Creepypastaと過ごしたいの

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1:自閉少女:2018/07/25(水) 20:24

おはこんにばんわ

Creepypastaの推しキャラとどうしても過ごしたい私が妄想小説作ります
・キャラ設定が原作と違います、文句あるなら正面からどうぞ
・これは生存日記となるでしょう
・Creepypastaの女の子しか出てきません(多分)(多分)
・世界観をどうしても味わいたくて作りたくなったため途中で飽きる可能性大

それでは

2:自閉少女:2018/07/25(水) 20:25

追加事項
作者は小説を普段読みません
作り方が全くわから無いため読みづらい、世界観を捉えにくい可能性があります。

3:自閉少女:2018/07/25(水) 20:49

「はぁ…」

日が沈み出した午後5時過ぎ、一つの影がとぼとぼと動く

私は溜息をひとつ漏らした。

このため息に混じる意味は疲れではない。

同じ道、同じ風景、同じ家…毎日毎日馬鹿みたいに同じことを繰り返していることを不思議に思った。

コレではまるで迷路と同じだ。

作られた道をただひたすら歩き、壁にぶつかれば引き戻る、そして何も変わらない出口へと出ていく。

「ただいま…」

私は暗い顔をして家の中に入った

「…あれ…。おーい…」

家の中には誰もいなかった。
思えばいつもの駐車場に車がなかった。
きっと出掛けたのだろう

「…」

私は背負っていたカバンを乱雑にソファへ投げつけ、自分の部屋に向かった

「結局…なんも変わらないじゃん。
何が儀式だ…」

私は普通の人とは違う

「Creepypasta」という殺人鬼達の世界に住みたいといつも思っている少し路線からズレた人間だ

壁にはシンボルマークを書き、嘘か本当か分からない「Creepypastaのキャラを呼び出す儀式」を行っていた

私が溜息を付いた理由は向こうの世界に行けないからだ。こんな世界から早く抜け出したくて儀式をしている

「…ちょうど1人だし儀式するか…今日はサディちゃんにしよう」

私は儀式のやり方を記したメモを開き、準備をした

何回もやっているため必要な道具は頭の中にインプットされていたため、素早く始めることが出来る

「…」

私はサディを呼び出すために呪文を唱え始めた

サディというのは、幽霊の女の子で私が好きなキャラでもある

もし彼女に会えたらと毎回妄想を膨らませてしまうのだ

妄想をふくらませながら、いつも通りの手順で儀式を進めた

「…サディちゃん、いますか?」

私はポツリと呟いた

部屋の中はシンと静まり返っていた

「またダメか…もう諦めろってことかな、笑える」

そう独り言を呟きながら私は儀式道具を片した

4:自閉少女:2018/07/25(水) 22:25

ー結局何も無かったー

ー結局何も起こらなかったー

ー結局行けなかったー

私はその場にヘタリと座り込んでしまった

「もう無理だ
もうどうせ行けないんだ…」

震える手を抑えながら必死で感情的にならないように自分を抑え込んだ

「全く……。人間はなんでこうも諦めが早いんだか」

「え…?」

私は自分の目と耳を疑った

腕を組み白く発光し、フワフワと浮遊しながらこちらを見下ろす少女。
肌は白く長く腰まであるストレートな髪、左目は黒く何かドロっとしたものが流れている

間違いない
サディちゃんだ

私は確信した

しかしそんな中でも疑いの心を持ってしまっていた

もしこれが妄想だったら

もしこれが単なる一時的なものだったら

もしこれが__

【ピシッ!

おでこをいきなり小突かれた

「ちょっと!呼び出しておいてぼーっとするなんて失礼って思わないの?
全く…帰っても言いわけ?」

彼女は相変わらず腕組みをしたままこちらを見ている

「ちょっ、ちょっと!!待って!!
ご…ごめん…なさい…。これが現実なのかどうか受け止められなくて…」

「まぁ…気持ちは分からなくもない。
私だって来るのは緊張したし」

彼女はそう言うと私の目の前にふわっと降りて座った

座る姿はまるで天使のように美しく私は思わず見惚れてしまった

「せっかく来たのに疑われたら意味が無いからこれは先に言っておくよ、ここにいる私は貴方が作り出した妄想じゃない。絶対に」

そう言うと彼女は私の手を取り優しく握りしめた

私はとても驚いた、彼女が手を握ってきたからなのもひとつある

しかし、何よりも驚いたのは温かかったからだ

彼女はしんでいる、幽霊に温度などないと思っていたが彼女は違っていた。

とても優しく落ち着く優しさのある温かさだった

「どう?これで分かったでしょ?それから…さっきから貴方の後ろに隠れてるラザリーのこと気づいてる?」

「ラザリー…ちゃん…?」

軽く振り向くとそこには赤いワンピースを来た小さな女の子が抱きついていた

茶色く長い髪の毛はリボンで丁寧に縛られており、目はとても赤く彼女の幼稚さを表すかのように透き通るような美しさだった

「おねーちゃん!やっとラザリーのこと気づいてくれた!嬉しい!あのね、ずっとこうして欲しかったの!」

そう言うとラザリーは私の正面に歩いてきて、抱きついてきた

「?!……よしよし…。私もずっと抱きしめてあげたいって思ってたよ…」

ラザリーに優しく微笑みながら私は呟いた

実はラザリーのことを前々から知っていた

実は気配を感じていたのだ、しかしそれが何かは分からなかった

しかしクリパスだと信じていた

だから私は見えない何かに対し必死におままごとのようなことや、話しかけをしていた

今その願いが届いたと思った瞬間だった

私はラザリーの頭を優しく撫でながら彼女を優しく包み込んだ

「あの、いいかな?呼び出されたのは私なんだけど…。はぁ…
それよりも、名前何ていうの?」

「MK…」

「そう、MKね。
私は…知ってると思うけどサディ。今抱きついてる子も知ってると思うけどその子がラザリー」

「お姉ちゃん!ラザリー達と一緒に向こうの世界に行こ!ほら早く早く〜!!」

ラザリーは私の手を引っ張りパタパタと足を動かしている

「ちょ、ちょっと待って。私、そっちの世界に行けるの?!」

「えっ、行きたくないの?
行きたくないなら別にいいけど」

サディはニヤニヤと笑いながら私を焦らした

「今から…行けるの?絶対に?」

私は返答の結果が怖かったため恐る恐る問いかけた

するとサディは側により私の頭を撫でた

「そう、今から…絶対に私たちの世界に行けるよ。だからもうここの世界には帰ってこない。」

5:自閉少女:2018/07/26(木) 11:29

私は何も考えられなかった

今現在起きている、現代では絶対にありえない現象

人間がパラレルワールドへ飛ぶのだ

そして何よりも今までずっと望んでいたことが今叶う

「ここの人達の記憶とか、どうなるの?」

私はそこが心配だった

もし記憶が残るようならきっと捜索願を出され探されるからだ

「大丈夫。向こうに踏み入れた瞬間皆の記憶からMKの存在は消える。それでも大丈夫?」

「大丈夫。
……準備するからちょっと待ってて」

「ラザリーも手伝う!!」

リュックを取り出し、懐中電灯、自分のことを書いたメモ帳、ケータイ、充電器、お面、黒いフード付きの上着。

服は向こうに準備してあるらしく、私にはこれだけで十分だった

「準備できたよ」

「分かった、じゃあ早速行こうか。私たちの世界へ」

サディが何も無い空間に手を伸ばすと大きな穴がぽっかりと空いた。

ドラえもんでいう【どこでもドア】と同じ様なものだろう

「行くよ!」

サディは私の手をグイッと引っ張り穴の中に飛び込んでいった

いきなり視界に飛び込んできたのは、大きな満月と深い夜だった

「えっ、待って…ここってまさか」

私がいたのは向こうの世界の上空だった

人間だった私はそのまま落下し始めた

「ちょっ?!嘘だろ?!?!
待って待って待って!!!」

どんどんどんどんサディ達との距離が離れていく

ー落ちるー

そう思った時、体がいきなり上に上がった

「は…羽?!」

私の背中にドラゴンの翼が生えていたのだ

「おー…流石、強いと言われてただけあるね。こっちの世界でMKはドラゴンの力をもつ強い人間だって1部が知ってるんだ」

「お姉ちゃん、気づいてなかったでしょ!笑
お姉ちゃんには強ーいドラゴンの力が備わってるから翼だけじゃなくてそのものに変身することも出来るんだよ!」

私は感覚でなんとか翼を動かし地面へと足を降ろした

ここは街だろうか、どちらかといえばヨーロッパ風の街並みに近い

薄黄色のライトが街の雰囲気を感じさせる

色々な店が立ち並びここは天国だと思うほど素晴らしく美しかった

「気に入った?」

サディがラザリーの手を握り隣にふわりと降りてきて、私の顔を覗いた

「めちゃくちゃ気に入った!!」

嬉しさのあまりサディとラザリーに抱きついた

「気に入ってくれて良かった!これからずっとラザリー達との一緒だよ!」

「ちょっ?!な、なっ…こ、こんな所で抱きつくな!!(赤面」

6:自閉少女:2018/07/26(木) 16:13

さて…これからどうしよう

お金を持ってくればよかったと今更後悔した

しかしこの世界で前の世界のお金が使えるのかも分からない

「お姉ちゃんお姉ちゃん!今度からお姉ちゃんが住む場所はラザリーのお部屋だよ!」

「そうだね、住むところなかったらMKを野外放置するところだったし笑」

ラザリーに手を引かれしばらく歩くといつの間にかひとつの部屋にいた

どうやら主となる家は周りからバレてはまずいのだろう

「荷物は自由に置いていいよ!あっ、お姉ちゃん、このあとアイスクリーム屋さんに行こ!」

「けど…自分、こっちのお金持ってないよ?」

「大丈夫!サディが奢ってくれるから!
サディもねー、さっきまで「MKと一緒にアイス食べたい」とか言ってたもん!」

サディは少し顔を赤らめ

「っ…、ラザリー!早く行くよ!
アイスクリーム屋さんは長くやってくれないからね」



本当にここの街並みは大好きだ

レンガ造りなところが特にいい

そんなことを思いながらしばらく歩いていると水色レンガのソフトクリーム屋に着いた

ドアがソフトクリームの形になっていて入りづらいがとても面白い

これはきっと元の世界では【インスタ映え】するだろう

ラザリーはいちごアイス、サディはミントアイスを頼んでいた

私はコットンキャンディのアイスクリームを一つ頼んだ

ここのアイスは不思議だ

ソフトクリームの上に何故かアイスクリームが乗っかっている

アンバランスでいつ落ちるかハラハラしてしまうが、サディ達は慣れているようだった

「ん〜!冷たくて美味しいね!」

「………」

「お姉…ちゃん?大丈夫?」

「だっ、大丈夫だよ。確かに美味しいね、少し食べづらいけど(苦笑)」

私はさっき何かに目覚めたかもしれない

「あっ、サディちゃん。これから…どうするの?私は何をすればいい?」

「とりあえずまずMKはドラゴンになれるかどうかを見なくちゃいけないから森に行こうか、少し危ないけど私たちが守るから大丈夫だよ」

7:自閉少女:2018/07/27(金) 09:21

森の中は街外れの場所にあった

とても暗くジメッとしており、聞いたことのない叫び声や笑い声が響いている

「こんな所で怖がってたら他の場所じゃ生きていけないからね?」

サディとラザリーは慣れているらしく先をどんどん進んでいく

しばらく歩くと木が少ない場所にたどり着いた

「じゃあMK、早速やってみようか」

サディがそう言うと、途端にサディとラザリーの姿が消え、声だけ響いた

「今から実験を始めるよ、ここに悪霊達を呼び寄せたからドラゴンの力で一掃して」

「ちょっ?!いきなり過ぎない?!」

いきなり過ぎて私はどうすればいいのか焦っていた

何しろ今までそんな力があるなんて思ってもいなかったからだ

その時茂みからガサガサッととても大きな怪物が出てきた

それにつられる様に空から地面から木の中から、至る所から怪物が湧いてきた

まるで私は一つの角砂糖のように見えた

無防備な角砂糖に群がるアリのようだった

そんなことを思っている最中悪霊の1人が鋭い爪をこちらに向け襲ってきた

自分で言うのもあれだが、瞬発力はいい方だったためなんとかその攻撃を避けることが出来た

しかしヤツらに優しさはなかった

1人襲いかかって来たかと思ったら次は集団でかかってきた

一か八か、私は心の中でドラゴンのイメージを強く持った

すると体が黒い何かに包まれ自分の姿が変化していく感覚を覚えた

そして気づいた時には周りの敵は全員倒れていた

私は何が起こったか分からず辺りを見回していると、あることに気づいた

今見ている景色が高いことを

高い、高すぎる

すると後からサディ達の声が聞こえた

「これは…予想外だった…。こんなにデカくて相当な強さを持ってる…流石ドラゴン、MKドラゴンだね…」

ラザリーは目をキラキラさせこちらを見ている

「あれ、まさか自分の姿がどんな風になってるか分かってないわけ?…まぁ、見えないか。ちょっと待って」

サディはそう言うと目の前に大きな鏡の様なものを私の目の前に表させた

私は驚いた

体は黒く、頭は三つに分かれており首長竜のように首がとても長い。
金色の太く長い角に真っ赤な目、大きく紫の羽、ドラゴンと竜が半々でミックスされている姿だった。
身長は8〜10m近くあるだろう

何か言葉を発しようと思ったが言葉が話せない

しかしサディ達には伝わっているように思えた。

多分、言葉が話せない代わりにテレパシーのようなものが使えるのだと分かった。

「これが私なの?」

「そう、MKの力。ドラゴン。このやられた敵たちは皆MKの金色の炎にやられていたんだよ」

そんな話をしていると突然ラザリーが頭の上に乗っかってきた

「お姉ちゃんかっこいい!景色もすごくいいし、ちょっと温かくて気持ちぃ…」

この力は若しかしたら変なことに悪用されるのではと思ったが、考えすぎも良くないと思い忘れることにした

戻る時は意識を人間に集中させると元に戻ると言われ、私は元の姿に戻った

8:自閉少女:2018/07/28(土) 18:04

体調不良のためしばらく停止

9:豹◆Po:2018/07/28(土) 21:03

はじめまして、Creepypastaに興味をもっている人間です
キャラ達がとても可愛いというか癒されます
これを読んでさらにCreepypastaに惹かれました
体調不良ですか?!お大事になさってくださいね

10:自閉少女:2018/08/06(月) 21:14

暗い

重い

暑い

「!」

私は何か首元に違和感を感じ飛び起きた

「…ここは…あれ、いつの間に私はベッドに…?
…てかこれ何…」

私の枕元にはぬいぐるみやお花など、おままごとに使われそうなおもちゃが沢山置いてあった

「ラザリーちゃんか…これ…」

その時ベットの中でもぞもぞと動くものを感じた

「…ぷはぁっ!
やっと起きてくれた!ラザリーね、お姉ちゃんを驚かせようと思っておもちゃとか色々用意したの!
けどね、お姉ちゃん、全く起きないからそのままお姉ちゃんと一緒に寝ちゃった(笑)」

ラザリーは眠そうな顔をしながらふにゃっと笑っていた

するとドアがゆっくりと開き、サディが顔を覗かせた

「お、MK。やっと起きた。
MK、ドラゴンから人間の姿に戻った時そのまま倒れちゃったんだよ、覚えてる?」

「え、そうだったんだ…。迷惑かけてごめん。」

「いや、謝らないで。能力が強力だからまだ慣れてないだけだよ、大丈夫大丈夫。
それでー…起きたばかりで悪いけど、もう少ししたら出掛けたいなって思ってて…、買い物に付き合ってくれない?」

「もちろんいいよ!」

「…!良かった、じゃあもう少し休んでてもいいよ」



ここは本当に素敵な場所だ

窓から心地よい風が吹いている

どうやら相当長い時間寝ていたらしく、外は徐々に明るくなっていた

元の世界はどうなっているだろう

来てからまだ日も経っていないが気になった

…いや、考えるのはやめておこう

もう私は【ここの世界】から二度と離れたくないから

余計なことは考えず、一生ここで暮らしていこう

11:自閉少女:2018/10/09(火) 01:26

赤い紅い私

どう?見てみて

ほら、髪の毛と同じ色

楽しい

けど苦しい

顔にまでべっとり

気持ち悪

ここまで人間は愚かなんて

眼科で苦しむノミ共が可笑しくって

けどとっても可哀想で

痛がって

苦しがってる

笑いが

ー止 め ら れ な いー


「…」

あぁ…私はいつまで寝てたのだろう

重い体を少し起こし窓越しに外を見る

「まだ…夜か…」

先程の夢はなんだったのだろう

あぁ

あれが「本性」なのだろうか

考えたくない

自我を保たなくては

ドラゴンとして

守護神として

私は皆を守り生きる



「MKー、起きてる?
変な声出てたけど大丈夫?」

サディは心配そうにドアの隙間からこちらを覗いていた

「え…あっとー……その…
寝言だから大丈夫ww」

戸惑いながらも「記憶」のことがバレないように振舞った

「大丈夫ならいいんだけど…無理しすぎもしぬよ?」

「しぬって酷いなw
…大丈夫だって、そう簡単にはしなないよ。
サディちゃんやラザリーちゃんの為にも」

「そう…」

サディは不信感を抱いているように感じた

私は昔から隠し事は得意ではなかった

バレたかもしれない

けど

自我は抑えられる

失うなんて

無いから

12:匿名:2018/10/09(火) 12:24

Creepypastaという作品を知らないのですが、二次創作ですか?
二次創作なら、二次創作板に書いた方が良いですよ。

13:豆助:2018/10/09(火) 18:57

二次創作+自分の世界観でのキャラ視点で書いてます。
そちらで書こうとも思ったのですが、いつの間にかこちらになってました。移動しようかはもう少しで考えておきます。ご提案ありがとうございます。


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