*蒼イ心ニ私ヲ残シテ*   *紅イ瞳ニ俺ヲ映シテ*     

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1: スカーレット:2018/01/12(金) 02:29

はじめまして!
こんにちは!こんばんは!
小説初心者のスカーレットです。
二次創作小説を書いていますが、自分の小説が書きたくなったので書くことにしました。
私が今回書くのは、恋愛小説です。苦手な方は後遠慮してください。それでも「いいよ」という方は楽しんでいってください。私達が生きる世界とは別なので、そこのところよろしくお願いします。

*素人です。誤字・脱字があった場合はコメントください。


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「ねぇ、貴方の心に私を残して?」

彼女がそう彼に問う。

「なぁ、俺をお前の瞳に映して?」

彼も彼女にそう問う。

どうしたら、この想い…貴方に届く?

どうしたら、もう一度…お前に会える?

俺…            私…
____胸が張り裂けそう____

12:スカーレット:2018/01/31(水) 00:41

~3~ 

夏樹が探していた幼馴染みに再会したのは、一週間前だった。
【黒豹】のトップの夏樹は毎日のように喧嘩を起こしていた。その日も同じく、路地裏で敵チームを病院送りにしていた。

ドンッ______

路地裏から出たとき、ぶつかった相手が10年間探していた幼馴染みだった。そのときは、彼女も気付いていなく、彼だけが分かっていた。

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「今日は機嫌がいいな、夏樹。」

ニヤニヤしながら光馬が言った。

「そう見えるか?光馬。」

夏樹がそういうと光馬は緩く笑ったあとに言った。

「いや、さ、昨日、月夜に下の奴等がやられたのは流石の俺でもキレたけど、目が嬉しそうにみえる。……何かあったの?」

夏樹は少し考えてから光馬にこう言った。

「…………探してた幼馴染みを見つけた。」

「え?どうゆうい「なっちゃん!こうちゃん!あいつが乗り込んできた!」

あいつ__
恐れられる【黒豹】の幹部の一人“葵”や裏世界で恐れる脅威は一つ。

「今日のターゲットは裏世界のNo.1の黒豹か…面倒だな。」

冷たく突き刺さるような声の持ち主月夜。その足元には、パトロールをしていたしたっぱが血塗れで倒れていた。

「てめぇ!!」

光馬と葵がその光景を見て月夜に怒鳴った。しかし、月夜はクスッと小さく笑い、いい放った。

「こんな弱いのによくNo.1の黒豹にいれたな。」

黒豹はそれなりに強い人しか入れない。黒豹に入れた実力者5〜6人を倒して無傷な月夜が強すぎるのだ。

「俺と戦え!!」

光馬がそういい、月夜は見下すように冷たく言った。

「俺は黒豹のトップに用があるっ___と、危なっ、」

話しているときに光馬が攻撃してきたがそれを軽々と月夜は避けた。

「まっ、いいや。やってやるよ、」

そういって、二人は攻撃体制になった。

13:スカーレット:2018/02/10(土) 17:46

〜4〜

睨み合い、二人同時に走り出したが月夜はスピードを上げ、光馬の背後に回った。

「!?____っ!」

モロに当たり光馬は痛みで顔が歪んだ。だが、彼は黒豹の幹部だ…このぐらいで倒れる奴じゃない。

「まっ、立ち上がるのが当たり前だよな」

「まあな、こっちだって負けるのは嫌だからな、それが例え、お前だろうが…な。」

そう言って彼は余裕そうに笑った。魔法陣が光馬の横で開く。

「流石の月夜でも魔法は使えないだろ。」

「あははっ!俺の何処を見てそう思ったのかわかんないけど………」

周りの空気が一瞬で冷たくなり凍りついた。
この場にいる皆が息を呑んだ。

「残念だけど俺は魔法が使えるぜ」

低く、魔法が使えることが憎いようにそう吐き出した。

「さて、お喋りも終わりだ、何処からもきな、」

挑発し、フードから少し見えた不気味な程真っ赤な目で光馬を睨んだ。光馬は月夜の眼力で動けなくなった。動けないのを悟り、月夜は小さく舌打ちをした。

「来ないのなら俺からいくぜ。」

手を横に伸ばし、空間から赤色で可憐な華の装飾された槍を出し、構えた。

キンッ_____

剣と剣が擦れ合った音がした後、光馬が倒れた。攻撃を見ていた周囲の人と攻撃を受けた光馬自身も攻撃は見えなかった。だが___

『ごめんなさいね』

切られたあとそう月夜が零したのは光馬はしっかり聞こえていた。

光馬は傷が無かったことに気付いたが痛いことには変わりなかった。

(あいつも茉夜と同じだな)

そう思った光馬だったが、直ぐに意識が途切れた。

それを確認した月夜はゆっくり振り返る。

「次は誰?」



誰かこの子を茉夜を孤独から____
引き上げてください

14:沙羅:2018/02/11(日) 17:48

〜5〜 《茉夜side》

「ごめんなさいね。」

俺は光馬に謝った。意味はないけど悲しくて…

俺はこの気持ち振り払って現状に追いついていない彼らに向き合った。

「次は誰?」

俺が楽しそうに言い放つと昼間の【あいつ】がいた。

「ッ____!」

吃驚したのは一瞬だけで、直ぐに切り捨てる。

「まっ、黒豹のトップさんとヤるか。」

そう言った直後、俺のスマホが鳴った。

「チッ__、んなときに何だよ。」

取り出して、電話に出ると武富だった。

『お前、そろそろTimeUPだ。帰って来い。』

「はぁ?!」

『この時間を過ぎたら、あいつらがお前を探しに来るぞ、』

時計を見ると0:00前だった。

「げっ、マジだ。帰るから何時もの場所に。」

(帰らないとあいつらに見つかる。見つかると色々面倒だからな。)

俺が身を翻してドアに向かうと後ろから葵って奴が叫んだ。

「逃げるのか!?」

ゆっくり俺は振り返り、静かに言った。

「残念だけど、時間切れ。あいつらが動き出す時間だから………なっ」

俺は空いていた5mの高さに在った窓に飛び移った。

「じゃーな、」

そう言い俺は倉庫を後にした。

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翌朝、私が登校すると何時も煩い学校がさらに煩かった。

「おはよう、雫。」

「おはよう、茉夜。」

私が不思議に思ったことを雫に聞いた。

「何の騒ぎ?」

「この学校に通ってる黒豹の幹部四人とトップが今日登校したから、憧れている男子と惚れている女子が騒いでいるんだって。」

「え!」

(顔を見られなかったから良かったけど、武器見られたし、魔力も…)

すると、廊下から女子の声が聞こえた。

キャ_____!!

男子も叫んでいたのはスルー。

「桜月茉夜ちゃん〜一緒に来てくれる?」

私が呼ばれたが、そんなことどうでもいい。

私はあいつらといたくないんだ。どうせ、黒豹の偉い人のところにいくんだ、断った方が目立たなくていい。目立つのはガーディアンだけで間に合ってる!

私がそう考え、ドアに目を向けながらこう言った。

「生憎、私は朝のガーディアンの仕事があるから無__っ!」

葵って奴が目の前にいるのは夢?!

「いいじゃん!行こっ!」

「離し____ってキャアッ!」

床が下にあるし、何より葵の顔が近い…

雫に助けを求めたが、ニコニコして私が連れ去られるのを見ていた。

あの野郎!後で殴る!

そう思ったのも束の間、葵が走り出して階段を駆け出していてあっという間に生徒会室の前に来ていた。


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