歌詞 書き

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1:秋桜:2014/01/31(金) 20:44 ID:qVo

こんにちは。秋桜です。
歌詞を書きたくなったので書きます。

・荒らしは来ないでください
・他の方が書いてもokです。
・たまに歌詞クイズ書きます。
・思いついたら書くだけですので、書かないときあります。

以上ですね。たまにテンション高くなりますが
そこはスル―してください。

それでは、よろしくお願いします。

386:あき◆Hg あ。:2018/12/24(月) 19:02




笑ってる子供の声に
願ってる夢見がち少女
今日が最後の雪の日になる
それだけで特別だと思うなんて

マッチの火が明るく光る
甘いお菓子に飾られた蝋燭
昨日はヒーローの誕生日
なのにそれが悲しくて もう

*最後の1粒の雪が降った
眠れない夜がずっと来なくても
今は幸福だけを見ていよう
涙が既に凍ってしまっても

心からのおめでとうを贈ろう
そして花束でも送ろう
明日になれば全部嘘だとかそんなもの
信じたくはないから*

「僕はその時、久しぶりに誰かの笑顔を見た」
「雪とともに消えていく煙草の煙に」
「交わされた手と手」
「誰も彼もが仲間だった」
「二度と訪れることはないと知っていても」
「それが僕の最後の冬でも」
「それは」
「僕にとって」
「僕らにとって」
「奇跡となる」

赤く染まる花を踏み潰しても
何も感じないと偽っていて
頭が吹き飛んだカーキー色の誰かの
顔が忘れられない

「見返してやろうぜ」って笑ったあの日が
今では憎たらしいなんて
そんなの馬鹿げてるじゃないか
そんなの悲しいじゃないか

*少し寒い雪の上空を見上げても
誰も変わらない日が続くと知っていた
だからだけど今は今だけ
幸福だけ見ていてよ
涙が既に凍っていたって

流れ出した賛美歌の音も
今じゃただの我楽多なら
何に助けを求めればいの
何もかも消えてしまう未来が待つ
こんな場所で

答えてよ


最後の雪が降った
戦場のメリークリスマス



久しぶりに上げます。

387:あき◆Hg あ。:2019/01/01(火) 00:07




優しい世界

母から貰った手紙を 握りしめて立っている
砂利道の向こうに 待人はいるのか
分からないまま進む夜明け

タクシーに揺られて 目指す仮終着点
せめてもっとお金があれば
うんと遠くへ行けたのに
唯一手にある携帯電話の受信リスト
覚えてるのは僕だけ どうせいつも僕だけ
流れる冬の夜 聴こえる悪い知らせ
「丁度この辺りで 殺人があったそうな」

*優しい世界で一番優しくなれたら
今まで僕をいじめていた奴も
布団の外聞こえていた怒鳴り声も
まとめて許して笑えていたはずなのに

見つめ合う顔が 同じ鏡の向こうで
どれくらい自分は社交的で
その場を明るく照らせているのだろう
夢にすらならない夢を毎日観るよ

そしていつの間にか朝が来て
変わらない人生を送れている
それがこの世界ではもう
幸せなのに 幸せなのに*

放り出された場所 財布は既に空っぽ
有限を知らない振りして
バカを演じて生きている
初めて見つめた貴方の目が恐ろしくなって
嫌な話をしている得意げで話している
暗闇で立ってる顔の見えない誰か
「 平気そうな顔でよくもそんな笑えるな」

*優しい世界で 一番優しくなれたら
今まで僕をいじめていた奴も
布団の外聞こえていた怒鳴り声も
まとめて許して笑えていたはずなのに

苦しんだ胸が 他人と分かり合えたって
どれくらいの人と信じ合えて
晴れた空を見ることが出来るだろうか
そんな曖昧な感情を胸にだいて

そしてまた夢は覚めてしまう
それでも僕ら今日を過ごしている
それがこの世界ではもう
幸せなのに 幸せなのに*

綺麗事だけを並べていたら
虚しくなると知っていた
ぶつかっているその体温に
気付けば打ちのめされていて
砂利道動けない僕がいる

ならばせめて
せめて言葉だけでも
僕を励ましてくれたっていいだろ?
そんな言葉を並べてもいいだろう?

似たもの同士の自虐の歌を
似て非なるもののラブソングへ
ずっとずっと会いたかった
優しい誰かの歌を

*優しい世界で一番優しくなれたら
そんなことばかりを考えていて
肝心なもんは全て置いてしまった
そんな僕が優しくなれるわけないだろ

見つめ合う顔が忘れられないなんて
どれほど自分は身勝手なやつで
腐った世界が好きなんだろうか

そしていつの間にか朝が来て
変わらない人生が送れている
それがこの世界ではもう
幸せなのに
幸せだったはずなのに

現実を見ろよ
そこまで迫っている
愛を知らないなんて嘘つくなよ
まだ立ち止まるべきじゃない*

母から貰った手紙を 握りしめて歩いてる
砂利道の中には 待人はいるのか
分からないまま進む夜明け
分からなくとも進む夜明け



スレはじめて5年経とうとしてることが恐ろしい。

388:あき◆Hg hoge:2019/02/20(水) 22:06



地面は冷たいって
元々知ってた
けどずっとどこか
遠い遠い場所を見つめてる
成り代わるなんて
簡単なことだけれど
どうしようもないくらい虚しいのは
何故なんだろう
泣いていた君の言葉が今頃
胸に染み付いて何度擦っても
消えようとしない

夢があると笑った貴方と
近すぎた君が背を向ける
色が変わった信号が
点滅をし続ける
それがきっと僕と君の存在意義だ
なれない生活で君を思い出す度
自分自身に嘘をつき続けるのは
いい加減もう疲れたよ

ずっと忘れないよ
指切りすらしなくとも
僕と君は一心同体
言わなくても分かるだろう?
色褪せない景色に腕を引かれても
もう僕には誰も救うことは出来ない
なあそうだろう?
病室個室眠ったままの君に
最後の嘘をついた
救えないと知ってても

例えそれが君を裏切ることになっても
例えそれが誰も救えないとしても

389:あき◆Hg hoge:2019/03/11(月) 23:05




冷たい窓枠から手を出して
見つめた真っ黒いキャンバスの中
空には輝く沢山の星
ああ、僕ら馬鹿になったみたい


流れ着いた
「そこのけ邪魔だ」と騒ぎ立てる
不愉快な
バックミュージックが鳴り響いた
奇っ怪な
黒い渦にのまれるように
地べたを這いつくばる ばる ばる

耳を塞いだ
聞こえないように
目を逸らしたくても逸らせない
阿吽の呼吸
「狼が来たぞ!」
叫ぶ羊飼いの
言葉が頭から離れないのは
何故?

*ゆらゆら揺れて泡となれ
明日二度と出会えないとしても
この空から見守っていると
信じて疑わない幼心
駆け出した夢の欠片を拾って
鳴り響いたサイレンが
足を早める
「どうして」
そう泣き崩れた彼女の
心臓はガラスの破片だらけ*

もっともっと上まで
何とか辿り着かなければ
いるものも全て
いらんもの全て
置いてきてしまったとしても
誰かがいれば
あなたがいれば
消えない記憶がどこかにあるから

窓から冷たい風が吹いてる
皮肉にも空は美しい星空
聞こえない声に
声を枯らして叫んでも
どうにもこうにも
絡まらない糸を
どうにかこうにか
結んで欲しくて

そして

*ゆるゆら揺れて泡となれ
いつか後悔が訪ねてきても
この空から見守っていると
そんなはずねえと泣いたあの夜を
駆け出した夢の欠片を拾って
精一杯の記憶を
落としたりなんてするものか

手を伸ばして
見つけた瓦礫に
置いてかれた傷を
どうかどうか私が
死ぬまでそばに居るから
僕らもう馬鹿者同士だな*

390:あき◆Hg あ。:2019/03/23(土) 23:47




当然のように、
前を向く。
知ったような口を、
披露する。
きっと、
届かない背丈も
抱きしめる肩も
いつか、いつか、
墓場で全て埋められる。

色が変わっていく。
それに同化する。
私は、「私は、
人を殺めました。」
どれだけ足しても
なり得ない。
いつの間にか黒になる。
そんなキャンバスの上
首を絞め合った。

*憂鬱な色に染まる
幸福な私を、
貴女は
きっと殺したくて
しょうがない。
レンズ越し、見える景色。
はっきりと
デッサンされた、
色が青く、
赤く、
苦しんで
もがいてる。*

曖昧が全て、
常識となった。
「私がどこか、可笑しいとでも?」
あの日、思い出せなくて。
無くて、壊れた電子音。
見えている、
はずの、物が、
全て、嘘だとわらうの。

*憂鬱な色に染まる
幸福な私を、
貴女は
きっと殺したくて
しょうがない。
レンズ越し、見える景色。
はっきりと
デッサンされた、
色が青く、
赤く、
苦しんで
もがいてる。

同化して
しょうがない。*

391:あき◆Hg:2019/07/25(木) 22:33



気が付けば誰かが声を枯らしていた。
何もないけど、大切だったと。
昔から馬鹿をやってた友人には
まだ何も、伝えられてはいない。

難しそうな顔をして、睨みつけてる
そんな私が昨夜、死んでいたらしい。
刻まれる言葉にまだ、抗えず
私は必死に抱きしめていた。

風が笑って、昼が怒って、街が泣いて、優雅に踊る
そんな話がどこかで、聞こえていたと

声が過ぎ去って、気が滅入って、静かに朽ち果てても
ここに私は確かに存在したのだと。
泣いて、泣いて、泣きわめいて声が裏返っても
それらが誰かを蝕むわけじゃない。

泣いて、泣いて、その全てで救われるのなら
もう一度あなたと微笑み合うから。
縋って、転んで、間違えて痛んだ傷口を
恥ずかしいものになどさせはしないから。

ずっと、ずっと、輝きを持った誰かが
離れずに瞼にそっと触れるでしょう。


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