気まぐれに作詞してみる2

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1:しぃ◆hI:2014/10/06(月) 02:44

元々のスレが失踪(´;ω;`)
これからはこちらに投稿していきたいと思います。

88:しぃ:2017/06/14(水) 21:06


「 ConstantlY 」

サイダーの中を泳いでいるみたいに
ピリピリと肌にぶつかる痛みを撫でつけて
ほこりをかぶったカレンダーをめくったら
噎せてしまって苦しい

知らない間に 出会った日とは違う今日になる
勝手に青春と名前を付けられた日々の中で
欠伸をした 横になったままで
部屋の隅で回る扇風機に あいたい って言う

孵化してみたところで図体ばかりだ
足は竦むし 胸は張り裂けて
ちょっと綺麗な言葉並べては
泣いたようなフリして笑う

随分身勝手な自分を知ってしまって
歩けないよもう 歩けないよ
悲しい気持ちに蓋して隠しても
ずっと 消えたりはしないんだ

汗ばむ身体に匂いが染み付くことはなかった
ボールペンで書き込んだばつ印は
あまりにも繊細に僕を傷付けていく

影を縫い付けるようにして 吊るされた気分で
自分を惨めだと思って 自然と涙が出ている
笑いながら「楽しくないな」って
言えもしない癖に 心の底からそう思うんだ
認めれば許されるかも なんて甘えて

いつもの場所で待ち惚けて
目を瞑りオレンジ色で塗り潰した空を飛んで
空を飛んで 明日という日よ迎えに来てくれ

随分身勝手な自分を知ってしまっても
歩くんだ 歩き続けるんだ
悲しい気持ちに蓋して隠すくらいなら
ずっと 消えないままでいいから
このままで歩けるから

89:しぃ:2017/08/10(木) 00:40

「 Titi 」

雨に濡れて 灰色は黒に変わって
液晶に落ちる雨粒と映る午後3時の金曜日
走ることもしないから 少し染めた髪が重たいよ

そういえば、今日は貴方の誕生日だな
なんて今思い出した振りをした
貴方におめでとうと言う訳でもないのに
ただ 今思い出した振りをしている

ベッドに潜り込んで くだらないことで笑う
それなりの好意を 撒き散らしては笑う
そんなの誰とだってよかったのに
眩しさは増していくばかりで
私の中に居る貴方でさえも

これまでのこと全部無かったことにして
貴方とすれ違う度に馬鹿みたいに真っ直ぐな目で
貴方以外の誰かを見つめてるの 気付いてよ

そういえば、最近バイト変えたらしいね
いやいや風の噂だから 別に興味なんてないし
貴方が何をしてようが 貴方の勝手だし
ていうか私は貴方の何でもないんだよ

不器用すぎた 不自然な笑顔も
言葉がよく詰まる 柔らかい口調も
遠くからでも分かる 跳ねた髪の毛も
私 貴方の全部が好きだったんだよって
こんな台詞あまりにもベタだよね 流行りの合言葉
でも やっぱり言っとくんだった
もっと前に言っとくんだった ああ

まだ残る温もりが 周りに纏う空気の温度が
私の心臓を締め付けるの
最後の最後まで可愛くなかったね ごめんね
最後の最後まで素直じゃなかったね ごめんね

ベッドに潜り込んで くだらないことで笑う
それなりの好意を 撒き散らしては笑う
そんなの誰とだってよかったのに 本当にそうなのに
眩しさは増していくばかり 忘れたくないの?
私の中に居る貴方だけでも 忘れたくないの


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