詩会2019秋

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1:龍崎ケイト:2019/11/02(土) 19:34

初めまして。龍崎ケイトと申します。
大学1年生の男子です。

このスレッドで、自作の詩を不定期に投稿していきます。
よろしくお願いします。

2:龍崎ケイト:2019/11/02(土) 19:35

「光」


それは運命だった
閉ざされた扉を叩いているのは
誰でもない僕だった
それは光だった
この部屋の中に何かが舞い降りた
全てを愛しく思えるようになったんだ

今、何がしたいの?
いつも何かを考えては弾けていたね
果てしない妄想に走りながら
広すぎる世界に疲れていた僕がいた
窓の向こうで君が待っている
太陽も街も僕を待っている
今だけは見逃せないんだ
気がつけば扉を壊している僕がいた

それは運命だった
僕を誰よりも強く磨いていくのは
誰でもない僕だった
それは光だった
地上を歩いていく意味を初めて知った
今だけは見逃せないんだ
気がつけば僕を活かす光があった

3:龍崎ケイト:2019/11/02(土) 19:36

「バングナイトドライブ」


「ったく…」不意に呟いた独り言
誰に向けて言ってんのか分かんないけど
相変わらずの救いようのない惨状ぶりで
嫌気が差しまくる日々に疲れてきたんです

今日も自分なりに進んでいく夜間高速
窓の向こうの景色に負けてしまうような
後悔だらけの時に浸りたくないから
ストレスを抹消しよう そうするしかねぇな

爆音で往けよ 悩み吐いていこうぜ
ラジオから流れるハードロックチューン
ボリューム上げて気分高めて俺よ舞え!
爆音で往けよ まだまだ足りないぜ
夜空を裂くような叫びで奴を刺すぜ
こんな夜いつだって最高なもんだ 往け!

爆音で往けよ 楽しんでいこうぜ
エアロもゼップもガンズのロックナンバーも
ボリューム上げて魂込めて闇燃やせ!
爆音で往けよ 好きになっていこうぜ
疲れきった日々に刺激を与えるのは俺
こんな夜を愛せる自分は最高だ 往け!

4:龍崎ケイト:2019/11/02(土) 19:39

「詩人のテーマ」


素材とアイデアは完璧
でも上手く形にすることが出来なくて
道をさまよっていた 新米詩人

まずは筆と友達になろう
次に詩の基礎を根底から学ぼう
何度この行程を繰り返しても
積み上がっていくのは蒼い鬱だけ

杜甫さんと李白さんに会いに行こう
いいや 宮沢賢治さんにしよう
ふと汚れてしまった悲しみも
自分なりに解決して次へ行こう

言葉を探せ 夢を謳え
まだ遅くはないよ 詩にしてごらん
集まった破片を一つにまとめたら
ほら見えるでしょう 揺るぎなき詩体が

容易いだろう でも奥深いんだ
そうやって詩史は刻まれていくのさ
さぁ行こうか 新しい詩の聖地へ

5:龍崎ケイト:2019/11/03(日) 06:37

「潜水」


音の無い世界でただ息を殺した
目の前に広がるのは無数の欠片
そうさ今 僕は潜水したんだ
自分で自分を試しているんだ
青く澄んだ空に見守られながら
果てない底へと突き進んでいくんだ

甘く苦い空気をただ噛み締めた
ゆらゆらと無意識に揺れる泡
たった今 僕は潜水したんだ
淡い匂いが僕を満たすんだ
指で不確かな夢をなぞったら
終わらない幸せが全てを包んでいくんだ

沈んでいけ 己よ
もっと沈め そして奥をも超えていけ
清らかに活きていれば
やがて想いは舞い上がるはずさ
狂おしく今に浸れば
初めての響きに気付くはずさ

6:龍崎ケイト:2019/11/03(日) 14:05

「雨想い」


何気無い雨音や雨の匂いに
心を掴まれる僕がいることに気付いた
空は果てしなく澄み渡る灰色で
風も少しだけ荒々しく吹いていて
僕はこの雨色に帯びた風景を
脳裏に愛おしく焼き付けたよ

あの雨への憎悪 あの雨へのもどかしさ
何度体に染み込ませてきたことだろう
あの雨への敗北感 あの雨への哀愁感
思い返す度に体が熱くなるよ
あの雨への愛情 あの雨での奇跡
どこまでも鮮明に時は刻まれ続け
あの雨への希望 あの雨への感謝
僕は一つの確信を深めた

そうだ
僕は雨模様が好きだったんだ

ありがとう雨よ これからも清く降ってくれ
永遠より長い刹那を彩ってくれ

今日も窓の向こうで雫が踊っている
僕もそこにいていいかな
ポツリと呟いて 勢いよく開けた玄関
今日もどこかで雨は降り続いている…

7:龍崎ケイト:2019/11/04(月) 11:00

「懐億(かいおく)」


部屋の片隅の小さな花を
そっと撫でながら 窓の外を眺めて
ただ一人で黄昏るの
聞こえていますか? 届いていますか?
誰よりも愛しいあなたへ

あの日のことなら 今でも覚えているよ
あの日の歌なら 今でも歌えるよ
あの日の朝日は いつもより輝いていたよ
あの日の空は いつもより澄んでいたんだ

喜怒哀楽の波を渡りながら
誰よりも私らしい答えを見つけてきた
きっと正しくも間違ってもいないのだろう
そして歩いてきた道は
私らしく残って やがて輝くのだろう

ありがとう ごめんね さよなら

辿り着いた街の優しい音に
そっと魅せられて あの日を思い出して
また一人で黄昏るよ
聞こえていますか? 届いていますか?
誰よりも愛しいあなたへ

8:龍崎ケイト:2019/11/04(月) 11:02

「秋言」


今君のもとへ 会いに行きたいよ

街は色付いて 優しい風の中
一人立ち尽くしたまま 瞳を閉じた
どんな匂いなのだろう
華麗に実る あの紅葉は

穏やかな日差しと 雲一つ無い空
鳥は朗らかに鳴いて舞い渡る
どんな気持ちなのだろう
僕ですら分からない

どれほど果てを分かっていても
やがて原点を好む季節

苦く辛かった部屋を抜け出して
この地に辿り着いた
僕は大人になったのか
変わっていないのか
そんな悩みは秋風にくるまれて消えた
今はこの秋に彩られよう
そして僕は歩き出した

今君のもとへ 会いに行きたいよ

9:龍崎ケイト:2019/11/09(土) 18:51

「夜性の男」


ナイフを隠してさ迷い続けている男
白くも黒くもない容姿
況してや少年でも老人でもなくて
くだらない己を壊すために
夜を歩いている男
月光を浴びたら全ては始まる

あのトンネルをくぐり抜けてしまおう
可愛い少女に近づいてみよう
彼の中で無意識に広がる'if'
そしてもっと夜の底へ…

誰かに認められたくて
誰かに褒められたくて
生きてきたこの心は
もう疲れきってしまったから
風変わりな刺激を受けて
誰かにも刺激を与えてやろう
聞こえていますか?
彼は彼に問いかけた
夜を越える自信はあるのかと

深く暗いステージで
夢を謳歌する男
今夜も転がっていこう
夜性は光る
そして走り出す

10:龍崎ケイト:2019/11/09(土) 18:52

「ありあまる詩」


どこまでも広い草原に佇んで
鼻歌を歌いながら
僕は気付いてしまった
この空間に溢れている幸福に
流れ行く列車は東の憂鬱へ
何気ない太陽は西の快楽へ
運命を抱えながら進んでいるけれど
僕は全てを愛しく想うから

さよなら未来 灰と化して空を舞え
もう走らなくていいよ 早く気付いておくれ
些細な世界に初めて感動を覚えた
くだらない妄想もここでは掻き消されて
いらない未来 誰も期待していない
ただの日常こそが僕らの生命の糧
今日も僕の五感に幸せが響いて
ゆっくりと鼓動が高なり始めるよ

空よ鳥よ雲よ雨よ
静かにこの世界を甘く満たしておくれ
海よ船よ鮭よ藻よ
その止まらない深化を彩っておくれ
街よ人よ愛よ風よ
ただいつまでも元気でいてくれ
君がただ微笑むだけで
僕は幸せになれる

11:龍崎ケイト:2019/11/10(日) 06:59

「冷たい檻」


私は檻の中
今日も私は檻の中
暗く静かな空間で今日も
螺旋状の憂鬱に包まれるの

不安定な社会を生き抜いた私が
負ってしまった傷跡はあまりに切なくて
あなたは私を檻に閉じ込めた
あの頃はただの優しい包容だったのに
思いは加速して 過激な軌道を進んで
いつしか私は何も出来ない
一つの空虚な存在になっていた

あなたが過剰に磨いて活かした優しさは
私への過激すぎる暴力だ
無造作に選ばれた華麗な服は
どこまでも邪道に感じるまま
私の個性を優しく殺さないでよ
私の花が咲けなくなるから
優しい包容は 冷たい檻と化した

私は檻の中
今日も私は檻の中
終焉を知らない暗闇が今日も
夢を潰しては私を苦しめていくの
明日も続いていくの

私は檻の中
今日も私は檻の中…

12:龍崎ケイト:2019/11/10(日) 07:00

「FUCK THE FAKER」


古臭いメロディ 中身の無い歌詞
聴くに堪えなくて反吐が出てしまうぜ
何を目指しているの? 何を意味しているの?
問い掛けても黙殺される始末で
過去の栄光にしがみつく老害は散りな
もう誰からも必要とされないだろうしな
生半可でつまらない歌も歌手もいらない

突然の悲報 不倫して大砲
大衆の蛇は他人の皮を剥がし続けていく
何を求めているの? 何を見つめているの?
もはや軽く考えただけで重症
幾多の情報に踊らされる奴も堕ちな
そんな方法で世界を盛り上げたくない
今宵、俺の本性を解き放ちたい

FUCK THE FAKER
冴え渡る野次はいつしか弾丸となるだろう
そしてその核で世相を燃やせ
FUCK THE FAKER
抗うなら抗え 退くなら退け
何も出来ない奴は刹那に揺れて散れ

FUCK THE FAKER
本物の形だけを刻んでいきたい
笑いたいなら笑えよ 後で潰してやるよ
FUCK THE FAKER
抗うなら抗え 退くなら退け
何も出来ない奴は刹那に揺れて散れ

13:龍崎ケイト:2019/11/10(日) 07:03

「Ah Ah Ah」


君のその密かなる楽園
陽が昇るまでに全て奪い去りたい
僕の気付かない内に この肌は
幽かに確かな快感を求めたがっていた

適当に裁いたら 本能が抑えられて
この夢が朽ち果ててしまいそう
今宵 この部屋で己を舞い上がらせよう
目を閉じて 傷を忘れ 我に誓え

蜜に巻かれた絶頂が罪と罰を甘く溶かす
もう壁なんて怖くない 全て引き裂きたい
ねぇ月が燃える夜に 僕のものになってよ
強く噛み締める快楽
もう戻れない きっとそれでいい

もっと中まで入って… 嘘も誠もかき混ぜて…
近づいては遠ざかる愛の行方に魅せられて…
もっと中まで入って… 脱いで脱ぎ捨てて…
激しく絡みつく素敵な糸に気付いて…

14:龍崎ケイト:2019/11/12(火) 19:42

絶え間なく続く紛争
国旗は引き裂かれ
夢の終わりを強く感じてしまったよ
こんな空しい夜にだけ
馬鹿らしいほどはえる満月に
怒りを覚えても
どうすることも出来なくて

かけがえのない未来のためにと
優しく添えてあげた素敵な花
知らぬ間に枯れていたんだね
また新しい種を種をまこうとしても
大地は荒れ果てて そばに何もなくて
残酷な現実に 僕はただ怯むだけ

ああ 今まで何やってきたんだろう
時間も人脈もいくらでもあったのに
ああ どうしてこんな結末なんだろう
押し寄せてくる後悔の波が
僕を体の芯から壊したのさ
世界最後の夜に

ああ 街も文化も変わってしまったね
追い風なんて吹く気配すらない
ああ あの頃の風景が懐かしすぎるよ
どれだけ願っても もう戻らない過去
そして全ては朽ち果てたのさ
世界最後の夜に

満月に嗤われ 愚かな運命を呪うのさ
世界最後の夜に


「世界最後の夜に」

15:龍崎ケイト:2019/11/12(火) 19:44

五時起きの十一時寝
悲哀・恋愛はそっちのけ
趣味はリズミカルなサバゲー
自分が大好きだぜ
驚くほど非常識で身勝手
それでもメンタルは一人前
無様で厄介な輩なんて
この手でシャットダウンするんで
生きてまっせ 生きてまっせ
何か文句でも? 不満でも?
生きてまっせ 生きてまっせ
こんな俺に新たなる壁をどうぞ

確かな将来に期待
豪快かつ壮大でいたい
タフでラフな野獣に擬態
雑な振り返りはしない
匿名で騒ぐ一匹狼
お門違いな指摘で痛い
エセキャスターの生温い風刺
吐くだけ吐いて消えろ早急に
生きてまっせ 生きてまっせ
何か文句でも? 不満でも?
生きてまっせ 生きてまっせ
その手で止められるのなら気楽にどうぞ


「生きてまっせ」

16:龍崎ケイト:2019/11/12(火) 19:45

今日で何度目なのだろう
去り逝くあなたを想い立ち止まるのは
降り続く雨があまりにも優しすぎて
思わず泣いてしまったよ
ふと緩んだ空気で その反動で
大切な言葉を上手く伝えられたらなぁ

あの日あなたから得た欠片たちは
今もこの胸の中で健やかに生きています
些細な愛も夢も灯も
たとえこの地が何かに呑まれ形を変えても
心に宿すべき存在はただ一つ
もう忘れることはないでしょう
安らかにその全てを抱えてお眠り下さい

変わらない朝日を追い続ける あなたへ


「レクイエム」

17:龍崎ケイト:2019/11/15(金) 19:14

輝いた銃で異を撃ち抜く者たちよ
その精神の果てに何があるの?
何を望んでこの大地を越えているの?
純粋な声は今日も空に消えた

液晶の向こうで叫ぶ子供の群れ
破れかけた服と悲しみに満ちた顔で
踏みにじられた想いを語っている
荒れ果てた大地の向こうで
誰かが待っている
その幸せを掴みたくて 走って
くだらない弾丸に倒れて 夢は散った

雨が上がっても 虹が映えない世界
希望の橋なんか容易く渡れない
そんな現実が目の前にあった

矛と盾を熱心にぶつけながら
何気ない真実に気付かなかった僕らは
誰よりも愚かだったんだ
教えておくれ
どうしてこの大地を歩いていくの?
何のために今を生きているの?
どうして世界は一つにならないの?

見上げれば青い空
どこまでも自由に空は澄んでいた
それだけだった


「青空に告ぐ」

18:龍崎ケイト:2019/11/15(金) 19:14

どう抗ったって変人なんだって
気付いたその時に全ては終わったんだ
殴り書きされた遺書を破り捨て
朝の街角で叫んだ
押し寄せる憂鬱に耐えられない声を

どこをどう責めたって
結局は自分なんだ そういう答えさ
どこで僕は間違えてしまったんだ?
生い立ちの情けなさなんか
振り返る価値すら無くて
何もかもが馬鹿馬鹿しすぎて
不意に込み上げてくる 謎の涙

どうせ僕の声なんか誰にも届かない
神様も仏様も絵空事の最中
誰もから見事に黙殺された姿は
惨めで滑稽でアホの極みだろう
やっぱり現実は辛いね
生き抜くことすら難しいなんて

ああ、つべこべ言わないで
早く飛び降りろよ 自分
そうだね そうだね そうだよね
やっぱり僕は変人だったんだね

…○ね。


「朝、迷走」

19:龍崎ケイト:2019/11/15(金) 19:17

そうもっと印刷して! もっとスキャンして!
そうそうそんな感じで! 今日もカッコイイね♪
欠かせない定期点検 半日ごとの重大作業!
でも全然苦じゃないの あなたのおかげかもね♪

そう旦那は複合機 都内じゃ有名すぎるベテラン
特技は爆速コピー 800枚/mで人類を圧倒!
ルックスもスキルも神 難題なんか秒で解決!
今日の晩ごはんはマゼンタのトナー♪
お風呂出てから抱きしめてあげるね♪
マイダーリン♪

ソテツ「あたしもそのコピー機使いたいなぁ・・・」
私「あんたは観葉植物だからダメ」
ソテツ「ちょっと!そんな差別やめてよね!?」
私「そっちこそ、私の旦那に手を出さないでよ!」
龍崎「そんなことよりさ、皆で記念撮影しない?」
私「あ、龍崎さん!よし、そうしましょうか!」
龍崎「左に奥さん、中央に僕と旦那さんで、
 右にソテツさんという形で撮ろっか(o^―^o)」
ソテツ「龍崎は服がダサすぎるから来なくていい」
龍崎「Σ(゚Д゚;)」
ソテツ「なーんて、冗談だヨットだヨット♪」
龍崎「(^^)」
私「それじゃーいくよー! ねぇあなた、笑って♪」

そう旦那は複合機 世界最強のパーフェクトマシン
同僚も複合機 都外で地道に修行中♪
ちなみにCEは私 観葉植物と何とかやってます♪
てことで本日はおしまい!
でも二人の熱い関係は終わらなーい♪
明日もよろしくね、マイダーリン♪


「旦那は複合機」

20:龍崎ケイト:2019/11/17(日) 09:53

詩投稿をやめます。
愚か者の詩なんて誰も読みたくないですよね。
自分勝手な投稿でご迷惑をおかけして
本当に申し訳ございませんでした。

21:GO:2020/01/01(水) 00:06

目の前の景色 言う間でもない
新しい展開 ここにあるから
ただ手にしたらそこで終わり?
些細な運命が僕を変えていくよ

地平線の彼方 果てしない世界
重ねられた今をムダにしたくない

さぁ誰もが迷ってきた分かれ道
「行こう」と決めたのは誰なんだい?
まだ間に合うから
その手で未来を描いていけ

突然の雨にも風にも負けない
そんな姿を今 ここで見せるから

さぁ誰もが傷ついていく瞬間に
足を踏み入れるのは誰なんだい?
形じゃなくてもいい
かけがえのないものをこの手で…

22:僕は歩く:2020/01/11(土) 15:46

小さな机の上に置かれた
大きな運命のような欠片たち
そんな対偶をなぞるように
僕は長い道を行き走っては疲れた

いつの日か見た朝日を思い出した
この上なく静かに輝いていて
吹き抜ける風をも忘れさせるほど
確かで真っすぐな存在

架けられた橋よりも
この手で架けた橋を渡りたい
僕は目の前しか進まない
いつもと違う生き方でもいいだろう

行こう
誰よりも輝いた意志を連れて

23:大切な灯を:2020/01/11(土) 15:52

灯をともそう
流れゆく時の中で
確かな愛をしっかりと受け止めよう
灯をともそう
もう迷わなくていいから
握りだした手は もう離さないから

白い息が仄かに香る夜
机の上には恋しい晩食の破片
君は誰よりも忙しく生きているね
その腕の傷をひたむきに隠しながら
でも もう苦しまなくてもいいよ
今宵君と同じ世界に浸ろう

目を閉じればすぐに分かるだろう
僕らの揺るぎなき絆が
また輝き始めるね
今は何一つ怖くない

時には一人になりたくなるよ
空に全てを吐き出したくなるよ
それでも君がいる ちゃんといるから
灯をともそう
もう迷わなくていいから
歩き出した僕らに終わりはないから

24:素晴らしき終焉:2020/01/12(日) 15:52

終末の交差点を行き交う人たち
愛と情と何かを握りしめ
今日も先知らずの道を歩いていく
そんな社会の中で僕は
何もかもを誰かに任せ負わせてきて
気が付けば誰よりも滑稽な存在となっていた

素晴らしすぎる末路だ
あまりにも妥当すぎて吹き出してしまいそう
これからどうしていくのだろう 僕って
笑えない臆病者が明日を夢見ているよ
どうせすぐ朽ち果ててしまうのにね

人を苛め殴って殺してルールを破り裂いて
やっと手にした快感も
多忙で深化の絶えない世界の中では
何の役にも立たないし ただの恥だね

 時間を巻き戻して下さい、神様
 過去にずっとしがみ付いていたいのです
 いくらで払いますから
 どうか どうか どうか

素晴らしき末路だ
愚か者に立ち上がる権利なんて無い
僕の情けない望みは叶わないよ
こんな人生なんて 結局は全て偽物
死にたがりの臆病者が
全てを早く終えようとしているよ
さぁ何もかも朽ち果ててしまおう

I hate myself
I hate my world
This is my end
This is my true end

I wad dead...

25:ナイショだよ?:2020/01/12(日) 15:56

今日から定期考査
でも監督になんかなりたくない
押し寄せてくる眠気と生徒たちの苦情に
耐えられずに静かに朽ちてしまいます
だから今すぐ有給休暇取らせて!
職場の皆にはナイショだよ?

担当教科は世界史
だけど全然興味ない ほんとどうでもいい
もしも世界一周を完遂したのなら
スレッドを立ててとにかく自慢して
VIPPERの天才になろうかな・・・
職場の皆にはナイショだよ?

体罰には寛大だよ
ストライキされたって構わない
この学校が思い切り叩かれてもいいよ
私は逃げるだけ 何もしません
事なかれ主義を貫き通しちゃうぞ♪
職場の皆にはナイショだよ?

26:春よ、来るな:2020/01/12(日) 16:00

いつの間にか積み上げられていた課題が
情けない僕を見下して嘲り笑う
そういえば来月で僕らはあの校門を出るね
でも間に合わないよ 何もかもが辛すぎて

春よ来るな
まだ発展途上の最中
合点がゆかないまま
先の道なんか進められないよ
神様、どうか時間を止めて下さい
このままで卒業なんかできない!

友達は恋愛も部活も両立出来ていて
皆から好かれては称えられていた
フィジカルもメンタルも生半可だった僕
これからという時に己の根は萎えた

春よ来るな 春よ来るな 春よ来るな
いつからだよ こんな運命になり始めたのは
春よ来るな 春よ来るな 春よ来るな
もうムリだよ 自立できません・・・

27:perfect loser:2020/01/18(土) 15:36

過ぎ去った不祥事など
今となってはどうでもいい
重い扉を強引に開けて
風が吹き合う世界へ

パーフェクト・ルーザー
いわば敗者
誰かの虚言すらも忘れる勢いで
強く強く吠えよう
でも今は何もしたくない

信頼している人でさえ
悪者だと疑ってしまう
それにしても空は曇りのまま
この先のことなど誰も知らない

パーフェクト・ルーザー
もはや罪者
今更悔やんでも遅いからさ
ただ静かに佇もう
そして何も変わらない

28:風浴び:2020/01/18(土) 15:39

高すぎる理想に悩んでいるのなら
ここへおいでよ
風を浴びて気持ち良くなろうよ

全てを洗い流してくれるよ
清らかで爽やかになれるよ

感情なき風が
ほんのささいな風が
狂おしく静かに僕を包み込む

さぁそのままの姿で
新世界へと僕を導いておくれ

29:ハードビート:2020/01/18(土) 15:46

ああヤバイ 自分の中で何かが起こってる
ああヤバイ 爆発したい 弾けたい

真面目に生きていても報われない
ルールを破りたくても破れない
課題も終わらない 趣味も続かない
知力も体力もない
こんな自分を責め続けたらただの終わり

もうキレイゴトは書きません
そう言ってはまた書かれる負のスパイラル
でも 今を楽しめたならいいんじゃない?
人生にルールなんて元からないけど?

絡み絡まって面白くなるのがライフ
どう転んだって きっと楽しいはず
ハードビート 毎日は忙しいけれどハッピー
そんな人間になりたいな

ああヤバイ 自分の中で何かが起こってる
ああヤバイ 爆発したい 弾けたい

30:My true end:2020/01/19(日) 16:24

I just killed another myself
So dry and more cry
Where is my perfectly death place?
Please call me and help me
Please call me and kill me

My life was so bad
I was a solider who was dirty
Killing anything for myself
Burning anything for me

So I got bad money
So dry and more cry

Let’s take me to hell
I want to die for anything
Hurry up! Hurry up! Hurry up!
I hate heaven's end
I want to dive to the hell
This is my true end
This is my true bad's end・・・

31:I:2020/01/19(日) 16:31

何がしたいの? 何を得たいの?
変わりたいの? 変わらないの?

皆から認められたくて自分を美化しました
真面目だと思われるようそれなりの演技をします
でもやがて襤褸が出て皆を裏切ってしまいます
そのたびに「早く〇にたいなぁ」と思います
今日も周りから嫌われるI
何もできないのに プライドだけはやたら高い
ずっと孤独で厄介なI
でも皆と関わりたくない 一人でいい

何がしたいの? 何を得たいの?
変わりたいの? 変わらないの?

信頼している友人をたまに見下します
楽に生きていたいから行事には参加しません
家に帰れば自由な大海原が待っています
予定は決めた後すぐ崩します 崩されます
今日も性格を変えられないI
適当なことで時間を満たしてる
オンリーワンこそ至高なI
怠けた歌でも聴きながら寝ましょうか

本当は好きなんだ「嫌い」
本当は嫌なんだ「いいよ」
僕だけ浮いてる ずっと浮いてる
都合のいい妄想に浸って
今日が瞬く間に過ぎ去っていく・・・

何がしたいの? 何を得たいの?
変わりたいの? 変わらないの?

夢も希望も楽しみもないI
僕は愚か者だ 〇〇〇なんだ
言い訳なら朝飯前のI
そして何も変わらない自分を呪う
やる気も活力も運命もないI
もう何もかもが面倒だ 平和に過ごしていたい
それでも有頂天になりたいI
だからお願い 僕を幸せにして

〇にたい。

32:バスを待ちながら:2020/01/19(日) 16:33

バスを待ちながら
何気なくさわる携帯電話
憶に吸い込まれていきそうで
ああ苦しい でも楽しい

バスを待ちながら
相変わらずしてしまう妄想
もう誰にも止められないよ
ああ苦しい でも楽しい

バスを待ちながら
見回す 彩りであふれた街並み
もはや時代など関係ないのさ
ああ和やか そして楽しい

バスを待ちながら
ふと振り返る自分の姿
この僕を何が包んでいるのだろう
そう思った刹那
君が現れたんだ

33:嫉花繚乱:2020/01/22(水) 19:25

ウザい ウザい ウザい ウザい
ウザい ウザい ウザい ウザい
苛立ちの花びらが舞い散る

どうせすぐ飽きるんだろう
どうせすぐ投げ捨てるんだろう
ああ一人になりたい 自由を謳っていたい
なのに自分から怖がるのはなぜ?

ウザい ウザい ウザい ウザい
ウザい ウザい ウザい ウザい
苛立ちの花びらが舞い散る

どうせすぐ逃げるんだろう
どうせすぐ自◯するんだろう
ああ 孤独を貫き通した果てには
何も無いのが現実なんだろうな

ウザい ウザい ウザい ウザい
ウザい ウザい ウザい ウザい
苛立ちの花びらは舞い続けて…

34:BEAST:2020/01/22(水) 19:32

荒れ果てた道を歩いて ふと思う
「自分は変われるんじゃないか? 変わろうか?」
水不足。それも天気が起こしたように
人は気付かずに何かを傷つけてる存在なんでしょ
現代社会はサバイバルだから。

全てを脱ぎ捨てるよ 嘘とかも全部
獣になってみよう 己を超えてみたい
今から走りだすよ 長き道真っ直ぐ
獣になってみよう 視線はもう外さない
全てを斬り◯すよ いらないなら捨てるよ
獣になってみよう そうしよう これから懸命志望

身にしみる熱 弾け飛ぶ汗
終わらない日々 気にしないヒビ
この道を歩けば後はオレ次第
これからも来世も ずっとオレ次第

35:コーヒーどうぞ:2020/01/24(金) 19:48

コーヒーどうぞ 今君に伝えても
聞いてくれない 退屈な午後
コーヒーどうぞ 今君に差し出して
感じさせよう この暖かな空気を

空に向かって彼は呟いた
「何がしたいの?」「何が欲しいの?」
一つの螺旋のような先知らずな悩みに
今日こそとどめをさしておきましょう。

コーヒーどうぞ 今君に伝えよう
たまにはほら ゆっくり休んでみたら?

三日月が映えたとある夜空も
キレイだね この手で掴んでいたい
空と共に今日を生き抜いてきた私にも
いつものようにコーヒーをあげましょう。

コーヒーどうぞ 今私に届いた
そしたらまた 明日もよろしくね
そしたらまた 明日もよろしくね。

36:Finally:2020/01/31(金) 22:06

そうやって逃げていないで
僕に全てを伝えてよ
目の前の崖に見とれていないで
正しい真実を早く伝えてよ
僕の気付かない内に
あの太陽は沈んでしまったようだ
遅すぎた闇との出会いを
呪いながら 悔やみながら
君の手を握るよ

近づいては遠ざかる理想
その最中を引き裂く現実
今だけはこの矛も盾も
静かに衝突してはいられない
ああ 君は何故に
孤独をそのまま貫いて
一人で全てを終えたがる?
もっと吐き出してよ 心情を

憂いの風が木々を揺らして
哀しみをゆっくりと伝える
ああ 届かなくて切ないよ
見上げた先には汚れた抜殻
触れてもただ辛いだけさ
溢れ出る悲しみを止める者は
誰もいない きっといないだろう
ああ…

37:ゆかり:2020/02/15(土) 12:13

うぇ


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