分かるわ!!
嫉妬心が出ているって感じながら働いた。

171: アーヤ◆TQ:2018/02/03(土) 17:23

D7.甘い私が人気過ぎて?U 

なんだか李斗がピリピリしている雰囲気で、少し気に掛けてみた。

李斗の肩を軽く叩いてみて、声をかけてみたら逆に私の腕を引っ張られた!?
「えっ、ちょっ李斗ってキャッ!?」
強く引っ張られたせいだからなのか、転びかけて李斗の胸元で受け止められたけれど間に合わずに転んでいた。

「…………」
「……………もう痛いよ,恋歌って※◆%@&▼◎・*!!!?」
そう李斗が途中から声になっていない発言したから私も無言になって見つめるしかいないんです。

「ちょっと何で李斗が,逆に私を受け止めるって思ったら逆に変に受け止めるの?」
「それは俺が悪いってことなのか?」
私はコックリと頷きながら李斗がため息を吐いた。

「李斗が私を受け止めようとしたら、一緒になって私を床から守っていたけどアレって床ドンだからね言っておくけど…………」
「今流行りの言葉なのか、それって……?」
関係ないとでも言いたげに呟く表情に,早くこの体勢から逃げたいって感じる。

本当に気恥ずかしいよ……
「恋歌ちゃん、李斗君?」
初音ちゃんが私達を探している。
それも隠れた感じに見えずにいる体勢になっているからだってことだからね……

あとで、李斗と一緒に出店を回れるから頑張るとするよ!


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