〜嘘と恋と私〜

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1:萌恵:2018/01/06(土) 12:32

こんにちは。スレ主の萌恵です!ここでは、私が体験したことを取り入れて、小説を書いていきます。

登場人物>>2

あらすじ>>3

プロローグ>>4

そこまでは、レス禁です!

57:らいみぃ:2018/01/28(日) 17:13

あー、ネタ切れがぁぁ!

占いツクールのほうは更新してます…お願いします、読んでくださいm(_ _)m

こっちも更新しますから

58:らいみぃ◆/w:2018/01/29(月) 18:15

続き

「あなた、誰よ!?」

身の危険を感じて、思わず叫んでいた。

「あー、もういいわ。テレパシーやめるから。今行く」

何?テレパシーって。それに、今行くって…………。
そんなことを考えていたらあっという間に、目の前に女の子が現れた。

その時、私は息をのんだ。
だって、目の前にいるのは紛れもなく____


『私そのもの』


「驚いた?私はもう1人のあなた__。そう、記憶を失う前の」

記憶を___失う?
私があの子達を思い出せないのも、記憶を失ったせい?




もう、何が何だか分からない。




私って存在するの?
友達のことも分かんないのに?




このままなんて_____嫌だ

59:らいみぃ◆/w:2018/02/01(木) 22:07

13,記憶は胸の奥底に

「私が出てきたのは、あなたがうじうじしてるから。記憶を失ってからずっと。」

うじうじ?まぁ、確かにそうかもだけど………。でも、私が記憶を失ったことすら分からない…。

「あの…さ。記憶を失う前の私って事は、私が分かんないことも分かるよね?なら、教えて欲し……………」

『それはダメよ』

最後まで言い切っていないにもかかわらず、あっさり断られてしまった。


なんで……………?


「教えてくれればあの2人のことだって……」

「あなたはまだ、記憶を完全に失った訳じゃない。それに、じぶんで思い出さなきゃ意味ないわ」


だから、何なの!記憶はもうないの!



なのにあるって……………?なにそれ………もう、分かんないよ

60:らいみぃ◆/w:2018/02/03(土) 13:21

続き

思い出したくても、思い出せなくて。胸が苦しい。
気分転換に、外を散歩している。

すると、私と同じくらいの子が一人で泣いているのを見つけた。

「どうしたの?」

思い切って声を掛けてみる。

「ねぇ、あなたは好きになっちゃいけない人って居ると思う?」
「そんな人居ないよ。大事なのは自分の気持ち」

え……?こんなこと、言おうとしてないのに。勝手に口が動いてしまう。
この言葉、言われたことがある…………!どこかで誰かに……。
すっごく大事な人に言われたこと……。忘れちゃいけないこと。思い出さなきゃ、今すぐ会いたいよ_!

「ありがとう。私行くね!」

手短にそれだけいって、病室に向かって走りだした。
荒々しくドアを開けるとそこには颯斗と真昼がいた。

「颯斗!真昼!」

「えっ?那奈、私達のこと思い出したの__?」

2人は目を潤ませている。ほんとに、ほんとうにごめんね。思い出すの遅くって___。

「もちろん!ごめんね、遅くなって」
「那奈__よかったな」

ありがとう…颯斗。思い出せたのはあの言葉のお陰。


事故は不運で起こったこと。
心を閉ざしていたのは、嘘と恋。そして私が混じっていたから。
短い期間で生まれた感情。
初めて感じた孤独。

それが私未来へ導いてくれる__。

だから、もう1人の私は言ったんだ。

『自分で思い出さなきゃ意味が無い』

ずっと勘違いしてた。諦めてた_。
思い出した時の喜び、嬉しさを感じるとき。
その時までずっとずっと…!


心の中で
貴方たちを探していた。翔の嘘も、颯斗に恋したことも全て


それは、嘘と恋と私だけが知っている___。



《完》

61:らいみぃ◆/w:2018/02/03(土) 13:22

無理矢理完結!
結局短編になりました。すみません(T_T)許してくださいな
他の小説を別スレでしっかり書くので、読んでね。


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