かくれんぼ少女の恋は叶いますか??

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1:凛◆ic:2018/02/02(金) 18:41




ある日私は恋した。>>2ー3





2:凛◆ic:2018/02/02(金) 18:46

登場人物。

虹島 夢莉 (にじしまゆめり)
・この物語の主人公。元いじめられっ子でいじめられていた子から
呼ばれていたあだ名はかくれんぼ少女。

矢坂 蒼汰 (やさかそうた)
・夢莉がいじめられていた時に相談相手になってくれたり
助けてくれた唯一の男子。

山森 彩夏 (やまもりさやか)
・夢莉のたった一人だけの友達。
優しくていつも一緒に居てくれる。

(全員中一です。)

3:凛◆ic:2018/02/02(金) 18:49

他に書いている作品
http://ha10.net/novel/1507956676.html
記憶消失。
http://ha10.net/test/read.cgi/sou/1514627849/l50
メイド様は吸血鬼様!?

(不定期ですが読んで頂けると嬉しいです)

4:凛◆ic:2018/02/04(日) 15:05

「おい、またかよ」

「かくれんぼ少女って逃げ足だけは早いのな。」

私は小学6年生の頃毎日いじめられていたし悪口もたくさん言われていた。

それはある意味慣れていて、日常茶飯事だったのだ。

とはいえやはりいじめは誰でも嫌な物だ。いつもよりもひどいいじめをされると

ちょっとビックリしてしまったこともある。

私が小学6年生の頃。

学校でいつものように読書を私はしていた。読書はいじめられている私にとっては

大事な大事な親友みたいなものだった。

5:西瓜◆ic:2018/03/17(土) 10:19

「ねえ。かくれんぼ少女?」

私は読書をしていたのでその本を閉じ、ゆっくりと後ろを振り向く。

いつものいじめっ子たちだ。みんな私を睨んでいる。もう嫌だなあ。ほっとこう。

その中のリーダーっぽいいじめっ子が私に言った。

「ほんとうに暗いよねー?読書なんて!ばっかみたい。」

私は何も言えなくて無言だった。読書をバカにされるのは一番嫌だ。

だって私には読書しかないから。

6:西瓜◆ic:2018/03/18(日) 11:34

もう嫌だ。

私は無言でその言葉を聞いていた。でも何も出来ない。

私は一生いじめられ続けるのだろうか。

「読書をバカにされるとか俺も嫌なんだけど?」

その陰からある男の子が出て来た。矢坂蒼汰っていう男子だ。

「はあ?意味解んない。行こ。」

リーダーっぽいいじめっ子がそう言い、いじめっこたちが逃げていく。

「大丈夫?虹島さん。」

「ううん。大丈夫だよ。助けてくれてありがとう。矢坂くん。」

私はそう微笑んで答えた。


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