独り言兼創作物(作詞とか思いついたこととか書き留めときたいこと)とか出していこうと思う。
書き込みはご自由に。
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ねぇママ。どうしてぼくは毛皮になれなかったの?
きたないから?ぼくのこと、きらいだから?
ダーリン、って、
愛しい子、って意味だよね。
ママはぼくが好き?
ぼくはママが世界一好きだよ。
お洒落で、かっこよくて、綺麗な声をしてるから。
でも、怒鳴られたりぶたれたりするのは好きじゃないんだ。
ぼくが悪い子だから、ママは困ってたんだよね。
ねぇ、向こうに行ったら毛皮になったぼくの兄弟に会えるかな?楽しみだなぁ。
また次生まれ変わってもママのダーリンになりたいな。
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君を押し込んでガタガタ回る洗濯機。
綺麗にしなきゃ。君の汚された春を。
赤黒い血と洗剤とが混じりあって
鮮やかな泡が立つ。
君を引き摺って午後のベランダへ。
白いワンピースが赤に変わっていた。
より一層洒落こんだ君の首に縄をかけて
そのまま物干し竿へ。
乾かさなきゃね、涙の痕と真っ赤な命を。
夜が来たら君を取り込み、
綺麗なままいつでも会えるように冷蔵庫を開く。
マイナス3度のチルド室。
今日からここが君のお城。
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さようなら、愛した君。
冷たく閉ざされた君の体を
温めながら欲を吐き出す午後2時の平日より。
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最後の仕事は派手に、
美しく妖しく行こうじゃないかと。
意気込んで雨の降ったあとの広場に集合。
光る太陽と水たまり。懐かしい香り。
故郷の深い青が迎えに来る日。
俺と永遠の契約を。
たった一言が、
ついに言えないままだったなあ。
さあ今日も始めよう。
自信はたっぷりに、やる気は控えめに。
黄金の巻貝がその呪いを発揮する前に、
もう少しだけこの世界で
大切なお前と笑いたかった。
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夜が来たから君のセンスに出かけよう。
可愛くて仕方のない君のほっぺは蚊に喰われて修理中。
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昼になったら君を見あげよう。
150mのメルヘンな建物は誰も手が届かなくて休養中。
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やめて。やめて。近寄らないでと君が泣くから。
決して、決して、君を離しはしない。
物置の中で遊ぶんだよ、ゴミ箱同士で。
そこで作った家を2人でぶっ壊す。
そんな未来は君とがいい。
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真っ赤な壁に囲まれた君の中はとても暖かくて
僕を静寂と鉄分の匂いで包んでくれる。
大好きなんだ。真っ白い欲が真っ赤な欲と混じり合い
ふわふわのピンクになったら君のほっぺに塗ってあげるね。
ふわっと煌めくチークはきっと、虫刺され跡だって隠してくれる。
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今日も夜が来たから君のセンスに出かけよう。
頭のネジに、僕なら手が届くから。
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建物んちの君。
二階建ての家。
蚊に喰われた赤いほっぺを修理中.....
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君以外。君以外。何もいらない。
ピンクのチークが似合う君がすき。
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Q.どうして君は誰彼構わず傷つけるの。
A.みんなが傷つけてくるから。
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するすると消えていく感覚と、とっ散らかった頭にガンガンと響くロックンロールが、とてもかっこいいと僕は思うのです。
ギターは歌う。ぎゃんぎゃんにきらっきらに最高の音を歌う。
ドラムが吼える。バチバチと地響きを上げながら最強の音を歌う。
ベースも泣く。静かに、でも激しい怒りと昂りを込めた最愛の音を歌う。
ピアノの音が悲しくさせる午後。
精神科の待合室で、診察を待ちながら聞く好きなバンドの曲。
歌声は黄色信号出しながら僕に死ぬなと訴える。
なのに歌詞はずっと死んじまえ。って歌ってる。
生き残れ。生き残って音楽に触れろ。
くそったればっかりの世の中に、俺達が希望と光と、色々くれてやるから。
意味のわからないことを信じろ。意味が分かることはみんな嘘だから。
心の中に恐竜を飼え。そしてそれを飼い慣らせ。
精神解放の時間だもん。叫んで踊って拳上げて飛び込んで暴れて最高にバカになれよ。
そんな言葉が沢山降ってくる。
かと思えば優しく、愛おしそうに歌ってくれる。
大切に大切に言葉を分けてくれる。
僕の心に飼ったティラノサウルスもその時は小さな子猫になる。
甘く、くるくると、爽やかに、清々しく。
だから目が離せない。自分守るの必死な君ごと守りたいと思わされる。
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僕には関係ないのにね。
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8月に帰っていく夏の景色にエフェクトかけて、
夕暮れ空と歌う初秋。
歪みきかせてロックンロール。
青春パンクはもう死んだ。
吐きそうなほど高い空に、もうすぐ深い紺色のヴェールがかかるの。
そしたら、海へ出て歌を歌いましょう。
強がったまんまの夏の感情を、8月へ返して。
寂しくないよ。強くならなきゃ。
世界は可愛く回ってるから、僕も可愛く生きていよう。
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晴れた日には歌を歌って、雨の日にはギターを弾こう。
ディレイしてく景色に乗せて、幸せな歌を歌えますように。
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ほろ苦く昇るタバコの煙と、割れたPC画面と、
お酒の空き缶が沢山。
ぐしゃぐしゃのベッドと、たくさんのケーブルと、
あなたの抜け殻が1つ。
放り投げられたギターと、穴の空いた壁と、
可愛いぬいぐるみがごろごろ。
カーテン替わりの沢山のパジャマと、猫のベッドと、
血の着いたTシャツがぽつん。
この部屋は絶望と混沌と
ロックンロールで溢れてる。
哀しくて、苦しくて、死んでしまいたいのに
またね ってあなたが手を振るから。
あたしはまた、
スマホの画面から目が離せなくなる。
インターネットの世界で、
いつでもあなたに会えるから。
赤い文字が時間を示す。
精神薬が画面に降る。大好きな時間。
綺麗で儚くて、でもあなたはにこにこお喋り。
毎日がニュース なんて言っても
あたしの毎日にはあなたしかいないから
あなたに起きる全てを知りたいの。
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追い詰められた鼠は血だらけになりながら猫を襲う。
窮鼠猫を噛む。
ちっさくたって、弱くたって、
火事場の馬鹿力で立ち上がる。
真っ赤なシャウトと青いキーボード。
幸せすぎてくたばりそう。
圧倒的に負けたって、向上心が上回った方が勝ち。
でも落ち込みはする。
だからこそ、
追い詰められた鼠は血だらけになりながら猫を襲う。
笑いものになりたい訳じゃない。
でも笑顔を引き出すのには優越感とアドレナリンでおかしくなりそうになる。
こんな感じでグダグダやって行くつもりもないけど
今はこれでいいんだよ。
優しい歌とか歌えないし、
キャッチーじゃなきゃ誰も聴かないし、
ひとつくらい面白いやつ入れるかって言う気配りで
チャンス貰えても意味は無い。
やるからには鼠がてっぺんに立ってやる。
数ある猫を蹴落として、鼠がその上に立つ。
そんで、くそったればっかの世界にドロップキックを御見舞する。
生き様見せてやる。だから着いてこい。
そんなあなたが今日も大好き。
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何も無い休日。
遅く起きて水を飲む。
ぼーっとテレビを眺めていたらお昼の料理番組。
誰からの誘いもないし、何がしたいとかもない。
でもなんかしないとなって。
金色に頼って、薬飲んで。
みんな隠れて不安定だって。
わーってなって不安定。今日も。
明日から本気出せばいいや。
ベッドに潜って目を瞑る。眠れるわけじゃないのに。
22時すぎに帰宅して気がつけば午前2時。
明日も仕事あるのに。
眠ればいいのに無意味に夜を更かす。
金色に頼って、薬飲んで。
みんな隠れて不安定だって。
わーってなって不安定。今日も。
何も無い休日ーーーーーーーーーーーーーー。
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るるちゃんの雑談配信
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こんばんは、こんばんは、見に来てくれてありがとね。
今日は何もすることがないから、あんたらにあたしのこと教えてあげる。
名前はるる。歳は17才。死にたい盛りの女子高生。
今はこの配信をしてる。
今日は学校で同じクラスの佐藤に教科書破かれた。
ピアノ弾いて歌った。
夕方のせいにして沢山泣いた。
さっきまで海にいて、このまま水に還ろうとしてた。
家には帰りたくない。あんたらの中にもいるでしょ。
辛くて苦しくて何も手につかないやつ。手上げて。
いいんだよ。ねこが味方してくれるから。
屋根の上登ってみなよ。猫の会議に参加するの。
人間どもは馬鹿だにゃー。って一緒に見下すの。
お絵かきしてもいいよ。猫に見せてあげるんだ。
あたしが描くのは世界からあんたらを守るスーパーヒロイン。
きっとさ、この先も辛いことあるよ。
そんな時にね、思い出して欲しいの。あたしがいたこと。
別に思い出さなくてもいいけどさ。
あたしがここにいた証拠欲しいからこの配信やってんの。
今から自殺配信に切り替える。見たくないやつは切ってよね。
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魔法少女るるちゃんの自殺配信
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中央線下り快速。これがあたしの死に場所。
電車って好きなの。なんでか知らない。
猫と話す魔女になりたかった。
魔女じゃないけど猫とは話せる。
ねぇ、あたしのこと必要?
あたしのこと好き?
あたしもね、みんな大好きだよ。
でもお前ら顔が偽物なんだもん。
お面つけて大好きだって言われても何も感じない。
にこにこのお面取ってみなよ。
ばかみたい。
世界があたしを攻撃してくるから、
やられる前にやってやる。
もうそろそろ電車来んね。
いこっかな。...ばいばいみんな。おやすみね。
いいゆめみてください。
きゅるきゅるきゅる─────ぐしゃ。
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配信終了
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