私は、叶わない恋をしていました。
その恋を諦めたいけど、諦めきれない。
そんな、恋心とか。
綴りたいと思います。
「一途なんだね。」
不意にかけられる言葉。
私が、彼だけを好きだから。
うん、そうだよ。
一途、なんて綺麗なものかな。
彼しか、目に映らないだけなの。
本当に「好き」なのは、
____彼しか見えなくなること。
いつかの空しさと、いつかの切なさ。
それと、引き換えに。
君のもとへ、今すぐ行きたいの。
好きだなんて言えるわけないけれど。
どうしようもなく、会いたくて。
君の暖かさを、知ってしまった時から。
独り占めしたい、我が儘が溢れる。
どうしたら、好きが届く?
言葉に乗せて、君へと届けないと。
振り向いてはくれないのかな。
君のためなら、頑張れるよ。
切なさを、幸せに変えてくれるのは、
______君だけだから。
1秒前は過去。
思い出に変わっていくの、今もそう。
1人ひとり、別の道を歩いていく。
別れていくのは、変わらない。
すぐに、全てのピースがバラバラに散る頃がくるんだね。
楽しかった毎日、涙を流したあの時。
どれだけの思い出を背負って、
大人になるのかな。
これから、あの日までに。
まだまだたくさんの思い出を、
作っていこうね。
_____忘れないよ。
君の『人生』という、
長い長い、1つのストーリーの中。
私は、どんな役で出演させてもらえるのかな。
もしかしたら、エキストラ…?
ただの友達止まりで、君のストーリーは終わりを告げるのかもしれないね。
それでも…、それでも良いけれど。
我が儘を言えるのなら、
___君の特別な存在。
そんな私として、出演させてよ。
いつの日か、”憧れ”を恋と間違えて、あの人を追いかけていた私。
手をどれだけ伸ばしたとしても、触れる事すら出来ない世界にいたあの人。
私に、本物の”恋”を教えてくれたのは紛れもなく…、
圭、貴方なんだよ。
あの日、私のためだけに動いてくれた君。
魔法をかけられたみたいだね。
君以外、目に入らないよ。
この胸になり響く鼓動の正体。
『恋』でしかない、想い。
届けられる時は、くるのかな。
最大級の”大好き”。
君だけへの”愛してる”。
永遠に続く”I Love you”
明日にも、明後日も、
ずっとずっと未来へも変わらない。
何故か確信出来てしまうほどの想い。
___今日も想うよ、君への大好き。
涙を頬に伝わせて家から去っていったのは、
紛れもなく、私を産んでくれた貴女。
「もう、一人にさせて頂戴…。」
去って行く貴女を見て、何も出来なかった無力な私。
気づけば、私も泣いている。
家族全員、泣いている。
大好きな貴女の笑顔を、
私達はもう、見れないのですか。
ゆっくり、過ぎていく時間の中で。
家族の大切さを嫌というほどに感じてしまうの。
___もう一度、家族に戻れた奇跡に。
ただ、ありがとう。
今は照れくさくて、言えないのかもしれないけれど。
お母さんも、
お父さんも、
お兄ちゃんも、
お姉ちゃんも。
大好きで、大切さで、代わりのいない。
……かけがえのない家族です。
__美しいものには棘がある
なんて、
薔薇の美しさを引き立てる言葉ね。
…恋にだって、棘はあるわ。
痛々しく引き掻いて傷跡を残していく、棘。
苦しみに燃える恋を望まなくとも、
好き、には苦しみは伴うもので。
暗闇の奥に佇む一輪の薔薇のように、
赤く、紅く、燃えていき、
苦しみの傷を、残していくから。
___もう、涙は流さないと決めたの。
…黙って。
誰に何と言われたとしたって、
気持ちは変わんないの。
運命があるのなら、
定めがあるというのなら…。
それは、私のこのキモチ。
君に恋をしてしまったのだから、
仕方ないでしょう?
叶うか、叶わないかは私次第。
…明日も、笑顔で会いにいくよ。