ピ、ピ、ピ、ピ、ピ、…
ピーーーーー!!
「………残念ですがお嬢さんはお亡くなりになられました。」
「そうですか、葬式は開かないのであとはお願いします。」
…私は愛されなかった。一回だけでいいから愛されてみたかった。でも、お母さんが好きだった。もう一度でいいから…生きてみ…たいな。。。
ハジメマシテ
…誰?
ワタシハ神デス
そっか、神様か。。
アナタハハヤクニナクナッテシマイマシタ
そうだね。
シカシ、アナタニハ才能ガアリ、コレカラノセカイヲ引ッ張ルコトガデキタハズデス。
そうなんだ、すごいな
ナノデ、アナタニハ転生ヲシテモライマス
転生?私が?
ソウデス、一度キリのチャンスデス。イイデスカ?
…神様。
何デスカ?
その世界には優しいお母さんはいるの?
エエ、アナタハヤサシイ母ト父ノアイダニウマレマス。
本当?
ホントウデス。
よかった……私、一度でいいから愛されてみたいの。
ソウデスカ。ワカリマシタ。スグニデモ転生ヲ開始シマス。
……………………
ヨイ人生ヲ、アァ、アト次転生スル世界ハ…アナタガイキテタ世界トハチガウ世界デス。ソレデハ。マタドコカデ。
神様ありがとう
光に包まれていく…私は十二歳で死んだ。母には厄介者扱いされ、父は私のことを捨てた。だから次こそは優しい親と巡り会いたい。そして大人になりたい。。。。。。。。。