自由に書こう、読もう、造り出そう。
みんなも自由に来て、書いて、感想言って?
私も自由にやるから。
書けるうちに、書ける物を、綺麗事と言われても、汚い物と言われても。
自由に
☆鳴呼、お前の傷☆
鳴呼、お前の傷を作ったのは私
お前の傷を作ったのは父
お前の傷を作ったのはアイツ
お前の傷を作ったのはお前
今でも残ってるんだろう
お前の身体にある数え切れない傷
今でも私はお前の姿を思い出すと傷を思う
傷が生まれた訳とかその時の思い出とか
鳴呼、まだ残ってるんだろうな
私を身体を張って止めた時の傷
父が傷付けても私達を逃がせたかった時の傷
私を庇ってアイツに付けられた傷
俺にはなにもできない、そう言って自殺しようとした時の傷
その時お前をその傷の上から新たな傷を付け止めた時の傷
鳴呼、数え切れないお前の傷
私のせい、私が作ってしまった、守れなかった
そう言って泣いた私にお前は言った
俺の傷は見た目だけ、姉ちゃんは見えない傷を何千も何億も持ってる
だからせめて俺は姉ちゃんに見えない傷を出来るだけ作らないようにしなきゃいけねえ
それでも姉ちゃんは中も外も傷を作る。。。
それはしょうがないよ、生きてるんだから
傷が出来るのは当たり前
傷を作らずに前へ進めない
傷を作るから少しずつ強くなれるんだと私は思ってる
鳴呼、お前も私も
傷を作りながら生きてくんだな
少しずつ強くなろう
☆私の誕生日とお前の誕生日☆
また来た、誕生日
なにも知らないみんなの言う事はいつも
「おめでとう」
泣きそうになりつつもいつも
「ありがとう」って言う
来ても嬉しくない
来てもただ時間の流れを強く感じ
歳だけとってゆく
どちらかと言うと来てほしくない
それでも毎年毎年
私はまた生きて誕生日を迎える
お前も誕生日
私と同じくどこかで誕生日を迎える
少し遅れて生まれてきたお前だけど
私と同じ日に誕生日を迎える
私もお前も誕生日
なんどもこれから無事生きてれば必ず迎える
私達の誕生日と父の命日
あの日は私達の誕生日
あの日は父の命日
皮肉なものだ
誕生日で命日で
別れの日で
今は隠さないといけない日
誰も知らない父の命日とお前の誕生日
きっとこれからも会えるよな、お前には
もう会えないよな、父には
でも忘れないよな、父の事は
来年も生きて私達の誕生日と父の命日を迎えよう
「アンダーグラウンド景」
指やこんこん
目玉やこんこん
ふってもふっても
まだ降り積もる
ここにいるのは鏡にうつらない者ばかり
空は赤く地面はいつも濡れている