叶わなくても。

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3:和菜◆h. (ノ>_<)ノ ≡dice5:2018/01/05(金) 23:34

基本 天音目線です


「おはよ」

「おはよ〜」

入学式から1日。私たちはやっと中学生になったという実感がわいてきた。
きっと、制服を着ているからだろうけど。


「今日時間割なんだっけー」

「学活とか色々やって、学年集会、給食、帰る、だったと思う」

「え、学年集会って先生みんな見れるかな〜、1組の担任とかやばいらしいよw」

「まじで?!1組ってあの…結衣ちゃんとか?」

運よく同クラになった親友の沙菜と話ながら学校へ向かう。
上を見れば昨日の雨なんて嘘のように青い空が広がっている。
できれば入学式の日に晴れてほしかったんだけどなー。


「おはようございまーす」

「おはようございまーす」

昇降口では先生たちが立って挨拶をしていた。
私たちの担任も……いた。福原先生?だっけ?
目が合うとにっこり笑いかけてきた。


「やっぱイケメンな先生いないなー」

当たり前のようなことを嘆きながら階段を上るイケメン好きな沙菜。
適当にそうだねーとか流しておく。
そうしている間に教室についたのでそれぞれの席で準備をした。


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