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1: 瑞◆MIZU/j3v.s:2018/02/15(木) 17:44

瑞です。たくさん作品を書いていますが、責任を持って完結させます。どうか、よろしくお願いします。
『アホ少女』の>>1に書いてある通りで頑張っていきます。
ちなみに、この作品は何ヵ月かストーリーやキャラクターを考えました…

>>2 登場人物
>>3 ストーリー
>>4 作品
>>5 プロローグ

24:プクラ◆aY:2018/03/21(水) 13:41

__次の日になると、父さんは仕事で行けなく、俺と姉さん、兄さんでお見舞いに行く。

「お母さん…大丈夫なの?」

「母さん、水とか買ってきたからな」

「3人ともありがとね」

母さんは兄さんからビニール袋を受け取り、にっこり笑いお礼をした。

「いや、お母さんの為だもの」

「早く元気になれよ」

「えぇ。わかったわ」

何分か経つと、私達は病院から出る。
母さんはその時良い笑顔をしていた。
俺は母さんの笑顔を見ると、安心した。
その後…母さんが病に苦しんだことも知らずに……___


俺はぐっすり眠っている頃だった。誰かから優しく体を揺すられる。
俺はゆっくりと目を開けると、姉さんが居た。

「どうしたの?」

「今すぐに着替えて」

「なんで?」

「お母さんが……」

ぷるぷる震えてる姉さんが「お母さんが…」と言いかけた瞬間…俺はハッと目を覚ました。
俺はテーブルに置いてあった服を乱暴に取り、着替えた。

「ユウト、準備終わったか?」

「うん」

「早く、車に乗りなさい」

俺は急いで父さんの車に乗ると、車で急いで母さんがいる病院へ向かった。
今は午前3時…車は走っているが、あまり走っていない。
今日は土曜日だし、学校はない。
病院に着くと、小走りで母さんの病室へ向かう。

「お母さん!」

俺は母さんの病室のドアを開いて、母さんを呼んだ。

25:カルマ◆aY:2018/03/25(日) 12:02

「え……?」

目の前の光景は、母さんが寝ているベッドの周りで、大人が泣いている姿だ。

「おい……なんでだよ…」

「母さん……」

「お母さん…!」

父さん、兄さん、姉さんは涙をたくさん流している。
大人が泣いている姿…始めて見た…
俺は何故か泣けない…大丈夫だよ…きっと、「ユウト」って俺の名前を呼んで笑ってくれるよ。

…………でも、それは俺の妄想…

「……」

母さんの病院には最近行っていない。
俺は一人でぽつんとゲームをしている。
すると、玄関からインターホンが鳴った。

(きっとお母さんだ!)

俺はそう思い、笑って玄関を開ける。ところが…

「あ、サイン貰える?」

郵便配達の人は俺に聞くと、俺はペンを取り、サインを書いた。そして、荷物を受けとる。
郵便配達の人が出ていくと、玄関に倒れこみ、一人で泣いた。
もう、母さんとは会えないってこと…死んでしまったことを全部受け入れた。

26:カルマ◆aY:2018/03/27(火) 08:59

中学生になると、5教科全部80点以上の点数を取り、学年のトップ10に入るくらいの成績だ。
体育は学年1位。部活はバレー部。頑張って練習などをしたせいか、身長は高くなっていく。最高で160cm以上も伸びた。

でも…後から絶望に変えられてしまう…

「お前は一体何をしてるんだ!!」

「ご……ごめん…なさ…い…」

ある時、トップ10に外された時だった。
父さんは、その事でカッとなり、男女関係なく、俺を殴り続けた。その痛さは酷く、いつも殴られる。まるで、俺が男の子のように…

_次の日になると、アザだらけで、包帯などを巻いた状態で学校に向かう。
教室に入ると、当然みんなはびっくりする。

「お、おい!飛鳥どうしたんだよ!?」

「ユウトちゃん、どうしたの!?そのアザ…」

みんなは俺の周囲に集まり、顔を真っ青にして質問を次々と聞く。
俺は、父さんから虐待を受けていることは、「誰にも言いたくない」と思い、

「ちょっと、ドジっちゃっただけだよ!」

「なんだよ〜!お前馬鹿だな〜!」

「大丈夫〜?」

と、こんな嘘をついた。嘘なのに…
みんなは、ホッとして笑顔になってる。私は誰にも気づかれないように、唇を強く噛み締めた。


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