小説・音楽がちょっとした趣味で最近、ポエムもやってみたいなっと思い立ててみました。
不束者ですが、暖かい目見てくれると幸いです。
それでは、“みすずのポエム帳〜Part1〜”
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私は、誰なのだろう…。
あの時から何も分からない。
ねぇ、私は、誰?
貴方は、誰なの…?
ねぇ、
誰か答えて____。
私は…ある日何もかも、“記憶”を失った。
今もそうだ、今も…記憶がない。
『ほら…あの子、大事故のせいで記憶失ったみたいよ…』
看護婦たちは、いつも私の噂ばかり…
医師にも、噂されていた。
そんな私に、いつも話しかけてくる人がいた…
「今日も来たよ!」
この人が、いつも私に話しかけてくる。
何で…何で、私に話しかけてくるの…?そうやって、問い掛けていても、届かない…
「…って言っても返事来ないよね。」
そう、私は何故か声が出ない…。
365日、私はベッドの上に座っている
「今日はね、大学でさ__。」
この人は、私に話しかけてくる。
いつものように…
返事、できないのに…話しかけてくる
「___…あ、そうだ!新しい洋服買って来たんだ!きっとお前に似合う服ばかりだよ!」
この人は、いつも可愛い服を着させてくれる…それも新品の服ばかり…
「似合う、似合う!やっぱり、俺の大切な彼女であって似合うな!」
“彼女”…その言葉がいつも引っ掛かっていた。
「そうだ!明日はお前の誕生日だよな!明日、良い物持ってきてやる!約束、指切りげんまん___。」
この人は、私の誕生日になると高そうな物ばかり買ってくる。
「はりせんぼん、のーます…指切った!そろそろ行くなじゃあな☆」
こうして、私の365日の生活が始まる…
何も喋れない…何もできない…ただ、ベッドの上に居るだけ。
そんな、ある日…その人は声を荒げて医師と話しをしていた…何を話してるの?ねぇ、こっち来てよ…
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