隣のとなり。____

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1:和菜◆h.:2018/03/16(金) 23:02

感情入りすぎたらすまぬ(*´`)


星野 さくら ・・・ 1年5組.生徒
千葉 はづき ・・・ 1年3組.担任
太田 雄也  ・・・ 1年5組.担任
妃奈 茉里 玲夏 1年5組.生徒

・さくらsideで書きます
・さくらのお友達追加の可能性あり◎

2:和菜◆h.:2018/03/16(金) 23:28

新しい制服。見慣れない大きな校舎。
さくらが今日から中学生なんて、門をくぐってもまだ信じられない。

「クラス名簿はあちらで〜す」

ふと聞こえたその声に引きずられるようにして、お母さんを何かの列に並ばせたままクラス名簿を見に行く。

えっとさくらは…5組。担任は見てもわからないからいいや。妃奈と一緒、やったー。茉里も一緒か、ふーん。

お母さんのいる列に戻り5組だったよと報告。その間にも列は進み、すぐに受付をすませ知らない先輩に胸花をつけてもらった。


教室に入るともう20人くらい人がいて、話をしていた。でも妃奈はまだ来てなさそう。
仕方ないから自分の席を探し座っていると、前の席の女の子がこちらに振り向いた。

「星野さくらちゃんだよね…?私、Twitterで話した玲夏!よろしくね!」

他校の子だー。でも知っててよかった。SNS最高。

「うん!玲夏ちゃんよろしくね!!」

それから玲夏ちゃんとはすぐに打ち解けて、妃奈が遅刻寸前で来る頃にはすっかり仲良くなった。
小学校のときは妃奈に依存しまくってたのに、大きな成長よ。

とか思ってたらいつの間にか現れた担任が話していて、そろそろ入学式に行くとのこと。
ちなみに担任の顔と話し方は、さくらの大の苦手な熱血な体育会系。嫌な予感が当たらなきゃいいけど…………


・・・・・・・


そんなこんなで入学式を無事に終え、体育館の舞台には1-6組、全クラスの担任が立っている。
集団の中では若そうに見えるのに一番堂々と偉そうにしているのが、おそらくさくらたちの担任。
他の先生も見てみると、なかなか個性の強そうな顔ぶれ。
1組?かなあっちは。すごい怖そう。って順番に見てくと、3組のところで呼吸が止まった。

すっごくかわいい、綺麗な女の先生。
髪の毛はショートでさっぱり、色白でとても華奢な体型。


____もっと近くで見たい。


ふとそんなことを思ってしまった。さくらは女なのに。あの先生も女なのに。
おかしい、絶対おかしいよって。必死に自分の中の自分と闘ううちに、先生たちは舞台から降り、退場準備が始まった。

3:和菜◆h.:2018/03/17(土) 22:47

あの女の先生のこと考えてたら、式のあとのよくわからない説明とか何も聞いてなかったみたいで、気づいた頃には家についていた。


「あんた帰ってからずっとぼーっとしとる、学校にイケメンでもいた?」

違う。違うよお姉ちゃん。イケメンじゃなくて、美女。

…なんて言えるはずもなく。

「は?なわけ、さくらはお姉ちゃんと違って面食いじゃないから」

はぁ。嘘をついてるわけではないんだけど、なんかモヤモヤする。

あ、、それはきっとさくらが素直すぎるからだな、うんうん。なんて自分にまで言い訳をする脳内会議、何回目だよ。
気を紛らすためにLINEを開くと、もう「1年5組」というグループに招待されていた。
入ってよろしくの挨拶をすると、一瞬で既読12。みんなどんだけ暇人やねん。

4:和菜◆h.:2018/03/18(日) 22:47

ピロリン♪

ピロリン♪

ピロリン♪


………うるさい。誰だよ。

と思って3分前に見たLINEを開くと「1年5組」が20件もたまっている。
少しは見ておくか、、と通知を消しつつトークを開くと、話題はどうやら先生の話のようだ。

玲夏「担任の名前ってなんだっけー?」

妃奈「おおただった気がする、」

田中「あーそれそれ、太田ゆーや?とか言ってた」

玲夏「お、ありがとー」

玲夏「その人、新任だけど前の研修校で評判悪かったらしいよww」

どこ情報やねん、玲夏ちゃんすげー。

田中「あーそれ」

田中「兄ちゃんも担任言ったら教えてくれた、まじクソらしいww」

田中「兄ちゃんの友達が」

(´`)「まじかよそれワンチャン学級崩壊あんじゃねwww」

玲夏「あったらすごいねww」

玲夏「てかあなた誰よw」

それなあああっ。

とか心の中では突っ込みたいとこ多数なんだけど、文字にするのはめんどくさいからそのまま見ていた。

妃奈「たいせーだよね?多分」

(´`)「いえすw」

妃奈「他の担任もわかる?」

おっ。妃奈いいこと言うねうんうん。
あの先生の名前知りたい。

(´`)「1組野口、2山田、3千葉、4わからん、6関口」

玲夏「情報はやwww」

妃奈「ぜんぶ先生つけてないやんw」

(´`)「先生つけるのはめんどいw」

玲夏「www」

妃奈「なんか情報ある先生いるー?」

田中「野口先生は、兄ちゃん担任だったから見たことある」

妃奈「どう?」

田中「怖い顔してんなーって感じw」

妃奈「それだけかいw」

玲夏「何組か忘れたけど馬みたいな顔の先生がいた爆笑」

さくら「え、だれ」

妃奈「突然登場、星野さくらwwww」

玲夏「www」

(´`)「馬みたいなのは多分山田か千葉」

玲夏「え?でも千葉先生って女でしょ?」

妃奈「じゃあ山田先生ってひと?」

(´`)「女にでも馬顔はいるだろw」

さくら「その千葉先生ってあの髪短い人?」

妃奈「うん意外とさくらよく見てるねww」

さくら「イケメンに期待してたから(ё)」

さくら「そしたらあの先生は馬には見えなかったから山田先生だとおもう」

玲夏「いやさくらちゃん最高!w」

玲夏「それなー!名前も馬っぽい山田ww」

田中「馬っぽい名前?w」

フッ。って鼻で笑っちゃうくらいしょーもない会話に、気づいたら参加していた。
そしてあの先生の名字を知れた。
「千葉」。何となくかわいい。
心の中で「千葉先生」を復唱してニヤニヤするという、新しい趣味でもできてしまいそうで怖い。
いや、それ以前に、遠くから一瞬顔を見ただけで話したこともない、しかも同性の人にこんなデレデレで興味津々の自分も怖い。

あー。さくらはどうすればいい?


夜ご飯も、お風呂もすませて何をしよう、というとき「改めて、明日からよろしく!」というのが入ってきたので、よろしくスタンブだけ返し、もうあとのことはすべて明日のさくらに任せることにした。

5:和菜◆h.:2018/03/19(月) 22:25

ピピピピピピピピピ


夢から覚めたか、さくら。
今日から中学校に通うぞ。


って心の中はずいぶんと張り切っていて、ルンルンで準備をして家を出た。入学式翌日、初の通常登校だ。


「おはよーさくらちゃん!」

「おはよ、玲夏ちゃん!」

あっ。昨日も話した玲夏ちゃんだな。我ながら顔と名前一致させるのうますぎてうふふふ。

「おはよー」

「おはよう〜」

この朝の時間だけで昨日話せなかった子たちとも結構話せて、話してない人ほとんどいない気がする。

「いつめんグループ」つくろ、とも誘われた。
玲夏ちゃん、茉那ちゃん、乃愛、美空、妃奈、さくらの6人なんだって。
もう早速遊ぶ約束をした。玲夏ちゃんと茉那ちゃんなんて、出会って2日目なのに。乃愛、美空、妃奈は小学校から仲いいけど。
この先の学校生活が益々楽しみになってきた。


………こんな楽しいときに、また頭をよぎるあの存在。
もうなんか思い出したくないレベル。
それなのに1時間目はあいにくの学年集会。嫌でも顔を見ることになるだろう。
まぁ、心の奥底では会いたがってる自分もいるからいいんだけど…


「はーい次集会だから並べよー!!」


うへっ。ホントに会いたくないのはこっちだった。
予想通り、さくらの大嫌いな体育会系、てか体育担当。

なんかいろんな気持ちに押し潰されそうになって白目むきながら体育館へと向かった。

6:和菜◆h.:2018/03/21(水) 23:11

「お願いします」

「「「お願いします」」」


体育館に行くだけで、はぁ〜っとため息が出そうなくらい注意をうけたさくらたち。
うるさい、だの整列が遅い、だの。中学校おそろしや〜〜。

「それでは今日は2時間あるので先に先生たちの紹介をしますね、1組からお願いします」

どうやら一番お偉いさんらしい、髪の毛は寂しいが貫禄はあるオッサンが話している。

そしてその横からずかずかと出てきた怖い顔の眼鏡をかけたオッサン。
これが噂の野口先生か……?
そのオッサンは中央にたち一礼すると、普通に話始めた。うわ、今唾とんだ。

「皆さんおはようございます!
私は1組担任の野口雅俊といいます。1から4組の英語担当します。こんな顔だけど結構優しいので有名です。………………」

なんだ、さくらたちクラス違うから関係ないやん。
そう思った瞬間、気が抜けて話は何も頭に入ってこなかった。
多分、あまり学校に関係ない、自分の家庭の話だった気はしている。

そしてねくすと。2組の山田先生という方。全然馬顔じゃなくてひと安心。

「えー、おはようございまーす、えー、先生の名前は山田裕太といいます、えー、1,2,3,5組の社会を担当します………………………」

おー。この人がさくらたちの社会も受け持ってくれるのね。普通とか言ったら失礼か?
いやでもこの先生、顔どっちかというとイケメンなのに動きがちょこちょこしてて地味にかわいい。そして「えー」がおもろい、よき。

そして次は待ちに待った千葉先生。
前に出てきたものの、小さくて顔の上半分ぐらいまでしか見えない。

「おはようございます!!3組担任の千葉はづきっていいます。ちなみにはづきはひらがなで書きまーす。担当クラスは3から6組で、理科でーす…………」

え。声かわいいし何。そしてひらがなに親近感よ。
それから先生は結構自分の話をしていた。
独身だとか、マイメロちゃんが好きだとか、あとは最後にちょろっと真面目な話もしてたと思う。

もうこのあとのことはあまり記憶がない。
ただ、馬顔なのは4組の鴻池先生だったというのは覚えている。それだけ。

途中から視線をたくさん感じたのは、姿勢ぐっちゃぐちゃでひどかったからだと思う。先生たちの目にもビビらない私をほめて。

7:和菜◆h.:2018/03/23(金) 22:59

それから一通り先生紹介を終え、学校のルール、清掃とか給食とか、あと勉強のこととか、色々聞いていた。でも、そのほとんどを馬顔の鴻池先生がしゃべるせいで、顔にしか興味がいかなくてちょっと辛かった。



集会を終え、学活、給食でもう下校。
1年だけ4時間授業らしい…

帰ってLINEを開くとまたまた荒れていた。

(´`)「馬顔」

(´`)「こうのいけって人かww」

玲夏「ね!ww給食の説明中とか爆笑だったww」

それなああああっ!

さくら「同じく顔にしか目がいかなかったやつ←」

茉那「はい、私もです♡」

美空「うちもです笑」

8:和菜◆h.:2018/03/24(土) 06:40

美空も茉那ちゃんも最高でしょ!!
もう茉那ちゃん仲良くなれる気しかしない。

それからもLINEのやりとりは続き、正直学校で話したより楽しかった。



そして土日を挟み月曜日。
土曜日は「いつめん」で遊んで仲を深めてきた。
そして今日は初の授業がある。数学と国語と…理科。
きっとこの理科の授業で千葉先生を見れるはず。
そんなことを思いながら学校へ向かう。

「おはようさくら〜」

「茉那ちゃんおはよ〜!」

「ねーいい加減『ちゃん』づけやめよって一昨日何回も言ったやん笑」

「えーでも茉那って感じしない、茉那ちゃんだもん笑」

いつも通り(とは言っても入学式入れて3日目)そんな他愛もない話をしていると、あっという間に朝の会と1時間目の学活が終わり2時間目の国語。

国語の先生って、、誰だっけ〜。

とか思いながら1分前着席。

すると、チャイムとほぼ同時に、「国語の先生です!!!」って感じのおばさん()が入ってきた。

「今から2時間目の授業を始めます」

「「はい」」

「お願いします」

「「「お願いします」」」

「はいお願いしま〜す」

挨拶を済ませると、国語の先生は、今日ははじめましてだから自己紹介をしてもらう、と言った。
そしてまずは私からね、と言って話し出した。やたら滑舌がよく早口なのに聞き取りやすい。すごい。

この先生の名前は山田先生。非常勤(?)で5,6組の国語だけ受け持っているらしい。
年齢は次で50歳、教師歴25年のベテラン。2人いる息子の1人は東大に行ったらしい……………

こんなハイレベルな自己紹介のあとというのは気が引けるが、まぁ先生だから仕方ないってことで()
さくらたちも順に自己紹介をし、今日の国語は終了。ちなみに山田先生、さくらのお姉ちゃんのこと知ってるらしい。


次は数学。まさかのまさかの鴻池先生。
顔見ただけでみんな笑って話にならない、というさくらの予感は見事的中。
教室に入ってきただけで笑われ、でも鴻池先生はそれを早くも人気があるのき、俺。と勘違いをした、悲しいやつだ。

もう数学に関しては普通に授業始まって、初めてなのにつまんなくてあまり頭に入らなかった。内容思ったより簡単だし。
そして何より鴻池先生の顔がそこにある限りは笑いをこらえることに集中するという義務があるから。


そうして顔だけ面白い数学を終え、次は待ちに待った理科。
さくらのテンションが高いことに気づいた玲夏たちにどうしたのか聞かれたが答えられるはずもなく、テキトーに誤魔化しなんと2分前に席についた。えらい!!

そしてチャイムから少し遅れて、小さな女の人、千葉先生が入ってきた。

9:和菜◆h.:2018/03/24(土) 22:35

「遅れてすいません!はじめます!」

いや…かわいすぎないか。
やっぱ初日のさくらの目に間違いはなかった。

こちらもまた軽く自己紹介をするようにと言われ、さらに今回は内容も指定された。

1.名前
2.好きな食べ物
3.ひとこと

2番、絶対いらないだろ。と思ったが、千葉先生は、好きな食べ物が同じの人は気が合うかも、とか主張していた。ますます訳がわからない()

今回は名簿順で最後から3番目だったが、異様に緊張したせいで、順番はあっという間に回ってきた。

「名前は星野さくらです、好きな食べ物は…するめです、よろしくお願いします!」

クラス内で出来上がったいつもの明るいキャラ通りに、堂々と自己紹介をした。緊張を隠すように。
何も問題はなかったはず。そう思い座ろうとした瞬間


「あーーっ!」


「私、するめ大好き!さくらさんだっけ?一緒!」


えええええっ。その顔でするめ大好きなの?!?!
…ってまぁ、さくらが言えることでもないけど。

口はそうですか〜へへぇ〜とか言って笑ってるけど頭はパニックね。
だってさくら、依存症?ってぐらいするめ食べまくってるもん。
その女子中学生とは分かち合えなさそうな趣味を、わかると言うんだ。

そして残り2人の自己紹介を終え、最後に千葉先生。


「えーっと、私の名前は千葉はづきです、好きな食べ物はさっきいった、するめ。あ、25歳です。よろしくお願いします。あと…時間あるけど質問コーナー、やる?」

そう問いかけられるとすかさずうるさい男子が

「独身ですか!彼氏いるんですか!」

ときいた。私も気になってた。
先生は眉間にシワを寄せて、

「独身ですがなにか、彼氏は人体模型ですがなにか」

と答えた。人体模型って、回答のクセが強すぎる()

そのあとも住所はとか体重はとか色々聞かれてそのたびに眉間にシワを寄せている千葉先生はとても可愛かった。

10:和菜◆h.:2018/03/26(月) 22:04

そして次に、授業の説明をうけた。
理科室は第1を使うよとか、理科室の使い方のプリント配られたり、授業の進め方、課題の説明などなど。
他の先生がやると飽きるけど、この声だと全く飽きない…先生の声がみんな千葉ボイスになればいいのに。

そして一通り説明を終えると授業は残り2分。
私時間配分うますぎ〜、と自画自賛する千葉先生は、さくらから見たらとてもかわいいが、みんなは早く終わらせろよって顔してる()

「ありがとうございました」

「「「ありがとうございました」」」

「はーいありがとうございましたー」

挨拶を終え、少し玲夏たちと話してから、トイレに行こうと後ろの扉から廊下に出たら、ちょうど前の扉から出てきた千葉先生とすれちがった。そして、なんとなんとなんとなんと!!!!!!
さくらに話しかけてきた!!!!!!!!!!!!

「こんにちは、あ、するめが好きな子だ」

「はい、するめが好きな子です」

何食わぬ顔で返事をしているが頭の中は真っ白だ。まさかこんなすぐ会話をする日が来るなんて思ってなかったし。まさに不意打ち。

11:和菜◆h.:2018/04/02(月) 23:03

しかも、なんか言うのかなと思ったらそれだけ言い捨てて去ったらしくて、
私が我に返ったときには千葉先生は少し遠くに背中が見えるだけだった。

それでも嬉しいことには嬉しいわけで。
トイレ行きたいのも忘れて教室に戻った。これ後で後悔するんだけど。
次の給食は、味なんて覚えてないし、掃除場所も掃除したはずなのに、どこだろう、、っていう状態。
私は人を好きになってはいけない体質だな、たぶん。()


こんな風に、ひとこと話したとか、挨拶したとか、一瞬目があったとか、小さなことにあり得ないほどの喜びを感じながらの生活は、毎日がとても新鮮で、幸せだった。

そして、そんな生活が続くこと1か月後。
私にとって大きな課題である、体育祭が迫ってきた。

12:和菜◆h.:2018/04/02(月) 23:24

先にいっておくと、さくらは(あれ、さっきのレス一人称全部「私」じゃん完全ボケてる)
基本誰にでも自慢できるほど運動神経が悪い。
50m走で10秒切るなんて奇跡だし、シャトルランでも持久力のなさでクラス全員を驚かせた。
そんなさくらにとって、体育祭はまさにクソ行事。
さらに担任である太田の教科は体育、運が悪いにもほどがあるって。
よーし体育祭だぁー!って燃えてる太田を見るたびに、頭が痛くなる。

そして、この行事。やはりクラス対抗なわけで。。。

…………千葉先生と、敵になる。

ここが最大の試練。いかに耐えられるか。
…なんてね。むり。むりだよ。だって千葉先生、自分のクラスのことしか頭にないんでしょ?もうさくらの名前忘れちゃうかもよ?そんなのしんどすぎるよ。






多分、そんなさくらの心の声、態度に出てたんだよね。
只今、太田に絶賛説教され中です。しかも二人っきり。おぇー。

「さくらが体育苦手なのは仕方ない、でもやるかやらないかは自分が………………………………」

あーうるさいうるさいうるさい。ほんとむり。消えろ。
腕組ながら遠く見て話すあたりうざい。目見て話されてもうざいけど。
さくらって呼び捨てなのも馴れ馴れしくて嫌。
話なんてはなから聞く気ないから、のんびり外の景色眺めてたら何か質問?されてたらしく。

「さくら聞いてる?」

「はい、きいてます」

「うん、だからさくらはどうなのって」

やべ、何が?
とりあえず首をかしげて聞こえなかったふりをする。

「えっと、、?」

「だから、俺は体育祭はクラス一丸となって頑張るものだと思うけど、さくらはどうなのって」

「えっっと、、私もそう思います」

何この暑苦しい質問。とか思いつつもしっかり便乗。

「ほんとに?」

「はい」

「じゃあ明日からの練習もっとやれるな?」

「あー、はい」

「よかった、もうかえっていいよ」

は?自分勝手にもほどがある。
なんなの、好き勝手言って最後はかえっていいよってさ。まじクソ。

沸き立つ殺意を必死に隠しながら、さようなら〜と笑顔で教室を出た。
しかし、階段を下りている途中、どうしようもなくなった感情が涙となって出てきた。
もう早く帰っちゃお、そう思ったとき、大好きな声が聞こえた。

「さくらさん?」

13:和菜◆h.:2018/04/02(月) 23:48

千葉先生だ。こんなときに。

「何かあったの?時間あるなら聞くよ?」

「だッ、大丈夫ですッ………」

優しくされるほうが泣けるじゃん。
いや、まず学校の階段で何泣いてんの私。


ギュッ…………


突然、抱きしめられた感触。
少しずつ動いて、廊下の端まで来たのがわかった。

「何があったの、言えないこと?」

優しい声に聞かれる。

「うッ………」





さくらは、体育が苦手だけど、苦手なりに頑張っていた。
→しかしそれを太田がサボってるといい説教。
→さくら泣いた。

千葉先生への気持ちと太田に対する心の中の暴言は抜きにして全部話した結果、千葉先生の中ではこうなったらしい。

千葉先生は本当に優しかった。
話の途中詰まっても急かさずずっと待っててくれて、話終わったあともありがとね、って言いながら背中さすってくれた。
私も体育苦手だったからわかるよ、って。頑張ったのに伝わらないって嫌だよね、って。
職員室でも太田がクラスに足手まといがいるとか言ってたとも教えてくれた。ますます殺意わいたんだけど。
でも最後に、「さくらが頑張ったこと、私には伝わったから」って言ってくれた。

太田には部活の仮入部でちらっと見たけど体力なさそうだったしって、遠回しに配慮するように言ってくれるらしい。千葉先生に泣きついたことがばれないように。どこまで優しいの。

ありがとうございましたって言えた頃には、もう下校時刻ギリギリで夕焼けが綺麗で。
優しすぎる千葉先生が、門のとこまで一緒に来てくれた。
先生も学生の頃、体育祭嫌だったとか、吹奏楽なら動かなくていい!って思ったのに走らされたとか、いろんなこと話してくれた。

「さようなら」

「ありがとうございました、さようなら」

幸せな時間だったな。私って幸せなんだな。って、幸せを噛み締めながら下校した。
そしてますます千葉先生が好きになった。

14:和菜◆h.:2018/04/21(土) 23:14

「さくら、昨日はごめん、ちょっと俺も感情的になりすぎた」

次の日、申し訳なさそうな雰囲気が一切感じられない能天気な声で太田に謝られた。
余計に苛立ちが増した気もしたけど、千葉先生が言ってくれたから、って思えば千葉先生への感謝の気持ちで太田への殺意は薄れていく。すごい。


それからの体育祭練習では、さくらの頑張りのお陰か()太田に説教されることはなかった。
千葉先生も自分のクラスのことで忙しいなか、部活の朝練に顔を出すときにはさくらによく声をかけてくれた。優しいの極みだよね、うん。


そうして迎えた体育祭。
結果だけ言うと、優勝。
誰よりも太田が喜んでます。散れカス
いやまぁ、さくらも嬉しくないことはないんだけどさ、ねぇ。

千葉先生のクラス、6クラス中、見事最下位だったんだよ。なにげ応援してたのに。

さくらたちが喜んでる隣そのまた隣で、千葉先生が涙を流しているって思うと、うん。。

片付けの途中、千葉先生とすれちがった。
そしたら千葉先生、

「優勝おめでとう!頑張ったね!」

って、笑顔で言ってくれた。
千葉先生ってどこまで優しいんだろ。
自分たちのこと、あるのに。絶対悔しいのに。
なのになのに、さくらに声かけてくれてさ。ほんとあり得ない。

それと同時に、来年こそは千葉先生と優勝したい、という気持ちも生まれてきた。

15:和菜◆h.:2018/04/22(日) 07:29

体育祭が終わっても、宿泊学習やら部活動壮行会やらで忙しい日々は続く。

まずは宿泊学習。6月の頭に2泊3日で自然の家とかいう施設に泊まりなんか色々やるやつだ。今はそのための集会。


「食事は〜……………………」

「入浴について〜……………」

「1日目の夜の〜……………」


長い。ただただ長い。全然頭に入らぬ。

まーいっか。後で妃奈とか玲夏に聞けばいいよね。あ、玲夏は私と同種だからあんまり聞いてなさそうだけど()

後ろに先生立ってるから、一応寝ないようになんとな〜く話を聞いてるふりをして、まったく関係無いことを考えてたら、一瞬で集会は終わった。

よっしゃ〜次は給食!!
って妃奈とルンルンで手を洗いにいく。


「妃奈〜今日さ」

「また何も聞いてなかったと?」

「さ、さすが。おっしゃる通り」

妃奈すごい、、テレパシーってやつか?

「〜〜がこうで○○は〜…………」

いや。ちょっと待って。
妃奈にまとめてもらったら1分もかからず終了したよ?!授業1時間潰してやった意味ある?!

「ありがとう〜それ言うだけに1時間もかけたのかぁw」

「それww時間の無駄だわw」

ほんとにね。ww
授業時間足りない足りないって言うぐらいならそういう無駄な時間なくせばって話。

妃奈と話しながら3組の前を通ると千葉先生に会った。

「ほら〜早く配膳しなきゃ〜、こりゃ3組の勝ちだな」

あーそうだった。今、クラス対抗で何分で配膳ができるかってやつやってるんだった。

急いで教室に戻ると太田がさくらたちを若干にらむような目で見てきて腹が立った。

16:和菜◆h.:2018/04/22(日) 23:42

人の話をまったく聞かないさくらにとっては、学年集会ばかりで授業がつぶれる宿泊までの1週間は最高だった。もうあっという間。そして今日はついに前日の荷物チェック。


「は〜い、じゃあ女子後ろ男子前でクラスごとーー」


またまた、鴻池先生が仕切るせいで顔にしか興味がいかない。
まぁ、、でも。男女で別れると千葉先生と関われる確率が上がるのは、ありがたい。
ほら、背の順だからさくら1番前だし。1番前でも隙を狙って後ろの茉那ちゃんとしゃべってるあたりはあんまり見られたくないんだけど、たぶんもうバレてるからいいや。笑

「女子の皆さん〜〜しおりに沿って出していきま〜す、最初、ハンガー………」


6組の関口先生が指示を出している。
この学年の女性の先生は、関口先生と、千葉先生、あと副担の鈴木先生の3人。
ちなみに関口先生は25歳、教科担じゃないんだけど国語で、鈴木先生は推定30歳ぐらい、英語の教科担。


「ハンガーあるかああ?」

関口先生の指示に合わせて声をかけながら、全体をぐるぐる見回っている千葉先生。
そしてなぜか鈴木先生は男子の方にいる。論外。


そして荷物チェックも後半、そろそろ終わりそう、ってときに、ぐるぐる歩き回ってた足がさくらのちょっと後ろで止まる気配がした。

「茉那さーん、この子忘れ物してない?」

この子…?って思って振り向くと、案の定、千葉先生の細長〜い指は私を指していた。

「あー。結構話聞いてないから忘れそうですね!」

茉那ちゃんんんんん!!!!あなた今なんてっ!

「だよねー、この子ほんっと色々忘れてそうww」

茉那ちゃんのせいで()、千葉先生は完全に調子に乗ってる。これは反論しなくては。

「いや、忘れてませんよ〜」

「え?嘘でしょ?ほら、次タオル3枚。ある?」

あるある。タオルならここにしまった。

「ほら見てください!ありますよ!」

タオルの入った袋を千葉先生に見せると、千葉先生は若干ニヤリとしながらまたまた反論してくる。

「えぇー?なんかそれ、薄くない?本とに3枚入ってる?」

「いやいや〜それはあるに決まってr…………」


ない、ない、ないいいいいいい!!!!!!!!

2枚しか入ってないいいいいい!!!!!!

漫画みたいな展開になってしまった。こんな見事にフラグ回収することなんて、そうなくない??

「あれ?あった〜?」

すーーごく嬉しそうな千葉先生。茉那ちゃんもニヤニヤしてる。

「あー、まー。それより、先生他の人のとこ見ないんですか?」

「うん、見るけど。さくらさんのタオル確認しなきゃ。早くしないと次いっちゃうよ?」

優しいのか意地悪なのかどっちなんだい。まぁ幸せだからいいんだけど。

このドSな千葉先生に勝とうなんて無謀過ぎると踏んで、素直に自粛することにした。

「あー、1枚足りてませんでした」

「やっと言えたね、明日持ってきてくださいね」

自粛した瞬間、さっきの悪魔のような笑顔から打って変わって、優しいいつもの千葉先生の顔に戻り、また見回りを再開した。

ねぇ。。宿泊行く前からこんな幸せでいいの?って思うぐらい幸せなんだけど。ドSな千葉先生もすごいよき。もう明日からの宿泊に期待と期待と…期待しかないよ。うん。
幸せの余韻に浸りながら荷物チェックを終え、給食を食べると今日は久しぶりの4時間下校だった。

17:和菜◆h.:2018/04/23(月) 23:21

「いってきます!!!」

「「「「「いってきます!!」」」」」


元気に挨拶をして出発してから早3時間。

今ね…ハイキング中。笑

あ、ちなみに同じ班には茉那ちゃんと、大貴くんと、たいせー、あと茉里がいる。
もちろん太田が決めたんだけど…ほんっとヘタクソだよね。

さくらと茉那ちゃん、さくらとたいせー、茉那ちゃんと大貴くん、たいせーと大貴くん、はわりと仲よし。
でもさ、茉里。茉里はこの班の誰とも仲良くないよ??まずクラス内でもいるグループがちょっと違う気がする。ちょっと可哀想。でもかといって、話題もなくつい茉那ちゃんとばっかり話しちゃう。もうこれは、この班にした太田が悪いって言い訳するしかない。

ってことで、なんかてきとーにブラブラ歩いてきたんだけど。

「ついたぁ〜〜」

「オー。早くね?俺ら」

うん。早い。多分1番。ゴール地点にも関わらず、道間違えた?ってぐらい人がいない。
鈴木先生いるよ、って茉那ちゃんに教えてもらって、やっと見つけた。そこでチェックを済ませると、まだ11時だけど昼ごはん。
これから遅い班は12時すぎても帰ってこないらしい…。

「ごちそうさま〜〜」

それでも持参したおにぎりを食べ終わる頃には全体の3分の1くらいは昼食会場についていて、あたりは賑わっていた。

昼ごはんのあとも時間はいっぱいあって、茉里はなかいい子のとこに行っちゃってさくらと茉那ちゃんは暇だったから、チェックの鈴木先生とおしゃべりをしていた。



すると、鈴木先生のスマホが鳴った。
なんだろう?とは思ったが鈴木先生が席をはずしたので茉那ちゃんと2人で話していると、鈴木先生は笑いながら戻ってきた。

「あのね、千葉先生が道間違えて迷子だって笑笑」

えーーーーーー。
ありえん。しかもその千葉集団には、千葉先生のクラスの半分くらいの子がいるらしい。千葉先生頼りなさすぎかよお。

18:和菜◆h.:2018/04/24(火) 22:08

まーそれからもちろんさくらは千葉先生が心配でならなかったんだけど、40分後、クラスの子大量に引き連れて帰ってきたのを見て安堵のため息をついた。
でもどうやら千葉先生、google先生を使っちゃったらしい。爆笑
その件で千葉先生は、主任に向かって必死に頭ペコペコ下げてたけど、主任は笑いながらすぐそこの昼食会場のほうを指差して何か言ってるだけだった。案外優しい主任。笑

ちなみに、3組の子情報で、千葉先生のスマホは見た感じiphone6か6sっぽくて、めちゃめちゃ可愛いミニーちゃんのカバーつけてたらしい。萌える要素しかない。。

そんな可愛い千葉先生が一人昼食会場でおにぎりを頬張ってるのを眺めていると、茉那ちゃんが不思議そうな目で私を見てきた。

「さくらってよく千葉先生見てるよね〜?なんで?」

え?は?好きだから。

何て言えるはずもなく、

「え?そんな意図的に千葉先生なんて見てないよ笑笑 多分、千葉先生越しの景色とかみてんだよ笑」

テキトーに誤魔化してみる。
やっぱ、かくすってむずかしい!

19:和菜◆h.:2018/04/25(水) 23:21

「だよねー!笑 でも仲いいし、実はテレパシーとかあるのかなって笑」

ん?んんんんんんん??????

茉那ちゃん、今なんて?

「仲いい」って?????

ほんと?さくらと千葉先生、仲よさそうに見えるの??


うれしみがすごいぃぃ。
他の人はどう思ってるか知らないけど、とりあえず嬉しい。

隣で笑ってる茉那ちゃんに心の底から感謝して、笑顔を返す。


「そろそろ入所式だから並んでって〜」

鈴木先生から声がかかった。ついに入所ですか!部屋割、先生たちの部屋だけなぞ。近いといいな〜、なんて。笑

さくらたち一行は、期待しかない状態で、ルンルンで廊下に並んだ。

20:和菜◆h.:2018/05/01(火) 23:30

もうね、入所式すませて、早速部屋に荷物おいて、シーツの受け取りとかしてる。

さくらは美化の係とかじゃないからベッド陣取って玲夏と話してる。笑
ちなみにここ、5組女子の半分以上がいる部屋なんだけど、あいにくだいすきな妃奈はいないの。で、茉那ちゃんとか乃愛とかは美化係だから、玲夏しか話し相手がいないと。笑笑


「らったたちの班ハイキング早かったね〜」

玲夏はもうベッドに寝転がりながら話しかけてくる。完全リラックスモード。
そして最近さくらに「らった」という意味不明なあだ名がついた。
「さくらたん」の「らった」なんだって。ちっちゃい「つ」は一体どこから来たの…

「まーあ、メンバーね笑」

「あーー、なに、茉里ちゃん無理矢理連れてったの?笑」

笑いながら聞いてるけど、ほんとにしてたらそれ、かなりよろしくないよ…玲夏。笑

そんなわけないでしょーとか話してたら、茉那ちゃんたちが帰ってきた。

それからもしばらく時間があって、部屋でごろごろ。
みんなすごい元気に話してるけど、さくらちょっと疲れてきた。お風呂まであと40分はある。
長いっ…!とか思ったとき

「らった疲れた?口数減ったね笑」


乃愛がこっちを見て言った。流石だね。でもさくらは元気のキャラだからうんとは言わないよ、っていう謎のプライド。笑

「ううんー!めちゃ元気!!笑」

「そう!ならもっと話しなさい!笑」

「そう!らったが黙るとしらける笑笑」

なにそれ〜って笑っとく。らったがいないとしらけるって。何気らったすごくない??笑


疲れを忘れて話に夢中になり始めた頃、廊下に背を向けて座ってたさくらは背後に気配を感じた。

みんなは何も気づいてない?みたい。誰?
って思って振り向こうとした瞬間

「いつまでいるんですか笑笑」

玲夏がすかさずツッコミをいれた。
そして次の一言で、振り向かずとも後ろにいたのが誰かわかった。

「えー。いいでしょ、ひまなの!ね?らった!」


か、わ、ぼ。さくらが大好きな声ではないか。
しかもさくらのこと「らった」って呼んだぞおいぃ。
声だけだし人違い?とも思って一応振り返ってみると、思ったより近くに声の主はいた。

相変わらずぱっちりした二重目がスーパーかわいい。

「いや〜、まず『らった』呼びやめましょ笑」

とりあえずツッコミどころが多いので呼び方から訂正しておく。

「うーわー!なんで私だけらったって呼ばせてくれないのー!さいてー!」

えんえん言ってる千葉先生にみんな爆笑。嘘泣きも最強なんてね笑

「千葉先生!さくらちゃんはツンデレだからいつかデレますよ♡」

自由人な茉那ちゃんが爆弾発言をした。
事実ならともかく、さくらはツンデレじゃない。
それなのに、千葉先生は目をわざとらしいほどキラキラさせて(これもヘタクソな演技??)、話を続ける。

「茉那…本当?」

「はい。もちろんです」

「らった、ツンデレなの?」

「そうです、極度のツンデレです」

いやなんなのこの会話!!
こんなに嫌〜な会話生まれてはじめて聞いたわ。

「いや違いますって〜!ツンデレじゃないです!」

「じゃあ、ツンツンツンデレ?」

千葉先生が首をかしげる。
ツンよりのツンデレって。余計に嫌だ。笑

「違います!!」

「はぁ??らったはやっぱツンデレなのね!」


もうこのやり取りに部屋中のみんなが笑ってる。

好き勝手する(かわいいから許されるが)千葉王女の手からなんとか逃れようと時計をにらみ続けること7分。


「先生!もうお風呂です!!」

やっと言えたよ。これで終われる。話せたのは幸せだったけどいじられるのは好きじゃないんだよ。()

しかし、さくらのしょうもない期待はあっさり裏切られた。

21:和菜◆h.:2018/05/14(月) 22:34

「おっ、5分前行動えらい!!よし、行くか〜」

そう言って千葉先生はお風呂のほうに向かって歩いてく。

え?は?え?????

「え、ねー千葉先生なんで他の部屋じゃなくてお風呂?」

「そりゃ入浴担当だからでしょ笑」

「らった千葉先生のこと嫌いかよ笑」


…………………


地球が終わるぞ。いや、千葉先生のことはすき。だいすき。アイシテル。

だから、だからさ、、うん()
これ以上一緒にいたら心臓もたんのですよ。

とりあえず動揺をおさえてお風呂セットを手にお風呂前の廊下へ。
今日はさくらたちが1番だから、待つ必要あまりない気がするんだけど、


「どうぞ〜、入ってーー」

声がかかったのは集合してから約3分後だった。
入浴担当は千葉先生と鴻池先生らしく、千葉先生は女湯の脱衣所へ、鴻池先生はたぶん男湯の脱衣所へそれぞれ入った。



ばっしゃーーーん


「うわ、お湯飛ばしすぎ」

「すいませええええん」

「やば!タオルお湯に入ったぁ」

「先生には内緒な笑笑」

皆さんテンションMAXですねん。
お風呂で一番テンション上がるって何()

ま、さくらも例外じゃなく…♡


「どぅーーーーん」

「ちょっとーーお風呂でアタックはないわぁ〜貧乳のくせに」

茉那ちゃんに湯船のなかでアタックしました。笑

貧乳なんてはしたないこと言わないの。茉那ちゃんはき…(ry


そうこうしてるうちに入浴15分のうち8分がたったらしく、千葉先生が声をかけに来た。

「そろそろ出る人は出なよ〜、着替え間に合わせてよ〜」

お風呂の熱気がすごくて千葉先生すんごい暑そう笑

こんな暑い浴室に長居させるの可哀想だし出るか〜、なんて
茉那ちゃんと上から目線な打ち合わせをして脱衣所に戻った。


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