ポエムや詩を書きます。
ポエムも書くので少し叙情詩系かと思いますが荒らし、迷惑コメントはなしでお願いします。
>>3
まさか自分の詩がいとりさんに評価してもらえるとは…
ありがとうございます！こちらこそいとりさんの素敵な詩を読ませていただいております。更新速度は遅いですが今後も見て頂けると嬉しいです。
私の詩を素敵な詩と言って頂けて嬉しいです！
はい！また諏佐さんの詩を待ってます。
「n回目の回答」
しかめっ面で一つだけ空欄の回答用紙を見つめる
見つめても答えなんて浮かばないが
それでも上の空で見つめ続ける
時間は無限ではない
早く解かないと時間切れになる
いっそのこと、この時間が永遠にならないものか
全知全能の神様がいたら是非教えていただきたい
この回答を
この子の心情を
瞬間。脳裏に映った難問の答えの鍵穴
希望の光が差し込み
鍵となる問題の一部を探し出す
『この時の〇〇さんの心情を解いて下さい』なんて他人事だからわかるはずがない
けどどこかに答えを導き出すための『キー』ワードは絶対に隠れている
後数分。残された時間はあと僅か
うっすら浮き上がる冷や汗
荒くなる呼吸
早くなる心臓の鼓動
見つけた
残り1分の緊張した空気の中
思考の全てをこの空欄にぶつける
ペンを紙から離した瞬間、終わりのチャイムが鳴り全てが上手くいったと思った
ふと紙を裏返す
そこには一面の白、すなわち白紙
背中に走る凄まじい寒気
もう一度やり直しか
しかめっ面で空欄だらけの回答用紙を見つめる
見つめても答えなんて浮かばないが
それでも上の空で見つめ続ける
しかめっ面で空欄だらけの回答用紙を見つめる
見つめても答えなんて浮かばないが
それでも上の空で見つめ続ける
あの時願うんじゃなかった
『いっそのこと、この時間が永遠にならないものか』
なんて
おお神よ慈悲の深きはマリアナそ我の救ひはもすくにあるなり
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