第二話〜妖怪達とのんびり散歩〜
私は、シューリと、ジュヤと、リトと、カヤちゃんと外に出る。
意外に暖かいね。
この零村は、妖怪と共存している。
だから、妖怪達と散歩してても、気にとまらない。
「公園行こうよ〜!」
カヤちゃんが、私の手を握る。
「分かったから、走らないで!転ぶ…」
ズコッ!
言い切る前に、カヤちゃんは、転んでしまった。
「ウウウウ…。」
あっ!
「ウワアーン!」
カヤちゃんが、泣いてしまった!
シューリが、来て、
「亜乃、先行きなよ。すぐ行くからさ。」
「うん、よろしくね。」
私は、カヤちゃんをシューリに任せ、ジュヤとリトと、公園に行くことにした。
公園には、誰もいない。
ブランコしよっかな〜??
「ジュヤ達は何するの?」
ジュヤは、
「オレは、何も。此処、ガキっぽいし。」
とか言いつつも、シーソーに座ってる。
リトも、シーソーに座る。
「亜乃〜、カヤもブランコするっ!」
立ち直り早いね!
私は、カヤちゃんとブランコで遊び、シューリは、皆を見守る。
こうして、私達は夕暮れになるまで、遊んだのだった。