時を越えても、ずっとあなたに恋してる。     

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1:亜依@恋歌◆Wg:2018/04/19(木) 18:30


あなたしか見れない───・・・。
あなたに触れられない。

それでも。

私は、ずっとあなたに恋してます───・・・。      

41:亜依@恋歌◆Wg:2018/05/09(水) 21:21

8,紅鶴

「女中として働きたいのです・・・!」

私と萌衣は、心にもないことを言う。
内心、ここより行きたいところがあるのに・・・。
局長が、チラッと私を見やる。
なんだ・・・?

「名前は?」

冷静沈着な土方が訊く。

「本名の方が、いいのぉ?」

萌衣が無邪気に問うけど。
徐に局長が口を開く。

「幹部の前では本名にしよう、名は?」

萌衣が、にこにこっと笑む。

「高砂萌衣で〜す!こっちは、高原真心!」

私は、軽く首をすくめた。
仮名にするのに内心、ホッとしていた。
無闇に個人情報をバラしたくない。                                                   

42:アーヤ◆Z2:2018/05/09(水) 21:51

ツンデレ土方さんきたー
真心の行きたいところって、どこ?

今日は小説3作品も更新したよ!
二次小説にも、時々で良いからコメ下さい😅

43:亜依@恋歌◆Wg:2018/05/13(日) 16:49

>>42
ありがとう♪
真心は長州に行きたいんだよ(*´∀`)

二次ね!
わかったよ〜(`_´)ゞ了解!     

44:亜依@恋歌◆Wg:2018/05/13(日) 16:54

「仮名だけど、俺と局長で考えていいか?」

んん・・・。
私たちが考えたら、なんか変な名前になりそうだしな〜。
萌衣が口を開く前に、私はさっと、

「どうぞ、お願いします」

と言った。
局長がにっこり笑った。
顔がゴツいのに可愛い笑顔。
不覚にもドキッとした。

「真心は、決めたぞ!」

へっ?
短時間で??
不可解そうな私に気付いてか、局長は快活に笑う。

「名前は“紅鶴”」

紅・・・鶴。
凛々しい名前・・・。
でも、遊女みたいだ。
萌衣が、口をとがらす。

「良いなぁ、真心だけ」

私は、萌衣の頭を撫でる。
とりあえず落ち着こうか。
萌衣の機嫌は途端に良くなった。                                                      

45:アーヤ◆Z2:2018/05/14(月) 22:31

凛々しいね

46:亜依@恋歌◆Wg:2018/05/17(木) 19:52

>>45
ありがとう(≧▽≦)
真心は凛々しいよね(*´∀`)  

47:亜依@恋歌◆Wg:2018/05/17(木) 20:00

9,萌衣の仮名は

「真心ってスタイル良いし、美少女だよね〜」

機嫌がよい萌衣が私の胸元にスリスリ寄ってくる。
可愛いな、萌衣。

「真心の好きな人って・・・?」

おいおい、ここで訊くかな。
ここ、新撰組の本拠地だぞ?
私たち、とらえられるじゃん。
そんな私たちの会話を知ってか否か、土方が口を開く。

「萌衣の名前だが・・・」

途端に萌衣は黙る。
私も、耳を澄ます。

「菖蒲(あやめ)」

菖蒲・・・。
綺麗な名前・・・。

「可愛い名前ね」

私が言うと、萌衣は幸せそうに微笑んだ。                                                  

48:アーヤ◆Z2 初音side :2018/05/17(木) 22:58

絶対に意味がある仮名だって思うなあ……

それにしても、夏音の時は敬語と呼び捨てでなかったのに……
真心はタメ口と呼び捨てになっているね、やっぱり嫌いだからなのか?

49:亜依@恋歌◆Wg:2018/05/23(水) 18:26

>>48
ありがとう♪
意味はあるよ( ´∀`)
真心的に嫌いなんだよね(▼∀▼)
たぶん。      

50:亜依@恋歌◆Wg:2018/05/24(木) 21:16

10,逢い引き

新撰組に潜入して約二日。
滞りない日常。
そんなときに。
 
「紅鶴はんは・・・」

何だろう?
私は玄関へと向かう。
少年が手に文を持って佇んでいた。

「これ、」

と言ってから、私の耳元で、

「高杉はんから」

晋作から・・・。
途端に高鳴る鼓動。

「おおきに」

少年に礼を言い、私は文を胸に抱え、局長の部屋(私は彼と同室になったのだ)に駆け込んだ。 
                                    


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