自己満足の見世物小屋。

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1:赤座 翠子:2017/03/20(月) 01:07

独り言兼創作物(作詞とか思いついたこととか書き留めときたいこと)とか出していこうと思う。
書き込みはご自由に。

40:赤座 翠子:2018/12/07(金) 14:10



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落ち込んで落ち込んで、
落ち込んだ先には泣き癖。

そんな脳みそにリーゼ飲ませて。

精神薬を僕によこせよ。

屋上から飛び降りる瞬間に
見えた君の笑顔が
とっても晴れてて綺麗で悲しかった。
睡眠薬で眠らせた僕の復讐心。
今日だけ許してね。

微睡みの中に君を見た。
何か言いたそうに僕を見てる。

「自殺信者が。」

そんな、とある放課後のことでした。

言語化なんてできないの。
どうしよう僕は躁鬱病。
なんにもしたくないけどなんかしなきゃって
いつも生き急いでる。
死にたいのにほんとに死ぬ勇気はない。

腐った脳みそにリーゼ飲ませて。
落ち込んだ先にある浮遊感を



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41:赤座 翠子:2019/01/01(火) 03:15




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大嫌いなお前が泣いていた。
愛してくれてありがとう。
僕のこと忘れるなよ。

僕もお前のことは嫌いじゃないかもしれない。

泣くなよ。辛くなるだろう。
ちょっと遠くに行くだけ。いつかまた会えるよ。
でっかい声でマイクってやつに向かうのも、優しい声で僕に話しかけるのも、
全部とても幸せだった。全部が幸せでいっぱいだった。
僕を見つけてくれてありがとう。
さようならじゃないから泣くなよ。

弱ってるなんてお前らしくない。
いつもみたいに舌打ちして画面に話しかけろよ。
うるせーって言えよ。

お前のところにこられて、たくさんの人に想われて、
すごくすごく楽しくて。

だから最期は笑ってくれよ。
いつもみたいに可愛いなって言ってよ。
お前のでっかい手が僕は大好きだった。
ふわふわ撫でてくれる手が。
握手って言って僕の足掴む手が。
寄りかかれるあったかい手が大好きだったんだよ。

みんなに僕のこと自慢してくれる笑顔も、
嫌がってもついてくるとこも。
全部大好きなんだよほんとは。


だから、またね。
またみんなに会いたいから、またみんなと話したいから、
生まれ変わってもまた、お前の猫になりたい。




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42:赤座 翠子:2019/01/01(火) 03:23



青くて緑で黄色なお目目。
ビー玉みたいな綺麗なお目目。

白黒もふもふパンダみたいなフォルム。
まん丸でふわふわなとこ。

静かにカメラ睨む顔。

幼い君が跳ね回った部屋。

天邪鬼なのかすぐ怒っちゃうとこ。
でもなんだかんだで一緒にいてあげるとこ。

ちっちゃいお手手ででっかいお手手押え付けるとこ。
視線合わせてにこにこしてるとこ。
でもやっぱり距離感は遠目なとこ。

大好きで可愛くて仕方ない。

お風呂の蓋の上で寝てるとこ。
玄関入ってすぐにベッド構えてるとこ。
ご飯食べてる時のぺちゃんこな横顔。

でもやっぱりあのひとのいちばんのおともだちだったとこ。

全部好きで好きで。

来世でも君が幸せになりますように。

43:赤座 翠子:2019/03/26(火) 08:54



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月の蒼さ
太陽の赤さ
星の輝き
雲が流れる速度もぜんぶ

ぼくの望むまま操れたら
どんなに楽しいことでしょう。

サラサラと流れる天の川と
底に小さな石ころの敷き詰まった星のお池。
小さな石ころはみな死んでしまった星たちです。

そこへ足を浸して
ゆらゆらと流れを見ていたい。

コンセントを抜いたらまた
何も無い天井です。

さっき太陽にさようならを言って
星たちに今晩はを言ったのに。

今夜の星めぐりも
どうか頑張ってくださいと言ったのに。


朝が来れば僕の部屋。
何も無い白い部屋です。
夜だけ見られる神聖世界。
カムパネルラはいなくとも、ぼくの星はあります。


プラネタリウム。

偽物の星の集まり。
僕にはとてもぴったりです。


  .


  

44:赤座 翠子:2019/04/27(土) 02:04



  .

真夜中の浴室。
電気もつけずに入浴中。
気持ちのいい快晴の星空は窓枠を通り抜けて僕のなかに這入り混みます。

バスタブの、波立つお湯の水面にも
濡れた壁にも
シャワーヘッドにも
流れるお湯にも
洗い場の床にも
シャンプーの泡のひとつにも

反射して消えてゆく星々があります。
流星群は今夜きっと僕の元に飛んでくる。

夏の夜おばあちゃんちで西瓜を食べながら眺めたあの星空が
今僕の目の中に繰り広げられるのです。
お庭の草の匂いとバスルームの石鹸の匂い。
ちがうものでも繋げてくれるのです。

ノスタルヂックなあの風景を乗せて
青、赤、黄色、緑、白。沢山の流れ星が
浴槽のお湯にとけてゆきます。


グッドナイト流星群。
明日はきっと善い日になるよう。
おやすみなさい。またあした。


  .

45:赤座 翠子:2019/06/21(金) 23:11




    .
カチカチカチカチ.....カチン。

時計の針が重なる時、あたしはきっと魔女になる。
十二時ぴったりにタワーの頂上で。
怪しく光る夜景を見ながら邪悪な魔法で世界を包むのよ。

鏡よ鏡、世界で一番美しいのはだあれ?
なんて問いかけなくてもいいの。
この真っ赤でどす黒いほど奇麗でピカピカな林檎を一齧り。
世界で1番美しいのはあたし。

毒に侵されても眠ったりなんかしないわ。
だって、あたしの恋人は毒と名乗るあの人だから。
真実の愛のキスなんて要らないの。
王子様も小人達もみんな不要。

八本足の皮肉屋さんと、綺麗な赤い髪の鸚鵡ちゃんと、それからあたしの次に美しい鴉さんと、綺麗な音色を奏でる鐘の子がきっとあたしを迎えに来るの。
そしたらね、白黒ぶちのわんこにエスコートされて、サバンナの女王ときらっきらな水晶さんと、そして私の恋人の毒林檎と一緒に朝が来るまで踊るのよ。

レディースアンドジェントルマン。
今夜の主役は物語の中で恐ろしく描かれた彼ら。
今夜だけ彼らは王子と姫。
色とりどりの舞踏会にあたしは招かれたの。

終わらないで、この宴。
いつまでも貴方達と踊っていたいのよ。
なんて幸せな終わりでしょう。

Apple poison
毒林檎。一齧りで世界はbeautiful。


  .

46:赤座 翠子:2019/06/21(金) 23:14

  .
  .
  .
くるり。くるくるり。

  .  .  .すとん。

天井に足をつけて、月まで届けと手を伸ばす。

  .  .  .くらくら、どすん。

夜空の海を泳ぐ小さな小舟。
私は今夜オーケストラの指揮者になる。

大きな月を目の前に、静かの海で演奏会。
へんてこあべこべチグハグな人達と、きらきらひかる月夜の楽器が、
こんやのわたしのおともだち。



  .  .  .くるくる、すとん。

太陽が昇る頃、私はきっとベッドの中。





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47:赤座 翠子:2019/07/28(日) 16:30




  .  .  .

昔々あるところに
美しい尾鰭を持った人魚が1人。
海の王子様である彼は、沈んだ船を探検していました。


そこへいいえものを見つけたと1人の海の魔女。
船の甲板で歌い始めます。


紫色に光るその声はどこか物悲しく、とても儚げで
人魚は直ぐに虜になりました。


魔女の歌はこう告げます。

あんたの魂を私におくれ。
ずっと大切にしてあげるよ。



人魚は答えるように歌います。

わたしの魂は貴女のもの。
永遠にお慕い申します。


ふわりふわりと舞い降りて、人魚の魂を喰らってしまいました。

ほらこれを首にお掛け。

黄金に輝く巻貝のペンダント。
魔女は呪文を唱えます。


すると、美しい人魚はみるみるうちに
醜い蛸へと姿を変えれてしまったのです。

悲しみに呉れる人魚はペンダントを岩に叩きつけました。

それでも魔女の呪いは解けません。



ああ、哀れな人魚だこと。
あんたは一生私の隷。運命には逆らえないよ。




可哀想な八本足の人魚さん。
明日も、その先も、来世も、そのまた来世もずっと、
巻貝という呪いの契約書に縛られるのでした。



きっと2人は今もどこかの海で
妖しくも美しいデュエットを奏でているのです。


めでたしめでたし。



  .


  

48:赤座 翠子:2019/07/28(日) 16:49




  .
美しい毛並み、
美しい色、
美しい柄、

どれをとっても申し分ないわ。
今日の毛皮はダルメシアン製なの。

街を歩けばみんなが振り向く。
今日のあたしは世界一。

でも、1匹だけどうしても言うことを聞かない犬がいる。

両耳が綺麗に真っ黒で片目にも真っ黒いパッチをつけたような柄の...




ダーリン!またクッションを噛んだわね?
ちょっと、それはあたしの靴よ。
全くこの子ったら何にもできないんだから...



それでもあたしはこの子を愛してるの。
この子はあたしの家族だもの。



ねぇ。お願いよダーリン。
眠ってないで目を開けて頂戴。

もう怒鳴ったりぶったりしないわ。


世界で一番大好きよ。
あたしの可愛い可愛いダーリン。



  .

49:赤座 翠子:2019/07/28(日) 16:54




  .
ねぇママ。どうしてぼくは毛皮になれなかったの?
きたないから?ぼくのこと、きらいだから?


ダーリン、って、
愛しい子、って意味だよね。

ママはぼくが好き?
ぼくはママが世界一好きだよ。

お洒落で、かっこよくて、綺麗な声をしてるから。


でも、怒鳴られたりぶたれたりするのは好きじゃないんだ。
ぼくが悪い子だから、ママは困ってたんだよね。


ねぇ、向こうに行ったら毛皮になったぼくの兄弟に会えるかな?楽しみだなぁ。



また次生まれ変わってもママのダーリンになりたいな。



  .

50:赤座 翠子:2019/07/30(火) 23:31




  .
君を押し込んでガタガタ回る洗濯機。
綺麗にしなきゃ。君の汚された春を。

赤黒い血と洗剤とが混じりあって
鮮やかな泡が立つ。

君を引き摺って午後のベランダへ。
白いワンピースが赤に変わっていた。

より一層洒落こんだ君の首に縄をかけて
そのまま物干し竿へ。
乾かさなきゃね、涙の痕と真っ赤な命を。





夜が来たら君を取り込み、
綺麗なままいつでも会えるように冷蔵庫を開く。
マイナス3度のチルド室。
今日からここが君のお城。







  .

さようなら、愛した君。
冷たく閉ざされた君の体を
温めながら欲を吐き出す午後2時の平日より。



  .  .  .




  

51:赤座 翠子:2019/07/31(水) 21:28




  .  .  .

最後の仕事は派手に、
美しく妖しく行こうじゃないかと。
意気込んで雨の降ったあとの広場に集合。

光る太陽と水たまり。懐かしい香り。
故郷の深い青が迎えに来る日。


俺と永遠の契約を。


たった一言が、
ついに言えないままだったなあ。


さあ今日も始めよう。
自信はたっぷりに、やる気は控えめに。


黄金の巻貝がその呪いを発揮する前に、
もう少しだけこの世界で
大切なお前と笑いたかった。



  .  .  .


  

52:赤座 翠子:2019/08/13(火) 21:00




  .  .  .

夜が来たから君のセンスに出かけよう。
可愛くて仕方のない君のほっぺは蚊に喰われて修理中。

  .  .  .

昼になったら君を見あげよう。
150mのメルヘンな建物は誰も手が届かなくて休養中。

  .  .  .

やめて。やめて。近寄らないでと君が泣くから。
決して、決して、君を離しはしない。
物置の中で遊ぶんだよ、ゴミ箱同士で。
そこで作った家を2人でぶっ壊す。

そんな未来は君とがいい。

  .  .  .

真っ赤な壁に囲まれた君の中はとても暖かくて
僕を静寂と鉄分の匂いで包んでくれる。
大好きなんだ。真っ白い欲が真っ赤な欲と混じり合い
ふわふわのピンクになったら君のほっぺに塗ってあげるね。
ふわっと煌めくチークはきっと、虫刺され跡だって隠してくれる。

  .  .  .

今日も夜が来たから君のセンスに出かけよう。
頭のネジに、僕なら手が届くから。



  .  .  .

建物んちの君。
二階建ての家。
蚊に喰われた赤いほっぺを修理中.....


  .  .  .



君以外。君以外。何もいらない。
ピンクのチークが似合う君がすき。




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53:赤座 翠子:2019/08/13(火) 21:10




  .  .  .

Q.どうして君は誰彼構わず傷つけるの。

A.みんなが傷つけてくるから。

  .  .  .



するすると消えていく感覚と、とっ散らかった頭にガンガンと響くロックンロールが、とてもかっこいいと僕は思うのです。


ギターは歌う。ぎゃんぎゃんにきらっきらに最高の音を歌う。
ドラムが吼える。バチバチと地響きを上げながら最強の音を歌う。
ベースも泣く。静かに、でも激しい怒りと昂りを込めた最愛の音を歌う。

ピアノの音が悲しくさせる午後。
精神科の待合室で、診察を待ちながら聞く好きなバンドの曲。

歌声は黄色信号出しながら僕に死ぬなと訴える。
なのに歌詞はずっと死んじまえ。って歌ってる。

生き残れ。生き残って音楽に触れろ。
くそったればっかりの世の中に、俺達が希望と光と、色々くれてやるから。
意味のわからないことを信じろ。意味が分かることはみんな嘘だから。
心の中に恐竜を飼え。そしてそれを飼い慣らせ。

精神解放の時間だもん。叫んで踊って拳上げて飛び込んで暴れて最高にバカになれよ。



そんな言葉が沢山降ってくる。

かと思えば優しく、愛おしそうに歌ってくれる。
大切に大切に言葉を分けてくれる。
僕の心に飼ったティラノサウルスもその時は小さな子猫になる。
甘く、くるくると、爽やかに、清々しく。



だから目が離せない。自分守るの必死な君ごと守りたいと思わされる。




  .  .  .


僕には関係ないのにね。


  .  .  .

54:赤座 翠子:2019/10/03(木) 17:52



  .  .  .
8月に帰っていく夏の景色にエフェクトかけて、
夕暮れ空と歌う初秋。

歪みきかせてロックンロール。
青春パンクはもう死んだ。

吐きそうなほど高い空に、もうすぐ深い紺色のヴェールがかかるの。
そしたら、海へ出て歌を歌いましょう。



強がったまんまの夏の感情を、8月へ返して。
寂しくないよ。強くならなきゃ。
世界は可愛く回ってるから、僕も可愛く生きていよう。
  .  .  .




晴れた日には歌を歌って、雨の日にはギターを弾こう。
ディレイしてく景色に乗せて、幸せな歌を歌えますように。





  

55:赤座 翠子:2019/10/27(日) 08:06




  .  .  .

ほろ苦く昇るタバコの煙と、割れたPC画面と、
お酒の空き缶が沢山。
ぐしゃぐしゃのベッドと、たくさんのケーブルと、
あなたの抜け殻が1つ。

放り投げられたギターと、穴の空いた壁と、
可愛いぬいぐるみがごろごろ。
カーテン替わりの沢山のパジャマと、猫のベッドと、
血の着いたTシャツがぽつん。


この部屋は絶望と混沌と
ロックンロールで溢れてる。

哀しくて、苦しくて、死んでしまいたいのに
またね ってあなたが手を振るから。

あたしはまた、
スマホの画面から目が離せなくなる。

インターネットの世界で、
いつでもあなたに会えるから。

赤い文字が時間を示す。
精神薬が画面に降る。大好きな時間。
綺麗で儚くて、でもあなたはにこにこお喋り。

毎日がニュース なんて言っても
あたしの毎日にはあなたしかいないから
あなたに起きる全てを知りたいの。




  .  .  .

56:猫村 るる:2019/11/28(木) 16:16



追い詰められた鼠は血だらけになりながら猫を襲う。


窮鼠猫を噛む。


ちっさくたって、弱くたって、
火事場の馬鹿力で立ち上がる。
真っ赤なシャウトと青いキーボード。
幸せすぎてくたばりそう。

圧倒的に負けたって、向上心が上回った方が勝ち。
でも落ち込みはする。
だからこそ、

追い詰められた鼠は血だらけになりながら猫を襲う。


笑いものになりたい訳じゃない。
でも笑顔を引き出すのには優越感とアドレナリンでおかしくなりそうになる。
こんな感じでグダグダやって行くつもりもないけど
今はこれでいいんだよ。


優しい歌とか歌えないし、
キャッチーじゃなきゃ誰も聴かないし、
ひとつくらい面白いやつ入れるかって言う気配りで
チャンス貰えても意味は無い。

やるからには鼠がてっぺんに立ってやる。
数ある猫を蹴落として、鼠がその上に立つ。

そんで、くそったればっかの世界にドロップキックを御見舞する。



生き様見せてやる。だから着いてこい。





そんなあなたが今日も大好き。


  .  .  .

57:猫村 るる:2019/12/05(木) 18:34




    .  .  .


何も無い休日。
遅く起きて水を飲む。
ぼーっとテレビを眺めていたらお昼の料理番組。

誰からの誘いもないし、何がしたいとかもない。
でもなんかしないとなって。

金色に頼って、薬飲んで。
みんな隠れて不安定だって。

わーってなって不安定。今日も。



明日から本気出せばいいや。




ベッドに潜って目を瞑る。眠れるわけじゃないのに。
22時すぎに帰宅して気がつけば午前2時。
明日も仕事あるのに。
眠ればいいのに無意味に夜を更かす。


金色に頼って、薬飲んで。
みんな隠れて不安定だって。


わーってなって不安定。今日も。







何も無い休日ーーーーーーーーーーーーーー。



  .  .  .

58:猫村るる:2020/01/12(日) 23:42




  .  .  .
るるちゃんの雑談配信
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こんばんは、こんばんは、見に来てくれてありがとね。
今日は何もすることがないから、あんたらにあたしのこと教えてあげる。

名前はるる。歳は17才。死にたい盛りの女子高生。
今はこの配信をしてる。
今日は学校で同じクラスの佐藤に教科書破かれた。

ピアノ弾いて歌った。
夕方のせいにして沢山泣いた。

さっきまで海にいて、このまま水に還ろうとしてた。
家には帰りたくない。あんたらの中にもいるでしょ。
辛くて苦しくて何も手につかないやつ。手上げて。

いいんだよ。ねこが味方してくれるから。
屋根の上登ってみなよ。猫の会議に参加するの。

人間どもは馬鹿だにゃー。って一緒に見下すの。
お絵かきしてもいいよ。猫に見せてあげるんだ。

あたしが描くのは世界からあんたらを守るスーパーヒロイン。

きっとさ、この先も辛いことあるよ。
そんな時にね、思い出して欲しいの。あたしがいたこと。
別に思い出さなくてもいいけどさ。

あたしがここにいた証拠欲しいからこの配信やってんの。
今から自殺配信に切り替える。見たくないやつは切ってよね。


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魔法少女るるちゃんの自殺配信
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中央線下り快速。これがあたしの死に場所。
電車って好きなの。なんでか知らない。

猫と話す魔女になりたかった。
魔女じゃないけど猫とは話せる。


ねぇ、あたしのこと必要?
あたしのこと好き?
あたしもね、みんな大好きだよ。

でもお前ら顔が偽物なんだもん。
お面つけて大好きだって言われても何も感じない。

にこにこのお面取ってみなよ。
ばかみたい。


世界があたしを攻撃してくるから、
やられる前にやってやる。



もうそろそろ電車来んね。
いこっかな。...ばいばいみんな。おやすみね。

いいゆめみてください。





きゅるきゅるきゅる─────ぐしゃ。




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  配信終了
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