綺麗な紅い色の指輪 〜続編〜

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1:Misuzu DearHikaruILoveYou…☆FromMisuzu:2018/04/03(火) 06:26

「真己が好き…。それは、執事対象なのか恋愛対象かは教えない。ううん…違う。きっと、
解らないだ…。私自身の気持ちが
___。」

こんにちわ!Misuzuです!“綺麗紅い指輪”続編を書く事にしました!入学式迫ってるので、書かない事が多くなる可能性あります。「それでも良いよ!」…って方は、続編をお読みください♪
       注意
1.荒し・なりすましはご遠慮ください。
2.誤字・ひらがな、になる事があります。気にしないでください。
3.この小説は、パクり要素ありません
(↑パクり方知らねぇだろーが^^)
4.一応この物語は、恋愛要素があります。キス・ハグ部分たまにあります。苦手な方は跳ばしてください。
この4つの注意を守っていただければ幸いです。

13:Misuzu H.Y ILoveyou…:2018/04/29(日) 09:44

(怖いっ!!怖いっ!!誰か…っ!誰か、助けて!!)
十字路を通った瞬間、車とぶつかり宙に浮いた。真己の視界には、宙に浮いた自分と車が映った。
ぐしゃっ!!!!!
地面に叩き付けられた瞬間、頭から血が流れてきた…。
「っ…うぅっ…だれ…か、助け…て…」

14:Misuzu H.Y ILoveyou…:2018/05/02(水) 16:24

車はすぐに逃げ、真己の体はどんどん出血した…。いつの間にか服は血だらけで、素肌に引っ付いてて気持ち悪かった。
(血が、こんなに…起きれる気力もないし…俺、このまま死ぬの?)
「いやだ…っ!死にたくない…怖い…助けて…助けて、誰でも…良いから…お願い…っ助けて…っ!!」真己の意識はどんどん遠のうえてゆく…。そのまま真己は意識を手放した。



次に目が覚めた時は、暗闇に包まれた所に居た。
(ここ、何処…?俺、どうなったの…?っというか、何でここに?あれ?俺…

誰なの__?)
「うぅ…頭が痛い…?」右手を頭に置くと、何かが付着してる事に気がついた。
「……え?血…?」そこには、血痕が頭に付着していた。
「何で血が…?」ふと自分の着ていた服を見ると全身血だらけだった。
(え…服、も?何か、さっきから張り付いてて気持ち悪いし…脱いで良いよね?ここ、誰も居ないし…良いよね?)真己は、服を脱ぎその場で捨て場を変える為に歩いた。だが、足は重く息切れがして苦しい状態に陥った。
「…ちょっと、休憩…」膝を床に付き、息を整えた。

15:みすず 〃´∂`〃ゞ JUMP!JUMP! ●`∀´●ノ”ノ” ワッショイ!ワッショイ!:2018/05/09(水) 07:31

(ここ…おかしい…誰も居ないし…誰か、助けて。怖いよ…)
「…っ!…頭、痛い…?痛い…よ痛い痛い!イタイタイタイタイタイタイタイタイタイタイタイタイタイタイタイタイタイタイタイイタイタイタイ!!!!助けて!ご主人様!!!俺、死にたくないっ!!!!!!」
真己は、頭を押さえながら苦痛と戦っていると、だんだん目蓋が重く感じた…。
(眠く…なってきた…俺、死ぬの…?嫌だ、死にたくない…頭も痛いし…助けて…ご主人様…ぁ)
真己は、そのまま意識を手放した。



『ま………………き…………ま………き………!ま…き…!まき…!真己!!!!真己!!!!!』
「真己っ!」
「はぁっ!!!!!!!」
目を覚ますと、大きいベッドの上に横になっていた。
「良かった…このまま、あの世へ逝くじゃないかと思ってた………」
アリスは、泣き崩れそのまま真己を抱き締めた。
「アリ、ス…俺何があったんだ…」
「ストーカの恐怖のどん底に落とされて事故に巻き込まれたのよ…でも、相手はひき逃げ。幸い、近所の方が目撃して、今に至るわ…。貴方、暗闇の中で生死をさ迷ってたのよ?」
(そっか…あれは、悪夢じゃないんだ…)
「ご主人様…俺、ストーカの被害の事警察に届けてくるよ…」
真己は、アリスを抱き締めてそう呟いた。

16:みすず 〃´∂`〃ゞ JUMP!JUMP! ●`∀´●ノ”ノ” ワッショイ!ワッショイ!:2018/05/10(木) 19:23

「何だよ…コレ…」
午後4:30分 現在地:夜月家玄関
「酷い、わね…家の中が荒らされてるわ…」
真己は、荒された家の中で膝を付きつけた。
「家が…。荒らされてる…?……あ、寺の使用人…使用人さん達…っ!」
真己は、寺へと向かった。
「待って、真己!!」
そう言うとアリスはふと、キラリと光る物が、玄関の床に落ちてる事が分かった。アリスは、それを、右手で拾いじっと観察した。そのキラリと光る物はイヤホンジャックだった。
(可愛い宝石の付けたジャックね…。…コレを付けられるのは……)
「うわぁぁぁぁぁああああ!!!!!!!!!!!!」
「!?」寺から聞こえる悲鳴にアリスは、咄嗟にイヤホンジャックをポケットに入れた。
「真己!?」アリスは、真己が居る寺へと向かった。長い渡り廊下を走り駆け抜けて行くと、襖の前に尻を付けて震えている真己を見つけた。
「真己!?どうしt…」
アリスは、目を大きく開いた。
襖の先に見える大きな和室の矢先には使用人らしき人物数名が血を流して倒れていた…。

17:みすず 〃´∂`〃ゞ JUMP!JUMP! ●`∀´●ノ”ノ” ワッショイ!ワッショイ!:2018/05/13(日) 14:07

「…あ…あ…アリス…俺、どうしたら良いの…?」
「落ち着いて…。とりあえず、真己は、警察へ行って被害届をt…」
「一人で行くの…?嫌だ…。嫌だよ…」
真己は、アリスに抱きつき、酷く怯えていた。

午前8:45 現在地○○警察署
「ストーカー行為…?」
「えぇ、勿論ストーカー行為の証拠は取ってあります。それに、殺人罪・妨害罪もストーカー犯人は、犯してます。その証拠全ては、夜月家にあります。」
「わかりました。それじゃぁ…すぐに家に行かせてもらいます。」
警察人役数名が夜月家に向かっていった。アリスの言った通り、痕跡・指紋など、証拠が出てきた。ふと、ポケットのイヤホンジャックが入ってるのを忘れていた。
(後で、渡そう)そう思い、アリスは真己の元へ向かった。

午前9:20 現在地精神科

「どうですか?先生。」
「残念な報告ですが…8割以上が、ノイロウゼに掛かってます。このままだと、真己さんがいつ、おかしくなっても分かりません」
「…そうですか…」アリスは、真己をじっと見つめた。

18:みすず 〃´∂`〃ゞ JUMP!JUMP! ●`∀´●ノ”ノ” ワッショイ!ワッショイ!:2018/05/27(日) 14:59

「真己、ホテルの予約したから荷物を纏めt…」
「嫌だっ!独りに…独りに、なりたくない…っ!」
真己は、アリスに抱きついた。
(困ったわね、相当精神的ダメージを受けてるわね…)
「真己?分かった、じゃあ一緒にホテルに行こうか?」
「…」
真己は頷き、荷物を纏める為夜月家に向かった。
午前10:00 現在地○○ホテル
「真己、疲れちゃったでしょ?着替えて寝ましょ。」
「アリ…スは、ずっと俺の側に居てくれる?」
真己は、ベッドの上で体育座りをして質問した。
「大丈夫よ、とりあえず、落ち着くまで側に居るから。ね?」
「…着替えてくる。」
真己はそう言い残し鞄を持ち、脱所室へ向かった。
「…」アリスは、ポケットの中にあるイヤホンジャックを取り出した。
(渡すのは後日かしらね?それにしても8割もノイロウゼにかかってるって…。そんなに耐えてたの…?)
「もっと…早く気づけばこんな事には…」3メートル先にある窓へと向かった。
(…夜空が綺麗すぎて、見てられないわね。)
「…アリ…ス?」
真己は、声が震えてアリスを呼んだ。
体は、びくびくと怯えていてた。
「どうしたの?真己。」
「何処…行くの?行か…ないでっ!」
「大丈夫よ、何処も行かない。ねぇ、窓の外見てみ?景色が綺麗よ?」
真己の側へ行き支えながら窓へと向かった。
「…綺麗…だね。」
真己は、じっと景色を見つめた。
(最上階の部屋を予約して良かったわ。真己、嬉しそう…♭)
アリスは、真己の手を絡み景色をじっと、見つめた。

19:みすず 〃´∂`〃ゞ JUMP!JUMP! ●`∀´●ノ”ノ” ワッショイ!ワッショイ!:2018/05/29(火) 07:32

綺麗な星空と赤く光る月は、真己とアリスを照らしていた…。
「…アリス。」
「ん?」
「アリスは、気付いてないの?」
「何を?」
「俺の考え事と気持ち…。」
「え?」
アリスは、真己を向いた。真己の瞳は紅く光っていた。
「…真己、まさか…」
「俺、ノイローゼに掛かってなんかないよ…。ただ、病んでるんだよ…?」
「…」
この時、アリスは、今までの出来事を振り返った。
ポケットを探り、イヤホンジャックを見つめた。底にはほんの少しだけ血痕が付着していた。


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