人間の脳と心は無限大 <全ジャンル対応>

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1:あきはる:2015/12/29(火) 02:41

ポエムなのかなんなのか、わからないものをいろいろ書いていきます。

<書き込み自由/ポエム関連限定>
<変な書き込みについては無視>
<シリアス・ホラー・恋愛・ミステリーなどご自由に>
<感想や推測など積極的に交わそう>

2:あきはる:2015/12/29(火) 02:47


  「ずっと離さない」

 君のその言葉、嘘だってすぐわかった。

 ねぇ、ずっと離さないって不可能なんだよ。

 君はそれを知らなかった?

 残念だったね、僕は知ってた。

  「愛してるよ」

 僕の放つ言葉も、これで最期。

 どうか目を閉じて。どうか耳を傾けて。

  「だから最期くらい、美しくいてくれ」



 ーー君は昨日、交通事故にあった。

3:あきはる:2015/12/29(火) 02:54

君に好きって、僕は何度言ったかな。
君に好きって、僕は何度言えたかな。

最終便。君は僕を置いて、遠くに消えた。


後悔なんて存在しなかった。
君の姿をじっと見つめて。

何か思っていた?
ううん、何も思っていなかった。

君の部屋で見つけた日記。
書き綴られた僕への言葉。

全部、全部、全部。
僕のせいで泣いて、痛んで、苦しんでいた。

僕は君に、何を与えた?
僕は君に、何を与えられた?

好きって言葉すら、言ってなかったね。


大好きな君に届きますように。

  「好きだよ、大好きだ」

4:あきはる:2015/12/29(火) 14:34


  「幸せ、って何だと思う?」

僕の問いかけに、君は誤魔化すように笑った。

  「僕は、君と居れること」

僕の言葉に、君は恥ずかしそうに顔を染めた。

夕日に照らされた君の顔を、僕はいつまでも覚えている。

5:舞華:2016/01/23(土) 10:36

図書館の窓際、コーヒー牛乳の瓶を片手に本を読んでる君、
焼けた少し茶色い髪と、日焼けしてない肌がなんだか不自然で。
違和感と既視感に目眩がする。

目があった時、

i saw you smiling at me.was is real or just my fantasy.

そんな古い歌の歌詞が浮かんだ。

誰も君がいるなんて気にしてない。

それぐらい影が薄いんだ。

日の光に透けてるみたいな。



ああ君は、きっと図書館の亡霊。


もしくは僕の孤独が作り上げた幻覚。






それともいったい微笑む君は誰なんだ。


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