私は趣味で小説を書くのが好きなのですが、一人称と三人称、どちらの書き方が自分に適しているのか未だにわかりません。
そこで、皆さんに見きわめてもらおうと思い、このスレをたてました。
方法ですが、私が同じ場面を一人称と三人称で書きます。それを見て直感的に「いい」と思った方を書き込んでください。もしよろしければ、アドバイスや「いい」と思った理由なども一緒に書き込んでくだされば幸いです。
と言えど、私は所詮素人。物書きは個人的な趣味ですので、文法的におかしなところはたくさんあると思います。ですが、「文法的に三人称はおかしかったから一人称にした」はどちらが私に向いているかではなく、知識的な問題です。ですから、それは無しにして、報告をお願いします。
場面は……安価でもいいですか?(1時間して来なければダメとしてとらえ、自分で場面を考えて書きだします)
では書かせていただきます。
場面 朝の自室
一人称
朝とはなんと気だるいものなのか。
のそのそとベットから出るものの、瞼が「まだ起きたくない」と駄々をこねているようで、瞼が必要以上開かない。私だって寝させてあげたいのは山々だが、生憎、目を閉じたままでは起きたとは言えないのだ。その為、瞼には朝一番に起きてもらわないと困る。
なにか目覚めがよくなる方法はないものか。
私はため息をついてから、仕方なく洗顔場へ向かった。
一月四日、まだ春から遠い冬の今日。未だ水は冷たい。
三人称
朝は何故こうにも気だるいのだろうかと春は思う。
冬になると、毎日まだ覚醒しきっていない体を動かして、暖かいベットから極寒の外へ出るのは、至難の技だ。寝ることが好きで寒さに弱い春は特にである。
しかし、早起きは三文の徳とも言うし、例え徳はなくても損はなかろう。と、なにか目覚めがよくなる方法を試行錯誤してみるものの、上手くいかない。
春はため息をつき、一先ず確実に目覚める方法を実行することにした。重い足取りで洗面所へと向かう。
冬の朝一番。蛇口からひねり出された水は冷たかった。