こんにちは。スレ主の萌恵です!ここでは、私が体験したことを取り入れて、小説を書いていきます。
登場人物>>2
あらすじ>>3
プロローグ>>4
そこまでは、レス禁です!
双子で名字が違うのは翔が養子になったからだよ٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
第2章
10.あなた達は、誰ですか?
ピーポーピーポー。
「河井さん、分かりますか?ここは桜川中央病院です」
車に跳ねられてから、救急車で病院に搬送された。意識はなく、心拍も下がりつつある。
けど、翔は懸命に那奈を励ましている。____でも、そんな時間はすぐに終わった。
『これより、緊急手術を行います』
手術は成功。心拍も元どおりで、問題はないのに那奈は目を覚まさない。それに、真昼と颯斗が学校を休んで病室に来ている。すると、真昼がふと涙をこらえながら声を漏らす。
「那奈…!」
すると、奇跡的に那奈が目をほんの少し開けた。
「那奈!?わかるか?颯斗だよ」
颯斗も必死で声を掛ける。でも、那奈は何が何だかわからない様子で首を傾げていた。そして、2人に言い放つ。
『あなた達は____誰ですか?___』
わたしには、ここにいる2人のことが分からなかった。誰?それしか頭に思い浮かばない。
真昼と颯斗は凄くショックを受けたようで、冷や汗をかきながら固まっていた。
「嘘でしょ___?那奈__」
11.俺の彼女
ガラッ。
運悪く、翔が入ってくる。もちろん那奈には誰だかわからない。
「あなたは誰ですか?」
さっき言ったことと同じことを翔にも言う。すると、翔はニッと笑ってから
『俺はおまえの彼氏だよ』
そう言うとまわりが凍りついた。颯人はえっお言う顔で、那奈を見つめている。真昼なんて目が点だ。
彼氏……?この人が?えっと…どうすればいいんだろう。
えー、ネタ切れです。無理矢理感があるけど、気にしないで_。
続き
「あ、あの_あなたのこと、何も知りません。帰って下さい…。それに、あなた達も…」
那奈は混乱してるのか、みんなを部屋から追い出す。
そう言われてしまったら、三人は部屋を出るしかなかった。
1人になってから、ずっと何かを思い出そうとしていた気がする。
はぁ___なんなんだろう__あの人たち_。
でも、私は彼氏なんていらないし、恋愛も興味無い。一体どうしたらよいのだろうか。
『わからない』
どれだけ考えても、それだけの答えしか出せない私が憎い。だって、心配してくれてるのに。ずっと一緒にいてくれたらしいの_に_。
気が付いたら、私はまた寝てしまっていた___。
でも、その時夢をみていたのを覚えている_。
12.不思議な夢と記憶のカケラ
それは、とってもとっても楽しくて_つらい夢_。
同い年ぐらいの男の子と、女の子と一緒に話していた。それも、さっき居た子達とそっくりな子と__。
『那奈、大好き___』
そう言われた。でも、彼らはすぐに消えていった…。なんなのだろうか、この子達は。何者なのだろうか…。疑問でいっぱいのはずなのに、思い出せない″ということ。それが頭をよぎると、何故か涙が出てくる。
〈なに、まだわからないの?〉
ふと誰かの声がする。でも、部屋には誰もいない。一体誰なのだろうか。
〈私は、もう1人の貴方よ〉
〈もう1人の私…?〉
もう1人の自分だなんて、聞いたこともない。それに、私の考えていることが分かっている。
あー、ネタ切れがぁぁ!
占いツクールのほうは更新してます…お願いします、読んでくださいm(_ _)m
こっちも更新しますから
続き
「あなた、誰よ!?」
身の危険を感じて、思わず叫んでいた。
「あー、もういいわ。テレパシーやめるから。今行く」
何?テレパシーって。それに、今行くって…………。
そんなことを考えていたらあっという間に、目の前に女の子が現れた。
その時、私は息をのんだ。
だって、目の前にいるのは紛れもなく____
『私そのもの』
「驚いた?私はもう1人のあなた__。そう、記憶を失う前の」
記憶を___失う?
私があの子達を思い出せないのも、記憶を失ったせい?
もう、何が何だか分からない。
私って存在するの?
友達のことも分かんないのに?
このままなんて_____嫌だ
13,記憶は胸の奥底に
「私が出てきたのは、あなたがうじうじしてるから。記憶を失ってからずっと。」
うじうじ?まぁ、確かにそうかもだけど………。でも、私が記憶を失ったことすら分からない…。
「あの…さ。記憶を失う前の私って事は、私が分かんないことも分かるよね?なら、教えて欲し……………」
『それはダメよ』
最後まで言い切っていないにもかかわらず、あっさり断られてしまった。
なんで……………?
「教えてくれればあの2人のことだって……」
「あなたはまだ、記憶を完全に失った訳じゃない。それに、じぶんで思い出さなきゃ意味ないわ」
だから、何なの!記憶はもうないの!
なのにあるって……………?なにそれ………もう、分かんないよ
続き
思い出したくても、思い出せなくて。胸が苦しい。
気分転換に、外を散歩している。
すると、私と同じくらいの子が一人で泣いているのを見つけた。
「どうしたの?」
思い切って声を掛けてみる。
「ねぇ、あなたは好きになっちゃいけない人って居ると思う?」
「そんな人居ないよ。大事なのは自分の気持ち」
え……?こんなこと、言おうとしてないのに。勝手に口が動いてしまう。
この言葉、言われたことがある…………!どこかで誰かに……。
すっごく大事な人に言われたこと……。忘れちゃいけないこと。思い出さなきゃ、今すぐ会いたいよ_!
「ありがとう。私行くね!」
手短にそれだけいって、病室に向かって走りだした。
荒々しくドアを開けるとそこには颯斗と真昼がいた。
「颯斗!真昼!」
「えっ?那奈、私達のこと思い出したの__?」
2人は目を潤ませている。ほんとに、ほんとうにごめんね。思い出すの遅くって___。
「もちろん!ごめんね、遅くなって」
「那奈__よかったな」
ありがとう…颯斗。思い出せたのはあの言葉のお陰。
事故は不運で起こったこと。
心を閉ざしていたのは、嘘と恋。そして私が混じっていたから。
短い期間で生まれた感情。
初めて感じた孤独。
それが私未来へ導いてくれる__。
だから、もう1人の私は言ったんだ。
『自分で思い出さなきゃ意味が無い』
ずっと勘違いしてた。諦めてた_。
思い出した時の喜び、嬉しさを感じるとき。
その時までずっとずっと…!
心の中で
貴方たちを探していた。翔の嘘も、颯斗に恋したことも全て
それは、嘘と恋と私だけが知っている___。
《完》
無理矢理完結!
結局短編になりました。すみません(T_T)許してくださいな
他の小説を別スレでしっかり書くので、読んでね。