窓にきらめく飾りが落ちて
拾い上げれば不意に泣きたくなる / >>02
きみがいっそいなくなればいいのに
そうじゃないとわたしが傷つくだけだから
きみがいっそ冷たく突き放しちゃえばいいのに
そうじゃないとわたしが期待してしまうから
しんじゃえ
あなたに貰ったアネモネを今も花瓶に入れています 。
それがもし枯れたとしても 。
わたしには似合わない豪華なアクセサリーは
わたしには勿体ないので大事にしまっておきます。
それがもし何かの拍子に壊れたとしても 。
だからあなたの居場所は
まだ空けておきますね 。
自分よりも劣るひとを見ると優越感
でもその度にちょっと自分嫌って罪悪感
でも それでもいいんじゃないですか
好きです 。
あいつの瞳には戸惑いしか残らない 。
ばーか 。
そう言ってわたしの頭をくしゃくしゃと撫でる君 。
わたしを好きになればいいのに 。
ばーか 。
想いを伝えたら きみに話しかけられても 避けよう
言いたい事を言ったら きみと同じ委員会に手を挙げるのは やめよう
そう心に決めて わたしはこの甘くて苦いものを抑えた .
奇跡なんて起きないのに
いつか起こると期待する自分がいるんだ
星空がよく見えるあの場所で
あなたと共に星の数を数えた 。
「 いーち 、にーいっ 」と
あなたの掛け声で数えられる星たち 。
あの頃の無邪気なあなたは
どこへ行ってしまったのですか 。
いつになったらわたしを好きじゃなくなりますか 。
いつになってもわたしを好きでいてくれますか 。
そんなこと言ってるわたしが一番の幸せ者なのに 。