〜嘘と恋と私〜

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1:萌恵:2018/01/06(土) 12:32

こんにちは。スレ主の萌恵です!ここでは、私が体験したことを取り入れて、小説を書いていきます。

登場人物>>2

あらすじ>>3

プロローグ>>4

そこまでは、レス禁です!

2:萌恵:2018/01/06(土) 12:39

登場人物 全員中1です。
河井 那奈 明るくて人気。可愛い。
橘 莉央 那奈の親友。
片原 颯斗 バスケ部のエース女子からモテモテ。


増やすかもしれません!

3:萌恵:2018/01/06(土) 12:46

あらすじ
私は恋なんて興味なかった。でも、中1になったあの日から、颯斗の笑顔を見るだけで嬉しくて…これって、恋なのかな。でも、親友の莉央は颯斗のことが好きなのに。絶対好きになっちゃいけない人、この気持ち、どうしたらいいの?嘘をついてまで貫くことって……何?
友情か、恋か、嘘か……全てはここから始まる。

4:萌恵:2018/01/06(土) 12:47

プロローグ


カットします。


ごめんなさい。かけないもんで……。

5:萌恵◆yc:2018/01/06(土) 13:32

追加
安岡 真昼 女子。運動神経抜群。親友。

吉本 翔也 男子。どSで逆らえない。那奈のことが好き。

6:萌恵◆yc:2018/01/06(土) 14:34

第1章 恋の予感

ピピピピッピピピピッ。ふわぁぁ。私は、目覚まし時計の音で目を覚ますと、朝食を食べてから学校へ行く準備をする。

「行ってきまーす!」
そういって家を出た。今日は入学式!真新しい制服を着て、学校へ向かう。それにしても、制服がちょー可愛い!スカートは、タータンチェックで学校の紋章がついている。ベストも白でめちゃ可愛いんだ。公立なのに可愛いなんて、すっごく嬉しい!!

そう考えているうちに、学校に着いた。入学式が始まり、校長先生の長ーい話がやっと終わる。そして、教室へ移動し始める。階段を下りているとき、後ろから声がした。

「あっ、那奈!おーい!」
莉央だ!そう思って後ろを振り返る。
「あ、莉………」
そう言いかけたとき、階段を踏み外してしまった。嘘!?私は派手に転げ落ち、皆の声も遠くに聞こえる。

「那奈!?大丈夫!?那奈、那奈………!」
そう聞こえたのを最後に、だんだん意識が薄れていった__。


「んんっ………」
私は気が付いたら保健室にいた。てか、今誰かに頭をなでられたような………。
「お、気づいたか。」
隣にいた男子が、声をかけてくれる。
「えっと…あなたは?もしかして運んでくれたの?」
「あぁ、そんな感じ。俺は同じクラスの片原颯人。お前、確か河井那奈だっけ」
片原颯人……か。てか、なんで私のこと知ってるんだろ。
「うん、そうだよ。颯人君ありがと!」
にっこりと微笑んで言う。
「颯人でいいよ。那奈」
っ……!今那奈って呼ばれた……。いがいと恥ずかしい…。

7:萌恵◆yc:2018/01/06(土) 14:49

それに呼び捨てでいいって………。
「は、颯…人…?」
すると、なぜか颯人が目の下を赤らめていた。
「やっぱ、名字の河井のとおり可愛いな」
ぬおぉ!?可愛いって初めて男子に言われた……。そう思っていたら顔を赤くしていたらしく、

「那奈可愛い」
そういって頭をポンポンとして、2人で教室へ戻った。
こ、こんな中学校スタートだなんて−。それに、さっき少しドキドキしちゃったし……。もしかして、これって恋_?

いやいや、そんなわけないー!
そう思っていたら教室に着いていた。

8:萌恵◆yc:2018/01/06(土) 18:26

第2章 新しいトモダチ


キーンコーンカーンコーン。
さっきのことは、なかったかのように授業が始まる。
席は右隣が安岡真昼ちゃんで、左隣が颯人だった。さっきのことを思い出して、少し顔を赤らめた。でも、知ってる人が近くに居てよかったかも。

授業が終わり、休み時間になる。

「ね、那奈ちゃんって颯人と付き合ってるのー?」
は、はぁ!?ちょいとなにをおっしゃってる……。
「ち、違うよ!なんで−?」
「いや、那奈ちゃんさっきお姫様だっこで運んでもらってたしぃ」
真昼ちゃんはからかうような口調でいう。はい!?てか、お姫様だっこだとぉぉぉー!?されたことを思い出して一人で顔を真っ赤にしていると、
「お、赤くなった〜〜!颯人、那奈ちゃん可愛くない〜?」
「ん、そだな」
おいこらー!なにこたえとんじゃボケ−!少々テンションがおかしくなり、私は黒いオーラをまとっていた。
「あのねぇ……2人とも……」
そこまで言ったとき、ふたりはガタガタ震えながら
「ゴメンナサイッ!」
「はいはい、わかりましたよ」
ゴメンナサイッって、ハモってるし!そう思いつつ許してあげた。そして、颯人が居なくなってから真昼ちゃんが

「ね、友達にならないー?那奈ちゃんのこと気に入った」
友達ができるか不安だった私は、そう言われて凄く嬉しかった。だから、にっこりと笑って
「うん!もちろん!それと、那奈でいいよ」
「じゃあ、那奈!私も真昼でいいよ」
「うん、真昼!」
こうして私達は友達になった___。えっと、颯人が彼氏とかあり得ないからってのをちゃんと言っとかなきゃ………。
真昼は私にとって中学生になって、最初の友達!これからもよろしくね。そう思いながら微笑む2人だった。

9:萌恵◆yc:2018/01/06(土) 19:16

次の時間は

10:萌恵◆yc:2018/01/06(土) 19:16

あ、間違えました!

11:萌恵◆yc:2018/01/06(土) 19:38

第3章 私のペアは___?

入学してから数ヶ月がたったある日___。

私は真昼と、急いで着替えて体育館へ向かった。
なりより、今日は体育祭の練習で、しかも学年合同!ウキウキと心を弾ませながら先生の話を聞く。

「それじゃあ、体育祭の練習を始める!今日は二人一組で二人三脚をするぞ。男女ペアな」

「はーい」
そうすると私達はペアをつくっていった。どうしよう…親しい男子なんていないし……。そう思っていたとき、

「那奈、俺とペア組まね?」
声を掛けてきたのは、颯人だ。そういえば、クラスの男子で話すのは颯人くらいだっけ。じゃあいっか!
「私も今誘おうと思ってたとこだし、いいよ!」

「ペアは決まったかー?」
そう先生が聞くと、皆は元気に返事をする。ふふっ、小学生のころ思い出すな〜〜。あ、真昼は誰となんだろ?ふと、真昼をみると、真昼は翔也くんとペアを組んでいた。

「よし、じゃあ練習開始!」
先生の合図と共に、私と颯人は紐で足首を結んだ。二人三脚なんて、久しぶりだし、大丈夫かな…。
「ほら、行くぞ」
「あーちょと、待ってよー!」
さっそく那奈は颯人に置いて行かれそうになる。でも、だいぶ息が合っていて転ばない。

「へへっ、結構できるじゃん」
「そうか〜〜?あいつらのほうがすげーぞ」
そういわれて見た先には、真昼と翔也くんがいた。ふたりはものすごいスピードで走っている。

「うわ〜!凄い!私もっ」
そういって走る速さを上げると、何もないのにつまずいてしまった。

「っ〜〜!!」
もう転ぶと思って、目をつむっていたら誰かに抱きとめられた。


「おい、大丈夫か?つかスピード出し過ぎ!」
そういわれて目を開けると、颯人がいた。私はムッとして
「大丈夫ですぅこれくらい!」
と怒った口調で言うと、颯人が
「那奈がまた転びそうになると、俺まで転ぶからこうしとく」
そういって肩を寄せられる。不意にやられたものだから、私は少しドキッとしてしまった。
「ん…ありがと」
それだけいって、また練習を始めた。でも、その時誰かにじろっと見られていた気がしたけど…。なんでも、ないか。そう感じたことはなかったかのようにまた、颯人と話始めた。

一方その頃見ていた人は

「おい、どうしたか?」
ペアの男子に言われ、やっと今体育祭の練習をしていたことに気づく。
「ううん、何でもない。那奈は誰とペア組んだのかなって思って見てただけ」
素っ気なく、少し嘘を混じらせながら私はこたえた。
「そっか。莉央__行くぞ」
那奈、もしかして颯人くんのことが好きなの__?
ずっと親友だった私に話してくれないから違うよね。だって、私は颯人くんのことが___好きだから。それに_真昼より私と居てよ。




次回_友情崩壊!?

12:萌恵◆yc:2018/01/06(土) 20:21

あ、すみません!今まで全て第1章です!
3 私のペアは?です!

13:萌恵◆yc:2018/01/06(土) 20:49

4,これって、恋?


授業が終わり、部活がないから今日は颯人と帰っている。
「ねぇ、那奈は好きな人居る?」
え、えぇぇ!?私は好きな人なんて居るわけない。そう答えようとしたとき、あの時ドキドキしてたのは何で__?というのが頭に浮かぶ。
「えっ……、よくわかんない。颯人は居るの?」
とにかくこの場をやり過ごそうと、颯人に質問を返す。
「俺?居るけど」

「居るのっ!?誰ー?」
少しドキドキしながら聞いてみる。
「ナイショ」
「えぇー!教えてよ」
そういってぐいっと背伸びをして、颯人の方を向く。すると、2人はすぐにでもキスできる距離になる。

「バカ。可愛いっつーの。惚れるだろーが」
え?惚れる__?あれ、少し嬉しいような…。
そう思いながら背伸びをやめて、歩き出す。
「もうっ!次可愛いって言ったら………」
「あれ?那奈!?」
言いかけていたとき、声を掛けてきたのは莉央だった。

「莉央、どうした?」
楽しかったとこに来られたから、少しムッとしていた。
「ちょと話したいことがあるんだ」
莉央は真剣な眼差しで言う。

「颯人君、那奈借りて良い?」
「あ、あぁ。つかどーぞどーぞ」
むっかー!私は物じゃないっつーの!怒っていると莉央に腕を掴まれて、公園に来ていた。

「で、話って?」
手短にして欲しくて、素っ気なく言う。私何かしたのかな_。
「那奈って、颯人君と付き合ってるの?」
違うけど。何で聞くんだろ。1回違う人に、聞かれたことのある質問で、少し呆れていた。

「ううん、違うよ。」
「そっか。じゃあ、颯人君のこと好き?」
え……?私が、颯人のことを好き_?多分違う…よね。
「好き…じゃない…よ」
恐る恐る言ってみる。でも、好きじゃなかったら何でドキドキしちゃったんだろう、私_。

「よかった!実は私ね、颯人君のことが好きなの。」
莉央が、颯人のことを__?クラス違うのに……?
「だから、今度告ろうと思う!協力してくれるよね?」
「いいよ…。」
「ありがとっ!那奈大好きっ!じゃーね」

そう言うと、莉央はどこかへ行ってしまった。


なんで、断ることが出来なかったのだろう。でも、どうしてこんなに苦しいの?だって親友の恋だよ……?私、どうしちゃったんだろう。私の頭の中で、ただただ“颯人君のことが好きなの”という言葉と、“颯人君のことが好き?”その二つの言葉がこだまする。


これって___恋__なんですか___?

14:萌恵◆yc:2018/01/06(土) 23:15

ねぇ、よんでるかい?リア友のm。
感想欲しいよー、コメがするのがいやなら学校始まったら教えてね。

15:萌恵◆yc:2018/01/07(日) 14:26

5,友情と恋

昨日は、ノリで協力するっていったけど……。あまり乗り気に慣れない私と、友達だから仕方ないと思う私が頭の中に居た。
あれこれかんがえても、良い解決案は見つからない。少しイラついてきていたとき、

「もう、なんなのっ!!!」

私は、思わず叫んでしまった。まわりには、誰も…居ない…はず。そう考えて、辺りをぐるっと見回す。___居たよ1人。
そこには、ポカンとした顔でたっている颯人がいた。

「おい、那奈。お前、どうかした?何かあっただろ」
颯人は鋭い_。でも、こればかりは言えない。友達の_親友の恋を応援するのは、大事なことだもん…ね。

「何でも無いし、早くいったら?遅刻するけど」
今から急いで行っても、間に合うかギリギリの時間。莉央のことを応援するなら、私が嫌われれば良い。そう思って、素っ気なく言ってみる。
「なんだよ、そんなこと。遅刻くらい気にしねーよ。困ってる奴を、助ける方が大事だろ?莉央となんかあったとか?」

やっぱり、颯人はしぶとい_。それに、鋭い。隠し事なんて出来ない。もういっそ言ってしまおうか?この気持ちは__恋なんだって、気づいちゃったんだ。

「ねぇ………。友達と、恋どっちが大事なのかな。」
ついに、本音を言った私に颯人は優しく接してくれる。気づいたら、目から一筋の涙が流れていた。

「そんなの、自分の気持ちが大事だろ。那奈が思い描くようにすればいい。」

いつもより、優しい声で言われてドキッとする。もうそんなに、優しくされたらもうがまんできなくなっちゃうよ__。いっそ言ってしまおうか?でも、これだけ聞かせて_。

「好きになっちゃ行けない人って居るのかな…?」
「そんなことない。世の中に、そんな人は居ないから」

その一言で、ホントの気持ちが分かった気がする。
私は_颯人のことが___好きです___。

その時、私の中で何かが動き出した気がする。嘘をついてまで、友情を選ぶか_それとも、本当の自分と向き合うか_。

ここから私たちの友情は、変わってしまうのだろうか___?



次回、ごめん_やっぱり私_!

あらすじ
ついに、気持ちに気づいてしまう那奈。この気持ちを抑えることなんて、出来ない。そう決意し、那奈は莉央に気持ちを伝えようとするが___。莉央の裏の顔、日々積み重なってゆく思い。本当の友情って一体…。

16:萌恵◆yc:2018/01/07(日) 17:55

6,

17:萌恵◆yc:2018/01/07(日) 17:56

あ、間違えた!

18:萌恵◆yc:2018/01/07(日) 18:21

6,裏切りとホントの気持ち

私は、莉央のところへ向かっている。今はお昼休みだし、きっといるはず…。そう思い、朝決めたことを話そうと決意していた。

「莉央っ!!」
歩いている莉央を見つけて、とっさに声を掛ける。
「おぉ!那奈ぁ〜。どうしたのぉ〜」
ちょっと舞い上がっているのか、ぶりっこみたいな口調になっていた。まぁ、急いでるし…、速く話そう!
そう思い、少し声のトーンを落としていった。
「莉央、やっぱり私協力できない。ごめん」
すると、少ししてから莉央がニヤッと不敵な笑みを浮かべて

「はぁ?なに。もしかして、颯人君のこと好きになったぁ?あんたね、こんなことしてただで済むと思うなよ」
えっ___?莉央…だよね。私には目の前に居る莉央が、別人に見えた。

「どうしたの…?莉央…私達親友でしょ?」
すると、莉央はますます笑みを浮かべて
「いつ、親友って言った?あんたとなんてだぁれも親友じゃねーよバーか!颯人君にお前が、私のこと裏切ったっていったらどうなるでしょうねぇ(ニヤニヤ)」
そう言うと、すたすたと歩いていってしまう

19:萌恵◆yc:2018/01/07(日) 18:21

6,裏切りとホントの気持ち

私は、莉央のところへ向かっている。今はお昼休みだし、きっといるはず…。そう思い、朝決めたことを話そうと決意していた。

「莉央っ!!」
歩いている莉央を見つけて、とっさに声を掛ける。
「おぉ!那奈ぁ〜。どうしたのぉ〜」
ちょっと舞い上がっているのか、ぶりっこみたいな口調になっていた。まぁ、急いでるし…、速く話そう!
そう思い、少し声のトーンを落としていった。
「莉央、やっぱり私協力できない。ごめん」
すると、少ししてから莉央がニヤッと不敵な笑みを浮かべて

「はぁ?なに。もしかして、颯人君のこと好きになったぁ?あんたね、こんなことしてただで済むと思うなよ」
えっ___?莉央…だよね。私には目の前に居る莉央が、別人に見えた。

「どうしたの…?莉央…私達親友でしょ?」
すると、莉央はますます笑みを浮かべて
「いつ、親友って言った?あんたとなんてだぁれも親友じゃねーよバーか!颯人君にお前が、私のこと裏切ったっていったらどうなるでしょうねぇ(ニヤニヤ)」
そう言うと、すたすたと歩いていってしまう

20:萌恵◆yc:2018/01/07(日) 18:32

莉央_いつからそうなっちゃったの?それに、颯人にこのこと言うって_。私は、本当の親友じゃなかったこと。自分の恋を選んだからこうなったこと。どっちも、裏切りが関係している_。ずっと、いつまでも友達って言った莉央は、どこへ行ったのだろうか。私が好きだった莉央はほんとに存在したのだろうか__。私は溢れる涙が止まらなかった。

すると、いつの間にか颯人が目の前にいた____。

21:萌恵◆yc:2018/01/07(日) 18:35

今更だけど!

体験談がどこに入っているかを説明します。
6のように、裏切られたことや自分の気持ちを知ったときのこと。この2つをとりあえず入れました!

今はみんな仲良しです(*ゝω・*)ノ

22:萌恵◆yc:2018/01/07(日) 18:58

6,裏切りとホントの気持ち(後編)

なんで…居るの。私は颯人を前にして、恋なんてしなければ、こんなことにならなかったという思いが、つよくなっていた。だから思わず聞いてしまう。

「なんで…いつも来てくれるの」
下を向きながら、素っ気なく言う。
「言っただろ?困ってる奴を助ける方が大事だって。」
そう言うと、私のことをぎゅっと抱きしめてくれる。誰も、見てないよね_そう確認して、私は颯人にしがみついて言う。

「私っ、莉奈の親友なんかじゃなかった_。莉奈のことを応援できなかった_」

私は、自分を責めていたこと。莉奈の行って来たことを話した。好きな人の名前までは言わなかったけど、十分に伝わったようだ。

「そっか_。大変だったな。ごめん、気づいてやれなくて」

23:萌恵◆yc:2018/01/07(日) 19:16

これが私のラブストーリーの限界(-ω-;)

24:萌恵◆1w:2018/01/07(日) 20:26

続き!

いや_気づいてくれなくても、今こんなに優しくしてくれてるんだから_。“颯人が居てくれる”それだけで、私は安心できた。
「ううん…今こうしてくれてるだけでも、嬉しいから…」
あっ、しまった。つい口が滑って、本音が出てしまう。
「ありがと。颯人」
やっと泣き止んで、颯人の腕の中から抜けようとすると

「那奈……。あー、もう本当可愛いな。あのさ、俺のことだけ見ててくれよ」
え_?これって…。えぇ!?驚きが表情にでてしまう。
「もう見てる!」
私は思うまま言ってしまう。ど、どうしよう!?と思う気持ちでいっぱいだった。
「えっ?」
もう、告白しちゃおうか。でも、
言ってしまったら__後戻りは出来ない__

25:萌恵◆1w:2018/01/07(日) 20:26

この先は、私の書けるラブストーリーのレッドゾーンになりそう……。

26:リリカ@恋歌◆Wg:2018/01/07(日) 21:12

萌恵さん!
すごく上手いです!
引き込まれると言うか……。
私よりすごい上手いです!
応援してます!      

27:萌恵◆1w:2018/01/07(日) 21:18

ありがとうございます(*ゝω・*)ノ
まだまだ初心者なので、とても嬉しいです。
これからも頑張りますヽ(´▽`*)ゝあ〜ぃ!



それと、19と18同じでしたね。ごめんなさい!気を付けます。

28:萌恵◆1w:2018/01/07(日) 22:20

続き!

でも…、ここで言わなかったらきっと後悔する。やっと、決意し真剣な眼差しで颯人のことを見つめる。
「颯人、好きになってもいい?」
私は、好きな映画のセリフを言ってみる。だって、普通に言うのは恥ずかしかったから……。すると、颯人は笑っていた。
「ん、当たり前。つか、なれよ」
意外な言葉が返ってきて、正直驚いた。私は、頬が熱くなっていることに気づいて、
「もーー!颯人ったら__」
言いかけているときに、唇がふさがれる。えっ…?もしかして、今私颯人に__!?
すると、颯人は少し離れてくれた。そして
「那奈、大好き」
耳元でそれだけ言って、どこかへ行ってしまった。


えぇぇぇーーー!?!?
颯人が、私のことを“大好き”!?それにキスまで……。
色んなことが一度に起きて、私は混乱していた。でも、すぐにそんなしあわせな気分が吹き飛んでいってしまうだなんて、思いもしなかった__。



次回
7,変わってしまった親友

あらすじ

那奈が颯人とキスしていたところを、目撃していた莉央は、那奈に嫌がらせをし始める。
嫉妬から始まるイジメ、那奈と颯人の関係、真昼との友情この3つが動きだす___。


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