My Name Is…

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1:百合水:2018/12/08(土) 17:34

人間は。

私の名前をまるで。

相手を罵るために呼ぶ。

相手を馬鹿にするために呼ぶ。

悲しい。悲しい。

どうして。

どうして私の名前は……


決めた。

私の名前は。

二度と呼んではいけない。

そんな世界を。

今、創るんだ。

「創作、開始」

12:百合水:2019/03/24(日) 17:23

第八話 床下

「床…壊すのか…?」
「えぇ。」
「本気か?」
「……早く」
床を壊せば、下に行けるはず。
ワタシはそう信じていた。
「分かった!いくぜぇ!!」

ドォォン

「壊したーー!」
イルはその辺の鉄パイプを床に叩きつけて、床を壊した。
その拍子に、イルは下に落ちてったけど。
「え!?何!?誰!!??」
「急に天井壊れたと思ったら人落ちてきたしぃー何ー?」
「何か人いるーー!!!!!」
下からイルとその他2人の声がした。
「ロープとか、あるかしら?」
「無いー!!!」
「じゃあ、アキカ落とすからキャッチしてー…」
ワタシは、半死状態のアキカを落として、その後ワタシも下に降りた。

「それで、俺は落とされ、怪我をしたと…」
あの後、結局イルはアキカをキャッチ出来ず、軽傷を負った。
「あと、こいつらは?」
「えー?私?私はネコー!よろしくー」
「アタシはコハル、だけど…」
「二人ともワタシ達と同じAグループらしいわ」
「そ、そうか…」

「とりあえず、5人集まれたな。」
「22人まであと17人か…」
「…これ、集まるかしら?」

13:百合水:2019/03/24(日) 17:26

キャラクター紹介V

桃ノ江 寝子
中学2年生の少女。能天気で天然。
妙に勘が鋭いところがある。

二園 小遥
高校1年生。の割に身長が小さい。
そのため、小学生に間違われることがしばしばある。

14:百合水:2019/03/26(火) 16:06

第八.五話(番外編) 下層階での話

「はー?ここどこー?」
私、桃ノ江ネコは、今世紀最大に困っていた。
「えー?何してたっけ…寝て…寝たのか……?」
思い出せるのは家で寝たことだけだった。
「マジ無いわーー…どーしよー……」
その時だった。

ドォォン

上の階からすごい音がした。
「え?何?怖ーー」
ていうか、私の他に人でもいるの?
上の階があるってことは、ここは…
そんなことを考えていたら

「え?人?」
後ろから声がした。
振り向くと、小学生くらいの女の子がいた。
「え?マジ?小学生いんの?」
「いや、小学生じゃないし!!!」
「は?」
いや、どう見ても小学生でしょ。
身長130cmくらいにしか見えないし。
「アタシは!高校1年の15歳ですー!」
「……私より、年上?」

「ふーん…二園、コハルかぁー…」
「アンタ、中2なんだ。やっぱ身長じゃ勝てないんだな…」
「コハルって130cmくらいしかないでしょー」
「う、うるさい!!ま、まだ成長期来てないだけだし!!
てか!呼び捨て!?アタシ先輩!先輩!!」
「えー?ダメ?」
「いや、駄目じゃないけど…」
「私もネコでいいからねー☆」
私達はちょっと会話をしてから、その辺を探索し始めた。
「何もない」
「何もないねぇーー」
周りには、部屋がいくつかあるだけだった。
全部鍵かかってるけど。
「てか、さっきからすごい音してるよね…」
「あ、上から?してるよねぇー」
そのときだった。

ドォォォォン!!!
「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁああ!!??」
「お?おおお?」
「なに?人??落ちてきたの?え?」
天井から人が落ちてきた。
「壊したーー!」
「え!?何!?誰!!??」
「急に天井壊れたと思ったら人落ちてきたしぃー何ー?」
「何か人いるーー!!!!!」
落ちてきた人は、穴に向かって叫んでいる。
「ロープとか、あるかしら?」
上から人の声がした。
上には、青い髪の人がいた。
「無いー!!!」
落ちてきた人は、青い髪の人と喋ってたみたいだ。
「じゃあ、アキカ落とすからキャッチしてー…」
「え?」
ドサァッ
青い髪の人が上から何かを落とした。
「え?ちょっ!?待っ!!??」
上から人…アキカっていう人?が落ちてきた。
落ちてきた人は、よけた。から、アキカって人は床に…落ちた。
「マジでどうなってんのこれ…?」

番外編 Fin

15:百合水 (=゚ω゚)ノ ―===≡≡≡ dice2:2019/03/28(木) 15:00

第九話 不可能

「今、まだ5人しか集まれてないのね…」
「あと、40分くらいか?」
「とりあえずどんどん下に降りましょう」
「床壊す!」
ワタシ達が3人でどんどん話していたから、
あとの2人がついてこれていない。
「え、えっと…」
「置いてかれてる感じー?マジ意味不ー」
「とにかく、下に降りましょうっていう話よ。」
「ん。おけおけー」
やっと理解したみたいだ。
そのとき、
ドゴォォン
「壊したー!」
「早っ?!!」

ワタシ達は、イルが壊した床から下に降りた。
「…誰もいないわね」
「あぁ…そうだな」
ワタシ達は、辺りを探索したが、人はいなかった。
でも、ひとつの事が分かった。
「ねぇーここ見てー」
ネコが何かを発見したみたいだ。
「何よ?………6F?」
「ここ…6階なのか…??」
「やっと何階か分かったわ…ありがとう、ネコ」
「えー?私お手柄?やったー」
そのとき。
ヒュッ
「うっわ!!??」
コハルの目の前に何かが通った。
「何これーナイフ?」
ワタシには見覚えのあるナイフだ。
間違いない。ワタシのだ。
もしかして…あの子もいるの…?

「…ユリコちゃん?」

ワタシはナイフが飛んできた方向に話しかけた。

16:百合水 (=゚ω゚)ノ ―===≡≡≡ dice2:2019/03/29(金) 19:56

https://ha10.net/sou/1553767585.html
設定資料集あげましたー
キャラの細かい設定とか書きます
これを頭に入れておくと後々の展開予想がしやすいかも…?

17:百合水 ◆X5U (=゚ω゚)ノ ―===≡≡≡ dice2:2019/03/30(土) 07:22

第十話 令嬢

「ユリコちゃん?いるんでしょう?」
ワタシはナイフが飛んできた方向に話しかけた。
「ユリ…お姉ちゃん?」
その方向から返事が帰ってきた。
「何だ?知り合いか?」
「えぇ。ワタシの従姉妹のユリコちゃんよ。」
「オレもな!!!」
「…イルお姉様まで……どうして?」
「それはワタシも聞きたいわ」
その時、ユリコちゃんがやっと姿を表した。

「も、申し訳ありませんわ!急にナイフなんか投げてしまい…」
「いいよ、いいよ!大丈夫だし!」
「ですが………」
ユリコちゃんは出てくるなりコハルにずっと謝罪している。
「おい」
「はいぃぃぃぃっっっっ!!!!!」
アキカが急に話しかけた。
「お前のことについて、話せ。」
「わ、私(わたくし)は、華河ユリコと言いますの。中等部2年ですわ」
「ワタシと同じ学園よ」
「華河………?」
アキカは、ユリコちゃんの苗字に疑問を抱いたみたいだ。
「華河ってあれじゃん。テレビとか出てる超金持ちのー」
「あぁっ!華河財閥か!ってえ?」
そう。ユリコちゃんは超超超お金持ちの華河財閥令嬢だ。
「何を言いますの!ユリお姉ちゃんの水無月財閥の方がお金持ちですわ!」
「まぁ、お父様がメディアを嫌ってるからテレビには出ないけど…」
ワタシとユリコちゃんで話している間、

「嘘だろ……」
「えっ?アタシさっきまで財閥令嬢と話してたの……?」
「マジやばー」
庶民(勝手な決めつけ)3人組は呆然としていた。

「これで6人…」
「あと、30分で16人集めなきゃ…」
「死ぬわね」
「言うな、言うな!!!」
「とりあえず5階に降りましょう。」
「壊すーーー!」
ワタシ達が行動しようとしたその時だった。

『2人目の違反者を処刑しました。よって、BグループとCグループの脱落が決定しました。』

18:百合水 ◆X5U ( -.-)ノ ・゚゚・。dice1:2019/03/30(土) 07:23

キャラクター紹介T

19:百合水 ◆X5U (;`・ω・)つdice3:2019/03/30(土) 07:25

ごめんなさい間違えましたm(_ _)m
キャラクター紹介V

華河ユリコ
有名財閥の令嬢。中2。
ユリとイルのことを尊敬している。

20:伊藤整一 hoge:2019/03/30(土) 13:31

ありがちだね。悪くはない。

21:百合水 ◆X5U (;`・ω・)つdice3:2019/04/01(月) 19:44

大事なお知らせと色々+返事

こんにちは!My Name Is…の作者の百合水です(*˙︶˙*)☆*°
すっごい大事なお知らせがあるので、出てきましたw

いきなり本題に入りますが、My Name Is…と並行している
私の花。https://ha10.net/novel/1540626277.html
を完結させたいので、My Name Is…の連載をちょっとお休みします。
楽しみしている皆さん(居るのかな?)すみません!!!
以上です!


返事ですー
>>20 ありがとうございます(`・ω・´)
ありがちなのは分かってるんですが、個人的にこういう話好きなので…
暖かい目で見てください(´・ ω ・`)


ではまた(*^-^*)ノ~~マタネー


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